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2024年4月

仙人ヶ岳山行のお花

仙人ヶ岳山行で見たお花です。

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これはもしかしてトウゴクサバノオ?自分はあまり会えたことのないお花。

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マキノスミレにも会えました。

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これもヤマエンゴサクなのかな?

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ニリンソウがちらほら咲いていました。

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なんとかヤマルリソウ、咲残りのようでしたけど会えてよかったです。

 

アカヤシオを楽しむ仙人ヶ岳

2024041305(アカヤシオ)

【 山 名 】仙人ヶ岳
【 山 域 】安蘇の山
【 日 時 】2024年4月13日(土)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】松田四丁目バス停8:30→8:50登山口→9:00猪子峠→9:50猪子山→10:10惟の山→10:35宗ノ岳→10:50知ノ岳→11:15西峰→11:20仙人ヶ岳11:30→11:50分岐→12:15生不動尊→12:55岩切登山口→14:20小俣駅

☆仙人ヶ岳へ

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 久しぶりに仙人ヶ岳へ行くことにする。ちょっと朝起きるのが辛かったが、なんとか起きて足利市へ行く。バス停に行くとかなりの人がいて行列になっていた。どうやら団体さんが乗り込んだようである。それでもしっかりと座れることができて安心した。このご時世でも相変わらずの低料金、210円を乗り込むときに払う。有り難いバスである。車窓からはすでに始まっている新緑と桜がまだ満開できれいである。1時間近く乗り、松田四丁目バス停で下車するが、団体さんがいるせいか、少し先まで乗せてくれたようで猪子トンネルへの曲がり角まで行ってくれた。降りた人たちはすべて同じグループだったようだ。深高山などへ行くようである。団体さんは降りた先で点呼などを取っていたので、自分は先へ行く。

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 先にも桜があるが、少し葉桜になりかけていた。のっけから涼しくないのでウィンドブレーカーは脱ぎ、長袖シャツで十分だった。しばらく車道を歩いて登っていく。トンネルまでこんなに遠かったか。もうすっかり忘れている。新緑の山をみながらくねくねと登っていき、やっとトンネルに着く。左の道に入る。先を単独の女性が行くのが見えた。しばらく道路を進むと登山口に着く。そこから登り始める。沢に近い所をそれなりにきつい登りで登っていく。しばらく登ると左に林道をちらりと見て道を右に折れて進む。さらにしばらく登るとうす暗い猪子峠に着く。道が四方に分かれている。仙人ヶ岳へは5.5Kmと表示されている。結構あるね。

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 さて、先へ進む。さすがに暑くなってきたので、長袖シャツも脱いで半袖シャツで登ることにする。少しひんやりするが、寒くはない。しばらくは緩やかな登りが続く。するともうヤマツツジが咲き始めている。これには吃驚した。確かに少し暑いが、こんなに早く咲いてしまうのか。これではGWは楽しみは無さそうである。先へ進むとアカヤシオが咲いている。それにミツバツツジが咲いている。もうここまで来るとお花も咲く時期に迷っている感じである。とにかく暑くなってきたからさっさと咲いてしまおうという感じである。以前はこんなことはなく、アカヤシオが終わったらミツバツツジやヤマツツジという感じだったのに、どんどん時期がずれて一緒になっているのである。温暖化はどこまで進むのだろうか。登っていくとどんどんアカヤシオが増える。今年は裏年のようである。花付きはあまりよろしくないが、それでも十分に咲いていた。去年だったらどのくらい咲いていたのだろうか。

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 やがて右手下に松田川ダムが見える。その向こうの山は赤雪山であろう。そちらはまだ自分は登ったことがない山である。そのうちに行かなくては。岩場が多くなる。アカヤシオが多いが、あまり見とれると足元が悪い所が多いので危険である。猪子山の表示がある所に着く。そのあたりも少し先にアカヤシオがそれなりに咲いていた。

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 さらに進むと岩場のアップダウンが続く。少し肝を冷やすような所もあった。まだ先の山は遠い。

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 ひたすら下って登って進んでいく。やはりアカヤシオは咲いている。右手の淡い新緑の山々がなかなか良かった。

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 惟の山の表示を見て、さらに先に進む。しばらく進むと岩場の所で道が右下へ向かう。少し下りかけたが、あれ、もしかして先へ進むのか、とちょっと登り返す。よく見ると岩場の左に少し進み、そこに鎖があった。やはりこれが犬帰りの岩場である。久しぶりの鎖場で少し緊張する。岩はつかみやすく、足のおける場所も多いので、登るのはたやすい。しかし、途中で鎖の場所が悪かったのか、岩のでっぱりを左に越えなくてはいけなかった。そこだけは鎖にすがって、これで手が滑ったらさようならだなぁと思いながらなんとか足場を渡ることができた。岩の上に登ってしまえば、もう普通の岩場、少し進むと右下から巻き道が合流していた。

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 さらに進むとアカヤシオがよく咲いている。進んで登って先にちょっと大きな山が見えてきた。頑張って登っていくとそこにはお二人ほど休んでいた。宗ノ岳と山名板が付いていた。

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 先にようやく仙人ヶ岳が見えたが、まだ遠い。先から登って来る人が数人いた。先へ進み下ってから登り返す。しばらく細い横の灌木がうるさい中を進む。結構降りてくる人に会った。その先は大きな山に向かって登りになる。しばらく登った所で振り返ると歩いてきた稜線の山々が並んでいた。新緑と桜がきれいだった。

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 しばらく頑張って登ると知ノ岳と表示のあるピークに着く。

