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小川山へ

前の日の瑞牆山はこちら

次の日は富士見平小屋を5時30分に出発しました。

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昨日も見た樹林の分岐から小川山に向かいます。

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たまには歩く人がいるらしく、細いですけど、特に問題はない道。

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伐採小屋跡に着くと、なんと人がいるのにびっくり。泊まったのかな?

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樹林の中に入るとちょっと道がぬかるみ、分かりにくいところもありますが、テープなどに助けられて進んでいくと小川山分岐に着きます。ここから左に曲がって小川山に向かいます。

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樹林の中を縫うように左右に曲がりながら登っていきます。その後は岩っぽい小ピークが続くところを右手を巻きながら進みますが、木の根があるので、細かい上り下りが多く、なかなか疲れます。

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ようやく巻き道が終わると少し歩きやすくなります。

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また別なピークに向けて登り、手前で右に巻き、進んでいくとシャクナゲがまだ咲いていたのにはびっくり。

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下って登って岩場に出ると久しぶりに眺めが!もう瑞牆山がちょっと遠くなっていました。

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目の前には金峰山が大きいです。

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どんどん登っていくと、廻り目平を示す紙の道標が付いていました。

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しばらく登れば小川山の山頂。周りは樹林に囲まれていて眺めのない場所でした。

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ちょっと奥に入るとわずかに瑞牆山などが樹林の合間から見ることができました。

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廻り目平分岐に戻り、下り始めます。樹林の中を下っていき、尾根の上らしくなってしばらく進み、岩が多くなります。右に入れるところがあったので入ってみたら、右手には面白い岩が並んでいました。

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なおもひたすら下りが続き、岩場などもあったりしますが、たいしたことはありません。その代わりに暑さがちょっときつくなります。突然、左手が崖になって左手には岩峰が見え始め、きつい下りをしばらく辿ると展望台と書かれた岩場に出ました。

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せっかくなのでカメラだけ持って空身で登ってみました。さすがに怖くて一番先までは行きませんでしたが、スリル満点の岩場からは奇岩の連なる岩峰を見ることができました。しかし、下りはやっぱり怖かった。(^^;

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岩場を下ると唐沢の滝への分岐。ここは滝へ行くのではなく、直進することにしました。

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その先もしばらくは急な下り、急な登り返し、鎖場となかなかきつい道です。重荷の時は注意が必要です。なるほどガイドが登りしか案内しないのは訳がありましたね。

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ひたすらじぐざぐの道をこなし、樹林帯の中を下ればキャンプ場の中に出て、適当に下ると道路。少し先に金峰山荘がありました。コインシャワーなどもありますが、帰りは温泉に入ろうと思っていたので、ソフトクリームを食べてバス時間まで調整。

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下る道はひどい暑さ。特に畑の広がる辺りは熱風状態。途中にはオニユリが雑草のごとく咲いていました。

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川端下の集落には、高札場と書かれた史跡があります。室町~江戸時代に禁制や法令などを掲示したそうな。その下にひっそりと双体道祖神が置かれていました。

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川端下のバス停。待合所はどことなくうら寂れた感じ。使う人もほとんどいないのでしょうね。ここから乗ったのは自分一人でしたが、梓山などから登山者が乗り、その先では地元の方も乗ってきました。信濃川上駅に出ました。


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登山(奥秩父)」カテゴリの記事

コメント

小川山へ行かれたんですか。
リブルさんがメジャーの瑞牆山だけで終わらないと思っていましたが、
やはり、マイナールートへ進みましたね。
昨年、アズマシャクナゲを見に瑞牆山へ行った時に、一枚目の写真の
小川山への分岐を見ました。
あまり歩く人はいない感じでしたが、おそらく季節にはシャクナゲの大群落に
巡り会えるのではと思っています。
奥秩父は私の一番好きな山塊の一つです。
深い森林に覆われた日本らしい山と何より人がアルプスや八ヶ岳に比べて
少ないのが良いですね。
山小屋も私が高校生の頃とほとんど変わっていません。
いつか雲取山から金峰山まで通しで縦走してみたいと思っていますが、
いつになることか。

たまびとさん、こんにちは。

以前から行ってみたいと思いつつ、ずっとそのままでした。
シャクナゲ、確かにこの道には多かったです。

特に分岐から先は奥秩父らしい雰囲気がありありと残っていました。
やはり人の少ない道というのは、よいところがありますね。
なかなか通して歩くのは大変ですね。
自分はまだまだ歩いたことのない枝道を探す方が面白くてやめられません。(^^;

リブルさん、ご無沙汰しております。

誰だよオマエ?って言われちゃいそうですけど(笑)、
7年前ほぼ同じコースを同じように歩いたので、懐かしく思い出しながら
読ませていただきました。

同じようなところに同じように反応していて、撮っている写真もほとんど同じ、
あそこはシャクナゲも、そう、8月でもまだ咲き残っているんですよね。

違いは富士見平ビールぐらいかな(笑)…、「かわはげ」のバス停といい、
富士見平小屋の美味しい水といい、当時とほとんど変わっていないのだなぁ…
と思うと安心しました。

私はコインシャワーで汗を流して帰途についたのですが、リブルさんは
どこのお湯に寄られたのでしょうか。

私もようやっと気持ちが山に向かいかけてきました(ほんとかよ?)が、
この暑さの中、どこから手始めにしようかと目下思案中です。

ゴン太さん、お久しぶりです。

しばらくページを更新されていないので、どうされたかと気になっていました。

まだ上げてないけど、ホームページのレポに書くつもりでしたが、
もちろんこの山行のネタはゴン太さんプランがベースですよ。
小川山を下から登るのはバス利用では下に泊まるしかなくて、ちょっと辛いですからね。

岩が並んでいる写真とか後で見たら同じでした。(^^;

温泉に帰りに行こうと思っていたら、電車の時間が合わなくて、結局、帰っちゃいました。

そろそろ少し暑さも陰りが見えてきていますが、まだ今しばらくは暑いですね。
楽しい歩きのレポ待っていますよ。

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