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和名倉山へ 笠取山、唐松尾山、西御殿岩、将監峠編

2024050308(笠取山へ)

【 山 名 】笠取山、唐松尾山、西御殿岩、和名倉山
【 山 域 】奥秩父
【 日 時 】2024年5月3日(金)祝~4日(土)
【 天 候 】3日 晴れ
      4日 晴れ
【 ルート 】
3日 新地平バス停9:25→11:30雁峠11:40→12:25笠取山12:30→14:25唐松尾山14:35→14:55分岐→15:15西御殿岩15:20→15:35分岐→15:55山ノ神土→16:15将監峠→16:20将監小屋(テント泊)

☆笠取山へ

 随分久しぶりに和名倉山へ行こうと思った。和名倉山へ行ったのはもう25年も前の事。山頂は記憶にあるが、以前は廃道に近かった二瀬への道が最近は整備され、ガイドにも出るくらいだから歩く人も普通にいるようである。そちらの道を歩いてみようと思った。去年、大型ザックのフレームの金属が折れてしまい、やむなくザックを買い換えた。しかし、家でパッキングして見ると以前のものに比べて少し小さいようだ。なんとか入ったもののもう少し大きなザックにしておけば良かったとちょっと思う。

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 さすがにGW後半の最初だから、バスも混むだろうと少し早めに塩山に着くようにした。やはりすでに行列になっていた。しかし、バスは増便も出て3台も来た。比較的前の方だったので問題なく自分は座ることができたが、やはり立ち客は多かった。新地平で下車する。やはり降りた人も多かった。

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 少し先に行くと右後方に向かう道が分かれているのでそちらに入る。後は道なりに歩いていく。少しずつ登っていく道で先を歩いている人も多い。抜いたり抜かれたりしながら先へ進む。しばらく道路を歩くとゲートがあった。そこからは亀田林業の土地になるようで立入禁止の表示がある。しかし、登山者は利用しても構わないようである。先へ進むと右に何か作業で使われるような小屋のようなものを見て左に進む。山に向かっていくようになるとやがて左に沢が流れているのに近づいていく。すると道がかなり悪くなっていて、歩きにくい所も多々あった。

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 先を歩いている人をパスするが、少し先で立ち止まると抜かれる。自分とあまりスピードが変わらないのであろう。だいぶ進んで行くとやがて大きな倒木が進路を塞いでいる所に出る。数人のグループが通過に戸惑っていたので追いついた。一人が荷物がひっかかってうまく通り抜けられず、自分が先に抜けさせてもらった。先に進んでいくとまだヤマザクラがきれいに咲いていた。ピンクが青空にマッチしてきれいである。

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 さらに先に進むが、進路が少し分かりにくい。笹が若干道にかぶっている所もあった。登りもそれなりにあって地味にきつい。ひたすら道を進むとようやくその先で沢を離れて上に向かう道に入る。これもまたきつかった。右へ斜めに登っていき、ひたすら頑張ると青空が抜けたような気持ちの良い雁峠に着いた。

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 振り返ると南アルプスだろうか、残雪がまだ白く残る山を見ることができた。カメラで写真を撮ろうとしたら、どうもおかしい。シャッターは切れるものの、画面が真っ暗に近い。電池を抜くとかいろいろ試したが、やはり戻らなかった。とうとう壊れたようである。以前にも壊れてシャッターを交換しているが、もう生産終了から随分経つカメラだし、限界なのであろう。仕方ない、今回はスマホのカメラで撮影することにする。さきほど写したきれいなヤマザクラが最後の画像となったようだった。

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 しばらくカメラをいじっていたが、諦めて先へ行くことにする。先へ進んでしばらく登ると小さな分水嶺と表示のある場所に着く。荒川、富士川、多摩川に分かれる場所である。

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 そこから笠取山に向かう。少し下ってから登りにかかる。やはりきつい登りが続く。荷物が重くなった。ひたすら頑張り、上部はあえて歩きやすそうな右側ではなく、中央左を選んだ。これが段差がある場所があり、体を持ち上げるのが一苦労だった。それでもなんとか登って岩のある山頂に着く。今日は本当によい天気、ちょっと暑いけど、素晴らしい眺めを満喫できた。富士山も見えてはいたが、雲が少しかかっていたようである。山頂には数人が休んでいて、後からも数人登ってきた。

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 昼食のパンを食べて水を飲む。さすがに今日は水の消費量もそれなりにありそうだ。しばらく休み、出発とした。