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 そろそろ仙人ヶ岳へ近くなってきた。先に進んで登る。左手の斜面などにはヤマザクラが結構咲いていた。

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 少しきついがどんどん登っていく。やっと岩切登山口への分岐に出る。

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 その先もまだアカヤシオが咲いている。やはり青空にアカヤシオはきれいである。ようやく少し緩くなるが、まだ山頂は先、しばらく頑張らなくてはいけない。歩いている人も多くなった。やっと登り着いたと思った所はまだ西峰。実際の山頂は少し先である。それでもそんなに長くはかからず、山頂に着く。

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 山頂には人が多かった。少し下あたりにはヤマザクラがきれいに咲いていた。ヤマザクラを見ながら紅茶を入れて昼食にした。

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☆岩切登山口へ

 さて、今日は歩いたことのない岩切登山口へ下山予定である。適当に切り上げて下ることにする。しばらくは往路を戻る。まだ登って来る人たちに結構会った。生満不動と書かれた道標を見て、そこから右の道に入る。さすがにこちらへ下る人は少なそうだ。人の気配はあまりない。すぐに急な道で下る。ロープの付いている所が多い。ミミガタテンナンショウがあった。谷に下っていく。

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 道は特に問題はない。途中にはさきほどの分岐に在ったものと同じ形の案内板がある。小学校で作ったもののようだが、だいぶ古びている。遠足などで登ることがあるのだろうか。やがて水が流れるようになった横を何度も何度も渡り返しながら下っていく。もちろん飛び石で渡れるし、木橋の所もある。かなり木橋が古くなっている所があってスリリングでもあったが、問題はなかった。ヤマザクラもちらほらと散っている。タチツボスミレを見かけたが、他のスミレは咲いていないようだった。さらに下っていく。

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 だいぶ下ったあたりに右に穴があり、鉄製のフェンスで塞がれていた。これがマンガン鉱を採掘した跡なのであろう。そこから少し下ると古い神社のような建物がある。これが生満不動であろう。だいぶ建物は怪しくなっているようだ。倒壊してもおかしくはないように見える。

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 さらに下っていく。新緑がきれいなゾーンに入る。新緑を見ながら下って沢をまた何度も渡り返す。途中、特にきれいな所があった。

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 さらに下っていくとニリンソウがちらほらと咲いていた。まだ沢の中はようやく春が来たという感じなのであろう。どんどん下っていくとヤマルリソウが咲いていた。今年はまだ見ていなかったので会えてうれしかった。やがて「かたくり群生地」と書かれた所に着く。近くには炭焼き窯と思われるものがあった。しかし、かたくりらしきものは全く見えない。なくなってしまったのだろうか。

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 そのまま下っていくとやがて右に渡って林道らしい道に変わる。もうそろそろ登山口が近そうだ。しばらく進むと明るい所に出る。先に民家があるらしい。お墓を過ぎて進むとあたりに咲いている桜がきれいだった。その先に庚申塔や石仏が置かれ、すぐ先が登山口だった。道路を少し右に歩くと小俣北町のバス停があった。15分ほど前にバスが行った所のようだ。次のバスは1時間半後である。低料金なので待っても良かったが、新緑と桜を見ようと歩き始めた。

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 新緑の山がきれいである。桜もよく咲いていた。何度も曲がって歩いていくと途中にシダレザクラがあったが満開である。車道を作った時にこの桜だけは切らずに残したようだ。古木なのであろう。近くに庚申塔などが置かれていて、以前からここにあったと思われた。

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 ひたすら歩いて石尊下のバス停を過ぎる。深高山などから降りてきたと思われるグループを見かけたが、途中、左にある神社に入っていくのが見えた。その先へどんどん歩いていく。随分気温が高い。途中でバスに乗ろうかとも思ったけれど、地形図を取り出したら駅までなんとか行けそうだ。暑い日差しの中をひたすら歩いて右手にこんもりした所の横を通る。桜がよく咲いていて、風で桜が舞い、まさに桜吹雪になっていた。先に進んで信号を渡る。目の前に小俣駅があるのだが、駅の入口は反対側である。左にしばらく歩いた踏切を渡ってからようやく右へ行き、しばらく歩いてやっと小俣駅に出た。

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 入って時刻表を見ると数分後に小山行きの列車がある。少し料金が高くなるが、小山経由で帰ることにした。小山駅で乗り換えるが、階段を登るともう足が重かった。

 

六万騎山へ

2024040751コシノコバイモ

【 山 名 】六万騎山
【 山 域 】新潟の山
【 日 時 】2024年4月7日(日)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】五日町駅12:35→13:00登山口→13:40六万騎山13:50→14:15登山口→14:45五日町駅

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☆六万騎山へ

 坂戸山の後は六万騎山を目指す。無人の五日町駅で下車する。他にも一人、登山者らしき人が下車した。その人は先に行き、自分はゆっくりと出発する。タクシーが一台待機していた。登山口まで少し距離があるのでタクシーを使う人がいるのであろう。

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 しばらく歩き、左に折れて踏切を渡る。それにしても暑い。日陰にいると長袖シャツが欲しくなるのだが、日差しを浴びると半袖でもよいなと思うくらいである。地元の人向けの電気店や営業していない飲み屋らしきお店は見かけるが、観光客が立ち寄るようなお店は見当たらない。やがて魚野川を大きな橋で渡る。高速らしき道路の下を通り、先に進むと六万騎山が見えてきた。信号を渡って先に行くと登山口に着く。車が何台も止まっていた。すぐ先に階段があり、それをまずは登る。すると左に社がある。雪がこいがまだされたままの社だが、お参りはできる。地蔵尊のお社らしい。

