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白谷沢から棒ノ峰

2024050605(ヒメレンゲ)

【 山 名 】棒ノ峰
【 山 域 】奥武蔵
【 日 時 】2024年5月6日(月)祝
【 天 候 】くもり
【 ルート 】ノーラ名栗・さわらびの湯バス停7:50→8:10白谷沢登山口→9:20岩茸石→権次入峠→9:50棒ノ峰9:55→10:20岩茸石→11:30ノーラ名栗・さわらびの湯バス停

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☆棒ノ峰へ

 まだ和名倉山山行の疲れが残っていて足も張っている感じだったが、久しぶりに白谷沢を登りたくなった。天気はあまり良くないようだが、雨は降らなさそうなので出かけることにした。先日、メインカメラが壊れてしまったので、古いカメラが再登場である。夕方は雨予報なので一番バスに乗れるように出かける。少し早く着いたのでまだ並んでいる人は一人だった。時間近くなると列が増えて立ち客も出る状態で出発。一番バスのせいか地元の人か途中で降りていく人が多かった。さわらびの湯で下車したのは数人だった。

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 トイレに立ち寄ってから歩き出す。さすがにどんよりしたくもりである。さすがに暑くはなく、ひんやりしてこのくらいの方が歩きやすい感じである。しばらく登ってダムに出る。バイクツーリングか、たくさんのバイクの人が堰堤上で休んでいた。先へ進んでしばらく道路を歩き、登山口に着く。これから登ると思われる数人が支度などをしていた。

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 そこから登り始める。まずは木に白い花がよく咲いていた。アジサイに似た感じのお花だが、少し違う。後で調べるとヤブデマリという木らしい。早い女性が抜いていった。先に登っていく。やがて少しきつい所を登って水の流れる谷らしくなる。家族連れも含めて何組も登っている。パスしたり、パスされたりしながら登っていく。やはり沢歩きっぽい雰囲気が楽しい。

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 途中にはヒメレンゲが咲いている。結構固まって咲いている所もあった。何度も沢を渡り、ロープの付いている所もある。

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 やがて左に滝を見て、白孔雀の滝と表示のある所に出る。

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 久しぶりにラショウモンカズラを見る。いくつかしか見かけなかった。

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 その先にいくとクワガタソウが咲きかけていたが、開いているお花は少なかった。これからなのであろう。

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 さらに登っていくときつい木段で道路に出る。少し左にいくと小スペースがあり、休んでいる人が多かった。ヒイラギソウを見るが、ちょっと咲いてから時間が経っているもののようだった。ちょうど男性二人、男の子一人のグループが先へ登るが、結構早い。自分は追いついていくのが精一杯だった。しばらくきつい登りで斜面を登り、左へ行くようになると緩やかな道になる。しばらく進むと岩茸石に出る。

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 そこからは右へ登るが、木段が悪くなっていて、歩きにくい登りである。途中は崩れている所があり、左から這い上がらなくてはいけない所があった。ここは歩く人も多いし、修復して欲しいと思う。その後もしばらくはきつい木段の登りが続く。久しぶりに登る道だが、こんなにきつい道だったか。すっかり忘れているものである。木段が終わると今度は山道になるが、これもまたきつい登りが続く。途中の木段は利用不可の表示がある。横を登る道は歩く人が多いせいでたくさんの道が付けられてしまっている。歩きやすい所を選んで登るしかない感じである。ひたすらの登りが続く。登っていくと風が少し冷たくなってきた感じがした。だいぶ登ってやっと登り着いた所が権次入峠である。でも、休まず先に進む。少し緩やかな道になってホッとしたのも束の間、再び急な登り道となる。随分登らせられる山だなぁと思いながらひたすら登る。山頂近くにはチゴユリがわずかに見られた。木の板が並べられた道になるともう山頂だった。

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 展望が書かれた案内板があるが、眺めは木に邪魔されている。どちらにしても今日の天気ではほとんど見えないようだった。奥に座ったが、風が冷たく少し寒い。ウィンドブレーカーを着込んだ。先日の暑さが嘘のようである。どうも今年は暑い時と寒い時の気候の差が激しいようである。時間は早いが昼食のパンを食べてしまうことにした。

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 さて、まだ10時だが下山にかかる。往路をしばらく戻る。下りに入るともちろんまだまだ登って来る人にたくさん会う。それでも人の波があり、たくさん会うとその先はあまり会わなかったりする。どんどん下って岩茸石。そこからは直進する。

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 岩の狭い横を通り、先へ行く。こちらを登る人はそう多くはないだろうと思ったが、たまにランナーさんも含めて人に会う。そんなに下らないけれど、歩きにくい道の所が多かった。まだヤマツツジが咲いているのを見る。小ピークには古い木造の展望台のようなものがあったが、立ち入らないようにロープが張られていた。

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 そこからは急降下していく。ひたすら樹林の中を下り、先日の和名倉山の下りを思い出してしまう。ここも歩く人が多いせいか、木の根が伸びた所には、踏み跡がいくつもあってどれが正しい道なのかよく分からない所もある。適当に下ると再び道が集約される。まだまだ降りていかなくてはならない。

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樹林の中の下りはどのくらい降りたのかまったく分からないので長く感じるようである。ひたすら降りていくと車の音などが聞こえるようになったが、まだ下る。そろそろ着いてくれないかなあと思っているとようやく沢音などが聞こえてきて、右に進むとお墓の横を通って草地に出た。シャガが咲いていた。

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 先に進んで橋を渡り、しばらく歩くとさわらびの湯であった。まだ午前中である。なんとなく立ち寄る気にならず、バス停に行ってバス時間を見ると30分ほど待ちである。

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 売店に立ち寄ってサイダーとせんべいを買った。サイダーを飲み干し、おせんべいを食べるとゆずの香りが良かった。さすがにお昼なので、空いているバスで飯能駅に出て帰宅した。

 

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コメント

サワラビの湯からの山歩きコース、いくつかあるようです。
このコース、あるいたかどうか定かではありません。
でもサワラビの湯をスタートやゴールにした山歩きを何度かしました。
いろんなコースがあると、歩いたかどうか忘れます、老年の健忘症です。

西やんさん、こんにちは。

記憶は時間が経つと蓋がされるのですが、それを開ける鍵があるとまた開きます。
なので面倒でも自分は参考記録を必ず書くことにしています。

記録を見るとそれをつたにしてわずかでも思い出したりすることがあるんです。
でも、まったく思い出せないことも多々あったりしますが。(苦笑)

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