(吾妻山からの広い眺め)
経塚山から自然観察の森分岐までの道は若干踏み跡的な所もあります。尾根なのでそれほど問題なかったです。倒木は全コースに渡って結構ありました。
【 山 名 】経塚山、小倉山、笹久保山、萱野山、大形山、岩木戸山、女吾妻山、吾妻山
【 山 域 】安蘇山塊
【 日 時 】2026年9月27日(日)
【 天 候 】くもり
【 ルート 】むつみ橋入口バス停8:50→赤城神社→9:20経塚山→9:50小倉山→10:05笹久保山→10:20自然観察の森分岐→11:10萱野山→11:50大形山11:55→12:40岩木戸山→13:15女吾妻山→13:25吾妻山13:30→吾妻公園→14:30桐生駅
☆桐生の低山縦走で吾妻山へ
久しぶりに吾妻山に行ってみようと思った。先日、鳴神山に行ったが、今年の7月にクマが出て登山者が怪我をしたらしい。知らぬが仏、特にクマが出てくるような事はなかったが後で吃驚した。天気はあまり良くないが、群馬などはくもり予報、それならば鳴神山の手前の方の山なら問題ないかなと思って出かけることにする。先日乗ったバスが自然観察の森などへ立ち寄るので、そのあたりから登れるのかなと思って調べていたら、手前の経塚山というところからぐるりと縦走して歩くことが可能なようだ。自分の持つガイドブックはもう古いからこんな所をガイドするようなものは見当たらないが、ネットでいくらでも調べることができる。特に藪はなさそうだし、道もそれなりに付いているようだ。ただ、登山口へ行くバスが先日乗った吹上行きのバスと同じなので本数がそんなには多くはなく、使えるのは8時のバスか10時過ぎのバスしかない。10時過ぎのバスでも行けなくはなさそうだが、天気もあまり良いとは言えないし、時間に余裕を持つことにするとやはり8時のバスが基本だろう。一番電車で出かけた。

問題なく乗り継ぎ、桐生駅で下車する。やはり数人がバス待ちしていたが、今日も登山者はおらず、吹上行きのバスは、自分と地元らしき女性が一人乗っただけであった。むつみ橋入口という所で下車する。

車の通行がそれなりにある所、すぐ目の前に赤城神社という石標が立っている。その前の道も入っていく車が多いようだ。支度を済ませて出発する。まずは赤城神社、今日は掃除をするので駐車はできないという張り紙があり、10人くらいの人たちが集まって準備をしている最中だった。神社にお参りしてから裏手に回ると山道が始まっていた。

山道をじぐざぐで登るとすぐに高度を上げて尾根道となる。なかなか良い道で特に問題はない。少し進むと右側に以前は何か耕作していたのか囲われた場所があるが、草ぼうぼうである。尾根道を緩やかに登っていく。しばらく進んで登っていくと道が左右に分かれている。左に「登り」の表示があるので左に進む。横にロープが付いているが、なくても問題なさそうな感じはした。折り返すとすぐに右下にさきほど分かれた道が合流、あまり上り下りに分かれる必要はなさそうだが、何かで人がたくさん来たりすることがあるのであれば、すれ違いに良いのかもしれない。先へ登って少しボサの多い道を進むと眺めの開ける経塚山の山頂に着く。
(経塚山からの眺め)
手前にはビールケースなどが椅子代わりに置かれていたりした。
(経塚山の表示)
先に進む。少し急な下りを少し下り、その先はまた尾根道となる。さきほどの経塚山までの道と比べると若干歩く人が減った感じ、地元の人が散歩がてらに経塚山まで登ったりするのかもしれなかった。それでも尾根道なので特に問題はなく進んでいく。進んでいくと急に岩場が見えて左が谷になっている所がある。何かで浸食が進んでいるのだろうか。右から回り込んで先へ進む。淡々と進んでいき、少し下っていくようになると若干笹が足元に生えている。樹林帯の感じになると目の前に小ピークが出てくるが、それには登らず、右へ行くようだ。よく見ると木にプラスチックのプレートが付いていて何か書かれているのだが、もう読めなくなっている。

トラバース気味の道を進む。すると大きな倒木があり、これは乗り越えるしかない。ちょっと乗り越えるのが面倒だったが、なんとか乗り越えて先へ進む。先へしばらく登っていくとやがて先に山が見えて、登り着く。

そこが小倉山であった。わずかに先に行くと山が見えるが、吾妻山の稜線だろうか。

左に下ると少し草の多い道、それでもしばらくでそんな所を通過して普通の道になる。樹林の道になって淡々と進む。緩やかな登りが多く、比較的稼げる感じ、笹久保山が近づくと下草がきれいで良い感じの道である。
(気持ちの良い道)
しばらく進んで登るとそれなりに登って、登り着いた所には裏向きの石祠がある。回り込んで石祠に挨拶。

