久恋の山 平ヶ岳
まだ山歩きを初めて1年目くらいの時、尾瀬の燧裏林道を歩き、樹林の中を出て開けた下田代あたりから眺めた残雪の残る平ヶ岳がずっと記憶に残っていました。それからも何度か燧裏林道を歩きましたが、平ヶ岳は遠い山で、計画しては天気が悪かったりして歩いたことがありませんでした。今回、ようやく歩くことができました。
初日は鷹ノ巣へ入るだけ。浦佐駅からバスに乗り、奥只見へ。船に乗り継ぎます。
尾瀬口から予約のバスに乗り、鷹ノ巣で下車します。清四郎小屋のキャンプ場にテントを張りました。(1000円でした。)
翌朝は5時30分に出発。そんなに急ぐ必要はないのですが、できるだけ涼しいうちに登ってしまった方が良いと考えました。下台倉山までの登りは本当にきつい。これは台倉山へ向かう尾根道です。
くもっていましたが、蒸し暑いせいか、水蒸気が多く、燧ヶ岳もシルエットでした。
台倉清水はうまい水。でもちょろちょろです。場合によっては涸れそうです。写真は白沢清水。こちらは溜まり水で流れておらず、非常時以外、とても飲める水ではありませんでした。
姫の池への登りもこれまたきつい。蒸し暑いなか長丁場の登りの上に、久しぶりのテント泊のザックの重さでへばりました。
姫の池は本当に素晴らしい場所です。池が広がっていました。
山上湿原は本当に素晴らしい場所です。もう少し天気が良ければなぁ。
山頂へ向かうと、途中にはワタスゲがたくさん咲いていました。

ようやく着いた平ヶ岳の三角点。低木に囲まれた場所で天気が良くても眺めはありません。
三角点からさらに先に木道が伸びています。そちらにも湿原が広がっています。劔ヶ倉山方面にも道が伸びていますが、通行止めの表示がありました。積雪期縦走で歩かれているのではないかと思われます。
テントを張ったあと、玉子石に向かいます。途中にもやはり大きな池がありました。
この景色が見たかったのです!!!
しかし、一瞬のうちに、右の方からガスがやってきてこんな状態に。やはり自然はドラマを見せてくれました。
夕方から雨が降り出しました。夜まで降り続いていましたが、いつの間にか寝てました。朝に目覚めると止んでいましたが、霧でした。山頂までまた登ります。
同じ道を下ります。今日も天気は今ひとつ。
今日は燧の頭は雲の中。
下へ下ると天気が良くなり、ものすごい暑さ。日差しも強くて、じりじりと焼けます。ところどころある木陰で休憩しながら下りました。
清四郎小屋に戻り、蕎麦とビールを頼みます。あの時の蕎麦とビールの味は一生忘れられないでしょう。入浴は無理かと思ったら、もう一人下ってきた人がいて、バスが来る前に入浴ができました。(400円でした)
バスに乗って、尾瀬口から船で奥只見へ。途中からは荒沢岳をよく見ることができました。
一番後の席を確保し、一人、いつまでも山を眺めていました。やはりいい山でした。
テント場は数張り程度しかできません。自分はグループの人に教えられて、少し上の沢側のよい場所を確保できました。水は雪渓の雪解け水が十分に流れていて、それなりに雪のある年であれば、この時期は問題ないでしょう。トイレがないのでインパクトを考えて、持って帰るのにはちょっと抵抗がありましたが、自分は携帯トイレを使いました。装備をよく考えて行く必要がありますね。
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こんばんわ。
平ケ岳に登られたのですね。私は未だ登っていませんので久恋の山状態が続いています。
玉子石をやはり直に見てみたいと思っていますが。頂上はお花も奇麗だと聞いておりますが。
テント山行なんて素晴しいですね。わが身を移動するのに精一杯ですので( ・ω・)ノ――――@ ショボーン
投稿: フクシア | 2008年7月24日 (木) 00時24分
そうそう、その景色、「私もその景色が見たい!」と思っていますっ。
いいですねー。
でも、あの長い道のりをテントを担いで歩くなんて、すごいです。
私は歩くだけでいっぱいいっぱいだろうなぁ。
投稿: chiyomi | 2008年7月24日 (木) 06時47分
フクシアさん、こんにちは。
少し時期が今ひとつだったのか、お花は思ったほどではありませんでした。それでも、ベニサラサドウダンはとても印象的でした。
玉子石は本当に面白い岩です。昔の人が彫ったのではないかと思うぐらい、真ん中が削れています。とても自然にできたとは思えないですよ。
天気がもう少し良ければ良かったのですが、贅沢は言えないですね。
テントだと片道でいいから、往復よりも楽ですよ。この時期、往復だと下部の暑さに参ると思います。帰りのお昼ぐらいでも倒れるかと思うぐらいの暑さでした。