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☆唐松尾山、西御殿岩へ

 そのまま先に進む。ちょっと岩っぽい道で細い道が続き、ちょっと登りにくい岩の所もあった。なんとかよじ登って先に進む。先に進むと標柱があったが、こちらの方が本当の山頂ではないかと思われた。

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 先に進んでいくと先の山が高く見えてきて、そちらへ下っていく。しばらく下ると右に折れてさらに右に進んでいく。これで良かったのかなとちょっと不安になったが、少し下ると分岐に着いた。ちょうど一人休んでいる所で、唐松尾山の方に向かっていった。後から自分もそちらに進む。やはり少し笹がかぶる道である。コロナであまり人が入らなくなって笹が伸びたのかもしれなかった。しばらく進むとやがて上に向かって登っていく。なかなかきつい道である。ひたすら頑張るしかない。ようやくトラバース道っぽくなってきて、さらに先に進むとやがて右に登って尾根らしい所に出た。

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 そこからは笹の生える気持ちの良い道、標高もそれなりにあるので涼しい感じである。雰囲気の良い道を進んでいく。たまにランナーさんが前からやって来る。唐松尾山あたりまで往復日帰りだろうか。ひたすら先に進み、登っては下る。ちょっと笹の小さなピークには木のプレートが付いていたが、書かれている文字は読めなかった。黒槐ノ頭だったのだろうか。

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 先に見えているのが唐松尾山と思われたが、まだ遠いようである。さらに先へ進んでいく。途中、ほんのわずかだが、溶けかかったざらめ雪がわずかに残っていた。登りがそれなりにあって、かなりきつい登りの所もある。特に山頂手前は厳しかった。やっとのことで登り着き、左に進むとそこが唐松尾山の山頂である。写真を撮って奥の日陰に腰を下した。少し休憩すると後ろから来た一人やってきた。

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 しばらく休んでから先へ行く。その人も進もうとしたが、こちらへやってきたので向こうですよと教えてあげる。自分が休んでいた先にはロープが張られていて、間違って入らないようになっていたのだった。少し戻ると左に道の続きがある。それを下っていく。先を行く人は小屋泊まりらしく、あまり大きな荷物ではない。やはり自分の方が少し遅く、少しずつ離れていった。やがて右へ下ってしばらく下るとまたちょっとトラバース気味の道となる。少しガレた所もあって、危ないほどではないものの少し注意を払って歩く。途中にやっと西御殿岩の分岐があった。

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 いつもここは飛ばして立ち寄ったことはなかった。ザックをデポしたい場所ではあったが、あまり置くのに良い場所ではない。我慢して持ったまま登ることにした。そちらの道に入るとすぐに倒木があってまたいで進む。登りになるとかなりきつい。我慢の登りが続く。岩場を過ぎて右斜めに登り、やっと稜線らしき所に出ると左右に踏み跡が通っている。右に進んで小さなギャップを乗り越し、さらに進んでから登る。樹林から出て先には岩が続く登りとなる。結構きつい登りが続くが、もう岩の上まではもう少しの感じである。なんとか登っていくと西御殿岩と表示のある場所に着いた。誰かいるかと思っていたが、相違して誰もおらず、展望一人占めである。明日歩く東仙波から和名倉山がよく見えた。

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 右手の大きな山は飛龍山であろうか。しばらく眺めを楽しんだ。しかし、以前のガイドだとここは「御殿岩」となっている。いつから「西御殿岩」に変わったのだろうか。それにしても特に「東御殿岩」は存在しないようだ。やはり「御殿岩」の方が正しそうに思える。

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☆将監峠へ

 さて、往路を戻るが、下りがきついので注意しながら下る。それでも、さきほど登ってきた道は間違いなく追うことができる。踏み跡の分岐も忘れてはおらず、左に下っていく。ぐんぐん下って倒木を超えれば、分岐に戻ることができた。

 さて、時計を見るとやはり登り25分、下り15分、上で5分眺めたので、計40分経過していた。テン場の事を忘れていた。まあ、そんなには混まないだろうと憶測する。下っていくがまだ将監小屋までは地図では近いのだが、実際歩くと結構遠い。しばらくはトラバース気味の細い下り道が続き、なかなか足に負担がかかる道である。しばらく下っていくとガレた所を過ぎて右に曲がり、急な道を下る。やがて道標のある山ノ神土に着いた。左の笹の中に道があり、あれを明日は進むのである。

