城跡と干支の山
遅くなりましたが、13日(月)は奥多摩へ。
武蔵五日市駅から数馬方面行のバスに乗って本宿役場前バス停で下車します。バス停の目の前にあるのが、武州檜原村口留番所跡。木戸だけが復元されたもので、案内板は平成5年の表示がありました。もちろん戸は開きません。
橘橋から下りるとエノキの木があるそうですが、写真真ん中の木かな?
戻ると岩舟地蔵尊がありました。いつの頃か「郷送り」されてきたと言われる木造丹塗りの半跏像だそうです。
信号を渡って少し進むと吉祥寺があります。
お墓の間を通って13仏巡拝入口のアーチをくぐり、さらに登ると案内板があり、それを見て登っていきます。これは1番の不動明王。
途中6番と7番を飛ばしてしまいましたが、帰りに見ることにしてまずは登って檜原城跡へ。これは二の丸跡。
少し先へ行くと木祠と石仏がいくつかあり、檜原城山の表示もありました。
はるか下に町並みをよく見ることができ、やはり地形的に城跡らしい場所だったようです。現地の案内板によると、城主などよくわかっていないが、後北条氏時代の後半に築かれたものらしいようです。この先のピークまで行けそうですが、風がひどく冷たいし、採石場など見ても面白くないので、このあたりで引き返すことにしました。
帰りはしっかり6番7番を見てから下り、春日神社へ。

裏手に行くとこれは大ケヤキ。高さ33mあるそうですが、なんと言ってもその太さ。ものすごい大きさです。何度もこのあたりに来てますけど、こんな大きな木があることを知らなかったです。
しばらく歩き、千足の集落から右に曲がって茅倉の集落へ向かいますが、途中はひどく寒かったです。集落に入るとそれほどではなくなり、だいぶ上に歩 いた所で馬頭刈山などを示す道標がありました。
一般登山道ですが、ここはまだ歩いたことのなかった道。途中で1グループ登っている人達をパスして登っていきました。ひたすら登りの続く道です。

ようやく登りついた所は馬頭刈尾根の縦走路。
少し歩けば鶴脚山。単なるピークです。
さほどはかからず、馬頭刈山に到着。
やはり大岳山の眺めがいいですね。お昼を過ぎていたためか、誰も来る人がおらず、静かな山でした。
最近、間伐事業で切り開きがされたので、ちょっと下ると眺めが広がっていました。
ちょっと歩けば、高明山。
東尾根を下りますが、なかなか地形を読むのが難しい感じ。ちょっと迷いましたが、なんとか下っていくと途中から日の出山から大岳山あたりがよく見えました。
しかし、その後も迷いまくり。598m先の分岐など分からず、とりあえず足任せに下って、最後は藪だらけの斜面に入り込んでしまい、ひどい下りでしたが、なんとか怒田畑に降りられました。
道路を歩いて途中で右に瀬音の湯の表示があったので、そちらに入ったら、登り返しになってしまいました。結局、以前通った長岳尾根の橋に出てしまい、せっかくなので山道を歩きました。
最後は久しぶりに瀬音の湯にのんびり浸かって、温まって帰りました。
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リブルさんも光明山の東尾根を歩かれたのですね
ぼくは下から上がったのですが地元の人に聞いたにも関わらず取付きに失敗して山道に合流出来たのは標高にして150mくらい上がったところでした
そこからはかなり明瞭な山道があり登りでは迷うことも無かったのですが下りでは分岐で悩むだろうなと思われるところは何箇所か有りましたね
また取付きを確認しに行かなくてはと思っています
投稿: カセージン | 2014年1月22日 (水) 16時28分
カセージンさん、こんにちは。
途中までは確かに下りは難しかったけど、踏み跡は認められました。
下部のあたりには、いくつも山道があるようなのですが、
最近はほとんど使われなくなっているみたいです。
下から登る方が正解ですね。
このところ間伐の手が入っているようで平成25年の文字も見ましたから、
奥多摩の他の場所のように、もしかするとあのあたり、
一面バッサリと切られてしまったりする可能性もあったりするかもしれませんね。
投稿: リブル | 2014年1月22日 (水) 19時45分