古い笹久保山というプレートが置かれていた。近くの木にも笹久保山の表示があった。

先へ進む。まだ下草の生える良い道をしばら下っていくと大きな石碑が置かれている。霊符尊神と書かれていて、真ん中がくりぬかれている。右に天保4年と書かれていて、1833年頃のもののようだ。そんな昔にこんな所にこんな立派な石碑を置いたというのも不思議な感じがする。先へそれなりに下っていくとまた右手に石祠が置かれていた。笹久保山は信仰の山だったのだろうか。
(霊符尊神の石碑)
さらに先へ進んでいくと「名久木」と書かれた道標のある小さな峠に着く。右にも踏み跡があるが、自然観察の森への道だろうか。

そこからは緩やかだがちよっと長い登りとなる。登っていくと樹林の合間からちらりと稜線が見えたが、あれが鳴神山からの稜線だろうか。さらに進むと急にベンチが置かれていて道標もあるしっかりした道に出て吃驚する。右は自然観察の森で、先に進むのが吾妻山へ向かう道である。
(自然観察の森分岐)
そこから先は良い道になるかと思ったが、それほど歩く人は多くないようで、若干良くなったくらいである。

さらに登りになってしばらく進むと木段の厳しい登り、かえって整備してくれない方が良い道なのかもしれない。

ひどい急登をしばらくこなす。やっとそれが終わると明るい所に出る。広大な伐採地になっているようだ。吾妻山の稜線や右手には桐生の街並みを見ることができた。
(伐採地)
伐採地をしばらく登っていく。小ピークまで登ると道標があり、左に下るようだ。また少し急な木段の下りで先へ行き、登り返しになる。左もまた伐採地、ここまで来るとだいぶ山が深くなった感じがある。またその先も木段の登り、どうもこのあたり木段のきつい登りが多くて嫌である。薄暗い樹林の中をまだまだ登らされる。倒木も多く、またいだりしながら進まなくてはいけない。だいぶ登らされてようやく鳴神山、吾妻山のコースに出た。
(鳴神山からのコースに出る)
まずは左へ萱野山に向かう。しばらく登ってピンクテープを見て右に登る。小さくじぐざぐで登るとあっけなく萱野山に着く。表示があり、三角点があった。何等か見なかったが、後で調べたら四等三角点基準点名大門らしい。麓の集落の名前だろうか。
(萱野山の山頂)
まだ11時なので鳴神山方面に進んで大形山まで行くことにする。山頂からそのまま進んで下り、その次のピークは踏み跡が怪しかったが、どうやら右を巻くのが正解なようである。

そちらに入って少し道が細く、道が悪いのでわずかに慎重に進む。さらに先に進むと初めてやって来る人に会った。吹上行きのバスには登山者は乗っていなかったから、車で来て、吾妻山から大形山を往復、というところだろうか。進んでいくと林道のような道が右にあるが、それを進んでよいのか迷う。直進する小ピークへの踏み跡を登る。しばらく進んで登ると石祠が置かれていた。どうやらさきほどの右の林道を進む方が正解だったようである。そのまま先へ進むと緩やかに下って道標のあるところに出た。右の林道から道が登ってきていた。鳴神山へは左に進むようだ。
先へ進んでいく。しばらく進んでいくと左が植林なのか杉の幼木がたくさん生えている。道も杉が邪魔する道となる。右手に踏み跡があり、それらを避けている踏み跡ができているようだ。そちらに入って登る。しばらく杉を左に見ながら登っていく。途中に鳴神山を示す道標がある。

先に柄杓山と書かれたプレートがあり、尾根が分かれているが踏み跡はない。どうやら城山という所へ尾根が続いているようだが、あくまで尾根歩きのコースだろう。まだしばらく登らされ、緩やかになって、ようやく杉から解放される。やがて広い尾根になる。しばらく登って先へ行くが、倒木もあって横を通ったりしないといけなかった。さらに先に進んでいくが、なかなかしんどい。大形山は結構先だった。露岩のある所もあるが、たいしたことはなく、下って登ってを繰り返し、ようやくの事で最後の登りをこなし、薄暗い樹林の手前に道標かあって、そこが大形山だった。二等三角点も置かれている。点名内山というらしい。

