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黒部五郎岳へ その三

続きです。

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黒部五郎岳の肩まで戻ると、なんとガスが晴れて薬師岳、赤牛岳などが見えて来たではありませんか。これには吃驚。

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薬師峠で隣にテントを張っていた方としばらくお話しながら昼食。小田原の方で丹沢や南アルプス深南部によく行かれているとか。

稜線の道は一般的ではないらしいので、ごく普通にカールへ下る道に入ります。

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カールに向けて下っていくと斜面にコバイケソウがたくさん咲いていました。

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カールに下ると雪解け水か、冷たい水がたくさん流れています。顔を洗うと気持ち良いです。

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沢に近い道を下っていきます。天気が良くなってきたようです。とっても山深い良い所。

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どんどん下っていきます。水晶岳、鷲羽岳なども見えるようになりました。結構岩ゴロの道が多く、意外に時間がかかります。

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さらに下っていきますが、さすがに日差しが出ると暑いです。その上、樹林帯は大きな岩がゴロゴロしていて、岩を乗り越したりしなくてはならないので結構きついです。沢を何度も渡るので、そのたびに顔を洗ってクールダウン。

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キク科のお花はそれほど撮らないのですが、ウサギギクだけは大好きなんですよね。

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ようやく樹林帯を抜けて草原の広がる鞍部に小屋が見えました。

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ということで本日の宿泊場となる黒部五郎小舎に着きました。なかなかきれいな小屋。テント場は少し先に進んだところにあります。
ここはテント場も予約が必要です。テント場は2000円でした。

テント場は上と下に分かれていて、上に張りました。さきほどのおじさんも来て、近くにいた方ともお話。京都から来て6泊7日で立山まで行くとか。テントが乾いたなぁと思ったら、夕方頃にやはり雨。京都の方はシングルウォールのテントで雨が漏れてくるのでシートをかぶっていたとか。

その方のお話で上のテント場は雨が降るとウォーターベッドになると小屋で言われたということでしたが、雨の最中、小やみになったところで自分のテントの入口を少し開けたら、自分のテントの下を水が流れている状態に。マット上までの浸水はなかったので、そのままにしましたが、隣のおじさんのところも含めて、確かにウォーターベッド状態でした。少し下に張っていた黒部に住む方は自作のテントだとか。張っていた場所は水溜まり状態になっていて、近くに引っ越ししていました。雨が止んだ時にしばらくみなさんでお話し、楽しい時間を過ごしました。

続く。

 

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