登山(南アルプス)

ついでに鳥森山

まだ早い時間でしたので登ってみることにしました。

2017081171

雨でも降りそうな雰囲気だったので、サブザックにペットボトルと雨具とカメラを入れて椹島ロッジを出発。すぐに鳥森山の入口があります。

2017081172

案内板があって目安になります。最初は比較的良い道でしたが、先に行くと少し歩きにくい所もあります。でも、このあたりに来る人なら、しっかりした登山靴で来るでしょうし、問題ないでしょう。

2017081173

途中で道が別れ、ここは牛首方面との合流点。帰りはそちらに向かってみることにしましょう。

2017081174

なかなかこの登山道、巨樹が多いようです。

2017081175

斜めっている木がミズナラの木。幹周350cmという札が付いていました。

2017081176

こちらもミズナラ。こちらは幹周340cm。

2017081177

かなりしっかり登らされます。午後の上に日差しが戻ってしまって、やっぱり蒸し暑いです。上部は踏み跡っぽい所もあるので、地図は持ちましょう。

三種の針樹と書かれた案内板の付く三本の木。ウラジロモミ、ツガ、ヒメコマツの木だそうです。三種類の木がこんなに寄り添って立っているのは確かに珍しいですね。

2017081178

ようやくの事で暑い山頂に到着。休憩舎があるので日影があって助かります。
あまり期待はしていませんでしたが、やはり赤石岳、聖岳も雲の中でした。

2017081179

帰りかけたら、右上に山頂表示があり、横には三角点もありました。
下り始めると右側に笊ヶ岳が見える場所もあります。(もちろんこの時は見えませんでしたが。)

2017081180

さきほどの分岐から左へ進むとあまり歩かれていない道。そちらに入るのは山慣れた人の方がいいでしょう。鉄塔を過ぎると下りになりますが、草が多い道でした。鉄塔巡視路を登山道にしているようです。ようやく分岐に下ると、左に牛首の表示。先に見える山かと椹島に下りかけましたが、やはり行ってみたくなり、牛首に向かうことにしました。

2017081181

しかし、飛び出たのは、なんと林道。聖沢登山口に歩くときに通った所でした。
後で地図を見たら、確かに林道に牛首峠という表示が書かれていますね。

2017081182

道を戻って椹島へ下ります。サワグルミの木だそうです。これもなかなか大きいもの。

この日はのんびりロッジで宿泊。お風呂も入り、前回同様、美味しい食事でした。でも、予想外に人が少なかったせいか、ちょっと寂しい感じもしました。

2017081183

次の日もそんなに天気はよく無さそうな雰囲気。
のんびりとコーヒーを入れてずっと持ち歩いてきた残りのパンで朝食。
帰るだけというのは、やはり退屈なものですね。

2017081184

前回同様、二番バスに乗り、今回も白樺荘まで歩いて入浴。

2015年のレポはこちら。

2017081185

再び歩いて畑薙ダムの堰堤まで戻りました。いつものように静鉄ジャストラインのバスで静岡駅に出ました。

駅近くの居酒屋で一人打ち上げ。でも、その後、電車に乗っていたら、猛烈にお腹を壊しました。

百間洞の沢水が当たったにしては遅すぎるし、やはり登り返す途中、駐車場近くの沢水が出ていた所でたっぷりと冷たい水をお腹一杯に飲んだのが悪かったのでしょうね。2日間くらい、お腹を壊したままでした。トホホ。(T_T)

でも、今回の山行でようやく北岳、甲斐駒ヶ岳から光岳までの稜線が完全に繋がりました。
やはり南アルプスは奥深いですね。まだまだ楽しみたいと思います。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

