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バスで黒金山に登って、乾徳山でバームクーヘンでお茶するの巻

5月5日は子供の日。ということでたまにはキャラを変えて(?)、奥秩父に行きました。

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天科バス停がスタート。果たして帰りのバスに間に合うんでしょうか。

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ちょっぴり取り付きが分かりにくかったですが、沢沿いの道を少し進むと道標がありました。

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ひたすら登っていきます。1264m付近。

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林道に出るとなかなかの眺め。笠取山なんかの方かな。車が何台か駐車していました。ここまで車で入ると黒金山も近いですね。

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その先へ行くと、ようやく左に黒金山が見えてきます。ちなみに右のポコンとした山は牛首。

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牛首を左に回り込むと針葉樹林の中に入りますが、空気がかなり冷たく、Tシャツでは寒い感じ。我慢して登っていくと、ようやく着いた牛首ノタル。

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どうしようか迷ったけど、結局、牛首を目指しました。途中は雪が出てきて、シャクナゲの密藪の中を頑張るとようやく着いた山頂はもちろん眺めなし。プレートを付けた人がいるみたいです。

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牛首ノタルに戻って黒金山を目指しますが、途中は完全にスノーハイク。ストックを持ってこなかったことを後悔します。足が疲れているのに、雪道はかなり辛かったです。ようやく着いた黒金山頂。

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やはり山頂からは良い眺め。時間があればゆっくりしたいけれど、そうもいきませんでした。

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わずかに下ると大ダワへの分岐。もちろん乾徳山を目指しますが、トレースは微妙な感じ。一応、ピンクのリボンの目印が付けられているので、それを頼りに探しながら進みました。

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途中から、先の方の乾徳山と笠盛山(手前)、塩山などの町並みを見ることができました。まだ遠いにゃ~。

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特にどうということのない笠盛山。不遇な山頂ですね。

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下山道が分岐し、ちょっと誘惑に負けそうになったものの、頑張って梯子の付いた岩場をこなして、ようやく山頂!紅茶を入れて、コンビニで買ったバームクーヘンの美味しかったことと言ったら!

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後ろを振り返れば、あの右手の尾根を登って、あのポコンとした牛首に登って、左の大きな黒金山を通ってここまで来たんです。本当に感慨深いものがありました。

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地図を見ると、乾徳山登山口へは、国師ヶ原を経由するより道満尾根を下る方が早いようです。迷わずそのまま下ります。さすがに山頂直下の鎖場は巻きましたが、それ以外は鎖場の連続した岩場の下り。まあ、両神山の八丁尾根下るよりはやさしいでしょう。
扇平を過ぎて1764.1mの三角点に行ってみました。ここは二等三角点のようです。

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尾根っぽい所をしばらく進むと道満尾根の一般道に出ました。そのままぐんぐん下っていきます。あっという間に道満山は巻いてしまいましたが、まあいいか。さすがに下っていくと暑い。徳和峠はあまり峠らしくなく、道標に従うとしらずのうちに徳和に向かっています。

降りていくと道路に出て、獣害避けのフェンスを通り、下っていくとお寺がありました。立ち寄ろうかなと思いつつ、そのまま下ると、なんと塩山行のバスが来たのが見えるではありませんか!走る!走る!走る!

ということで4時8分のバスがわずかに遅れてきたので乗ることができてラッキー。写真を撮る暇もありませんでした。

いつもの塩山温泉で入浴し、心も体も気持ちよくなって帰りましたとさ。

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コメント

ほんとだ~バームクーヘンでお茶する、というところがキャラ替え?ですかね。
たまにはそういうところをクローズアップするのも良いかもしれません♪

スピードを要する山歩きはとても私には無理ですが、
こっちのエリアからもいつかつないで見たいのです。
塩山温泉、リブルさんの行きつけはどちらですか?
差し支えなければ・・・(^^♪

cyu2さん、こんにちは。

普段、甘いものはそんなに山に持っていかない(飴はのぞく)のですけど、
この日は絶対に山頂で食べようと思って頑張りました。

国師ヶ原にテント泊というのもプランとしてはあったのですが、とりあえず日帰りにしました。
いつかはそんなプランで西沢渓谷へも歩いてみたいですね。

塩山温泉は昔から宏池荘ですよ。
https://ribble.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/post-37b5.html
cyu2さんも行かれていますよね。
銭湯料金で入れるのが魅力的です。

 うーむ、リブルさん、やってくれましたね~。
塩山発朝八時半のバスで帰りは四時過ぎの塩山行きに間に合わせたのですね。
しかも途中雪道だとは…
私だったら、そのあとの山梨市行きにも間に合わないと思います。

 随分前に、ご存知の通り、かずさんとhillwalkerさんを巻き添えにして、早朝のタクシー
相乗りでなんとかやれた黒金山日帰りですが、リブルさんならバスでもOKだろうと当時から
思っていたのですよ。
 朝の便は前よりはマシになりましたが、それでも登山口を9時過ぎてからのスタートは
この界隈の山の場合厳しいですから、ぜひ7時台のバスを増発するようになってほしい
ですね。。。

 今回は、急ぎ足とはいえ、途中のティータイムがなかなかしゃれてていいですね。
バウムクーヘンかぁ…、とってもおいしそう… 甘いモノはあまり好きじゃないのだけれど、
見晴らしのいい所で「おつかれさん!」という感じだったら、いいですよね。
私も今度マネしてみようかな~(笑)。

ゴン太さん、こんにちは。

やはりここはロングコース、なかなか踏み切れませんでしたが、
体調、天気ばっちりでしたので、ようやく歩くことができました。
あの雪道はちょっと想定外でしたが、昔、この時期の乾徳山に登ってたくさん雪が残っていましたから、
それに比べたら少ない方なのでしょうね。
でも、塩山行に間に合ったのは嬉しい誤算でした。
そうそう、早いバスが本当に欲しい所ですね。

テント泊なんかの時も、最後のデザートを持っていくと、
もうちょっと頑張ればあれが食べられる、なんて思うと結構元気が出たりしました。
ちょっぴりご褒美のつもりで、甘いものでなくても、
自分の好きな物を持っていくと良いのではないでしょうか。

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