カメラにゴミが付いていたようで、見苦しい写真が多々ありますが、御容赦下さい。
(咲き始めのハクサンイチゲ)
【 山 名 】平標山、前仙ノ倉山、仙ノ倉山、大源太山、三角山、ワラジカケマツの頭、三国山
【 山 域 】谷川連峰
【 日 時 】2026年5月30日(土)~31日(日)
【 天 候 】30日 快晴
31日 晴れときどきくもり
【 ルート 】30日 平標登山口バス停8:50→10:00平元新道登山口→11:10平標山ノ家11:40→12:25平標山→13:10仙ノ倉山13:15→13:55平標山→14:25平標山ノ家(テント泊)
31日 平標山ノ家5:45→6:35分岐→6:50大源太山6:55→7:10分岐→7:25三角山→8:30ワラジカケマツの頭→8:40分岐→8:50三国山8:55→9:40三国峠9:45→旧三国街道→10:15東屋→10:50大般若塚→11:40法師温泉
☆平標山ノ家から仙ノ倉山往復
3年ほど前に平標山などへ花の時期に歩いているが、また歩きたくなった。遥か昔、5月の連休頃に谷川連峰を縦走したことがあった。本当はそのときに計画では平標山ノ家から先も歩くはずだったが、想定外に雪が多く、残雪にはまって靴が濡れたりしたこともあって登山口に降りてしまったのだった。なので今回はその先へ歩くのが目的である。有り難いことに足の痛みが減り、まだ完治ではないがかなり良くなった。以前は歩くだけで足が痛むのだったが、今は歩いた時の痛みがほとんどなくなってくれた。なので久しぶりに重荷のテント泊に行くことにする。
(オダマキ)
予定では山の家から平標山を往復すればよいと思っていたので、行程的には9時過ぎのバスに乗れば問題なかったが、先にテント場の良い場所を確保しようと思う。なので、今回は新幹線を使って越後湯沢に早く着き、8時台のバスに乗ることにした。天気予報が良い天気なので来る人は多いだろうと一番の新幹線で越後湯沢へ行く。さすがに一時間前では数人だったが、それでもバス待ちの列が出来ていた。天気の良い今日、少し肌寒く、ウィンドブレーカーを羽織った。しかし、今日はそれなりに気温が上がるだろう。しばらく椅子に座ったりして時間を潰し、後の新幹線が着く時間になるとそれなりに人がやってきた。時間より少し早くバスが来て増発便だということだった。立って乗る人も7~8人くらいいただろうか。それにしても天気が良い。快晴で素晴らしい青空である。元橋で降りようか迷ったが、そのまま平標登山口まで乗った。
(双体道祖神。ただしあまり古いものではない模様)
歩き出すと写真を撮っている人がいる。オダマキが咲いていた。駐車場に入り、登山口で登山者カードを書いてから出発する。登山道をわずかに進むと道路に出る。ほとんどの人は左へ松手山経由の道へ進んでいくが、そこから先へ進む。樹林の中を緩やかな道で進んでいく。先を単独の女性が歩いているが、やがて見えなくなった。荷物は思ったよりも重くない。最近は年のせいか重荷が厳しくなってきた。夏の暑さも厳しくなり、以前のシュラフでは夏は暑いことが多くなった。なので夏用の軽量シュラフとマットを新調した。以前使っていたマットは25年以上使っている代物である。エアマットだが特にダメになってはおらず、ずっと使い続けている。購入したときは軽量な部類だったが、今はさらに軽量のものが出ている。折り畳み式のマットもあるけれど、お店で見て大きさに尻込みして結局、エアマットにしておいた。シュラフはモンベルから出ているハーフレングスの超軽量である。果たしてどのくらい使えるのかというお試しでもある。春や秋はちょっと尻込みするが、真夏や避難小屋泊まりなら使えるだろうと思う。

もう暑いせいかすっかりセミの声がうるさいくらいに大きい。樹林の中を淡々と歩いていくと水場と書かれた所があり、パイプから水がたっぷり出ていた。ちょっと触ってみると結構冷たかった。さらに先へ進んでいくと林道に出る。そこからは林道歩きのようだ。緩やかな道が続く。登りも緩やかだが、長い道のりは単調で苦しい。もう下って来る人に時折会う。だいぶ歩いて道標を見るが、まだもう少し先のようだ。少し斜度が上がってペースが落ちた。それでも進んでいくと樹林の中の登山口に着く。
登山口には双体道祖神が置かれている。あまり古いものではないようだが、ほんわかした気分になる。そこから登り始める。