たまに木陰が出てくるのが救いでしたけどね。
投稿: リブル | 2008年7月24日 (木) 22時04分
chiyomiさん、こんにちは。
本当にあの景色は近くに寄って見てみてください。
山上の湿原は広く、これが2000mの山上とは思えない場所でした。
chiyomiさんの健脚なら、楽に日帰りできるのでは。自分は無理だと思ったので、のんびり歩けるテントにしたのですよ。
同じ帰りのバスに乗った人は、前日は会津駒ヶ岳に登って、キャンプ場にテントを張って、平ヶ岳日帰りとのことでした。
やはり健脚の人が多い山でした。
投稿: リブル | 2008年7月24日 (木) 22時08分
リブルさん、こんばんは。
平ケ岳ですか~!!船で渡るんですか?とても風情があって素敵ですね。
山上湿原、ホントにキレイ。
先日東吾妻で(規模が違うかもですが)その良さの一端をちょっとだけかじったので、なんとなく空気が伝わってきた気がします。
玉子石も雑誌では良く見るんですが、ホントに一瞬で表情を変えますね。
それも素敵なことなんだな、と私も少し感じられるようになりました。
多分・・・この先も平ケ岳は体力的に無理と思うけど。
いつか行けたらこの透明な空気感を感じてみたいです。
投稿: cyu2 | 2008年7月25日 (金) 22時12分
cyu2さん、こんにちは。
鷹ノ巣へ行くには、尾瀬の裏側の御池からバスで入るルートと、奥只見湖から入るルートの2つがあります。
御池から入るルートも検討したのですが、やっぱり船に乗りたいなぁ、と思ってこちらからにしました。
船に乗って山が近づいてくる雰囲気は、風情があっていいですね。
鷹ノ巣に2泊すれば日帰りでも歩けますし、健脚ならバスが4時少し前ですから、十分に可能です。
でも、やはりここは山中に泊まって平ヶ岳の深い雰囲気を味わいたかったのです。
私と同様に、連休を使ってテントなら、登るだけ、下るだけの行程なので、多少時間がかかっても、なんとでもなります。
百名山ですから人も多いので道はしっかりしてます。ぜひ、いつか計画してみてください。
投稿: リブル | 2008年7月26日 (土) 18時04分
いいですね、いいですねっ!こう見るとやはり一度は歩いてみたい山だということを再認識します(^^)。
しかもテントの上に携帯トイレとは恐れ入りました。ボクなら日帰りだけど下で二泊でしょうね。でもそれも悪くないかなぁと思っています。効率は悪いけどそんな山があってもいいじゃない、と。
投稿: komado | 2008年7月26日 (土) 19時40分
初めまして、boyoと申します。
山旅MLでの報告を拝見して、時々こちらにおじゃまさせていただいております。
いつも素敵な山旅をされていて、お花も詳しくて、報告が楽しみです。
今回は平ケ岳の山行を見て、もしかしたらすれちがっているかもと、思い切ってコメント書いてます。
私は20日、駐車場4:30発-16:25着で行ってきました。
下山途中で小指の爪を傷めて、泣く泣く歩いていました。
私も平ケ岳はずっと憧れの山で、アプローチとも長い道程でしたが、充実感は格別のものとなりました。
これからも、素敵な山旅、楽しみにしております。
投稿: boyo | 2008年7月27日 (日) 12時36分
komadoさん、こんにちは。
百名山ですので人は多いですけど、やはりいい山ですよ。
掲示板にも書きましたけど、komadoさんなら、1泊で十分なのでは。まあ、小屋に泊まって同宿の人とのふれ合いもまた楽しいですけどね。
初めて携帯トイレって使ったのですが、やはりトイレの無い山では必需品だなと思いました。
山用品店に行ったら、結構薄くてかさばらないものが売っていました。
値段も3つ買って1000円程度だから、そんなに高くはないですし、急な場合に備えてザックに一つぐらい入れておいてもいいかなと思います。
投稿: リブル | 2008年7月27日 (日) 20時46分
boyoさん、いらっしゃいませ。
きれいなお花の写真は難しいですね。まだまだ勉強が足りません。
20日というと自分が登った日ですね。自分より早く登られていますし、自分はゆっくり登りましたから、おそらく、きつい姫の池への登りあたりですれ違ったのではないでしょうか。
玉子石はご覧になりましたか?もう少し早ければ若干の展望があったと思うのですが、あっという間に霧に巻かれたのは残念でした。
ぜひ、またお気軽に遊びにいらっしゃいませ~。
投稿: リブル | 2008年7月27日 (日) 20時53分