梅ヶ島温泉と新田温泉黄金の湯
八紘嶺から下り着いたのは梅ヶ島温泉。もちろん入浴しない手はありません。バスで新田温泉へ行くつもりでしたが、まだ1時間もあったので、バス停の横にある梅薫楼というホテルで入浴しました。入浴料は500円です。1000円でゆっくりできるコースもあるようです。浴場は少し古めな感じがしますが、静かな山間の湯。普通はこんな感じですね。
お湯は単純硫黄泉でした。浴場に入るときにわずかに硫化水素臭が感じられましたが、お風呂のお湯自体は硫黄の香りはありません。わずかに白濁していましたが、成分表を見ると無色透明と書かれています。お湯の温度が少し低かったので、色が出たのかもしれません。ごく微量ですが、湯ノ花を見掛けました。
入るとぬるぬるのお湯。肌の角質層が解けていくような感じで、やっぱりいいお湯です。ぬるめでのんびり入れます。アルカリ度はPh9.6だそうです。バス時間がちょっと気になりますが、ゆっくり入っていたら、体の芯まで温まりました。なお、この源泉は梅ヶ島温泉の共同配湯なので、おそらくどの施設で入っても変わらないと思います。
すごくいいお湯だったので、そのまま帰ろうかとちょっとだけ思いましたが、温泉巡り派としてはやはり共同浴場は外せないでしょう。ということで、2時間に1本のバスを新田温泉黄金の湯で下車します。
長い廊下を歩くと、黄金の湯があります。入浴料はこちらも3時間500円と安価。きれいな建物で、最近出来たようです。
お湯は、ナトリウム-炭酸水素塩泉ということで、梅ヶ島温泉のお湯とは少し違います。しかし、ぬるぬるのお湯は変わりません。PH9ぐらいで、成分は1000mgを越えていました。十分に効能あるお湯ですね。残念ながら塩素臭がしましたが、まあ、人も多いし、仕方ないでしょう。ちょうどいい温度の内湯と寝湯があります。露天風呂は若干ぬるめの感じで気に入り、ずっと入っていました。
外に食堂、土産物屋などがあります。食堂に入りますが、連休のせいか人が多く、てんやわんや状態で、お店のおばさんに文句を言っている家族はいるわ、メニューの多くが売り切れだったりしました。が、山菜そばを頼むと、しばらくして出てきたそばは美味しく、また生しいたけが入っていて、香りといい、食感といい、とても美味しかったです。
バス待ちしていると、周りの山にガスがかかり始めていました。夜には雨になるのでしょう。すっかりすべすべの体になって、あまり人の乗っていないバスに乗り込みました。
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