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 その横から登り始めるが、カタクリ、ユキワリソウなどお花がすごく咲いている。これは吃驚である。

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 スミレサイシンであろうか。普段の関東付近では会えないスミレであろう。

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 ユキワリソウも白、紫、ピンクと色とりどり。これはたまらず、足がなかなか進まない。キクザキイチゲももちろんあった。

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 ブルーのユキワリソウもよい感じである。

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 ナガハシスミレもたくさん咲いていた。

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 ようやく少しずつ登るが、意外にきつい登り、何度か折れて登るとカタクリがすごい。

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 斜面にカタクリがびっしりと咲いている。まさにカタクリのカーペット、これには言葉が出ないね。

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 少し上まですごかった。先へ登っていくとやはり暑い。そのせいかカタクリももう終わりに近い感じになっていたが、まだまだ道脇には咲いていた。ひたすら上を目指して登る。坂戸山もそうだったが、小さくてもきつい山が多い。疑似木段の登りを頑張るとやっと少し平な所に出る。そのあたりもカタクリがひたすら咲いている。進むとまた左に入れる所があり、そのあたりも斜面にカタクリがたくさんだ。この山には一体どれくらいのカタクリが咲いているのだろうか。

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 さらに登るとまた少し平な所が左にある。行ってみるといかにも里山だなという感じ、足元にはやはりカタクリだらけである。少し尾根のような所を進むようになってもやはり両脇はカタクリ、先に進んで左に小さなピークがあり、平和の鐘と書かれた小さな鐘が据え付けられていた。

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 山頂へ向かう道もカタクリ、緩やかに進んで登ると山頂に着く。数人が休んでいた。チョウジザクラだろうか、わずかだが咲いていた。先に見えるのはさきほど登った坂戸山、左手は金城山、巻機山はちょっと枝に邪魔されていた。お茶を飲んでしばし休憩。

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 先の山にも興味はあるけれど、もうこの時間では行くのは難しい。また今度、機会があれば、この山の奥の山を目指してきても良いなと思う。山頂からわずかに下るとまたカタクリがたくさんである。わずかに先に進んで登ってみるとそこから急な下りになっていて、その先はあまりカタクリがなさそうに見えた。戻って分岐から下りに入る。それでもやはりカタクリが多い。本当にこの山はカタクリだらけである。ツバキが咲いていたが、これはヤブツバキだろうか。

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 下っていくとカタクリがさすがに少し減ったなと思う所を通過する。すると今度はショウジョウバカマが咲いている。さらに下ると今度はイワウチワだ。

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しかも葉が大きいオオイワウチワである。最初はちらほらだったが、下ると結構咲いている。ロープの張られた向こうの斜面にはさらにたくさん咲いていた。

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 下っていくとまたカタクリがたくさん咲いている。それを見ながら下るともう開けた所に出て登山口に下り着いた。

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 登山口の右手には庚申塔や石仏などが並んでいた。近くにあったものを集めたのであろうか。雪が多い地方のせいか、だいぶ風化しているものが多かった。

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 のんびりと右に歩く。カタクリが一面に咲いていた場所を右上に見るとやはりピンク色に染まっていた。

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 さきほど登った登山口に出て、あとは往路を駅まで戻る。越後湯沢方面へ列車が走っていくのが見えた。次の列車まで待たされるようだ。駅に着くと40分くらい待ちのようであった。

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 越後湯沢駅に出て、入浴する時間はないかと蕎麦を食べる。しかし、改札に入ろうとして時間を見たら、時間を間違えて覚えていてまだ一時間くらいあった。なのでぽんしゅ館で入浴する。温まってお土産に新潟の柿の種を買い込んで列車に乗り、のんびりと帰宅した。

 

坂戸山へ 大城往復・下山編

2024040721(ブルーのキクザキイチゲ)

登り編からの続きです。

☆大城往復

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 さて、せっかくなので、少し先の大城を往復することにする。裏手から大城に向かうとやはり雪が残っているようだ。それでもだいぶ溶けていて、夏道が出ている所がほとんどである。雪解け水で少しぬかるんでいたり、水が流れている所もあった。それでも下って登り返すと小城と思われる平坦な所に着く。カタクリがちらほらと咲いている。小さな赤い鳥居のようなものが石にもたれかけるように置かれていた。進むと残雪が少し多くなって雪を踏みながら先に進む。しばらく登って大城に着く。まだまだ残雪豊富な山々を見ながら写真を撮った。

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 さて、坂戸山に戻るが、帰りの方が雪があるように思えた。少し下るとショウジョウバカマがたくさん咲いていた。やはり帰りは早い。小城を過ぎて少し滑りやすい下りをこなして登り返すと坂戸山に戻る。休もうかと思ったが、人がかなり多いので、そのまま下ることにした。

☆下山

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 雪を見て先に下る。少し下ると道が分かれている。桃ノ木平は左を示していて、そちらにわずかに入るとショウジョウバカマとカタクリが群れ咲いていた。

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 そのまま下ると樹林帯で面白くなさそうなので、分岐に戻って主水郭と書かれた方に進む。こちらはあまり人が歩いていないようだ。ショウジョウバカマがちらほらとある程度であまりお花はなかった。しばらく下っていくと広い場所に出た。そこを通過して先を下ると左に道が分かれていた。後で知ったが、主水郭はもう少し先だったらしい。残念である。