聖岳から赤石岳 その4

その3からの続きです。

2017081151

3日目も5時過ぎに出発。でも、みなさん早くて、すでに出遅れてます。まあ、今日はどちらかというと下りがメイン。

2017081152

朝一の登りはきついけど、涼しいので、ぐんぐん登って、あっけなく百間平。
聖岳もガスの中でした。

2017081153

荒川岳の向こうに見える特徴的な山は、やはり塩見岳でしょうね。

2017081154

ガスの中の登り。太陽が登り、ちょっとドラマの冒頭みたいな写真が撮れました。

2017081155

赤石岳に取り付くとガスがさっと上がり、おっ、これはとちょっと期待させてくれます。

2017081156

でも長い登り、ようやくの事で稜線らしき所に出て、先へ行くとチシマギキョウが鈴なりに咲いていました。

2017081157

赤石岳避難小屋まで来ると、やっぱりガスガス。

2017081158

少し山頂で待って見ましたが、やっぱり晴れることはなさそうでした。

2017081159

急な道を下り、東尾根の分岐。これで稜線とはお別れです。

2017081160

下っていくとお花がたくさん。イブキジャコウソウも相変わらずの良い香りでした。

2017081161

トラバース道は桟道が多く、歩きにくい道。以前も荒川岳の方から来て、ひどく疲れた覚えがありましたが、やっぱり細かいアップダウンが多くて疲れました。だいぶ進むと冬ルートが別れていました。

2017081162

ようやくの事で富士見平。晴れていれば、富士まで見えるというこの場所、せめて赤石岳でもと思いましたが、ガスでした。

2017081163

さらに樹林の中を下ると赤石小屋。ぽつぽつと細かい雨が落ちてきました。

2017081164

でも、すぐに止んでしまったようでした。やはり下る道は長い道で疲れます。

2017081165

今回も樺段がどこか分からないうちに下り、気づくと椹島まで2/5の標識のある広場。
そういえば、前にここを下った時もここで休憩したなと懐かしく思いました。

2017081166

急降下の道が続き、ようやくの事で鉄梯子を下れば、登山道終了。

2017081167

椹島に到着。今日はここに夕食付きで泊まります。まだ13時でした。

長くてすみませんが、まだ続きます。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

聖岳から赤石岳 その3

続きです。

2017081126

せっかくなので、ハイマツ漕いで三角点に行ってみようと思ったら、何やら人だかり。
近づくとなんと雷鳥が。親子四羽いましたが、そのうちの子二羽が人がいるので、興味があるのか動きません。写真を随分撮ってしまいました。
でも、雷鳥に会うということは、雨に降られるのかなぁ。

2017081127

ハイマツ漕いで三角点に到着。別にわざわざ来るほどの所でもないんですけどね。

2017081128

デポしたザックを再び持って縦走を続けます。緩やかに見えるけど、それなりに登らされます。小兎岳はもういくつか先のピークです。

2017081129

小兎岳は、すっかりガスの中。

2017081130

先には形の良い山。まだ登らされるのかぁ。

2017081131

途中には色の濃いめのハクサンフウロ。

2017081132

ようやくの事で中盛丸山。なかなかきついです。

2017081133

先へ行くと、百間洞への近道が。でも、まだ時間も早かったし、大沢岳に行かない理由が見当たりません。ということで直進。

2017081134

なんか分岐があるな、と思ったら、しらびそ峠方面への分岐。でも、林道が崩壊しているようで、今は使う人もいないと思われる道のようですね。

2017081135

やっぱり登り。

2017081136

思ったほどは辛くはなく、静かな大沢岳。きれいな三角点がありました。

2017081137

先へ降りていくと、また大きな山。また登るの?と思ったら、登らずに右手を巻きながら下ります。

2017081138

遥か下にテン場!それに向かって下っていきますが、大きな岩ゴロの道はとても下りにくい道で疲れました。その上、標高を下げたせいか日差しもあって暑いこと。

2017081139

沢に出たので触ってみたら、キンキンに冷えたつめたい水。たっぷり飲んじゃいました。
でも、後で小屋で「沢水は汚染されているので飲まないように。」と言われてしまいました。
うーむ、やっちまったなぁ。。。

2017081140

テン場と小屋は結構離れてます。テン場に番号が振られていたので、近くにいた人に聞くと指定制ですとのこと。とりあえず重いザックも持って小屋まで行き、受付。水は小屋で汲むように言われたので、たっぷりと汲んでおきます。でも、残念ながらそれほど美味しい水ではなかったようです。

