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六万騎山へ

2024040751コシノコバイモ

【 山 名 】六万騎山
【 山 域 】新潟の山
【 日 時 】2024年4月7日(日)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】五日町駅12:35→13:00登山口→13:40六万騎山13:50→14:15登山口→14:45五日町駅

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☆六万騎山へ

 坂戸山の後は六万騎山を目指す。無人の五日町駅で下車する。他にも一人、登山者らしき人が下車した。その人は先に行き、自分はゆっくりと出発する。タクシーが一台待機していた。登山口まで少し距離があるのでタクシーを使う人がいるのであろう。

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 しばらく歩き、左に折れて踏切を渡る。それにしても暑い。日陰にいると長袖シャツが欲しくなるのだが、日差しを浴びると半袖でもよいなと思うくらいである。地元の人向けの電気店や営業していない飲み屋らしきお店は見かけるが、観光客が立ち寄るようなお店は見当たらない。やがて魚野川を大きな橋で渡る。高速らしき道路の下を通り、先に進むと六万騎山が見えてきた。信号を渡って先に行くと登山口に着く。車が何台も止まっていた。すぐ先に階段があり、それをまずは登る。すると左に社がある。雪がこいがまだされたままの社だが、お参りはできる。地蔵尊のお社らしい。

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 その横から登り始めるが、カタクリ、ユキワリソウなどお花がすごく咲いている。これは吃驚である。

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 スミレサイシンであろうか。普段の関東付近では会えないスミレであろう。

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 ユキワリソウも白、紫、ピンクと色とりどり。これはたまらず、足がなかなか進まない。キクザキイチゲももちろんあった。

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 ブルーのユキワリソウもよい感じである。

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 ナガハシスミレもたくさん咲いていた。

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 ようやく少しずつ登るが、意外にきつい登り、何度か折れて登るとカタクリがすごい。

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 斜面にカタクリがびっしりと咲いている。まさにカタクリのカーペット、これには言葉が出ないね。

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 少し上まですごかった。先へ登っていくとやはり暑い。そのせいかカタクリももう終わりに近い感じになっていたが、まだまだ道脇には咲いていた。ひたすら上を目指して登る。坂戸山もそうだったが、小さくてもきつい山が多い。疑似木段の登りを頑張るとやっと少し平な所に出る。そのあたりもカタクリがひたすら咲いている。進むとまた左に入れる所があり、そのあたりも斜面にカタクリがたくさんだ。この山には一体どれくらいのカタクリが咲いているのだろうか。

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 さらに登るとまた少し平な所が左にある。行ってみるといかにも里山だなという感じ、足元にはやはりカタクリだらけである。少し尾根のような所を進むようになってもやはり両脇はカタクリ、先に進んで左に小さなピークがあり、平和の鐘と書かれた小さな鐘が据え付けられていた。

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 山頂へ向かう道もカタクリ、緩やかに進んで登ると山頂に着く。数人が休んでいた。チョウジザクラだろうか、わずかだが咲いていた。先に見えるのはさきほど登った坂戸山、左手は金城山、巻機山はちょっと枝に邪魔されていた。お茶を飲んでしばし休憩。

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 先の山にも興味はあるけれど、もうこの時間では行くのは難しい。また今度、機会があれば、この山の奥の山を目指してきても良いなと思う。山頂からわずかに下るとまたカタクリがたくさんである。わずかに先に進んで登ってみるとそこから急な下りになっていて、その先はあまりカタクリがなさそうに見えた。戻って分岐から下りに入る。それでもやはりカタクリが多い。本当にこの山はカタクリだらけである。ツバキが咲いていたが、これはヤブツバキだろうか。

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 下っていくとカタクリがさすがに少し減ったなと思う所を通過する。すると今度はショウジョウバカマが咲いている。さらに下ると今度はイワウチワだ。

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しかも葉が大きいオオイワウチワである。最初はちらほらだったが、下ると結構咲いている。ロープの張られた向こうの斜面にはさらにたくさん咲いていた。

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 下っていくとまたカタクリがたくさん咲いている。それを見ながら下るともう開けた所に出て登山口に下り着いた。

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 登山口の右手には庚申塔や石仏などが並んでいた。近くにあったものを集めたのであろうか。雪が多い地方のせいか、だいぶ風化しているものが多かった。

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 のんびりと右に歩く。カタクリが一面に咲いていた場所を右上に見るとやはりピンク色に染まっていた。

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 さきほど登った登山口に出て、あとは往路を駅まで戻る。越後湯沢方面へ列車が走っていくのが見えた。次の列車まで待たされるようだ。駅に着くと40分くらい待ちのようであった。

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 越後湯沢駅に出て、入浴する時間はないかと蕎麦を食べる。しかし、改札に入ろうとして時間を見たら、時間を間違えて覚えていてまだ一時間くらいあった。なのでぽんしゅ館で入浴する。温まってお土産に新潟の柿の種を買い込んで列車に乗り、のんびりと帰宅した。

 

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コメント

いいところですね。
もう少し若い時ならこのブログを見て行っています。
いろんな花が見られるのも魅力です。

西やんさん、こんにちは。

この山は登山口から1時間もしないで登れるくらいです。
機会があれば、ゆっくりとお花を見ながら登ると良いですよ。
お花は時期がぴったりと合わないと難しいのですが、雪の量によって時期が多少ずれるのでネットなどでよく調べる必要があると思います。

コバイモが咲いている時期にピッタリ行けて良かったですね。
あの登り口しか咲いていない(と思う)ので、あそこで見れなければ終わりですもんね。
坂戸山と六万騎山はセットで歩けるのが良いですよね、電車の本数は少ないけど。
越後湯沢は個人的に好きな駅で、都内からも近くてお風呂も構内にあるから便利で好きです。
六日町の駅のスーパーマーケット?みたいなところではこの時期山菜とか地の物も売ってるんですよ~
次回、逆コースで歩くことがあったら寄ってみてください(五日町は何もないので)

cyu2さん、こんにちは。
こんなにカタクリがたくさん咲いているとは吃驚でした。
他の良いお花もたくさん見られてちょっと感動でした。

六日町の駅前ですよね。前に泊まった時にお酒とか買いに行きました。
この時期はやはり新鮮なものが置いてあるのですね。
五日町は何もないですね。駅にいたときに近くの人が話をしていましたが、以前あったスキー場が閉鎖されてほとんど人がいなくなってしまったらしいです。寂しいですね。

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