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赤岳へ 山頂から下山編

赤岳へ 行者小屋編からの続きです。

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早朝に出発します。赤岳にもガスはかかっていないようです。

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地蔵尾根を登ります。急登、岩場、木段、鎖となかなか楽しいルートです。

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お地蔵さんがいるあたりまで登ると稜線が近くなります。

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やっと稜線に到達。そこにもお地蔵さんがいました。

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下を見ると遥か下に行者小屋が見えました。

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さて、赤岳に向かいましょう。左手には富士も望めて最高です。

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展望荘のあたりにはコマクサが咲いていました。

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山頂小屋の先へ行けば、赤岳の山頂に到着!

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権現岳や編笠山なども眼下に一望できました。

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反対方向も八ヶ岳の山々が蓼科山まで全部見えました。しばらく眺めを楽しんで下山にかかります。

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ということで県界尾根を下ります。遥か昔、若い頃に下ったことがありますが、記録も書いていない頃ですっかり忘れています。

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のっけから長い鎖場が続きます。遥か先に野辺山や清里方面が見えますが、遠い。。。

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ハシゴの下りもあります。直射日光でハシゴがかなり熱くて困りました。そこそこ手強い鎖場もあります。

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タカネナデシコが群落で咲いてました。

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最後は横に進む鎖場。右から手前の方に降りて来た所。これが意外にいやらしい所。ミスらないように注意が必要でした。これを抜ければ鎖場終了。

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樹林帯を下っていくとイチヤクソウが咲いていたので写真を撮ったのですが、後で見たらコフタバランが後ろに!現地で気づいてなかった。(泣)

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まだまだひんやりした樹林帯の中を下っていくと大天狗。右にちょっとした岩があるだけです。

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どんどん下っていきます。途中には清里を示すプレート。昔は分岐があったのかも。

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だいぶ進んで明るくなったところで振り返るともう山頂は雲の中。

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だいぶ暑くなってきて、ようやく小天狗。

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少し下ると清里分岐。昔はここから清里へ下った記憶があるけれど、今日は先の野辺山へ向かいます。

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踏み跡チックな道になって木に付けられたテープを見ながら下ります。崩壊地の横を急降下する所もありました。

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進んでいくと右側が開けました。だいぶ降りてきた感じ。

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その先が藪の下り。踏み跡は分かるけれど、下が見えないのでなかなか進めません。

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藪は深くなったり浅くなったりを繰り返しながら、ひたすら進んでようやく防火線の頭。通過地点みたいな所。

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先へ行くとまだ笹藪でしたが、少し刈払いされている道になりました。それにしても日差しが厳しい。

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やっと駐車場に出て、登山道終了。

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林道を少し降りたらゲートがあって通っちゃいけないのかとビビりましたが、開けることができ、通ったら、反対側に登山道入口の表示。獣害対策のゲートでした。

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しかし、これから野辺山駅までは相当な距離。途中に標高1600mの表示があったけど暑すぎです。

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だいぶ歩いて農道分岐をまがり、途中で自分の登山地図にある筑波大学演習林の道に入ろうとしたら、ゲートがあってほとんど使われていない雰囲気。ゲートの先はヤブになっているし、これは利用できそうもないです。仕方なく、北に向かって登って迂回路を探します。

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だいぶ進んで右に曲がるとなんとか迂回路の道路を見つけられました。向こうは奥秩父の山かな。

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それにしても暑いこと。振り返るともう八ヶ岳が遠いです。

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ということでやっとのことで久しぶりの野辺山駅に到着。近くのお店でソフトクリーム買って一息つきました。

今回は下諏訪温泉まで足を延ばし、久しぶりに菅野温泉で入浴。暑くて写真を撮る気になりませんでした。入浴料280円という低料金で良い温泉です。ただし石けんなどは持ち込むように。

 

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登山(八ヶ岳)」カテゴリの記事

コメント

リブルさん、こんにちは
「山の日」は久しぶりに北八ツへ行こうと双子池のキャンプ場を予約していましたが、
台風の影響と何より今年の猛暑で夏バテ気味なので、延期しました。

私の登山記録を見ると、県界尾根を歩いたのは45年前の11月でした。
当時でも下山ルートの距離が長いことから歩く人はまれでした。
後半、牧場のところで道が分からなくなり、原野を突っ切った覚えがあります。
まだ、清里ブームの来る前で、木造駅舎だった野辺山駅が懐かしく思えます。

たまびとさん、こんにちは。

45年前とはすごいですね。やはり車社会になって随分変わりましたね。
小学生の頃、両親に連れられて小海線に乗って清里に行ったことがありましたが、その時はすごい森の中をひたすらゆっくりと走る気動車に乗った記憶があります。
今は樹林もだいぶ切り払われてしまって当時の深い森の雰囲気は全くないですね。

野辺山へは本当に遠いです。その上、今年の猛暑は半端ないですからね。
しかも迂回路を余儀なくされて厳しかったです。早朝出発で歩いたのでまだ良かったですが、午後の歩きになったら熱中症になりそうでした。

駅舎はとてもきれいでした。待合所はさすがに冷房はなくて、窓を開けましたが。(^^;

登山口から野辺山の駅まで歩いたのですか!
本当にリブルさんはすごい体力忍耐力をお持ちですね、私はすぐ楽な方に行くので(*_*;
この酷暑の中、具合悪くもならず歩けるんですから立派です!!

久しく八ヶ岳登っていないので、清々しい景色を見せてもらい、ありがとうございました。

cyu2さん、こんにちは。

単に先立つものがないだけのような。。。(苦笑)
人間、苦労した事は記憶に残ります。さすがに危険レベルまで行ってしまうとまずいですけどね。登山口の近くは標高1600mくらいはあるので、普段なら高原の涼しさがあるはずなんですけど、今年はダメですね。

普段、高山に行くとよく雨に降られますが、今年は猛暑のせいか晴れが多くて、こんなに歩けた年はなかったような気がします。

若い頃に歩いた道はフィルム時代だったから写真も残ってないし、すっかり忘れている事が多くて、歩きなおしてみると楽しいです。

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