蛾ヶ岳へ

4/26は蛾ヶ岳へ。

身延線の市川本町駅で下車して歩き出します。

しばらく登っていき、大門碑林公園の先に登山口があります。

下部はちょっと湿っぽい道ですが、登っていくと普通の登山道になります。これは市川大門への分岐。

穏やかな表情の石仏が和ませてくれます。

この日はまだヤマザクラも咲き、気持ちの良い道を登っていきます。

案内板があり、左に入ると烽火台跡（仏岩）に着きます。

少し先へ行くと展望の広場。ベンチもあって休むにも良い場所。この日は霞がひどく、南アルプスが見えなかったのが残念。

岳朋尾根に入ります。踏み跡は少ないと思っていたら、なんか作業道っぽい踏み跡がしっかり続いていてびっくり。途中も危ないところには、ロープなどでしっかり手入れされていました。

ということで、そんなに危険なところもなく、あっさりと桑沢大山に着きます。

大畠山に向う踏み跡は若干薄めだったけど、それでも踏み跡が続いているのでそれを追いました。結構きつい登りのところを通って尾根に出れば、後はひたすら踏み跡を追えば、電波施設のある大畠山。

大畠山あたりまで行ければいいやと思っていたら、意外に早く大畠山に着けたので、せっかくなので久しぶりに蛾ヶ岳まで行きたくなり、早足で向います。やはり新緑の山々がいい感じです。

もうだいぶ前ですが、タクシーで四尾連湖まで入って、三方分山の方まで縦走したことがありました。なので随分久しぶりの六地蔵に会えました。

ミツバツツジ咲く急な登りを山頂へ。ちょっぴり暑かったけど、天気もよく、気持ちの良い登りでした。

蛾ヶ岳の山頂は人が多いせいか、ちょっと虫が多かったです。四尾連湖を見ることができました。

帰りは四尾連峠へ。同じ道を戻り、大畠山への道を見送ってのんびり下っていけば、四尾連峠。

下っていく道は新緑がきれいで楽しい道でした。

桑沢橋に出ます。こんな山の中なのに立派な橋でした。

717.2mの三角点のところから古城山城跡に向います。浅間神社がありますが、木祠は壊れていました。付近には石碑がたくさんあります。明治時代の富士講のもののようです。倒れているものもありますが、起こしたりするような人はもういなさそうなのが寂しい感じでした。

登山口へ戻り、まだ予想より時間が早かったので、甲斐源氏旧跡に立ち寄りました。源義清がこの地に土着した最初の人で、甲斐源氏の起源だそうな。

再び市川本町駅に戻りました。

ということで見たお花。

イカリソウ。これは色が薄めですね。

ヒトリシズカもありました。

アケボノスミレもよく見かけました。