富士山五合目から精進湖へ
奥庭からお中道の続きです。
五合目駐車場へ降りていくと大きな看板があって、そこから精進湖登山道が始まっていました。
以前は登山バスが走っていたという道のようですが、今はそんな雰囲気ではありません。
でも、少し昔の舗装の跡っぽいものが残っていたりしました。
この道もよくシャクナゲが咲いていました。
降りていくとさすがに少し湿気もあって蒸し暑くなってきました。
まだ少し肌寒いけれど長袖シャツを脱いで半袖で下ります。
だいぶ下ると樹林が変わった感じ。カラマツ特別母樹林の表示があり、原生林なのですね。
だいぶ下って三合目の広い場所。
ずっと樹林の中だったので、休み場所としてはちょうどいいけれど、日差しも出てきて少し暑め。
ときおり人に会って下っていくと三合目のバス停がありました。
ここから帰るつもりでしたが、まだ11時30分前。ええい、下ってしまえと先に進みます。
道は続いているものの、やはり歩く人は少な目の雰囲気です。
だいぶ下ってSYO09の標識の所で道路を横断。
その先が笹も増えてかなり心細くなる道。
途中ではブフォっとか、猪か何かの低い鳴き声も聞こえて、焦りながら超ハイスピードで進みます。
ここは鈴とか、鳴り物があった方がよいかと。それに道も怪しい感じで、これで良いのかなと心配になるところもありました。
写真のあたりまで来ると道もしっかりして少しホッとした所。
やっとSYO10の標識があれば、そこが天神峠。あまり峠とは思えない場所。
休んでいる人がいました。
SYO11の標識の所にも人がいました。長尾山にでも登ったのかな。
先へ行くとしばらくでSYO13の標識。
その先がひたすら長い樹林の中の道。どこを歩いているのかさっぱり分からなくなります。
道はずっと続いているので迷うことはないものの、一人だと心細いです。その上天気まで曇って怪しい感じ。
急に軽装で歩いている人達を見かけて吃驚。先へ行くと富士風穴の標識があったので立ち寄ることにしました。
監視員さんがいました。中に入って出てこられなくなったりしたら大変ですからね。
入口だけ見て終了。
分岐に戻って先へ行くと道路があって、そこに何台も車が駐車されていました。
なるほどそこに置いて風穴を見学しにいく人達がいるようですね。
渡って先へ進みます。
これまたひたすら長い道が続きます。
さすがにこの辺りまで来ると低山の雰囲気。かなり蒸し暑くなってきました。
ひたすら暑い道を進むとやっとSYO16の標識。
その先もまた長い長い道のり。樹林の中をひたすら歩きます。
舗装された道が出てきますが、それでもまだ樹林の中の道。途中には古い文字の書かれた石が置かれていました。
SYO17の標識が出てきて、これで精進湖まであと10分ちょっとのはず!
最後は道路に出て、登山口の標識がありました。
何台も車が止まっていたのは、入っている人がそれなりにいるようです。
やっと精進湖。大学の頃に合宿で来た事がありましたが、それ以来かな。
赤池バス停でしばらく待って、河口湖に戻りました。
ありゃ、ここに降りたら大月駅で買った「富士山五合目フリーきっぷ」使えないやん!(T_T)
帰りの河口湖からの電車は使えるので、数百円の損だから、まあいいかって感じでした。
« 奥庭からお中道 | トップページ | 北岳に登るはずがテント持って夜行日帰りの巻 »
「登山(中部)」カテゴリの記事
- 車山高原から山彦谷南の耳へ(2023.09.28)
- 戸谷峰へ(2023.05.18)
- 光城山から長峰山へ(2023.05.15)
- 雁田山へ(2022.10.17)
- 高社山へ(下山編)(2022.10.09)
コメント