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セーメーバンから宮地山

9/27はセーメーバンへ。

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どんよりとした天気で妙に湿気が多く、歩きにくい一日。バスに乗るつもりだったけど、猿橋駅に早く着いてしまったため、途中で乗ればいいやと歩き出し、結局、バスよりも早く田無瀬に着いちゃいました。さらに歩いて小和田下のバス停から小和田の集落に入ります。

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東光寺の先からセーメーバン南東尾根に取り付きます。入口にはセーメーバンを示す道標があってびっくり。

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やはりこの時期は藪っぽい道。蜘蛛の巣攻撃もあり、棒きれを拾って振りかざしながら歩きました。

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こんなところにと思う所に四等三角点がポツンとありました。

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少し先を登るのが筋ですが、激ヤブになっているので、一旦右手の巻き道を進み、尾根が降りている所から折り返して登りました。どうもここが小和田山とされている所のようです。

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先は踏み跡が怪しくなり、それでも尾根は続いているので辿っていきます。628mを過ぎると作業道らしく、比較的はっきりしてきました。

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霧に巻かれるようになってきました。途中には祠がありますが、どうもプラスチック製みたいな感じ。木や石だと壊れやすいし、価格も高いだろうし、この方が長持ちしていいのでしょうね。

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霧が濃くなってきました。踏み跡は続いていますが、倒木なども多く、結局横を歩いたりする所は多々あります。

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ようやく登りついたセーメーバンの山頂。久しぶりの再訪ですが、こんな天気だとあまりにも静かで暗く、怖いくらいです。

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大垈山を目指します。霧によってポツポツと水玉が落ちてきます。ザックカバーをして上だけ雨具を着て進みました。気分的には雨みたいな感じ。

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宮地山への分岐を左に曲がって踏み跡を登っていくと大垈山の小さな山頂。ただの通過点みたいな場所に見えました。

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分岐に戻って宮地山に向かいます。するとなんと登って来たお二人にあって吃驚。言葉を交わすとお二人も初めて人に会ったと言っておりました。

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途中、非常に踏み跡が薄く、しかも濃い霧の中、ルートファインディングを迫られます。結構必死に地図と磁石で方向を確認しながら進み、ときどき踏み跡を外しては探しを繰り返して進みました。登りになると分かりやすくなり、進んでいきます。すると急に道がよくなってびっくりしました。

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途中右に別れる踏み跡がありましたが、そのあたりがショウジ坂なんでしょうか。しばらく登っていくと宮地山。等級の部分が欠けていて何等か分からなくなっていました。(二等三角点用沢山らしいです。)

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先へ進み、右に曲がって進むとひどい急坂の下り。霧は相変わらずなので注意しながら下りました。

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下部は霧から出てホッとします。

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林地区と用沢への分岐には道標があってこれまたびっくり。無難な用沢の方に向かいましたが、道はあまり使われておらず、倒木なども多く、意外に大変でした。

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最後で危うく沢に向かって下りそうになりましたが、少し戻って集落への道に出ました。ヤブを過ぎて今も住まわれている住宅を過ぎると普通の道になってホッとしました。

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のんびり道路を下り、宝鏡寺薬師堂を見学。

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奈良子入口に出ましたが、いつもの通り時間が合わず、猿橋駅まで歩くことに。途中ではもう稲が刈り取られ、干されていました。結局、バスに乗らなかった一日でした。

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  • 小林 泰彦: ヤマケイ文庫 続日本百低山

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    写真ではなくイラストであるところがとても楽しい。600ページあるので読むのは大変ですが、のんびりとした雰囲気の漂う記載がまたほのぼのとさせてくれます。 御本人もあとがきで記載していますが、関東付近が主になっているので知っている山も多いけれど、それもまた以前に登った山は思い出しながら読めるのが楽しいです。

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    自分はもう何度も読んだ文章ですが、やはり何度読んでも尾崎氏の文章は心打たれるものがあります。