大久保山から三ツ峠
10/3は三ツ峠へ。
ついに大久保山南尾根にトライする日がやって来ました。以前から登りたかったのですが、やはりきつい尾根ということでなかなか足が向きませんでした。
三ツ峠駅で下車して歩き出し、山祇神社へ。お参りしてから登り始めます。
ごくわずかな踏み跡はありますが、もちろんヤブ尾根。
ひたすら尾根を追って登っていき、870mを過ぎれば比較的登りやすくなりました。
だいぶ登るときれいなアカマツ林。植林らしく、そのあたりだけは踏み跡がしっかりしていて登りやすかったです。
再びヤブ尾根に変わり、ひたすら登っていくと斜度が上がり、岩尾根に変わります。岩の左手を巻きながら急登しましたが、とうとう岩にぶつかり、もうこれ以上は無理。右手の岩に登って尾根を追いましたが、なかなか大変でした。
岩尾根が終われば、踏み跡のほとんどないヤブ尾根に戻り、歩きやすい所を探しながら登っていくとようやく稜線に出て、少し左に行くと大久保山に着きました。今回のメインは三角点探し。以前に来た時に見つけられなかったので、三角点を探しました。
山頂からは少し離れた所に四等三角点をようやく発見。なんでこんな所にという感じの場所にポツンと置かれていました。
山頂に戻って先へ進みます。以前はトリカブトが多い尾根でしたが、何やらあたりは掘り返されていて、減ってしまっているようです。人のせいなのか、イノシシなどの動物のせいか微妙な感じ。踏み跡もちょっと分かりにくくなっていました。
今回もヤブっぽい踏み跡を辿っていくと三ツ峠山東峰。
開運山に行けば、やっぱり富士がいい感じです。
南アルプスも完璧。八ヶ岳も見え、その向こうには北アルプスらしき山も見えました。
山頂から下り始めればもちろんフジアザミ。ちょっぴり旬は過ぎていました。
オヤマボクチもありました。
久しぶりに達磨石ルートを下ります。天気が良いせいか、クライマーさんが多かったです。
八十八大師、だいぶ壊れた石仏が多くなっていますが、それでもまだまだ残っています。
どんどん下っていくと、以前にはなかった富士の見えるベンチができていました。
達磨石に出れば、もう後は林道を下るだけ。
三ツ峠駅に着いたのは、なんと13時過ぎ。こちらから登って、こんなに早く降りてきたのは初めてで自分でもびっくりでした。
フウロソウが咲き残っていたのにはびっくり。しかもスジの入っている所を見るとカイフウロのようでした。
個人的にはセンブリに会えたのが良かったです。
天気もよく、楽しい歩きでした。
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