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綱原から日原峠、笛吹峠、人里から浅間嶺

昨日は奥多摩へ。とある本に載っていた大島亮吉氏の「峠」という文章がとても心に響き、ヒル・ワンダリングをしてみようと、ちょっと変わったコース取りをしてみました。

上野原からのバスを綱原局前で下車します。でも、綱原中学校前の方が近かったようです。

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ぽかぽかと暖かい日だまりの中をのんびり登っていきます。綱原は住んでいる人も多く、よき山村の感じが漂っています。

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だいぶ歩いて愛宕神社へ。向こうに見えるのは権現山稜でしょう。

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これは古そうな石仏。

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下の方はあまり雪がなかったけれど、稜線が近づくと雪が増えます。着いた日原峠にはしっかりといつもの石仏がありました。前掛けが無くなっちゃったなぁ...。

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稜線はこれでも溶けたのでしょうけど、やっぱり雪が結構あります。ストックを出して登っていきます。土俵岳からはなんとか富士山を見ることができました。

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明るい雑木林は楽しい雪道。

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小綱峠から下ろうと思ったのですが、道が分かりません。植林で整備してしまって道が消されたかな。しょうがないので笛吹峠まで行くことにしました。結構雪が増えてかなり時間オーバー。ようやく着いた笛吹峠です。

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片斜面の道が多くて、あまりいい道とは言えませんでした。特に雪がある時は避けた方が無難かな。それでも下部は雪が消えて、下っていけば道路に出ます。しばらく歩くとバス停に着きます。「ふえふき」じゃなくて、「うずしき」ね。

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15分ほど歩くと確かにひとざとだけど、「へんぼり」ね。ここが浅間尾根への登山口。

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3週間ぶりの山だったし、雪のせいで足がへろへろ。その上に一番上の民家のあたりは簡易舗装だけれどかなりの急斜面。結構きつかったです。登山道になってもなかなかきつい道が続きました。まだ住んでいる人がいるのかどうか、上の方に一軒家がありました。

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浅間尾根に出ると、数人に会いましたが、その先は誰にも会わなくなります。コーヒーをまぶしたように泥ミックス状態で歩きにくい道でした。浅間嶺の休憩所にも誰もいません。

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もちろん山頂も独り占め。

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しばらく眺めを楽しみながら一人で悦に入っていました。

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松生山に行こうと思っていましたが、もう3時を過ぎたので時間切れ。またの機会に。

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人っ子一人会わない道を払沢の滝入口へ。バス停へ行くと4時台は1本もありません。しょうがないのでざる豆腐を買い込み、本宿役場前へ。すると、なんと1分後にバスが来るという幸運。これに乗れないと50分待ちになるという幸運でした。

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ということで、福寿草も見られて、楽しい山歩きでした。

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コメント

リブルさん、3週間ぶりの山歩きだったのですね。
このところ天気悪かったですもんねー。
私も出来れば2週間に一回は歩きたいと思っていますが、なかなか(~_~;)

「へんぼり」って読むんですか!勉強になりましたー。
次回行くまで覚えてられるかしら・・・どこをどうやったらそんな読みに???

>本宿役場前へ。すると、なんと1分後にバスが来る
そこまで行くと本数が増えるのですか。これは良い情報を!
こっちは絶対覚えておかなくちゃ。

cyu2さん、こんにちは。

やはり天気が悪いと出掛けたくなくなりますね。
その上、前の週は歯を抜いた時に飲んだ薬のせいで胃をやられて、久しぶりに寝込んだのでした。
なのでちょっと不安がありましたが、なんとか歩けました。

奥多摩には難読地名が結構ありますね。
バスの車内でバス停名の案内を見ながら、音声の案内を聞いているとなかなか楽しいです。

元宿役場前に行くと、数馬方面から来るバスが止まるのです。
このバスは払沢の滝入口には入らないバスが多いみたいです。
ご存じの通り、数馬からのバスはそんなに本数が多くないから、あまり変わらないかもしれませんが、
払沢の滝入口からたいした距離ではないので、歩いてみて損はないと思いますよ。

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