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 その道に入って下るとすぐに上から降りてきた道と合流する。そこからは城坂コースであろう。まだこのあたりは花が咲いていない。ちょっと時期が早かったようだ。花が多いコースのはずなんだけどと思いながら下る。

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 じぐざぐに下っていくとやがてアズマイチゲが咲いていた。下っていくとお花が多くなる。ちょこちょこと咲いていて固まって咲いている所もあって嬉しくなる。

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 登って来る人も多く、下って行く人もそれなりにいる。しばらく下るとカタクリがやはり咲いている。最初はちらほらだったが、下ればさらにたくさん咲いている。やはりこんなに咲くのかと思うくらいに道の両端にたくさん咲いていた。まさにカタクリロード、右の斜面にはびっしりと咲いている。やっぱり新潟の山はちょっと違うなと思わせてくれた。

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 どんどん下っていくとやがてカタクリは少なくなり、今度はキクザキイチゲがよく咲いている。ブルーのお花もあって良い感じである。一本杉と思われる大きな木があった。

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 そこからは緩やかな斜面を下っていく。しかし、その斜面は一面にキクザキイチゲがそこここに咲いている。

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 道のない所に足を踏み入れることはできないが、あたりには本当にたくさん咲いていた。でも、近くでないと写真には写らない。

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 やがて林道らしきものに出た。その林道を下っていく。カタクリ、キクザキイチゲ、樹林の中にもたくさん咲いている。すごい山である。

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 何度も曲がりながら下っていくと坂戸城跡の石標の立つ広い所に出る。左に曲がって案内板の所に行ってみる。石垣は修理されたものだが、一部は当時のものが残っているようである。左の石標の所へ行ってみるとここにもカタクリがたくさん咲き乱れていた。

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 キクザキイチゲは用水路の横にもたくさん咲いていた。

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 その先へ行くとそろそろお花は終わり、それでもまだちらほらは咲いている。家臣屋敷跡と石標のあるところを過ぎて、しばらく歩くと登山口に着く。左手に神社があり、立ち寄ってみる。鳥坂神社と書かれていた。良い山を歩けたことをお祈りする。

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 道路に出て、往路をのんびり戻る。城跡の内堀跡と書かれた案内板のある池には住宅地も近いのにハクチョウが佇んでいた。

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 駅の二階からは坂戸山をよく見ることができた。ベンチがあるので、昼食にした。予定の列車には十分に間に合うことができた。

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 やはり良い山であった。

 

坂戸山へ 登り編

2024040708(イワナシ)

【 山 名 】坂戸山
【 山 域 】新潟の山
【 日 時 】2024年4月7日(日)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】六日町駅8:40→8:55薬師尾根登山口→10:00坂戸山10:05→10:15大城10:20→10:30坂戸山→城坂コース→11:40登山口→11:55六日町駅

☆坂戸山へ

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 自分には新潟の山は遠い山である。やはり上越線の本数が少なく、早く行くには新幹線を使うしかないからお金もかかる。それでもたまには行ってみようと思った。特に春の時期はあまり訪れたことがない。やはり残雪が多いというイメージときつい山が多いということがなかなか足が向かない理由でもある。しかし、最近は温暖化で随分雪が少なくなって、駅近くの低山であればそれほどの雪はないようである。まだ登ったことのない坂戸山にまずは行くことにした。早朝、家を出ると雨が降っていた。

 新幹線に乗ったが、本庄早稲田駅で列車待ちをする。どうやら一本前に発車する列車に乗ってしまい、越後湯沢に着くのは逆に遅くなる列車らしい。座席ががらがらに近いので、こんなに乗らないのかなと思っていたが、これは各駅停車タイプの途中駅で降りる人が使う列車だからのようである。調べると乗ろうと思っていた列車の次の列車に乗ることになるが、六日町駅に着く時間は15分くらいしか変わらないのでホッとした。相変わらずのポカである。

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 越後湯沢駅で列車に乗り継ぐがほくほく線経由の列車で乗客は少ない。六日町駅まではJRなので特に問題はないし、途中は快速運転なので、六日町駅は二駅目であった。もちろん降りる人はほとんどいないようだった。しっかり晴れている。

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 駅前から歩き出す。少しお店や家が減った印象がある。やはりコロナの影響がまだ残っているようである。しばらく歩いていくと大きな橋で魚野川を渡る。雪解け水かかなり水量があって流れが早かった。突き当りを左に折れて少し進むとすぐに右に道があるのでそれに入る。住宅地を進み、左に折れてさらに右に折れる。左右に池らしきものを見て先に進むと案内板があり、さらに進んで右に登山口があった。

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 のっけからカタクリがちらほらと咲いている。登山口にはたくさんの二十三夜塔や庚申塔が立っている。キクザキイチゲもあったが、つぼんでいた。石段を登ると薬師堂があったのでお参りしておく。その横から木段でしばらくきつい登りで登る。すぐに広い登りになる。あたりは土などが流されないように養生しているらしく、黒い布のようなものがある所が道のようだ。それを登っていくとカタクリが結構咲いていた。写真を撮ってしばらく登ると一旦緩くなった所に出る。右手に小さな鳥居と石祠があり、安全を祈っておく。

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 先に進んで登るとカタクリが本当に群れ咲いている。久しぶりにこんなに群れ咲いているのを見て吃驚するが、後から登ってくる地元の人と思われる人たちはちらりと目をやる程度でさっさと登っていくのにも吃驚だった。こちらの山では、このくらいでも当たり前なのであろうか。軽くロープで囲われているが、先端まで行って一人でハイな気分になって写真を撮りまくった。