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 右に進んで下っていく。緩やかに下っていき、右に道を分けるとそこからはまたそれなりの下り道となる。ぐんぐん下っていき、下り着いた所が将監峠であった。先には飛龍山方面の道が伸びているが、結構な登りである。

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 右に下るとテントと右手に小屋が見えてきた。しかし、ここもそれなりの斜度のある下りでなかなか着かなかった。やっと着いてトイレの先へ進むと小屋に着く。受付をする。するとなんと小屋の前に張るように言われる。見るとテント場は隙間があるようにも見えた。受付した数で決めているのであろう。どう張ろうか迷っていると横にいた人もそこに張るようだ。すると小屋主であろうか、もっと先に張ってもらえといった感じの事を言っていて、横にいた人が向こうのテントの横あたりで良いですかとそちらに張ることになったみたいです。じゃあ自分もそちらでと車の置いてある先に行く。ここは道なのだが、そこにすでに張っている人がいた。ペグが刺さるか分からなかったが、意外に刺すことができた。それでも道を通る人がいるので、広げないようにした。張ってしまえば後はすることもない。持ってきた電気ブランを薄めに作って飲む。家で飲んだ残りなので、フラスコにはあまり量が入っていなかったのだが、全部飲んでしまった。それでも日が陰り、寒くなってきたのであまり酔った感じはしなかった。もういい時間なので、夕食を作る。今日はキノコご飯に乾燥野菜カレーである。乾燥カレーは賞味期限が切れているが、開けてないので大丈夫であろう。作って見るとなかなか野菜の食感があって美味しかった。すでに暗くなり始めて寒くなってきた。薄手のフリースを持ってきていたので着たのだが、それでも震えるくらいに寒くなった。テントに入り、シュラフを出して入り込む。あまりにも寒いのでドローコードをしっかり引っ張って顔の一部だけ出して頭からすっぽりシュラフの中に入ると暖かくなった。小屋番さんが発電機が9時頃までうるさいよと言っていたが、確かにそれなりに音はするものの、思ったほどではない。することもないのでそのまま寝ていた。ふと目が覚めて時計を見ると9時45分頃だったが、まだ発電機が動いていた。止まらないなと思った直後、偶然にもすぐに止まった。再び寝に入ったが、ときどき夜中に目が覚めたのだった。

続く。

 

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コメント

大昔にツアーで登りました。
作場平から登り、多摩川の源流である水干は枯れていました。
三分水嶺の碑、見おぼえがあり、懐かしく見ました。

西やんさん、こんにちは。

今回は水干には行きませんでした。久しぶりに行こうかなとも思ったのですが。
分水嶺は自分が最初に行ったときはなかったですが、もうできてから随分経ちますね。

リブルさん、

GWの将監小屋、小屋前に張る指示が出されたのはテン泊が多いからでしょうか。
凄いですね。

komadoさん、こんにちは。

やはりGWでしたね。あそこのテン場がいっぱいになるのはさすがに想像してませんでした。見るとまだスペースありそうでしたけど、受付したテント数で決めているのではないでしょうか。

最近の小屋泊まりは旅館並みの料金だし、中高年が減って若い人が増えたのでそれだけテント泊の人が増えているのでしょうね。

連休後半は良い天気でしたね。
4日はヤビツ峠から丹沢表尾根を歩いて塔ノ岳へ行ってきました。
今年で登山歴50年となりましたが、丹沢に登るのは3回目、塔ノ岳も初めてです。
連休とあって秦野駅を出るとバス待ちの列が100m以上伸びていて驚きました。

和名倉山へ行かれたんですね。
昨年の5月下旬に三条の湯から将監峠を経由して雁峠までシャクナゲを見に歩きました。
西御殿岩から笠取山へ続く稜線上は満開のシャクナゲのトンネルでした。
展望の少ない奥秩父主稜線の中で西御殿岩の眺めは最高ですね。
今週末は天城山へアマギシャクナゲを見に行く予定です。
将監峠、雁峠は奥秩父の中でも好きな峠です。
いつか、和名倉山へ行ってみたいと思っています。
今週末は、天城山へアマギシャクナゲを見に行く予定です。

たまびとさん、こんにちは。

シャクナゲ、わずかに蕾が付いているものがありました。
去年、長九郎山でキョウマルシャクナゲを見ることができました。
アマギシャクナゲはこれまた随分昔に雨と霧の中で見ただけでした。
そのうちにまた行きたいけれど、行きたい山がいくつもあって選択が難しいですね。

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