千畳敷から空木岳、越百山へ

今年の夏縦走は中央アルプスへ。

夜行バスで萱の台へ。バスを降りるともうすでに列ができていました。でも早い方に並ぶことができて、２台目のバスに乗ることができましたので、千畳敷についたのはまだ６時１５分でした。

ロープウェイを降りると気持ち良い晴れ。南アルプスが並んでいました。

まずは極楽平に向かっての登り。朝一番はやはりきついです。

お花畑にはチングルマがよく咲いていました。

極楽平から少し進むと島田娘。この付近から歩く稜線が見渡せます。真ん中左が空木岳、その右は南駒ヶ岳です。

結構細かいアップダウンがあって、鎖場なんかもあり、直射日光もきついので、なかなか辛いです。

その先もさらにアップダウンが続きます。風があまりなくて、ひたすら下って登ってを繰り返し、だんだん辛さが増します。

東川岳の一つ前だったか二つ前だったかのピークは岩稜をまさに越えると言う感じで本当に辛いものでした。もうガスが上がってきています。

大きく下ると木曽殿山荘。予約がないと泊まれないみたいです。

木曽義仲の力水に行ってみました。小さな沢になっていて水量は少なかったですが、それなりには流れていました。水を汲むのも含めて往復２０分ぐらいかかったかな。

そして問題の空木岳への登りは辛いなんてもんじゃありません。とにかくひたすら下を見ながら登っていって、偽ピークを過ぎて、さらにこれが見えてきますが、これも実は偽ピーク。少し右を巻いてさらに鎖場を登らないといけないんです。

久しぶりにへろへろになって山頂に到着。もうガスで何も見えませんでした。

少し下には駒峰ヒュッテがあります。今夜はここに泊まることにしました。食事はなく、自炊の小屋です。水場がないのが辛い所。管理人さんがいれば、ペットボトルの水５００ｍｌが２００円、ポカリスエットが３００円で買えます。もっと水場で汲めば良かったと後悔でした。３０数人が泊まったようでかなり混みました。シュラフを持って行ったので寝具なし素泊まりでした。

その２に続く。