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 少し登ってもまだたくさん咲いている。やはり良い山である。木段の登りとなってきつい登りを登っていく。それにしても暑い。こちらの山なのでまだ冬用シャツに冬用ズボンで来たのだが、もう春・夏物のシャツとズボンでも問題ない感じである。汗をかきながらきつい木段をひたすら登る。途中にはイワウチワがたくさん咲いていた。やっぱり花の山だなと思いながら登る。それにしても地元の人は早い。どんどん追い抜かれた。もう下ってくる人もかなり会う。ほとんどは軽装で、軽く運動という感じであろうか。それにしても木段の登りは長い。まだまだ登らされそうで、日差しもきつい。もうGWだろうかと思うくらいの暑さである。だいぶ登った所でひと段落。そこからは残雪の山々を眺められた。

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 さらに先に進み、登っていく。まだまだ登りはきつい。先に山頂への道が見えてきたが、かなり登らなくてはいけないようだ。ランナーさんが抜いていった。途中にはわずかに残雪が残っていたので、手に握って少しおでこにつけると冷たくて気持ちよかった。振り返ると街並みやまだ残雪豊富な山々がいかにも新潟の山らしく、良い雰囲気だった。

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 さらに進むと鉄の梯子が出てきて登らされる。このあたり降りてくる人たちによく会う。もうしばらく登るとやっと小広い山頂に着いた。すぐ上が神社になっていて、そこが実際の山頂である。

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 神社にお参りするのは後にして、まずは裏手からの雪山の眺めを楽しむ。左手は八海山、奥は中ノ岳や越後駒ヶ岳など、右手は金城山だろうか。まだ八海山は登ったことがないので、いつかは行かないといけないな。

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 戻って神社に行く。富士権現社らしい。お参りしておく。

続く。

お堀の桜

4/6は桜を見にちょっぴり散歩。

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天気が良いときに満開を見たかった桜だけれど、そういう時に限って用事があったりします。それでも、北の丸公園に向かう途中はかなりの人出。

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天気は悪くてもやはり満開の桜は良いものですね。

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ちょっとだけ気分が癒された感じでした。

 

屋久島のお花

屋久島には、やはり関東付近では普段見られないお花がありました。

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ナンゴクウラシマソウ。これは中国地方とか以西でないと見られないようなので、見られただけでもありがたい植物でした。これはガイドさんに教えてもらったもの。普通のミミガタテンナンショウもありました。

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これはなんか咲いているなぁと思って、写真を撮っておいたもの。

久しぶりに図鑑総当たりで調べてみたら、ツクシショウジョウバカマというお花のようです。普段見ているショウジョウバカマと随分違って小さなお花で、見たときは全くショウジョウバカマの仲間とは気づきませんでした。もうちょっと標高高い所にはヤクシマショウジョウバカマという固有種も咲くらしいです。

やはり日本も広いなぁと実感しました。

 

縄文杉へ 後編

続きです。

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先へ進むと大王杉。樹齢3千年と言われていて、縄文杉が見つかるまでは最大の杉だったそうな。近いので全体の写真は無理。これも巨大。穴があり、ガイドさんの話によると江戸時代の試し切りの跡らしいです。やはり江戸時代の人は材木として利用価値があるかどうか見極めて切り倒していたようで、中が空洞になっているから木材として使えないとして残されたようです。見たようにだいぶ割れているけれど、実際に目で見ると、やはりすごい木です。

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先へ進むと登りもまたきつくなって、世界自然遺産地域へ!

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今度は夫婦杉。二つの木が立っています。

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吃驚するのは枝が繋がっていること。どのくらいの時間をかけて繋がったのか分かりませんが、この結合のために夫婦杉と言われているようです。ちなみに屋久島町のページによると左は樹齢1500年、右は樹齢2000年だそうです。

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お魚さん?

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反対から見るとガイドさんは竜って言ってたけれどイノシシかな。

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そしてやっと縄文杉に到着!写真だとホントにたいしたことないように見えるけれど、現地に行くとこの大きさに圧倒されます。やはりこれは自分の目で見ないとダメです。

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横から見るとかなりの太さであることがよく分かります。

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この木は2000年~7200年と樹齢の説が様々なようです。屋久島町のページによると科学的計測値は2170年だそうです。日本で最大の大きさの杉。ガイドさんの話だとこの木もやはり伝説があって、おそらく江戸時代の人も知ってはいたけれど、木材として使えないので残したのではないかということでした。

まさに自然の神秘、やはりここまで来た甲斐がありました。

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さて、往路を戻らなくてはいけません。海亀?

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再び、延々とトロッコ道を戻ります。このトロッコ、まだ現役だとか。入口近くに信号機のようなものがあり、そのランプが付いていたら運転されているらしいです。欄干のない橋の上でトロッコが来たら、川に飛び込むしかないのかな?(苦笑)

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さすがに帰りは曇天に。もう少し新緑も始まっていました。

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ヤマザクラがよく咲いていました。

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見たことないツツジだなと思っていましたが、家に帰ってから調べるとサクラツツジでしょうか。四国以西に咲くツツジのようです。よく咲いていました。

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荒川登山口に戻って終了!
すでに16時。途中だいぶ休憩取ったので思ったほどではなかったけど、10時間半くらい歩いたことになるのでそれなりには疲れました。

 

縄文杉へ 前編

屋久島二日目は縄文杉へ。

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宿を早朝に出発し、荒川登山口を出発したのは5時30分頃。ヘッドランプで歩きます。グループに一人のガイドさんが付いてなかなか早く、結構ずんずん歩きます。明るくなってきて、道の途中には大きな杉があるけれど、これは数百年レベルの木で屋久杉ではないらしい。屋久杉は千年以上の木を言うそう。ガイドさんがいろいろ教えてくれるので楽しいです。

