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あこがれの笊ヶ岳から縦走 その1

今しかこの山に行ける体力はない、と今年の夏山縦走はあこがれだった笊ヶ岳を目指しました。本当は山梨側から入りたかったのですが、2年ほど前の集中豪雨の影響で厳しい状況。ということで椹島からの道を登ることにしました。

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初日は入山のみ。久しぶりに静岡駅から事前予約制になった畑薙第一ダム行きのバスに乗り、畑薙ダムの臨時駐車場から東海フォレストの送迎バスで椹島へ。久しぶりに夕食付とし、朝食は早朝出発予定なので弁当にしてもらいました。

ちなみに、臨時駐車場の所に井川観光協会のバス時刻が書かれていました。
帰ってからWebで調べると井川情報ステーションの井川だよりに書かれていました。
でも、前に乗った午後のバスがなくなっていて、静岡からのバス利用では横窪沢小屋まで入るのはちょっときつくなったようですね。

時間があったので裏手に行ってみるときれいな木造建物の白旗史郎写真館がありました。入らなかったけど、たいした料金ではなかったようです。

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井川山神社で山行の無事をお祈りします。この後は念のために笊ヶ岳登山口まで軽いウォーミングアップついでに歩いて確認しておきました。

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次の日は4時頃に起きて少し明るくなった4時40分頃に出発。水は途中の沢で汲むので2L程度としました。うす暗い中を登りましたが、やはり結構きつい登りが続きます。標柱に着いたのは7時頃でした。

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6本の沢を越えていきます。何度もアップダウンがあるのでそれなりに体力を使います。途中で水を2L追加し、4Lとしました。

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上倉沢に出ます。ここは伏流なので水はなし。反対側にどう渡るのかと思いましたが、ケルンが少し下手にあり、その反対側に登っている道があったのでそんなに迷わず渡れました。

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その後もそれなりにきつい登りが続きます。シラビソが藪っぽい所もあって少し漕いだりする感じの所もあります。踏み跡は続いているので、ひたすら頑張るとようやく稜線。

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最後の登りがきついこと。重荷が堪えましたが、念願の山頂に到着!所ノ沢越から来たグループと同じく椹島から登ったご夫婦がいらっしゃいました。

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やはり山頂からは良い眺め。でもちょっと霞み気味です。

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残念ながら富士は小笊の向こうのガスに阻まれてしまいました。やはり夏場は稜線に泊まって早朝に来ないと無理なようですね。

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今日はなんとしても伝付峠まで行きたいと思っていました。向こうには偃松尾山(右)と生木割山(左)も見えていました。

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名残惜しいですが、滞在時間はわずかで伝付峠に向かいます。伝付峠まで行けそうな時間だったので水場には寄らず、偃松尾山へのきつい登り。ふと後ろを振り返るともう笊ヶ岳が結構遠くなっていました。

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さきほど笊ヶ岳から見えていたザレた崖の上を通ります。左の方は怖いのでできるだけ右側を少し慎重に歩きました。

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途中で笊ヶ岳方面に向かう人に初めて会いました。水場付近で泊まるということでした。
そしてようやく着いた。生木割山頂。涼しい風が吹いて、眺めはありませんが小広い良いテン場です。この時点で1時でした。ただ、ここに泊まると次の日が辛くなるし、水が補給できないので、まだまだ頑張って伝付峠まで行くことにしました。

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長い尾根歩きが続きます。緩やかにアップダウンするのですが、標高を下げているせいか暑さがひどく、眺めのない道が続くので結構辛い道です。途中でおじさんに一人会いましたが、やはり暑さでバテたと話をしていました。ようやくの事で天上小屋山。ここも眺めのない一地点という感じの場所でした。

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やがてトラバース道に入りますが、これがやたらと長い。しかも細い道が続き、足にマメができてしまっていたので痛いこと。早く終わってくれと思いつつ歩きましたが、そんなに簡単には終わりませんでした。途中で何度も水飲み休憩してしまいます。

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ようやくトラバース道が終わり、しばらく広い尾根を下ると林道に出るのですが、これがまた完全に廃道状態。シラビソがででんと占拠していてとても歩けそうには見えない林道です。本当にこれが林道なのかとかなり不安。歩いていると右側の崖が崩れたりしている所もあったり、延々とそんな中を歩かされるので、不安は増大。途中で右側の稜線に這い上がって道を探したりしました。しかし、なんとかこの道標を見つけた時は本当に胸をなでおろしました。

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きれいな林道を歩いていけば二軒小屋への道を分岐し、その先にテント一張り。新倉への道に入ります。

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笹原の道をくだっていくと、さきほどのテントの人か一人会いました。わずかに下れば水場に着きました。こんな暑さでしばらく雨は降っていなさそうですが、滾々と冷たく美味しい水が流れていて安堵しました。この日はこの水場近くにテントを張りました。ちなみに着いたのは16時40分。12時間の行動時間はさすがに疲れました。

その2に続く。

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コメント

笊とはスゴ過ぎです。しかもテントを担いで12時間とは・・・この先は悪沢でしょうか。
読むだけなら楽しいのですが、ヤブラーのリブルさんでも相当きつかったようですね。
また、このブログを書いている今は筋肉痛で大変でしょうね。

投稿: のぞむ | 2013年8月14日 (水) 08時58分

のぞむさん、こんにちは。

念願の笊ヶ岳、本当によいお天気が続いてよかったです。
やはり伝付峠へ向かう道は経験者向きなようです。
奥多摩や丹沢付近のように人がたくさん入る所ではありませんから、スケールが違いますね。

前週の雲取山日帰りが効いたようで、足の筋肉がしっかりしてくれたせいか、
ありがたいことに帰ってきてからも、わずかに足が張っている程度で筋肉痛にはほとんどなりませんでした。

投稿: リブル | 2013年8月14日 (水) 20時05分

うーん、小笊の向こうに富士山は見えませんでしたか。
やはり、早い時間じゃないと無理なんですね。
私のときも、同じく山梨側は全滅でしたが、静岡側は綺麗に見えていました。

投稿: chiyomi | 2013年8月17日 (土) 22時13分

chiyomiさん、こんにちは。

やはり願いはかないませんでした。
静岡側は比較的ガスは大丈夫なようですね。
やはり地形的な影響があるのでしょうね。

投稿: リブル | 2013年8月18日 (日) 20時18分

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