大戸岳へ
5/26は大戸岳へ。

芦ノ牧温泉駅から予約のタクシーで闇川へ。以前は先まで入れたようですが、今は林道は通行止めになっていたのでそこで降りました。
今日も天気が良さそうです。

しばらく林道を歩いて登山口へ。

堰堤横を進むと古い石像の山姥様。山に入ることをお祈りしてから登山道に入ります。

桑原コースが廃道になった今は、登山道は往復しかできないので、比較的明瞭です。看板を飲み込んでいる木がありました。

登っていくとブナも見るようになります。

思ったよりもあっけなく五合目の表示。登りの途中なので休むには微妙な所。

林相が変わって深い森に変わり、しばらく登ると水場まで300mの表示。

少し歩きにくい所もありましたが、中ツ手清水の水場。冷たい水がしっかり流れていました。

コミヤマカタバミも咲いていました。

登りはきついけど、稜線が近づきます。まだミツバツツジに蕾が多かったのが吃驚。

稜線間近になった頃、大きな動物の糞。この大きさはどうやらクマっぽい感じ。しかも、ごく最近のモノのようで警戒します。

前に岩峰が見えてくるけど、まだあんなに登るのかぁ。

右側が切れ落ちているので、かなり高度感があります。ロープが付いているので、有り難く使わせてもらいます。

とてもきれいにシャクナゲが咲いていました。この暑さで咲いたばかりなのでしょうね。

登りきった所には岩に隠れるように石祠が置かれていました。ここが風の三郎でしょう。風雨も強そうだから、こうしないとすぐに傷んでしまうでしょうからね。

めちゃくちゃ日当たりの良い山頂。この写真だと見えにくいけど、奥には石祠などが置かれています。

最近はPM2.5がひどくてあまり遠望が効きませんが、天気が良く、良い眺めでした。

ここは一等三角点のようです。でも、思ったよりも大きくない一等三角点だな。

暑いので名残惜しいですが5分で山頂を辞し、再び往路を戻ります。

お花を見ながら下ります。

タムシバも咲いていました。

サンカヨウがきれい。

水場で昼食を取ったのち、どんどん下ります。まだ湿気が来ていないせいか、思ったほどの暑さではなく、林道入口まで戻りました。
それにしてもこの日、誰一人、会わないという静かな山でした。

タクシーを呼んでも良かったのですが、午前中に降りてしまったので、駅まで歩くことにしました。
集落の中を歩いていたら、草刈りをしていたおじさんに声を掛けられ、古いものですが大戸岳の山開きの記念バッジをくれました。いい記念になりました。
芦ノ牧温泉近くまで降りた所から振り返るとやはり大きな山ですね。

駅の近くに牛乳屋食堂というお店がありました。どちらかというとラーメン屋さんみたいですが、受付兼売店があり、そこでソフトクリームを買うとなかなか濃厚な味で美味しかったです。でもこの日暑かったのであっという間に溶けたので急いで食べました。
一時過ぎの列車に間に合ったので、再び湯野上温泉で途中下車して温泉でさっぱりしてから帰途に付きました。
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