マイナーコースの仙丈ヶ岳2
横にいた人達はみんなご来光を見に暗いうちから出掛けていきましたが、自分は面倒くさがりなので、一人で寝てました。気づくとほとんど人がいなくなっていたのにはびっくり。
それでも小屋前から見る甲斐駒ヶ岳、鋸岳の眺めは良いものでした。
今日は雲海なので、下はあまり良いお天気ではないかもしれません。槍・穂高連峰が頭だけだしているという小屋番さんのお話でそちらを見ると、確かにほんのわずかに見ることができましたが、どこの山だがまったく分かりませんでした。
5時40分に出発して、まずは山頂へ。

早くもガスが上がってきてしまいました。
わずかに下ればガスを抜けて地蔵尾根を見渡すことができました。
少し下れば地蔵尾根の分岐。やはり知らないコースに入るのはちょっとわくわく感があります。
しばらくは歩きにくい岩稜の道が続き、それが終わると樹林帯をぐんぐん降下していきます。
途中で大ボケかまして地蔵岳と勘違いして藪漕いで丸山谷ノ頭に登ってしまったりしましたが、再び縦走路に復帰して、地蔵岳手前の展望台のピーク。地蔵岳は思ったほど大きくはないですね。
地蔵岳を縦走路は右へ巻いてしまいますが、そのまま直進します。踏み跡はあってなきがごとし。ごく薄い踏み跡で怪しいものでした。
しばらく登ると、小さなピークに出て、右へ出ると、山頂の一角。シダ藪の尾根を少し辿るとなんとか三角点を見つけることができました。
少し戻ったあたりからショートカットしようとシダ藪を北に下ります。倒木が多い上にシダで下が隠れて見えないので下りにくい斜面でした。やはり往路を戻る方がお勧めです。写真は縦走路に出た所から下った斜面を撮った所。
しばらく進めば松峰小屋分岐。
暗い樹林の中を通って下っていくと松峰小屋がありました。暗い感じの小屋で、やはりあまり積極的に泊まる小屋ではないようです。
分岐に戻って先へ進みます。緩やかな登りから小さなギャップを越えると下りになります。延々とトラバース道が続くようになります。ひたすら歩いていくと、少し平な感じの所に出た所には古い道標が付けられていました。
しばらくシダの中の踏み跡を辿っていくと急に道がなくなり、おかしいと思って見渡すと左に道がありました。先にも道がありそうな雰囲気はありましたが、左の方が普通です。左に進むと緩やかな登りですが、巻いてしまうようです。昔のガイドでは1983mの三角点を通っていく道が書かれていましたが、今はこの左へ巻く方が一般的になっているみたいです。
林道に出て、しばらく林道を歩き、道標に従って、また山道に入ります。
林道に出たり、林道を横切ったりしながら下っていきました。もう低山の雰囲気になった頃、ようやく孝行猿の遺跡がありました。猿を模した岩と小さな祠が置かれています。戦前の修身書に乗っていた孝行猿のお話はこのあたりが起源だそうです。
下っていけば、柏木の集落に出ます。やはり暑いですね。それでもこのあたりの暑さは都会に比べたら遙かにマシです。
伊那里のバス停に着きます。目の前には昔のJRバスの車庫がそのまま残っています。入野谷という施設で入浴もできるようですが、次のバスまで40分強。この時は高遠まで出ればバスが増えると思っていたので、悩んだあげく、高遠で入浴することにしました。待合所も荒廃しつつありますが、なんとか残っていましたので、中でしばらく待ちました。
高遠駅(バスの駅)から歩いて10分ほどで高遠さくらの湯。
以前に入った時のレポはこちら。
こんなに早く再訪できるとは思いませんでしたが、やはりいいお湯でした。
お土産は仙丈岳から下ったら、やっぱりこれ「仙醸」。地元のお酒を買いました。
結局、土日はバスが少なく、本数はあまり変わりませんでした。高遠駅で随分バスを待ち、伊那北駅に出て、のんびりと飯田線に乗って帰りました。
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