山書の本

冬人庵書房 山岳書蒐集家の60年 野口冬人著

山と渓谷社の一冊。このblogのリニューアルの開始に相応しい本だと思い、取り上げました。もちろん新書で購入。野口氏は山にも傾倒していて、何冊かの山の本や温泉の本を出されていますが、とにかくひたすら山の本を集めていたようで、その趣味が高じて大分県長湯温泉に山岳図書館を開設したそうです。ちょっと九州では遠くて見に行くことは難しいですけど、相当な蔵書があったようですから、山岳書好きとしては見てみたいですね。

この本では、そんな蒐集を始めた頃の話から山の本屋さんの話、思い出の一冊など、楽しい話が目白押しです。読んでいると自分も読みたくなってしまう山の本の話題が満載されていて、蔵書癖が一層ひどくなりそうな感じです。自分は本だけで雑誌は集めないことにしていますが、それは雑誌を集めだすときりがなくなるからです。野口氏は山の雑誌の蒐集にもこだわっていたようで、「山と渓谷」「ケルン」「山と高原」「ハイキング」などなど多数の雑誌を棚が壊れるぐらい蒐集していたそうです。

こんな本を読むとあなたも山岳書集めにはまってしまうと思われる危ない本ですよ。

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