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黒部五郎岳へ その二

その一からの続きです。

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7/31の朝は良い天気。5時20分にテント場を出発。これから歩く北ノ俣岳から黒部五郎岳がよく見えていました。

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槍ヶ岳も見えていました。

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小屋から先に進み、北ノ俣岳を目指します。なかなか図体が大きな山ですね。

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太郎山の表示があり、右入ってわずかに登ると太郎山。小屋泊まりのグループが眺めを楽しんでいました。
富山方面の街並みや日本海を眺めることができました。

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ヨツバシオガマがたくさん咲いていました。

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さすがに北ノ俣岳への登りは途中木道もありましたが、涸れ沢横の登りは、結構きついです。ようやく登った、と思ったら、そこはまだかなり手前の小ピーク。ようやく山頂が見えました。しかし、雲にかなり覆われてしまいました。

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あたりはチングルマ、コイワカガミの広がる草原。

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左手はハクサンイチゲが咲きまくり。

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緩やかに登っていきますが、山頂はもうガス一色でした。

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先へ進みますが、やはりガスの中をひたすらアップダウン。岩場を通り過ぎて歩きますが、そのあたりが、赤木山であった模様。
途中で会った人が雷鳥がいます、ということで見たら確かに雷鳥がいるのが見えました。個人的には雷鳥にはあまり会いたくないのです。なぜなら、自分が雷鳥に会うと午後や夕方に雨が来る確率が80%以上だから。

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左手にコバイケイソウなどが咲く、緩やかなあたりを通過しますが、その付近が中俣乗越だったのでは。ガスなのでよく分からず通過。

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ピークまでは登らないけれど、左に巻く当たりの登りが結構きつく、ちょっと休憩。その先へ進むとガスが少し切れ始めたような雰囲気。追いついたテント泊らしい単独の女性と天気が良くなるといいですね、と話をして先へ。

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黒部五郎岳への登りはかなりきつい登り。途中で前を歩いていたおじさんと話をしますが、薬師峠で横にテントを張っていた人でした。登りの途中で一呼吸休みましたが、やっぱりきつかった。でも時間的にはそれほどではなく、黒部五郎の肩に着きました。

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ザックをデポしてサブザックで往復。やはりガスでした。

2022073114

でも、なんとかカールだけは下に見ることができて、まあ良かったかな。

続きます。

 

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