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ひたすらトロッコ道を進みます。欄干のない鉄橋とかあったりしてスリリングな所も。ヤマザクラが咲いていました。まだ平地でようやく桜が開花したくらいだったのになぁ。

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だいぶ歩いた所で休憩。小杉谷集落跡。当時は小学校、中学校もあり、島で一番の集落だったそうな。伐採ができなくなって廃村となったようです。

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歩いている途中には切り株と思われる木があり、そこからも木が生えています。江戸時代に年貢を納めるためにかなり伐採されたようです。屋久島の特徴は切った株の上にもさらに木が生えること。養分が少ないためにこのような植生が出来上がっているようです。

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まず出てくるのは三代杉。現地に会った案内板によると一代目の倒木の後に二代目の木が育ち、伐採され、三代目が数百年経過しているという受け継がれた木。一代目が1200年、二代目が1000年、三代目が350年と記載されていました。ただ、後で屋久島町のページを見ると一代目が2000年、二代目が1000年、三代目が数百年と書かれています。なかなか木の樹齢を測るのは難しいようです。

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三代杉はそれなりに大きいとは思ったけれど、まず一番先にすごいと思う屋久杉はこの仁王杉。写真では全体を写すことは無理です。やはり現地に行くとこの巨大さに圧倒されます。途中にあるこぶがまた奇怪な印象を受けます。

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歩き出した時から気づいていましたが、森の中を歩いているとやはり独特の森の香りがします。大株歩道入口からはきつい登りになりました。さらに進んだ所にあった翁杉は2010年頃に折れたようです。近くで見られる巨木だったのに残念とガイドさんが話をされていました。

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さらに歩くとウィルソン株。中には水が流れていて、祠も置かれていました。

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帰りに撮りましたが、一応ハートに見える?

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さらに進むと宮之浦岳が見えました。行ってみたいけれど、自分に行く機会が果たしてあるかどうか。

続く。

 

屋久島へ

先日、屋久島へのツアーに参加できた。

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飛行機で屋久島空港へ。こんな小さな空港に降り立ったのは初めて。屋久島は35日雨が降るという話だったけれど晴れてる。

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千尋の滝。

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水量が多くて、やはり雨の多い島だなぁ。

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展望台からは広い海が眺められました。

 

ごぜんやま温泉保養センター 四季彩館

三王山の帰りは、御前山温泉へ。

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入浴料は1000円。

お昼ごろに到着ということもあって、入浴している人は少なかったようです。

内湯の温度は少しぬるめ。のんびり入れます。ナトリウム硫酸塩泉のお湯はさらっとしています。露天風呂もなかなか良い感じ。こちらは少し熱めであまり長くは入れず、外にある椅子に座ってクールダウン。

内風呂にある小さな浴槽にゲルマニウム風呂というのがあって、血行が良くなり汗がよく出るとあったので入ってみると確かに汗が出る感じ。これは予想外でした。

のんびり入浴したけれど、バス時間までかなりの時間があったのでロビーでくつろいでました。

目の前まで常陸大宮からのバスがたまにあるようですが、4月から廃線になってしまうらしく、張り紙がしてありました。

このあたりはバスでは、なかなか来られないけれど、機会があれば、また立ち寄りたいですね。

 

三王山

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【 山 名 】三王山
【 山 域 】茨城の山
【 日 時 】2024年3月24日(日)
【 天 候 】晴れのちくもり
【 ルート 】長倉宿バス停9:50→10:35三王山10:45→11:30蒼泉寺→12:05四季彩館13:45→14:00四季彩館入口バス停

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☆三王山へ

 日曜日向きの軽い山に行く。どちらかというと山というよりはただのウォーキングに近い。普通は車で近くに来た時に立ち寄るくらいの山だし、ほとんど道路歩きである。わざわざこの山を目指してバスで行くようなやつは自分くらいのものだろう。久しぶりに水戸駅から茂木行きのバスに乗る。やはり大学を過ぎると人が減るが、この日は家族連れが乗っていた。茂木のアトラクションなどを楽しみに行くのだろうか。途中でも乗ってきては降りていく人がそれなりにいるようだった。御前山のバス停を過ぎて、さらにだいぶ走った長倉宿でようやく下車する。

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 さすがに今日は暖かい。ダウンを着ていたが、これはいらないだろうとすぐに脱ぐ。少し先を左に曲がり、わずかに進むと左手に神社らしき建物がある。左に入ってみるとやはり神社、先にも鳥居があったが、参道の途中にある鳥居まで行く。神社はそれなりに古いもののようだ。天満神社と案内板があった。安全をお参りしておく。神社の建物には寄せ書きがあり、「戦争が終わりますように」と言ったことが書かれていた。

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左に進むと案内板があった。左に出て、道路を三王山に向かう。緩やかに舗装された道を登っていく。たまに車が来るが、そんなに通行量は多くなさそうだ。特に何もなく、山が先に見えるだけ、淡々と道路を進む。緩やかな道はたまに下りもある。随分歩くと右に道を分岐する。すぐ先に道標があって、三王山はまだ先のようである。もうしばらく歩いていくと右手に集落が出てきた。あたりには菜の花が咲き、桃源郷である。道が分岐していて、帰りはそちらに下るようだ。