2017081141

テントを指定された所に張って、まったり。することもないので、本を読んだりしていたら、なぜかテントに蝶が。ベニヒカゲでしょうかね。
でも、少し経ったら、急にサー、という音が近づいて突然雨が降り出しました。
一時は結構強く降り、やっぱり雷鳥に会ったせいのようでした。
夜半には雨は上がったようでした。

続く。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

聖岳から赤石岳 その2

続きです。

2017081112

5時頃には出発。まだ薄暗い中を歩き出しました。山に入る前に見た天気予報では、雨予報だったこの日、とりあえずガスはないけど、果たしてどうなることやら。

2017081113

おお、聖岳がきれいに見えています。

2017081114

上河内岳への道を分岐。そちらへ歩いたのも、もう随分前の事。

2017081115

やはり雲海を見るのはいい感じですね。

2017081116

体は快調、ぐんぐん登って小聖岳。やはり聖岳はでかいですね。

2017081117

ひたすら頑張り、聖岳に到着。素晴らしい青空に吃驚。

2017081118

赤石岳やその向こうの山々も見え、今年の夏山では自分は一番の展望に会えました。
これだから山は止められないなぁ。(^^)

2017081119

これから歩く稜線も一筋縄ではいかなさそうですね。

2017081120

兎岳に向かって下っていくと、お花が多い感じ。兎岳だけにウサギギクの群落。ヨツバシオガマも見えますね。

2017081121

ホントに随分下ってしまいます。兎岳の登り返しがきつそうだなぁ。

2017081122

途中の岩場にはタカネビランジがよく咲いていました。でも、ほとんどは遠い所や崖の所なんで、なかなか撮影は難しかったですよ。

2017081123

岩場付近には、ビランジ、マツムシソウなどなどのお花がたくさん咲いていました。
2017081124

兎岳避難小屋の表示があり、その先もまだ道が続いています。遠くから見るのと近くへ行くのとでは随分見え方が違いますね。

2017081125

すっかりガスってしまった兎岳に到着。

その3へ続く。


| | コメント (2) | トラックバック (0)

聖岳から赤石岳

今年のメインイベント、8/11~の夏山縦走は南アルプスへ。

2017081101

初めて夜行バスで畑薙ダムに入りました。しかし、都内で事故などがあって高速は大渋滞。バスは遅れに遅れて、早朝到着予定がなんと8時着。自分の乗った便は4台目だったか5台目だったみたいだけど、その中で一番早く着いたみたいで、前の便は到着していなかった模様。

それでも、まだなんとか聖平まで行けそうな時間。やきもきしたけど、臨時便も出してくれて10時に椹島を出発できました。これならなんとか行けそうです。

2017081102

早朝の畑薙行きの便を除き、途中で送迎バスは下ろしてくれないので、南アルプス林道を歩き、ようやく聖沢登山口に到着。

2017081103

さすがに登ると暑い。降りてくる人に会いながら登っていくと出合所小屋跡。昔は小屋の跡が残っていたけど、今は何もなくなっていました。先の沢で水を補給。北アルプスと違って、南アルプスの水は沢水であっても旨いですねぇ。(^^)

2017081104

トラバース気味の道を歩いていきます。細い道で歩きにくい所や桟道なども出てくるけど、たいしたことはなく、聖沢吊橋。

2017081105

ようやく登っている人達に追いつき、パスしていきます。

2017081106

やはり天気が悪くなってきました。ガスと樹林の合間から対岸に滝。

2017081107

途中にナデシコさん。

2017081108

随分歩いて、そろそろ小屋近いんじゃないの、と思ったら80分の表示。うわー、まだそんなにあるの!?(^^;

