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あこがれの笊ヶ岳から縦走 その2

その1からの続きです。

今日は昨日に比べるとのんびり行程。しかしどうなることやら。一応4時30分には起きることにしました。

鹿の甲高い鳴き声を聞いてテントを畳み、5時30分出発で伝付峠に登り返します。

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林道を奈良田越に向かいます。途中からは霞んだ富士が見えました。今日も暑くなりそうです。

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結構アップダウンのある林道でなかなかきついです。今日は水を5L持ちました。さすがに重荷がきついです。途中で新しい林道があり、そちらに入りますが、かなりの登りでなかなか進めません。再び元の林道に戻り、先へ進んでいくと崩壊地に出ます。通行は可能ですが、結構崖の上を通るので怖い感じのところでした。

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その先はもちろん使う人などいない林道で、昨日同様にシラビソがひどく生えた林道くずれの道。邪魔されて通行不能に近い状態の所もあり、またまた不安になります。下っていくのでこれまた不安になり、果たして奈良田越まで行けるのかと疑心暗鬼で進んでいくと、ようやくすいがら入れの缶がありました。ここで右にUターン。

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奈良田越は昔は塩の道だったそうですが、今はそんな場所には思えません。そのあたりから白剥山に向かいました。

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テープなどを見ながらわずかな踏み跡を辿っていくと廃屋がありました。その先はかなりきつい登りが続きます。

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右に左に踏み跡を探りながら登っていきます。やはりこのあたりは点線コース。ルートファインディングが必要ですね。なんとか白剥山に着きます。このあたりまではまだそれほどではありませんでした。

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黒河内岳を目指しますが、途中はかなりのきつい登りが続きます。ルートも分かりにくい上に倒木が邪魔したりすることもたびたび。気温がぐんぐん上昇してひどい蒸し暑さ。その上の重荷なので途中でバテバテ。ようやく森林限界を出ます。しかし、その後がひどかった。偃松でルートはひどく分かりにくく、ルートミスも度々で精神的にきつくなってきます。無理矢理偃松の上を登ってようやく踏み跡に戻ったり、直射日光にじりじりと焼かれたりしながら少しずつ進んでいきましたが、だいぶ笹山が近づいた所で偃松の海でストップ。とても先へ進めず、仕方なくわかる所まで戻ったりしました。

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それでもなんとか黒河内岳(笹山)南峰に達することができました。この時点ですでに12時。もちろん普通の行程なら先へ進むのが普通な時間ですが、この直射日光と暑さのひどさでバテバテの体力、それにこの先に良いテント場があるかどうか分からず、ここから奈良田に下りられる道もあります。暑い中を進むと水の消費も大きいし、この先は涼しい朝方に歩きたいと思い、かなり早いですがここでテントを張ることに決定。

暑くてテントを張る気にもならず、わずかな日陰で夕方までずっと地図などを見て過ごしました。誰ひとり来ることもなく、途中で会う人もおらず、とても静かな一日でした。

その3に続く。

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登山(南アルプス)」カテゴリの記事

コメント

途中で誰にも会わない一日なんて、私には無理です。
文中には出てきませんが、ラジオを聴いたりはしなかったのですか?

投稿: のぞむ | 2013年8月15日 (木) 06時28分

のぞむさん、こんにちは。
動物はいたようで、姿は見えなかったけど、林道を歩いているときにがさごそ音が聞こえてきました。
ラジオは今回家に忘れてしまいました。天気予報が聞けなかったのが痛かったです。

投稿: リブル | 2013年8月15日 (木) 21時20分

HPで南アに行かれていたとあったので、どこだろうな~と思っていたら、ナント笊から北上ですか、ぶったまげました。

もしかして、この前頂いたコメントのレスで余計なこと言っちゃった(笑)?かな、と思ったのですが、きついけど思い出にいつまでも残る山行になったみたいで、こうやって記事を拝見していると、え?で次は次は?と楽しみになってしまいます。

読んでいるだけで、陽差しの強さやハイマツのしつこさがこっちにじりじりと伝わってきますよ~。

とにかくこうやって記事を拝見しているのだから無事帰ってきたのはわかるのだけれど、「はらはら」そして「ワクワク」してしまいます。 ほんとこのあとどこまで歩くのでしょう…??? リブルさんの足だと、軽々と北岳を越していっちゃうのかな?なんて考えていますが、もっとあっと驚くようなフィナーレだったりするのかもしれませんね。。。

投稿: ゴン太 | 2013年8月15日 (木) 22時22分

ゴン太さん、こんにちは。

いやはや、本当にきつかったですし、もう再びはできない山行でした。
やはり南アルプスの点線コースは桁が違いますね。
岩稜のRFはかなりきついものでした。天気が良くて本当に良かったです。

さすがに北岳まで行くつもりはなく、大門沢降下点までで、十分にお腹いっぱいでしたよ。(^^;

投稿: リブル | 2013年8月17日 (土) 19時10分

今年は、雷がほとんど無い、と先日行った仙丈小屋の小屋番さんが言っていました。
暑くても、それが救いですよね。

投稿: | 2013年8月17日 (土) 22時37分

↑名前を書き忘れました。

投稿: chiyomi | 2013年8月17日 (土) 22時43分

今年は本当に暑すぎて冷たい空気が入らないから雷も起きないのでしょうね。
しかし、この状況で水不足にならないのは不思議ですね。

投稿: リブル | 2013年8月18日 (日) 20時21分

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