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 そのまま先へ進み、さらに左へ曲がって菜の花を見ながら登っていく。そのあたりからは遠くの山々が見え、よい雰囲気である。近くでは地元の方が畑仕事をしていた。のんびり登ると右上に何か小屋のようなものが見えて、さらに先に進むともう山頂直下のようだ。左に木段道があり、上に展望台が見える。しばらく登ると展望台のある山頂に着く。残念ながら展望台は老朽化で利用不可である。すぐ右に三等三角点があり、写真を撮った。

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 三角点がポツリと置かれていた。

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 山頂付近には木があり、少し眺めが邪魔されるが、御前山などの低い山々が並んでいるのを見ることができる。反対側は樹林に邪魔されて展望台の上からでないと眺めはないようだった。明るい草地に座り込み、早い昼食とする。サンドイッチを買ってきたので開けたが、ふと上を見るとトンビが大きく輪をかきながら旋回している。狙われている感じがあったので、そそくさとザックに隠すように食べたので、あまり食べた気がしなかった。寒くなく、人もおらず、静かでのんびり、ぼんやりとした時間を過ごした。

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 さて、早いが下山となる。草地を適当に下に降りる。樹林の中を適当に左めに下ると問題なく道路に降りることができた。少し先に行ってみると案内板とトイレがある。案内板を見るとあたりにはバーベキューなどができる施設があるようだ。この時期はやっていないのか人影はない。再び道路を降りていく。地元の人らしく荷物を持たないおじさんに会った。さきほどの畑の向こうには遠くに山が見えて、いかにも山上の畑の雰囲気が良い感じだった。こんな春の雰囲気には相応しい景色に思えた。さらに下って、さきほどの分岐から左に曲がって下っていく。近くの民家に犬がいて、少し吠えられたが、家の縁側におばあさんが座っていて、こんにちはと声を掛けられたので、こちらも挨拶を返す。菜の花が多く、春の雰囲気を楽しみながら下る。右の畑にはヤギも飼われていた。

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 緩やかに曲がって下っていくと一軒のお宅の横にシダレザクラが咲いていた。残念ながら色は今一つだったが、もうちらほらと散り始めていて、そこだけ淡い春の雰囲気が漂っていた。

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 さらに下っていく。山村の雰囲気が残っている感じでもある。しばらく下って道路を進むと右に道が分かれるが、そこではないらしい。そのまま先に進むと再び道が分かれていて、そこに道標があった。右の道を進み、緩やかに登り返してさらに先を緩やかに下っていくと蒼泉寺に着く。中に入ってお参りする。入口には石仏かいくつか置かれていた。

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 寺を出て、わずかに進むと左側に長倉城跡と書かれた道標がある。せっかくなので入ってみる。左に曲がって少し進むと長倉城跡の案内板がある。道が分かれていて、先に行けば城跡の中心部に行けそうではあったが、なんとなく足を踏み入れる気にならず、そのまま戻った。

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道をのんびり下っていくと横に通っている道路に出る。右に曲がって進めば、バス停に出るはずだが、手前の道で道標があり、左に折れて温泉に向かう。少し先に行くと左側に高い松の木が残されている。その先は台地の端になっていて、道路を進むと右手に下っていく道となる。眼下に畑や民家などを見ながら下る。右手の先の方に温泉の施設が見えてきた。一度下ってから大きく登り返さなくてはいけない。下って道路を進み、右手に進んでから左に折れて温泉に向かう。温泉への登り道は今日一番のきつさだった。

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 やっと御前山温泉四季彩館に着いて入浴する。さすがにお昼過ぎの時間ということもあり、空いていてのんびりと入浴した。時間が余り、バス時間よりもかなり早く施設を出る。バス停は御前山車庫方面は坂の途中だったが、水戸駅方面は通行量の多い道路の方にあった。

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 しばらくバス停で御前山などを眺めながらのんびりとバスを待つ。やがて数人乗っているバスがやってきた。地元の人が買い物なのか、途中でときどき乗り降りがあるようだ。やはり水戸駅までは長かった。いつものようにお土産を買い込んで帰宅した。

 

那須温泉 鹿の湯 2024弥生

3/23は那須へ。

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着いたときはちらりほらりと小雪が舞うくらいでしたが、入浴中にかなり降って来たと近くにいた人が話をしていました。

入浴料は500円です。寒かったせいか、いつもの2番目に熱い湯に入ってもなかなか温まりません。その割には足が焼ける感じ。気づいたら、2時間近く入浴していたようです。ここでそんなに長く入ったのは初めて。温まらないと思った割には、後からぽかぽかとしてきて、ずっと冷めない感じでした。おかげで予定のバスを逃し、次のバスまでしばらく待たされる羽目になりましたが。

外へ出るとかなりの雪が降っていて、もう足元にも積り初めている感じでした。たっぷり硫黄臭くなって帰りました。

 

高尾花散歩 vol2 2024/3

2024032013(キバナノアマナ)

【 山 名 】高尾山
【 山 域 】高尾
【 日 時 】2024年3月20日(日)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】高尾駅→高尾山→高尾山口駅(時間割愛)

この日は午後に用事があったので、午前中だけで歩くことにしました。ということで性懲りもなく、再び高尾山へ足を向けます。

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残念だけれど、アズマイチゲは準備中。

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ヤマエンゴサクは探したらなんとか咲いていました。

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ニリンソウはまだ早いと思ったら、ポツポツ咲いていました。

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もうハナネコノメには遅いでしょうと思ったら、探したらなんとか残っているものがあって吃驚。

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ヨゴレネコノメでも、こんなに真っ黒なのは初めて見ました。終わりかけだから?