それなりに登らされる道で木段も出てくる。やはりひっきりなしに人が降りてくる。もっぱら下降路として使われる事の多い道、車で来て早朝から登って早い内に下山する人達だろうか。木段の登りが多くなり、ひたすら登っていくとやっと眺めのある所に出る。標高を上げたせいか風が少しだけ爽やかだが、ここまでたっぷりと汗をかかされた。向こうに見えている残雪のある山は苗場山であろう。

まだまだ登りは続き、左に右にと曲がりながら登っていく。続々と降りてくる人に会う。笹の生える斜面に出ると上の方にムラサキヤシオツツジと思われる花が咲いていたが、ちょっと遠かった。やがて山の家に到着。ザックを置いてテントの受付をする。まだ5月なので千円である。すでに一番良い場所は押さえられていて数張張られていたものの、さすがにまだ石の少な目な場所があったのでそこに張った。

さて、まずは腹ごしらえでパンを食べて置く。平標山を往復することにしよう。荷物を置いていくのは不安だが、サブザックで行くことにする。水場の冷たい水をたっぷり飲んで、1Lだけ汲んで持っていくことにする。
(アカバナヒメイワカガミ)
登り始めるとのっけからイワカガミ、タテヤマリンドウなどが咲いている。

少し進むとシャクナゲも咲いている。蕾のものも多く、なかなかいい感じである。

やはり荷物が軽いせいか登りも早い。以前に水をたくさん持って少し重い気持ちで登ったあのときの登りを思い出す。どんどん登って思ったよりも早く、平標山の山頂に着いた。やはり多くの人が休んでいた。

今日は素晴らしい眺めだ。苗場山の先の遠くに見えるのは北アルプスなどであろうか。うっすらと白い雪を抱く山々がちらりと見えた。

まだ12時半である。これなら仙ノ倉山を往復できるであろう。行くことにする。

山頂から木段を下るとやはりハクサンコザクラも咲いている。ハクサンイチゲも咲き始めという感じである。

ミヤマキンバイも咲いていた。

ミツバオウレンも初々しい感じである。もうこれでも十分に高山植物を楽しめた。さらに進んで仙ノ倉山を目指すが、途中からはシャクナゲがたくさん咲いている。

それらの写真を撮りながら進んだ。やはり登りは少しきついが、やはり荷物のおかげでそれなりに登って行ける。先にピークがいくつか見えて、まだまだ登って下ってと進んでいく。最後の木段はやはりきつく、それでもそんなに長くはなく、仙ノ倉山の山頂に着いた。標高は2026.2m、今年の標高の山である。

やはりそれなりに人が休んでいた。

縦走路を降りていく人を見かける。ビヴァークした小屋は残念ながら見えないが、思い出が今もよみがえる。

さて、引き返すことにする。再びたくさんのシャクナゲを見ながら下っていく。

平標山が近くなれば、またハクサンイチゲやハクサンコザクラなどを見ながら登っていく。登り着いた平標山の山頂は、さすがに14時近い時間とあって人はだいぶ減っていた。

のんびり下っていく。遥か下に小屋が見えた。どんどん下っていくと登りの時には見つけられなかったイワナシが咲いていた。

ようやく小屋に降りてテントに行く。やはり中が暑かったので、すぐには中に入らず、外で休む。後はすることもないので持ってきた焼酎を飲む。美味しい水で飲む焼酎もなかなか良い。早起きしたせいか少し疲れも出たので、早めに食事を作り、早めに寝ることにした。
(小屋の美味しい水)
(夕刻の平標山の眺め)
しかし、何やら音楽がうるさい。最初は山小屋で流している音楽かと思ったが、どうも違う。皆が静かになるとさらにうるさくなる。どうやらどこか下の方でイベントをやっていて大音量で音楽を流しているのであろう。しかも22時頃で終わるかと思ったら、オールナイトでうるさい。後で調べるとやはり苗場で音楽イベントが開かれていたようだ。とても迷惑なイベントだった。結局、夜中もときどきうるさいので目が覚めて、ぐっすり安眠とはならなかった。また夜半にはときおり強い風が吹き、テントが揺さぶられたりするくらいの時もあった。そのせいか少し寒さを感じたものの、寝られないほどではなかった。
続く。



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