釜ノ沢五峰へ
16日は秩父へ。
西武秩父から小鹿野町営バスに乗って長若(ながわか)中学校前で下車します。
しばらく歩いて札所三十二番の法性寺。まずはお参りします。
観音堂も見たあと、岩の間を通ってしばらく登り、奥の院への分岐から右に行くと岩船観音。岩の上にある大きな観音像です。
戻って奥の院に登ります。ちょっと人で渋滞して待たされました。鎖場をこなして岩場を登ると奥の院がありましたが、結構高度感のある場所です。写真を撮るのがやっとの小さな場所でした。
戻って釜ノ沢への道を辿りますが、意外な難度のある山。途中の梯子はひん曲がっていてなかなか厳しいです。
途中眺めの良い岩場があります。左手には落ちそうで落ちない岩が見えます。
長若山荘近くに下り、釜ノ沢五峰を目指して再び登りになります。涸れ沢から暗めの樹林の中を登って、まずは一の峰。右手にさきほど歩いた尾根が見えるくらいです。
二の峰からは眺めが広がります。向こうは熊倉山の方らしいです。その先はちょっと鎖場で下ります。
三の峰はいきづまり。手前から右下に下ります。
四の峰は眺めはないものの紅葉がまずまずでした。
五ノ峰も眺めのない場所。あまり山頂らしくない場所でした。
少し先のピークからはちょっと雑木に邪魔されるものの双子山や両神山などが間から見えました。
しばらく歩いて文殊峠へ。金精神社があります。
文殊峠には道路が通っていましたが、明るい場所でした。
下っていき、兎岩に向います。
踏み跡のような道を辿ると竜神山。カヤトが茂る小さな山頂でした。
まずまずの赤く紅葉したモミジがありました。
大きな岩を巻きますが、そこには岩屋がありました。
そしてフィナーレの高度感のある兎岩。手すりがあるし、靴のフリクションがよく効いたので怖くはありませんが、それでもなかなかスリルのある場所でした。
こんな感じの道になっています。
松井田バス停まで歩くつもりでしたが、長若中学校前バス停まで戻ると、なんとか一時台のバスに間に合いました。
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コメント
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さすが、リブルさん。
秩父札所32番法性寺の「奥の院」へ行かれたんですね。
私がこの秋、三十四霊場を巡った中でも、もう一度訪れたい札所の一つです。
特に、30番、31番、32番は、他の札所と違って、それぞれが山中に孤立していて
京都や鎌倉とも違う、秩父らしい山寺で、中でも31番観音寺は聖地を感じるお寺でした。
巨岩や岩屋のあるところにお寺が建てられていることから、観音霊場になる以前から、
古代信仰や山岳修験道の行場が信仰の始まりであったことが良く分かります。
秩父の里の札所も多くは「武甲山」を拝するように建てられていて、
観音信仰と武甲山信仰が重なっているようです。
今回は、「奥の院」まで行けませんでしたので、来年、春に行く際の参考にします。
ありがとうございます。
投稿: たまびと | 2014年11月23日 (日) 19時47分
たまびとさん、こんにちは。
本当に法性寺は、いかにも山寺という感じでしたね。
地の利を生かして石仏などが置かれていて、観音堂の裏にも岩屋のようになっていてやはり石仏がありました。
お寺を訪れるだけでも楽しい所ですね。
奥の院は結構、参拝の方も登っているようです。
できれば山靴の方がいいと思いますけど、天気の良い日は楽しい場所でした。
しっかり三角の山が見えましたが、おそらく武甲山だと思います。
自分ものいつの日か、秩父の観音巡りを楽しんでみたいです。(^^)
投稿: リブル | 2014年11月24日 (月) 18時11分