五里山と魔子の山へ
かなりかかりましたが、カテゴリ表示を山域に分けてみました。
22日(日)は増富温泉の先の山へ。
韮崎駅から増富温泉行きのバスに乗ります。山梨峡北交通のバスだと直接五里山登山口まで乗れますが、 山交タウンコーチのバスは増富温泉泊まりです。ただ、7時40分発だと増富温泉バス停で山梨峡北交通のバスに乗り継げるようです。
バスを降りると、すぐに山梨峡北交通のバスが来て、五里山登山口と告げます。乗客は自分一人で、運転手さんがいろいろ教えてくれました。五里山登山口はバス停はありませんが、自由乗降区間です。
五里山登山口で下ろしてもらいます。700円と乗った時間の割にはちょっと高め。まあ、そんなに人が多くないので仕方ないでしょう。
向山の北にある尾根に取り付きますが、林道をそのまま進んでしまい、迷います。少し戻って沢を渡って取り付きました。しかし、踏み跡などはありません。尾根は比較的分かりやすいですが、途中からかなりきつい登り。尾根も細く、途中には鹿の糞が多数。どうみても鹿ではなく、熊じゃないかと思われるような大きい黒っぽい糞があり、焦ります。なんとか向山の山頂に着きました。
かなりの急降下で鞍部に降ります。かなり文字の薄れかけた古いプレートを見ます。
五里山に着きます。名もしらぬ山々が並んでおりました。
山頂にプレートがあるはずなのですが、とりはずされたのか、それとも吹き飛ばされたのか、それらしいものは見つかりませんでした。
鞍部から下りますが、ほんのわずかな踏み跡があるだけです。谷状なので迷うことはなく、そのまま下っていくと広い所にでます。また踏み跡が分からなくなり、適当に沢に沿って下り、堰堤を越えれば、迷った林道が右にあるはずと、倒木などを越えて登ると、やはり当たりでした。
登山口に戻り、魔子の山へ向かいます。途中の金山平からは金峰山と瑞牆山の眺めが良い感じでした。金峰山はガスがかかっていたのがちょっと残念。この眺めは何度も読んだ尾崎喜八さんの山の絵本にある「花崗岩の国のイマージュ」を思い出させました。
車道を随分歩いて登山口から左に入ります。結構急登が続いて、魔子の山へ。山頂からは瑞牆山が見えますが、ちょっと樹林が邪魔していました。
山頂の先へ進むと展望台があり、そこからは瑞牆山や金峰山などがよく見えました。まだガスが上がらなかったのが残念でした。
魔子爺伝説のある穴へ。覗き込むと確かに人が寝泊まりできそうなぐらい大きな穴でした。
瑞牆山はやはり眺めてもよい山。随分前に登ったことがありますが、また登りたくなりました。
戻りかけると、右奥にプレートが付いていました。明らかにさきほどの所よりは低いのですが、どうしても付けたかったのかな。登山口へ戻り、みずがき山荘まで歩きました。次のバスまで時間があったので、コーヒーでも飲もうと山荘へ入ります。ケーキセットがあったので思わず注文(\900)。なかなか美味しいレアチーズケーキと珈琲で、山登りなのに優雅な時間を過ごしてしまいました。(^^)
マイナーな小粒な山でしたが、なかなか楽しい山でした。
ここで黒森方面のバス情報を。ちょっと小さくて見えないかもしれませんが、オンデマンド方式に変わってしまったと山梨峡北交通と北杜市のホームページにありましたが、月曜から土曜日の朝と夕方最後の便、および日曜日はまだ通常運行されているようです。この日もみずがき山荘に着いた時にマイクロバスが止まっていました。
土日1泊山行で日曜日に黒森に下山してもこのバスを利用できそうですね。
でも、オンデマンドバスは試験運行中なので、来年あたりは全面的に移行してしまうかもしれませんので、利用の際は市に確認した方が良いと思います。ちなみにオンデマンドバスは登録が必要なようで、市外者は利用できない可能性が高いようです。
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