2017081109

途中には遭難碑。聖沢がよく見えましたが、先の山はガスの中。

2017081110

オトギリソウがちらほら。

2017081111

ガスガスの中を歩き、聖平に到着。テントを張ります。テントを張って落ち着いていたら雨が降り出しました。やっぱり今年の天気だなぁ。。。

続く。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

大柳川渓谷

相変わらずの遅レポですみませんが、7/23は大柳川渓谷へ。

2017072301

鰍沢口駅で下車するのは初めて。予想より小さな駅でした。しばらく待ちになりました。

ここから富士川町が運行するホリデーバス(土日祝日運行)の9:05発十谷入口行きに乗ります。本数が一日三本と少ないので、必ず時刻表を確認する必要があります。

2017072302

バスは自分一人を乗せて終点の十谷入口に着きます。ここは大柳川渓流公園の入口でした。ちなみに片道200円という太っ腹料金です。

2017072303

右手の少し先に十谷入口のバス停があります。でも、ここはデマンドバスの乗降場なので、ホリデーパスはここまで来ませんので注意。

2017072304

十谷渓流公園に入ってみましたが、人もおらず、あまり面白みもない公園でした。渓谷に向かうとようやく子供連れのグループがたくさんやってきました。バーベキューなどができるようです。
駐車場の先へ行くと、渓谷の遊歩道が始まります。

2017072305

渓谷を楽しみながら進みます。竜神橋は途中にテラスがあります。吊橋なので揺れます。

2017072306

蒸し暑い日で、天気も悪かったのですが、やはり渓谷沿いは楽しい感じ。

2017072307

途中で天淵ノ滝の滝つぼへの道を分岐しますが、通行止になっています。写真の岩に見える石段が滝つぼに行けた道の名残でしょう。左上に見える手すりのある道は、今歩ける歩道です。

2017072308

天淵の滝はなかなかの滝。

2017072309

ちょっと登らされて、左にチャレンジコースと書かれた五段の滝方面への道が分岐しますので、そちらに向かいます。

2017072310

蒸し暑さで汗かきまくり、登っていくとようやく分岐があり、右に行くと穴観音滝とまぼろしの滝の観瀑台に着きました。

2017072311

しかし、この時期はほとんど木の葉で見えません。正面がまぼろしの滝、右上が穴観音滝でしょうかね。

2017072312

分岐に戻り、五段の滝に行ってみます。中段あたりに出ましたが、この日はまだ7月で雨がたくさん降る前。なので、水量が非常に少なく、あまり面白みがありませんでした。

2017072313

往路を下って、涼みの滝を目指しました。真ん中にちらりと見えるのが涼みの滝。

2017072314

残念ながら崩落のため、進入禁止になっています。自己責任で沢沿いを通行しようかとも思いましたが、止めました。

2017072315

往路を下って、のんびりコースの方に進みます。小滝を見て、竜馬淵はドボンと飛び込みたくなる感じ。

2017072316

観音滝は上から見る感じなので、今ひとつ。雨がパラパラと降りましたが、すぐに止みました。

2017072318

十谷荘の近くで林道に上がるとヤマユリが咲いていました。

楽しい渓谷散歩でした。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

間ノ岳から北岳 その3

その2からの続きです。

2017071528

最終日はやはり天気が悪いようです。さっさと下山にしましょう。
テントを撤収すると弱い雨が降り出しました。

2017071529

最後の日だから、そんなに登ってくる人はいないかと思ったら、結構人に会いました。
広河原山荘に着けば、もう終わりです。

2017071530

2番バスに乗ることにしたので、時間が余りました。
橋の見えるベンチに座ってコーヒーを入れてのんびり。日差しがあまりないのと風が少しあり、それほど暑くはありませんでした。

