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西金砂山へ

東へ行ったら、西も行かなくては。
ということで、東金砂山から続けて、西金砂山へ。

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天下野から登っていきます。以前、小学校だった場所は廃校になってしまったのか、大きなソーラーパネルの発電所に変わっていました。

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集落の先を左に曲がって沢を越えると登り口。以前は何もなかったようですが、今は道標が立っています。巡礼道の表示もありました。

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ちょっときつい所を登り、回り込んで進みます。ようやく下りになって鳥居に出れば、道路でした。

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右へ少し道路を歩けば、西金砂神社の入口。二本の大樹があります。イチョウとサワラの巨樹です。

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奥へ入ると拝殿があります。写真だと分かりにくいですが、下に木彫りの獅子像がたくさんあって面白い雰囲気です。

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ごつごつした岩っぽい所を登っていくとひっそりとした本殿がありました。

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少し先の展望台からの眺めは良く、うっすらでしたが那須連峰などを見ることが出来ました。

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安龍ヶ滝に向かいます。鳥居の横からコースに入ります。

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森林浴コースと書かれていて以前に整備されたコースですが、最近はあまり歩かれておらず、藪っぽい所などもあり、一般的ではなくなりつつあるようです。途中で踏み跡が別れていましたが、寺入沢などに向かう踏み跡のようです。

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急な下り道は落ち葉が溜まり、滑りやすくて歩きにくかったです。
だいぶ下り、小さな沢を渡って登り返して下ります。ようやく着いた安龍ヶ滝はこの日は水量が少なく、滝という感じにはなっていませんでした。

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先へ小沢横の道を辿りますが、これも木橋などが流されたのか無かったり、途中で渡らなくてはいけない所が分かりにくかったりします。それでも行きに来た山道の所に出ました。

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再び巨樹の所に戻ってきました。ちなみに、民俗歴史伝承館のお風呂はもう営業を止めていました。普通はここから天下野に戻りますが、あえて、山方宿駅を目指します。

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とても長い道路歩き。随分下ったと思う頃、途中には殿井戸の表示。説明は古くなっていて読めませんでした。徳川光圀がこの湧き水を飲み美味しさをほめたそうな。

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ひたすら歩いて、ようやく西金砂ゆけむりの里金砂の湯に着きます。
ここからまだ約一時間歩かねばならないようですが、一浴することにしました。
地下水を汲み上げたもので温泉ではないのですが、柔らかいお湯で、これはこれで良いお風呂でした。時間があれば蕎麦などを食べていきたい所でしたが、そんな余裕はありませんでした。

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やっぱりまだまだ長い道路歩き。ようやく久慈川を渡ると駅が近くなります。

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16時の列車にちょうど良い時間に山方宿駅に着きました。

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    写真ではなくイラストであるところがとても楽しい。600ページあるので読むのは大変ですが、のんびりとした雰囲気の漂う記載がまたほのぼのとさせてくれます。 御本人もあとがきで記載していますが、関東付近が主になっているので知っている山も多いけれど、それもまた以前に登った山は思い出しながら読めるのが楽しいです。

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    自分はもう何度も読んだ文章ですが、やはり何度読んでも尾崎氏の文章は心打たれるものがあります。