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高峰温泉

水の塔山から下って高峰温泉に着きました。ここはぜひ泊まりたかったのですが、平日も1~2ヶ月くらいはほとんど埋まっているという人気の宿だけに、夏の直前の宿泊など不可能です。

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せめて入浴だけでもと、入ろうとしたら看板があって、日帰り入浴時間は11時~2時と書かれているではありませんか!時計を見ると、すでに2時30分。ああ、入浴さえできないのか。一応聞いてみようとだめ元で中に入ってみます。すると、「入浴時間は過ぎて居るんですけど、今清掃中なので待ってください、バス待ちですか?」と聞かれます。ええ、バス待ちなんです、というと、それなら清掃が終わるまで待ってもらえれば大丈夫ですよ、とのこと。断られても不思議ではなかったのですが、ご厚意で入浴させてもらうことになりました。ちょっと感激。入浴のみ500円でした。

宿泊だと2階にある大きな浴場だそうですけど、日帰りの場合は1階の小さな浴場になります。しかし、日帰り入浴時間は過ぎているのと、宿泊には微妙に早い時間なので、浴場には誰もおらず、一人で貸切風呂。一人には十分すぎる大きさです。木をふんだんに使った浴場は何か心癒される雰囲気です。窓ガラスの向こうは森の木が見えています。

お湯は含硫黄-カルシウム・ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉という覚えにくいもの。外にあった成分表ではPH6.6、残留成分は1800mgぐらいだったかな。少し白濁しているお湯です。

お風呂場にシャンプー等は何もなかったので、持ってきたシャンプー等を出そうと外に出たら、ドアの外に環境を考えて石鹸などは使わないで下さい、と書かれていました。含硫黄ですから、それほど石鹸が効く泉質でもありません。お湯を体に掛けると、確かに汚れなどが落ちるような感じでした。長くなった髭を剃ってみましたが、剃刀負けすることなく、きれいに剃ることができました。

お湯に入ると、ぬるめのお湯はとてもよく温まります。宿の人が飲むこともできますと言っていました。お湯が2種類出ているのですが、源泉は26度くらいらしいので、加温したお湯と源泉のお湯と両方が出ているようです。ゆっくり入っていると体に気泡が付きます。気泡の付くお湯はそれだけガスなどの成分がお湯に溶けているということで、とても体にいいお湯です。この手のお湯はとても温まることが多いです。長くゆっくり浸かっていたら、やはりすごく温まって、汗がしっかり出ます。体の芯から温まったので、バスで下へ降りてもまだ手にぬくもりがありました。

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ここはランプの宿。浴場にも脱衣場にもランプが置いてありました。北一硝子の文字が入っていたので、ホヤは北海道から取り寄せているのでしょうか。

このような高地で温泉を守るのは、ただでさえ、石油の価格が高騰している現状では、この高地までいろいろな物を運ぶだけでもお金がかなりかかり、かなりの苦労があると思います。しかし、建物もとてもきれいで、サービスも良く、これなら人気の宿になるのもうなづけます。終わりよければすべてよし、そんな良い気分で帰りのバスに乗り込みました。

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