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久しぶりの滝子山南稜

2024051112(アカバナヒメイワカガミ)

南稜は岩場も多く、一般登山道とは言えません。また登り向きです。下山に取るのは止めましょう。

【 山 名 】滝子山
【 山 域 】大菩薩連嶺
【 日 時 】2024年5月11日(土)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】笹子駅6:40→7:15取りつき→南稜→9:05分岐→9:20浜立山→9:40分岐→10:00滝子山10:05→11:55道路→12:20初狩駅

☆滝子山南稜へ

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 久しぶりに南稜を登りたくなった。これも登ったのは随分前の事である。この時期ならばイワカガミが咲いているのではないかと思う。一番電車で出かけ、笹子駅で下車すると数人が下車したようだった。歩き出すと早い女性が一人先を行くが、すぐに自分が追いついて先へ歩く。途中の道路の温度計は14度を示していた。今日は少し風があるようだ。家を出たときは長袖シャツで十分だったが、笹子駅で降りたときは少し寒かったのでジャケットを着込んで歩く。バス停を見て左に折れる。地図を見ていたら、さきほどの女性が先に行く。やはり早い人のようである。桜公園に着くと以前にはなかった獣害避けと思われるフェンスができていた。この下あたりには農地があり、被害が深刻なのであろう。通り抜ければ桜公園である。

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 先へ登り、しばらく歩くと南稜への道が分かれる。右に折れてしばらく登る。すると建物が出てくる。最近はあまり使われていないようだ。前を行く女性が立ち止まって写真を撮っていたので、自分も撮る。フタリシズカとマムシグサであった。

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 先へ進み、しばらく登っていると後ろから若い人が二人ほどやってきた。抜かれるだろうなと思いつつ先へ進むとやがてきつい登りになる。しばらく頑張ると鉄塔に出た。写真を撮っているとさきほどの二人が追いついてきてパスして登っていった。さらに先もきつい登りが続く。やがて林道にいったん登り着く。右に進んでから再び左に向かうように尾根に登る。ヤマツツジが咲いていた。

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 しばらくすると少し緩やかになるが、少し岩が出てくるようになる。まだこのあたりは岩の上を登るという感じでもない。どんどん登っていると新緑がきれいな感じである。

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 しばらく進み、やがて核心部の岩場の手前でさきほどの若い二人に追いついてパスする。

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 その先からは岩を掴んで登る。久しぶりの岩の感触はなかなか楽しい。ぐいぐい登っていくとお二人ほどパスしてさらに登ると先行する女性に追いついた。そのあたりからイワカガミがよく咲いている。アカバナヒメイワカガミである。

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 それにしても時折見える富士山がきれいだ。今日は風もあり、空気中のゴミが随分飛んだのであろう。最近はぼんやりとした富士山ばかり見ていたので、こんなに近くできれいな富士山は久しぶりである。

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 先へ進むが、まさにイワカガミの花園である。たくさん写真を撮ったが、後で見るとピンボケが多く、残念ながら満足できるような写真は少なかった。

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 まだしばらくはイワカガミを見ながら岩場を登る。少し岩場を下る所もあり、そろそろ上が近くなってきた。

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 道を外れないようにロープが付けられている所を見てさらに登る。もう少し岩場を登ると左に進んで分岐に出た。

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 久しぶりだし時間も早いので浜立山を往復することにした。左へ進んで下っていく。ちょっと倒木などが邪魔する所もあるが、概ね問題はない。やはり左に見えている富士山がとてもきれいで目に焼き付く感じである。緩やかに下ってから左に折れてしばらく下る。足元にはフモトスミレがよく咲いていた。先に進んで小ピークを巻き、さらに進んで登ると浜立山に着いた。山名板とバックに富士山の組み合わせで写真を撮ったが、後で見たら山名板しか写っていなかった。

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 さて、往路を戻る。さすがに登り返しはちときつい。しばらく頑張って登っていくと一人下って来る人に会った。分岐まで戻り、一呼吸休む。もう一人、浜立山の方に向かっていく人がいたようだった。

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 先に進んで滝子山に向かう。まだしばらく登らされる。途中には白い花が咲くムシカリの木を何本も見かけた。相変わらずきつい登り、途中にある小ピークからはやはりきれいな富士山を見ることができる。さらにしばらく頑張るとやっと人の多く休んでいる滝子山の山頂に着く。日当たりがよい。やっぱり富士山である。山名柱の近くに座り込んで昼食を取った。

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 さて、まだ10時だが、下山にかかる。今日は久しぶりに初狩駅へのコースを下る予定である。下り始めるとフデリンドウが咲いていた。

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 すぐに分岐に着いて、さらに先へ進む。すぐ先に一人スマホを見ている人がいた。地図を確認していたのだろうか。自分が先に進む。少し進んで道標を見て右に下る。そのあたりでさきほどの人が後ろからやってきた。途中でパスさせるとマットをザックに付けていた。縦走で避難小屋にでも泊まったのだろうか。自分よりは大き目のザックなのに足が速く、あっという間に見えなくなった。しばらく先へ進むと女坂の分岐、右に女坂を下る。登ってきた人に会う。しばらく下ると女性が後ろからやってきた。ミツバツツジの写真を撮っていたら、その人がパスしていった。

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自分も後から下る。トラバース気味に下るのだが、足元がだいぶ悪い。こんな悪い道だったかと思うくらい歩きにくい道になっていた。しばらく下ると左上からロープの付いた道が来ていた。別に道があったようである。さらにしばらく下ると檜平に着く。

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 そのあたりの新緑が素晴らしくきれいであった。先に進むと樹林の中を下っていく。何か咲いていないかと探しながら下る。今年はまだ見ていなかったヒトリシズカが咲いていた。

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 近くにはもうギンリョウソウもあった。

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 どんどん下る。初狩駅左の表示を見て左に折れて下る。

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 うす暗い樹林の中の道を下っていく。何度か折り返して下る。登って来る人に会った。さらに下っていくと大きな倒木があり、越えなくてはいけない所があった。さらに下っていくとやがて沢の音がしてきて、沢沿いの道になる。何度か沢を渡るので、顔を洗う。少しひんやりとはしたが、さすがにあまり冷たいという感じではなかった。どんどん沢沿いの道を歩いていく。この時間でも登りの人に会った。山頂まで行くのだろうか。さらに下っていくと最後に沢を渡って広い山道に変わり、しばらく下って滝子山入口の表示を見る。

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 そこからは道路歩き、日差しが暑い。少し歩くと集落に出るが、先にはきれいな富士山が見えている。

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 その富士山に向かって歩いて行く感じの道となる。地元の人は当たり前の景色なのかもしれないが、普段、あまり富士山を見ることができない自分などに取っては素晴らしい道であることは間違いなかった。以前にもこの道を歩いたことがあるが、ここまできれいな富士山を見た覚えはない。あまり良い天気ではなかったのかもしれない。下っていき、やがて橋を渡る。左に進んでいくと道路に出る。見覚えのある信号である。前回初狩駅へ向かった時と同じく、細い道に入って駅へ行く。しばらく歩いて駅に着く。

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 駅で列車の時刻を確かめると8分ほどで来る時間、ちょうどよいタイミングだった。数分遅れた列車は空いていた。

 

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コメント

滝子山のイワカガミは記憶にありません。
とはいうもののずいぶん前に行ったきりです。
ツツジの季節に行ったこともあります。
瀧小山からの富士山、いいですね。

西やんさん、こんにちは。

あまり一般的でない尾根を登らないと見られないので、ご存知なくても致し方ないですね。
やはり富士山が近いのできれいでした。

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