青空の岩峰歩き
連休最後の14日はやっぱり小海線沿いの山へ。
一昨日登った御座山から見た天狗山、男山の眺めが気になり、快晴の続く連休なので行ってみることに。再び一番電車に乗って、信濃川上駅へ。さすがに連休最後の日では登山者はおらず、自分一人、川端下行きのバスに乗りました。大深山中央で下車してしばらく車道歩き。農道に入り、天狗山を目指して歩いていきます。今日もいいお天気。
以前のガイドにあった道なのですが、どうも今は推奨されていない道。動物避けの扉を開けて中に入りますが、古い林道は使われておらず、ここが登山口とは思えない場所でした。
途中はかなり踏み跡も怪しいです。なんとかテープなどを頼りに登り、岩稜を右に巻いて登っていくと稜線に出ました。すぐ右に小さな岩峰があり、登ってみると、御座山がとてもよく見えました。
戻って先へ進むと、やはり岩稜っぽい登りが続きます。危険はなく、ぐいぐいと岩を登っていく道は楽しいものでした。
天狗山の山頂には祠がありました。
向こうにはこれから歩く先の男山、さらにその向こうには八ヶ岳を眺められました。
岩稜の下りはそれほどは危険はないけど、少し注意しながら下ります。途中の岩場からは縦走路が見えますが、意外に下りそうです。
かなり下ると立原高原への道が二つほど分岐していました。そちらから登る人も結構いるようで明瞭な道でした。再び岩道をこなしていくと、男山(右奥)が近くに見えます。
紅葉には早いという感じでしたが、アブラツツジと思われる木がなかなか晴天の光を受けてきれいでした。
思ったよりも早く男山の山頂に着きました。
後ろを振り返れば、天狗山がなかなかの岩峰でした。
びっくりしたのは下の岩峰に人がいたこと。もちろん道などありません。クライミングで登ってきたようです。しばらくすると到着して賑やかになりました。
下り道はそれなりに歩かれているようです。ぐんぐん下ると古い林道になり、延々と辿っていきます。途中からは右上に岩峰が見えましたが、さきほどのクライマーさん達はあそこを登ってきたのかな。
随分長く林道を歩いて登山口。フェンスは簡単に通れました。
駅に近づくと踏切の音と何か遠ざかっていく音。ちょっと嫌な予感がして駅に入ると、やっぱり小淵沢行きの電車が行ったばかり。1時間30分待ちとなり、のんびりとこじんまりとした駅舎の中で待ちました。
小粒な山々でしたが、やはり良い山歩きでした。
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なるほど面白そうです。でも、18切符の使えない時期に行くのはちょっとお高くつきそうですね。
投稿: のぞむ | 2013年10月22日 (火) 21時17分
のぞむさん、こんにちは。
とても楽しい山歩きでした。
以前から気になっていた山ですが、やはり行ってみてよかったです。
投稿: リブル | 2013年10月23日 (水) 20時33分