神庭尾根から笙の岩山、松岩尾根
14日(日)はあんまり天気が良くなさそうだったので軽めのコースへ。
バス停を桜平で下車して神庭尾根に向かいます。植林の中の急登をこなした後、ようやく色づいた木が出てきます。向こうは狩倉山かな。
登っていくと、予想外に紅葉がいい森の所を通ります。
きれいな尾根を登っていきます。
向こうの方がきれいと思ったけれど、急斜面で近づけませんでした。
かなり赤い木もあって感激。自分は紅葉初心者(?)なのか、やはり鮮烈な赤色が好きです。
さすがに上部はもう終わりかけている感じがあります。
随分久しぶりに笙の岩山にきました。昔、鳥屋戸尾根を通って蕎麦粒山に登ったことがありますが、その時は藪っぽい山頂でした。ところが、その藪が一切無くなっていてきれいな山頂に変わっていてびっくりでした。
しばらく蕎麦粒山方面に向かいます。
塩地の頭付近からは大きな川苔山を見ることができます。
途中から松岩尾根に入ります。最初は緩やかですが、小さなギャップを越えると急降下。
途中から作業道に入って作業用の小屋を見掛ける所までは上出来でしたが、その後は踏み跡を途中で見失います。仕方ないのでかなりの急斜面を降下。何事もなく、涸れ沢の横にある別な作業小屋のあたりに降り立ちましたので、事なきを得ましたが、結構ひやひやものでした。
作業用の踏み跡で下り、ようやく川乗林道に出ました。
紅葉を楽しみながら林道を下ります。
川乗山の斜面も色づいています。
川乗谷の上流、このあたりは川乗谷じゃなくて、塩地谷なのかな、は紅葉が良いときのようです。最高の年ならもっとすごいのでしょうね。
バス停に着きますが、お昼過ぎでしばらくバスがない時間でした。
仕方ないので、日原川の紅葉を見ながら下っていきます。大沢のマス釣り場あたりの紅葉もなかなかでした。奥多摩駅まで歩きました。
あまりこのblogで書いてきませんでしたけど、こういう尾根歩きは一般登山道ではありません。写真で見るだけならいいですけど、こんな尾根を歩こうという方は地形図はもちろん、それなりの装備と充分な準備が必要です。それに事故があってもなかなか助けを呼ぶことも難しく、また、地元の方にも迷惑を掛けますので、絶対に事故を起こしてはなりません。
ちなみに、松岩尾根の下降はまだ朝10時過ぎ頃でしたし、どうしてもだめなら、まだ登り返しても時間的、体力的にも充分に行けるだろうという余裕がありました。ですから、山は早朝出発が原則です。林道を下っていた途中の登山道分岐で、川苔山にお昼頃から登ろうという人達が結構いるのを見掛けました。だいぶ日暮れが早くなってきたこの季節、何かあったらすぐに暗くなってしまいますので、もっと早く登った方がいいと思います。やかましいようですが、登山は安全第一だと思います。
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コメント
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Hgさん主催のオフ会はHgさんはじめ参加者の人柄、知識に触れられて楽しいですね。神庭尾根は06年10月末に登りました。露岩のあたりから上部はいい雰囲気だったと記憶しています。笙の岩山から松岩尾根上部もなかなかきれいな森が続きますね。その先の植林帯は、4年前でもときどき鹿が通るかという程度の、やっと見つけられる踏み跡でしたから、いま辿るのは難しいでしょう。それ以前にもルートファィンディングが必要なところが2.3ありましたから、リブルさんの最後のコメントは正解です。それでも下山地点が正解なのは経験のなせる業です。たしか結構立派な作業小屋から涸れ沢を辿り、オリンピア記念植樹とかいう看板と石碑のある地点に降りました。
投稿: hillwalker | 2010年11月16日 (火) 12時20分
ヒルさんがおっしゃるとおり あそこは結構色づきが良いんですね。
これは失敗したな~ 途中露岩の所から 鳥屋戸尾根と合流付近まで
雑木が多かったけど こんなになるんですね~ 来年狙わないと。
って 自分の備忘録を見直したら 秋にもう一度って書いてあった (笑)
投稿: いっき | 2010年11月16日 (火) 20時05分
全然軽めのコースじゃないような気がしますが・・・?
リブルさんが言うように、こんな時間に登るの?と時々不思議に思う登山者がいますよね。
その上には泊まる場所も無ければ、泊まりのようなザックも背負ってなくて。
私なんか、登山口探しから迷ってしまうどうしようもないやつなので、初めて行くコースは、迷いの時間も含め、始発バスに乗るようにしています。
熊鈴も、安全登山の小道具のひとつですよ。
お忘れなく。
投稿: chiyomi | 2010年11月16日 (火) 23時57分
hillwalkerさん、こんにちは。
レスが遅くなってすいません。
神庭尾根はまさにおっしゃる通りで、露岩の急登のあたりから紅葉のきれいな森がしばらく続きました。
笙の岩山から先の松岩尾根へは、もうかなり葉が落ちた感じで晩秋の雰囲気でした。
松岩尾根はだいぶ前から踏み跡は分かり難かったのですね。
結構きれいな作業小屋やオリンピア記念植樹の看板は今も健在でした。
まだまだ知らないいい所がありますね。奥多摩も奥深いです。
投稿: リブル | 2010年11月18日 (木) 22時04分
いっきさん、こんにちは。
紅葉は全然期待していなかったのですが、本当に予想外でした。
バスに乗っていて、日原川付近の紅葉も悪くなかったのでもしかしたらと思ってましたけど、赤も含めてあんなに良いとは。
タワ尾根もいいけど、ぜひ、紅葉のきれいな年に行ってみてくださいな。
投稿: リブル | 2010年11月18日 (木) 22時09分
chiyomiさん、こんにちは。
一日歩かないとなかなか気が済まない自分にとっては、やはり軽いコースでした。
だって10時前から下山なんて普通はあり得ませんから。(笑)
紅葉の写真を撮りながらホントに余裕でしたよ。
場所や時間にもよるけど、始発バスはなかなか。
最近は起きるのがちょっと辛くなりました。
でも、やはり時間があると、心の余裕も広がりますね。
こんな山登りも含めて、取り付きに迷うことはよくありますし、下調べが大事なようです。
前は調べるのもガイドなどが主でしたけど、今はほとんどインターネットを調べれば、いくらでも出てきますので便利になりました。
でも、調べすぎると面白くないし、難しい所です。
鈴はあまり好きではないのでほとんど付けてはいないのですが、今年のように熊被害が多い年は検討しないといけませんね。
投稿: リブル | 2010年11月18日 (木) 22時19分