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久しぶりのシュンラン。自分はホントに久しぶりに会えた気がします。

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やっぱりヒナスミレが可愛い。

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この日はシュンラン祭り。5株だったか6株だったかくらい見ました。こんなに見たのも初めて。やっぱり高尾山ってすごい山だなぁ。

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この日の山頂からは富士山は見えなかったけれど、大室山がいい感じ。どうも最近、大室山の眺めが好きです。

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アオイスミレさんもいらっしゃいました。

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やっぱりヒナスミレは小さいのが可愛いですね。

高尾山口駅に出て終了でした。

個人的にはキバナノアマナが復活してくれたのが印象的でした。

 

山行一覧(2024/3/17以降)

2024/3/17以降の山行の一覧です。これ以前の山行は山と温泉の風ホームページをご覧下さい。

☆東北の山

窓明山へ 2024/8/4 眺めはぼんやりでしたが、楽しい道のりでした
猛暑の三岩岳 2024/8/3 ひどく暑いうえにアブの攻撃を受けて避難小屋一人でした
大柴山から花渕山へ 2024/6/9 天気が悪く、誰にも会わない静かな歩きでした
禿岳へ 登り編 2024/6/8 きつい登りでした
禿岳へ 下山編 2024/6/8

☆栃木の山

中倉山へ 2024/4/28 孤高のブナに会えました
若見山へ 2024/4/20 イワウチワが楽しめました
アカヤシオを楽しむ仙人ヶ岳 2024/4/13 裏年にしてはアカヤシオが楽しめました

☆尾瀬

クマに遭う至仏山 2024/7/14 3度目の熊遭遇でした。お花が多く、前回見落としたオゼソウも見られました
久しぶりの尾瀬ヶ原 2024/7/13 鹿柵でニッコウキスゲが復活していました

☆榛名・赤城

天神峠から相馬山 2024/7/20 雨に降られたり、晴れたり忙しい天気でした

☆高尾・中央線沿線

大蔵里山から陣馬山 2024/6/15 思ったよりも爽やかでした
山王山 2024/3/24 菜の花がよく咲いていました
高尾花散歩 vol2 2024/3 2024/3/20 早春のお花がたくさん見られました
高尾花散歩 2024/03 2024/3/17 お花は多くなかったけれど満足でした

☆奥武蔵

白谷沢から棒ノ峰 2024/5/6 久しぶりの道でした

☆奥多摩

レンゲショウマの御岳山と綾広の滝、七代の滝 2024/8/24 それなりには咲いていました
大滝から綾滝、天狗滝 大岳山 2024/7/7 ひどい猛暑でした
麻生山、日の出山から金毘羅山 2024/6/29 もう夏のお花が咲いていました
赤杭山、三ノ戸山、ズマド山 2024/6/1 静かな山でした

☆奥秩父

徳和渓谷へ 2024/7/28 涼感を満喫できました
カンマンボロンから瑞牆山 2024/5/25 やっとカンマンボロンを見ることができました
和名倉山へ 笠取山、唐松尾山、西御殿岩、将監峠編 2024/5/3 ようやく御殿岩に行けました
和名倉山へ 秩父湖編 2024/5/4 和名倉山から秩父湖へ抜けました

☆大菩薩連嶺

久しぶりの滝子山南稜 2024/5/11 イワカガミと富士山が楽しめました

☆富士周辺

明神峠から三国山稜 2024/6/22 ブナの巨木を見る歩きでした

☆八ヶ岳

川俣東沢渓谷から羽衣池、美し森 2024/8/17 渓谷はやはり天然クーラーの涼感満喫でした
権現岳から三分の一湧水、甲斐小泉駅へ 2024/8/11 気持ちの良い天気で楽しい下りでした
信濃境駅から西岳 2024/8/10 編笠山も登って1600m以上登りました

☆越後の山

ヒメサユリの高城城跡から袴腰山 2024/5/19 減ったとは言え、たくさん見られました
粟ヶ岳へ 下山編 2024/5/18
粟ヶ岳へ 登り編 2024/5/18 たくさんお花もありました
六万騎山へ 2024/4/7 カタクリのカーペットが見られました
坂戸山へ 大城往復・下山編 2024/4/7 お花のわんさかの歩きでした
坂戸山へ 登り編 2024/4/7

☆九州

縄文杉へ 後編 2024/4 巨大な屋久杉に圧倒されました。
縄文杉へ 前編 2024/4

高尾花散歩 2024/03

2024031711(キクザキイチゲ)

3/17はお花散歩で高尾へ。

【 山 名 】三沢峠
【 山 域 】高尾
【 日 時 】2024年3月17日(日)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】高尾山口駅→三沢峠→榎窪山→小松城跡→法政大学入口バス停(時間割愛)

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前日も山だったこともあって、ゆっくり寝ていたので、高尾山口駅に着いたのはもう午後に近い時間。歩きだして、まずは三沢峠へ。

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先日も城山などへ歩いたけれど、なんとなく、フクロウの所まで歩いて戻りました。

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ふらふらと下って城山湖へ。まだ冬枯れの中を下っていきました。

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小松城跡も過ぎてさらに下って、さすがに城山かたくりの里へ行く気にならず、そのまま先へ下り、法政大学入口のバス停まで歩きました。

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先頭の写真のキクザキイチゲの他には、小さなユリワサビ。

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タチツボスミレと思われますが、透明感がありました。

お花を目当てに行ったけれど、今年は寒いせいかちょっと早かったようでお花は少なかったですが、満足できました。

 

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