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湯俣温泉

宿泊の手続きをすると時間が早かったですが、問題なく受付をしてくれました。

まだ内湯は清掃後でお湯が溜まっていないということで、野天風呂を案内してくれました。

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(写真は朝に撮ったもの)

だいぶ藻が繁殖していましたが、まさに野天風呂、野湯でした。
人もいないので、素っ裸で入ります。下は砂地で少し足が痛いので、
宿のサンダルでそのまま入浴するといい感じでした。
ちょっと熱めで少し肌がピリピリしましたが、硫黄泉を楽しめました。

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(これも朝の写真)

ちなみに反対側はこんな感じ。
大自然をたっぷり満喫できました。

せつかくなので、噴湯丘に行ってみることに。
(注意:危険を伴います。安易に向かって事故など起こさぬように。)

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川にかかる吊り橋を渡ると道標があり、噴湯丘は右へ16分だそうな。
この時は気づかなかったけど、北鎌尾根を示す道標が付いていたのですね。

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さきほど降りてくるときに見えた電源関係の小屋の横を過ぎると噴気が上がっているのが見えますが、沢を通らないと行けないのかな。

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北鎌尾根に続く沢の所には古い道標のプレートが。伊藤新道って書かれているけど、何年前のプレートなんでしょうね。(もちろん現在廃道。整備予定ありと自分の持つ登山地図に書かれているけど、果たして整備されることなんてあるんでしょうかね。)

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しかし、水俣川にかかる橋は最近の水害で半分斜めってます。ワイヤーも一部切れていて、これを渡るのは自己責任。何かあっても知りません。ちなみに下の川はかなりの水量があり、渡渉は非常に難しいです。その上、北アルプスの水は特に冷たいですからね。

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なんとかワイヤーを掴んで渡ると先に祠があり、登って一礼します。
下って河原を少し進みましたが、どうしても足を水に濡らさなくては行けない所があります。

宿で噴湯丘に行くと言って登山靴を履こうとしたら、サンダルで行った方がいいとサンダルを出してくれましたが、こういうことだったのですね。ズボンの裾を膝上まで上げて水の中を少し歩きました。

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おおだいぶ近づきました。でも、目の前の湯俣川はとても渡渉できる水量ではありません。

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レンズを望遠側にして、なんとかこんな感じで見えましたが、肉眼ではちょっときつかったです。地図には露天風呂も書かれているので、近くに行ってみたかったです。

往路を戻るとパラパラと雨に降られましたが、たいしたことはなく、しばらくで止んでしまいました。

宿に戻ったあと、少し休憩してから内湯にも入りました。
コンクリート打ちっぱなしの素朴な内湯で、源泉が熱いせいか、少し水を足していました。
そのせいか少し柔らかい感じのお湯に思えました。
夜、暗くなってからも入浴しましたが、脱衣場にランプがありますが、お風呂の中にはなく、薄暗いぼんやりした中で入るお風呂は、山の秘湯の雰囲気がたっぷりありました。

早朝にも目覚めるために入りましたが、さすがに朝は湯音が下がるのか、水は足されていませんでした。結構熱めでしたが、朝の少し冷たい空気の中ではちょうどいい感じでした。

続く。

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