この日はちょっと軽すぎたかなという感じで終了でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

間ノ岳から北岳 その2

続きです。

2017071511

5時過ぎには両俣小屋を出発します。

2017071512

まずは野呂川越へ登ります。ちょっときつい登りだけれど、体は快調、意外に早く登れました。

2017071513

ひたすら尾根を登っていくと、ようやく森林限界を越えます。先にはこれから登っていく尾根が見えますが、結構遠いね。

2017071514

ひたすら頑張り、ようやくたどり着いた分岐からわずかに右に登ると三峰岳。ケルンが大きいです。

2017071516

向こうには熊ノ平小屋、長い尾根、その向こうには懐かしい塩見岳。さらに向こうは荒川三山かな。

2017071515

農鳥岳は結構近い。富士も少し左に見えています。

2017071517

間ノ岳に向かいます。近いけれど、意外にきついです。

2017071519

久しぶりの間ノ岳。なんかもうどんよりしてしまいました。

2017071518

ケルンの向こうに富士山。

2017071520

北岳は遠いなぁ。結構、雪渓が残っていました。

2017071521

風が強くなって寒くなってきました。ハクサンイチゲの大群落には吃驚。

2017071522

さすがに重荷がしんどくなってきました。北岳山荘には降りず、上で休みました。

2017071523

北岳の登りはもうへろへろ。それでも頑張り、ようやくの北岳山頂では座り込んでしまいました。

2017071524

北岳肩の小屋は泊まったことがないので、テント張ろうかとも思いましたが、天気悪そうなので、もう少し降りることにしました。

2017071525

今回も小太郎山は割愛。

2017071526

キンポウゲの群落はこれでもかと咲いていました。

2017071527

随分と久しぶりの白根御池小屋。最近、建て直されたらしく、とてもきれいな小屋でした。
この日はここでテントを張りました。夕方には雨が降り出しました。

続く。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

間ノ岳から北岳

夏山縦走も終わって、ほっと一息。かなり疲れました。
そっちを先にアップしたい気分ですが、まだログは7月の山行記録です。
7月の三連休は間ノ岳から北岳へ行きました。

2017071501

甲府駅から9時のバスに乗ろうと思ったら、やっぱり三連休ですごい行列。
とても乗れるはずもなく、立ち乗りは勘弁なので、10時のバスで入りました。
やっぱりこれも人が多く、到着が遅れましたけど、北沢峠行きのバスには接続していて、なんとか乗れました。
でも昼食を取る暇もなく、ようやく13時前に野呂川出合に到着。
まずは昼食を取って腹ごしらえ。

2017071502

久しぶりに両俣に向かって長い林道歩き。天気は良かったはずですけど、だんだん雲が多くなってきました。さすがに深山、少し涼しい感じ。

2017071503

調子も良く、どんどん歩いて、両俣小屋まで1Kmの表示。普通15min、遅い30minとあったけど、自分は20分かかりましたよ。15分はかなりきついのでは。

2017071504

さすがに沢沿いを歩くと涼しい。でも湿気が多いので微妙。

2017071505

両俣小屋でテントを張りました。

2017071506

ミヤマミミナグサかな?

2017071507

同定できなかったけど、小屋近くに咲いていたお花。ヤマハタザオとかなのかな。

次の日は北岳へ直接登るルートを取りたかったのですが、小屋で通行禁止と言われてしまい、仙塩尾根を間ノ岳から北岳へ回るルートに変更しました。
どうやらすでに廃道状態みたいですね。ちなみに沢を渡る木橋なども撤去されているようです。

都内はひどい暑さでしたが、沢沿いのせいかちょっと冷え込むくらいで、夜半にはシュラフのジッパーをしっかり閉めて寝ました。

その2に続く。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

三伏峠から荒川岳 その2

その1からの続きです。

2015081523

水場から先へ登りますが、尾根を登るのかと思いましたがそうではなく、左に左にと進んでからようやく谷状の地形の中を登ります。左手後ろには歩いてきた山々が見えますが、もう随分遠い感じ。

2015081524

さすがに長い登り、なかなか疲れます。道標を見るとそこからは岩ゴロのカール跡のような地形の中を登ります。

2015081525

登りはやっぱりきつい。ひたすら登り、かなり上に行くとガスに巻かれました。トウヤクリンドウが咲いていました。

2015081526

やっとのことで荒川前岳に到着。もちろん周りは真っ白で何も見えません。
ここまで来ると中岳方面から往復している人達がいました。

2015081527

チシマギキョウも久しぶり。

2015081528

荒川中岳に到着。一瞬だけガスが晴れて登ってきた方面がわずかに見えましたが、あっという間にガスの中。もう何も見えなくなりました。

2015081529

わずか先に中岳避難小屋があります。まだ時間も早く、千枚小屋まで行ける時間ではありましたが、ここに泊まることにしました。なぜならば、翌日は椹島で泊まるつもりだったので、千枚岳まで行ってしまうとあまりにも時間が短すぎることになるからです。もちろん雨は予想しておりました。しかし、この選択が後で後悔することに。

