気持ちいい青空の日は三つ峠山
すっかり遅くなってしまいましたが、28日(土)は三つ峠山へ。
早朝の電車に乗り、三つ峠駅を歩き出したのは朝7時。山麓から見る富士もやっぱりいい感じでした。
東稜1312m点尾根への取り付きに迷い、結局、藪に突っ込みました。でも、しばらく歩くとわずかに獣道みたいなものを見つけ、進むと踏み跡に出ることができました。
途中、何も目印などは見当たらず、適当に分岐してるっぽい踏み跡を歩いていきます。
踏み跡は上へ続いていました。途中で獣の鼻息が聞こえて、びっくり。姿は見えず、手をパンパンと叩くとガサガサと逃げていく音が聞こえました。最初は熊かと思いましたが、おそらくイノシシあたりというのが正しい所でしょうか。
だいぶ登った頃、鉄の棒の目印があり、これで正しい尾根であることが判明。
尾根に出て西へ進むようになるとかなり岩っぽい細尾根になります。屏風岩は見当たらず、ひたすらこなして歩いていくと、緩やかな尾根になりました。
気が付くと、前の方に東稜などが見えてきて、いつの間にか大久保山も通り越していたことが判明。相変わらずの適当さです。
今年初の紅葉した木。去年は病気のために紅葉をほとんど楽しめませんでした。あれから約1年。今年はきれいな紅葉が見られるか楽しみです。
途中で踏み跡を外してしまい、ひどい斜面を直登します。ようやく再び見つけて登ると東稜。電波塔が占拠しているのでフェンス沿いの藪を歩いて回り込みました。
登山道を少し進み、久しぶりの三つ峠山。残念ながら富士には直線状の雲が。
三つ峠山荘まで行くと、登ってきた三つ峠駅方面の眺めが広がりました。
木無山で右に母の白滝への道を分岐します。
しばらく歩いて106号鉄塔。ススキ越しの河口湖の眺めもなかなか。真ん中の島はうの島でしょうね。
ひょうもん蝶がアザミのあたりによくいました。やっぱり標準レンズではかなり近づかないといけないので、すぐ気づかれて逃げられてしまいました。
鉄塔巡視路に入り、下っていきます。最近の登山地図だと実線になっていますが、あまり歩く人もいないようです。これは107号鉄塔付近。
木が倒れている分岐は右に下ってみると林道に出ました。どんどん下って108号鉄塔から来た道と合流し、さらに下っていくとアカマツの林の中を歩きます。よい雰囲気の場所。
やがて伐採地に出ます。一本松は切られてしまったようでした。
草っぽい林道を進むとやがて踏み跡に変わります。赤テープが点々と垂れ下がっていて、あまりルートファインディングはいりませんが、藪っぽい道。とりあえずひたすら下り、先へ進むと、社の前に降り立ちました。山の神のフジはだいぶ弱っている雰囲気でした。
寿駅の方が近いですが、まだ時間も早いし少し料金も安くなるので、三つ峠駅まで歩きました。
山頂まで4時間近くかかりました。やっぱりこちらから登ると三つ峠山はそれなりにきついですね。
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