地図関連

地図のたのしみ 堀淳一著

河出文庫の一冊。山の本ではないけれど、山と地図は切っても切れないということでとりあげます。購入したものは昭和55年の再版。8月4日に初版が出て、8月25日に再版が出ているから、相当売れたのでしょうね。確かに単行本の方は今でも古書展に行けば、必ず一冊は見つかるというぐらい定番の本になっています。

まずは地図の話が続き、古い地図と新しい地図を比較して、町がどのように移り変わっているかが説明されています。すでに本がヤケてしまったので分かりにくいこともありますが、細かい説明で地図と見比べていると納得できます。その次は外国の地図の紹介。堀氏はかなり外国にも行かれていて、書店を回って地図を購入しています。巻頭にカラーで何枚か紹介されていますが、日本の地図とは異なり、各国で違いがあるのも、また楽しいものです。

さらに「地図に見る鉄道の今昔」では、かなりマニアックな鉄道の変遷を地図から追っています。それに現地に実際に出向いて、調査を行い、その時の写真なども豊富に挿入されています。このあたりは鉄道マニアにはたまらないのではないかと思います。後書きを見たら、やはり鉄道ファンなどの雑誌に掲載されたもののようです。
最後は「地図を携えて」ということで、ちょっと雰囲気が変わってスケッチなどが入っています。

雰囲気があって、なかなか楽しい本でした。久しぶりに地図を持って、温泉旅行に行きたくなりましたよ。

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