2015081530

夕刻、わずかに東岳(悪沢岳)が見えました。結局、この日の泊りは自分一人でした。

寝ていると雨の叩く音がし始めました。
最初はパラパラ、だんだんザァーという音とともに風の音も強まりました。
明け方3時頃、さらに強まり、ピシピシと雨が打ちつける音に変わり、風がゴォーという音に変わります。まずい、これは下れないかも。少なくとも明日は千枚岳にはいないとバスに乗れなくなります。そもそもひどい雨と風ではバスが来ないかもしれない、不安はどんどん大きくなります。まさに神にも祈りたい状況でした。

ようやく明るくなりましたが、相変わらずの雨と風、音が恐怖で布団から出たくもありませんでしたが、なんとか進まなくてはなりません。管理人さんが聞いているラジオの音に聞き耳を立てながら食事を作ります。水はもらわなかったけど、3L下から持ち上げたのでまだ2L以上残っているのでもらう必要はありませんでした。ラジオからは雨の予報と天気が不安定で雷や突風に注意とのこと。特に午後が危ないようです。不安はつのります。
管理人さんは、「まだ小屋が揺れるほどじゃないから大丈夫です。」となだめてくれました。

いつまでいても今日は状況は変わらないので、支度を済ませ、出発します。
風雨の中、とても写真を取る余裕など、正直、ありませんでした。

やはり外へ出ると風と雨、東岳に向かうと横殴りの雨が雨具に打ち付けます。
すでに登山道に水たまりができ始めていました。

東岳の付近は風、雨ともに強く、気がついたら山頂でした。
しかし、その先の丸山を越えた先がまた酷い風雨、最悪でした。
千枚岳を過ぎると地形的なものか風は弱くなりましたが、雨がひどく、登山道は沢状態。

酷い状況の中、ようやく千枚小屋へ。
すでに宿泊者は出た後のようです。少し雨宿りさせてもらいました。
そのままいても状況は変わらないので、10分ほど休んで出発。

千枚小屋からの下山路も登山道が沢と化していました。
木場道跡の表示も見ますが、こんな沢となった登山道では恨めしいばかり。
蕨段あたりを過ぎると、ようやく少し雨が弱くなり、道もよくなります。
清水平では下山路がよくわからず、半信半疑で降りていきます。
ようやく林道を横断するところで合っていることが分かってホッとします。
再び林道に出る頃にかなりの人達に会います。
この天気の中、よく登るなと思いますが、下は上ほどは悪くないのでしょう。
下っていくと若干雨も弱まったようです。

先は登り返しになって辛い道のり。ようやく鉄塔を過ぎるとこんどはひどく急な下り。

2015081532

吊橋に出て、先へ行き、椹島の林道に出た時には本当にホッとしました。
雨は一時、小止みになっていました。

2015081533

椹島に着きましたが、まだお昼、受付は13時からということでしばらく待ち、ようやく受付。
部屋に入って濡れたものを着替えるとようやく落ち着きました。2時で閉めて休憩時間になるという売店で、後15分しかないので、生ビールを頼んで一気飲み。

せっかくなので、以前見なかった白旗史郎写真館の切符を買って一人でみます。たくさんの写真がありましたが、やはり最近のデジタル写真を見慣れたせいか、フィルム写真が時代を感じさせてくれます。しかし、これだけの写真をモノにするにはこんな荒天の日や苦労もたくさんあったのだろうな、と思いながら見てしまいました。雨は一時はかなり強く降り続きましたが、夜には止んだようでした。

2015081534

次の日は帰るだけ。8時のバスを予約しました。さすがに6時のバスが出発するとあたりは閑散としています。暇があったので、広場に出てみると、門があり、川まで降りられますので、行ってみました。

この天気ならバスも来るだろうと思って8時のバスに乗り込むと、赤石小屋から降りてきた人がいました。その人がバスの受付の人と話をしているとなんと下の道路で通行止があり、バスが来ない可能性がある、ということ。びっくりして自分もバスから飛び出して話を聞きます。小型車は通行可能だが、大型車は通行止だということでした。とりあえず、下まで行って電話を掛けて聞くしかないとバスに乗り込みました。

続く。

| | コメント (6) | トラックバック (0)