浅間隠温泉郷(温川温泉、薬師温泉)
浅間隠山の帰りに浅間隠温泉郷の温川温泉と薬師温泉に入浴しました。
まずは温川温泉へ。写真を取り忘れたので、薬師温泉から撮ったこんな写真しかありません。(T_T)
白雲荘という宿がありますが、宿は日帰り入浴は受付ておらず、宿泊者のみ。露天風呂のみ日帰り入浴は可能なようです。目の湯と書かれていました。入浴料は500円です。おじさんがいて、その方に払いました。小さめの脱衣所があり、着替えてお風呂へ。
女性用の方から話声が聞こえて来ましたが男は誰も入っていません。銀マットがお風呂に浮かんでいて、お風呂の蓋代わりになっているようです。それを取って入浴します。ぬるめですが、柔らかいお湯。天然温泉らしい香りがあります。反対側にある木管から出ているお湯は少なめで手を当ててみるとかなりぬるめ。このお湯しか注がれていないように見えますが、浴槽のお湯の方が温かい感じがするのはちょっと不思議です。軽く飲泉して見ましたが、わずかに硫化水素か何かを含んでいるような感じがありました。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉とのこと。
目の湯ということなので、目にいいお湯なのでしょう。せっかくなので、お湯で目を洗ってみました。特に変わった感じは受けませんでしたが、後で鏡を見たら、白目の部分がさらに白くなった気がします。(これは冗談ではなく、本当に。)
お湯から上がって、休んでいるとおじさんが戻ってきました。他にお客さんもいないので山の話などをします。ちょっとしか入らなかったのですが、体がぽかぽかと温まるとてもいいお湯でした。
さて、次に薬師温泉へ向かいます。白雲荘自体は少し登った所にありました。内湯は日帰り入浴はできず、露天風呂のみのようです。
薬師温泉へは一度清水のバス停近くまで歩かねばなりません。川の途中に橋があれば近道なんですけどね。でも、そんな風に通る人はほとんどいないと思われ、橋を架けるほどの必要性がないんでしょうね。途中に鳩ノ湯温泉がありました。そちらも気になったのですが、また今度にして、薬師温泉へ。
観光バスなんかがたくさん止まっていて、大丈夫かな、と心配になります。入口に券売機があり、見ると民家などの見学と入浴のセットで1200円とかなり高い。ちょっと躊躇しますが、まあ、滅多にこないのでとりあえず入浴することにします。券を買って階段を下ろうとしたら、説明しますので待ってくださいと呼び止められます。少し待って図を使って説明してくれます。途中に薬湯がありますが、そちらは今日は女性専用とのこと。お風呂は内湯が利用できるが、そちらは2時までですとのこと。時計を見ると13時40分。おいおい、あと20分しかなかったら使えないじゃん。カチンって感じ。まあ、いきなり追い出されることもないんでしょうけど。
母屋へ行って、荷物を預けて露天風呂へ。長い廊下を歩いて、エレベーターで下の階へ。少し歩いて露天風呂に着きます。小さな足湯もありました。中に入り、服を脱いで浴室に入ると、カランが6つほど、そして奥にお風呂があります。お風呂はそれなりに大きい感じ。しかし、加水、循環をしているようです。また、露天風呂ということでしたが、窓のない内湯という感じ。さらに外には沢があり、確かに滝があるのですが、人工の滝のようです。うーん、これを滝見というのはどうなんでしょうか。お風呂のお湯はほんのわずかに循環臭が感じられますが、ほとんど温泉に近い感じで悪くはありません。柔らかく、茶色の抽出物が舞っています。鉄分を含むのでしょうか。
バスの時間が気になるのと、古民家を見学したかったので、適当に切り上げて外へ。宴会場に使われているのか、お膳の並んだ民家はすごく天井が高く、驚きました。二階があり、さらにその上にもありそうな感じです。相当な良家の家だったのでしょう。時間がなくなってきたので早足で少し上へ。古箪笥の並んだ廊下があります。見学してみると、なかなかすごいコレクション。これでもかと箪笥がありました。
温泉としては白雲荘の方が自分には合っていると思います。でも、この古民家はまたゆっくり時間を取って見てみたいです。鳩ノ湯温泉は入る時間がありませんでしたが、静かな温泉の雰囲気。いずれにしてもこの温泉郷にはまたいつか行きたいと思います。
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