よい感じに木が横に並べられていて座るのにちょうどよい。座ってさくっとパンを食べた。静かな山頂で眺めもない。さて、吾妻山に向かうことにしよう。
しばらく往路を戻る。やはり小ピークがいくつもあるせいか、登り返しが結構あってやっぱりそれなりにきつい。倒木を避けて下り、再び杉林の横を通り、柄杓山への急降下の尾根を見て、さらに下る。左の巻き道に入って進み、道標を見て林道に出る。少し林道を進めば萱野山への登り、しばらく登って右の踏み跡を進む。倒木をが多く、何本か乗り越えて進むとさきほどのピンクテープの所を過ぎて、自然観察の森からの道の分岐に戻った。

さて、吾妻山に向かう。しばらく下ると再び伐採地に出る。やはり広大な伐採地だ。伐採地はフェンスがある。フェンス近くだったり、少し左に入ったりしながら緩やかな登りでしばらく登ると小ピークに道標がある。見ると道標に岩木戸山と付いていた。
(岩木戸山)
そこからは右に急降下していく。伐採地横のためか非常に下りにくい道。木の根も多く、足元に気を遣う下りが続く。随分下ってからようやく伐採地から離れて先へ進む。再び樹林の中の道となり、進んでいくと小さな峠、宮元町と川内町への踏み跡が分かれていた。ここまでくれば吾妻山までは25分と書かれている。しかし、25分では厳しすぎるのではないか。

その先はまた木段の厳しい登り、あまりにも段差が大きく、直には登れないので、結局、横を登るしかない。こういう木段はかえって道の崩壊が進むような気がする。

厳しい登りを登っていると大形山はパスしても良かったかなといまさら後悔する。でも、なんとかなるだろう。随分登って先に裏返しの大きな反射板を見ると先に進んでやっと女吾妻山である。石のケルンが積まれていた。

またその先、木の根や岩などの多い道を下り、さらにまた木段で登り返す。ようやく二人ほど人に会った。軽装の人達なので、女吾妻山まで往復するのかな。やっぱり木段はきつい。やっとのことで登り終えて、わずかに先が吾妻山の山頂である。
(吾妻山の山頂の石祠)
大きな石祠が置かれている。この山に来たのは鳴神山から縦走した20年前、眺めが良かったことだけは覚えていた。今日は曇りだが、それでも桐生市の街並みの眺めは良いものだった。
(吾妻山頂からの眺め)
水を飲んで下山にかかることにする。右に川内観音堂と書かれた分岐を見るが、そのまま先に進む。しばらく尾根を進んでいくとつつじが返り咲きしていた。
(返り咲きのつつじ)
道が分かれていて、左の吾妻公園への道に入る。すると岩場の下りとなる。こんなきつかったか、結構な岩場の下りである。登ってくる人もまだそれなりに会う。軽装でトレーニングの人が多いようだ。男坂と思われる分岐を下っていく人もいたが、自分は緩やかな方の道を選ぶ。登りならともかく、無理にロープもない急な岩場を下る必要はないだろう。足場はあるものの、それなりの下り、足元に注意しながら下る。折り返して下っていく。しばらく下ると普通の道に降り立ち、少しホッとする。しばらく緩やかな道を進むと再び岩場の下りになる。水が流れている所もあって注意して下る。左に細いロープがついている所があり、しっかり利用させてもらった。やはり何度も曲がりながら下る。大きな岩の所で眺めが少しあったが、もう随分下ったので面白味が少ない。さらに右へ岩場を下る。しばらく下るとやっと登山口に降り立った。
(岩場の下り)
そこから道路をしばらく歩く。すぐにまた山道に入り、緩やかに先へ下っていく。まだまだ登って来る人に会う。先へ進んでいくと左に橋を渡る。下を道路が通っているようだ。また道が分かれる。直進は水道公園というところへの道らしい。左の吾妻公園への道を下る。だいぶぬかるんでいる所があり、閉口する。それもしばらくでそれほど悪い道ではなくなり、下っていく。やっぱりまだ登って来る人に会う。土がえぐれたりしていて歩きにくい下りをしばらく下り、降りていくとトイレなどがあってさらに先を下ると駐車場に出た。
(桐生駅)
後は駅まで歩くだけ。道路をのんびり降りていくと左に大きなお寺を見る。その先を右に折れて民家の中の道をしばらく歩く。大きな道路に出た所で右に折れてその道を歩いていく。西桐生駅を見れば桐生駅まではもうすぐ。少し歩けば、桐生駅に到着した。
少し前に小山駅行きの列車が行ってしまった時間、またしばらく待ちである。駅のホームで電車を待ち、小山行きに乗り込んだ。先日食事した小山駅内のうどん屋さんが美味しかったので、今回もそこで食事してから帰宅した。
(子の権現奥の院からの展望)
(シュウカイドウ咲く)
(ちょっと増水)

(五輪山)
(男坂はパスして巻き道へ)








(車道の天目指峠)







(二本杉)



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