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大柴山から花渕山へ

2024060907(大柴山:なぜか猿のぬいぐるみがある)

【 山 名 】大柴山、花渕山
【 山 域 】宮城の山
【 日 時 】2024年6月9日(土)
【 天 候 】くもりときどき霧
【 ルート 】テレキャビン山頂駅9:20→9:45大柴山→10:55花渕山11:05→12:20登山口→12:30尿前の関→13:00鳴子温泉駅

☆大柴山、花渕山へ

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 さて、二日目はテレキャビンで登ってしまうルートである。時間的には短いがどうなるのだろうか。宿を出るとあまり良い天気ではなく、どんよりとしている。それに涼しくもなく、湿気が感じられる。山には低い雲がかかって山頂付近はほぼ見えない。もしかするとわずかに雨が来たりするかもしれないなと思う。一駅乗って鳴子温泉駅で下車する。今日はバスがあるだろうとバス停に行くともう止まっていた。リゾートパークで下車する旨を告げてバスに乗り込む。やはり乗客は今日も自分一人である。リゾートパークまでは昨日と同様に500円である。

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 まだテレキャビンは朝の準備中のような感じだった。この天気ではあまりお客も来ない感じである。一人お願いしますと頼むと片道ですかと聞かれる。表示は往復料金しかなかったので往復しかないのかと思っていた。では片道をお願いしますと言うとパラグライダーの方ですかと聞かれる。いや、花渕山の方へと言うと入山届を記入して下さいということで名前や住所、電話番号などを記載した。片道は1000円であった。乗り込んで出発する。スキーに行くような気分だが、まだ誰も乗っておらず、動くテレキャビンは自分だけである。上に行くとガスの中に入って、風が寒いくらいに涼しい。今日はずっとガスの中だろうか。しばらく乗ってようやく山頂駅に着く。降りると右手に眺めがある場所がある。遠くはもちろん見えないが、意外に下は見えていた。すぐ先にはリフトの終点があり、そちらはスキー場なのだろう。先には月山や船形連峰と書かれているが、見えないのが恨めしい。まあ、雨でないだけマシという所だろうか。

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 さて、地図を見ると進む方向は反対側のようである。建物を右から回り込んで進むと笹の生えた道があるようだ。ただ道標のようなものは何もない。左右の笹がうるさく、だいぶ道にかぶっている。これで大丈夫なのかとちょっと心配になるくらいの道である。かき分けながら進まないといけない所もある。それでも下の道は続いているので、丹念にそれを追う。少し怪しくなっている所もあったりしたが、少し先に行くとなんとかまた道が見つかる。こりゃ入る人は少ないだろうな。しばらくそんな道が続いた。

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 しかし、やがて先の方に山が見えてきた。すると森が変わって笹が減り、歩きやすくなってホッとする。細いがブナであろうか。下りに変わってしばらく下る。先へ進んで再び登る。しばらく登っていくと通過点みたいな所に大柴山のプレートと木に猿のおもちゃが付けられていた。下には三角点が置かれている。静かな山である。

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 先に進む。人の気配などまるでない深山の雰囲気である。このあたり少しガスがかかっているようで進んで緩やかに下ると暗くなってきた。道は問題ないようだ。かえってテレキャビンからの道と比べると遥かに歩きやすい。

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 またマイヅルソウが足元にたくさん咲いている。

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 先へ進むとまたブナの森、やはりひんやりする。

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 緩やかに登ったのち、再び少し急な下りになる。気を抜いて歩いていたら、滑って尻もちをついてしまった。気を付けなれば。大木を見て先へ進む。

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 やがて道が左と右に分かれている所に出た。標柱があり、右が花渕山のようである。左は地図にある破線路であろう。あまり歩く人はいないのかもしれないが、道は続いているようだった。

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 先へ進む。空は明るくなったり暗くなったりを繰り返す。暗くなると雨が来そうだと思うが、特に降るようなことはない。やがて先へ進んでいくと二重山稜のような所の右側を通る。左は小さな谷になっていて、左手にも尾根らしきものが見える。

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 そこから先へ進むとどうやらシロヤシオと思われる木が並んでいる。下を見ると白い花がいくつも落ちていたが、残念ながら花期は過ぎているようで咲いている花は見かけなかった。まあ5月下旬頃のようだから、温暖化でさらに早まってもうこの時期では遅いのだろう。しばらく細い道を木の間を抜けて緩やかに登っていく。

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 さらに先へ進んでいく。左右の灌木の間を進んだり、樹林の中を進んだりと忙しい。ひたすら先へ行くと緩やかに下っていく。特にこれというものもなく、ひたすら道を先へ追う。やがて少し登りになって進んでいくとだいぶ山頂が近づいたのかなという気になる。細い道で右に進み、そこを抜けると左に入れる道がある。そちらに入って進むとそこが花渕山の山頂であった。樹林の中で眺めはない。三角点と山名柱があるだけである。手前には何かの観測用らしき小屋のようなものがあった。ちなみにここの三角点は後で知ったのだが一等三角点であった。道理で少し大きかった訳である。

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 早朝に食事をしただけなのでお腹も減ったし、ここで昼食のパンを食べることにした。静かな山である。あまり訪れる人もいないのであろう。この時間なら早い時間に下れそうだ。のんびり温泉に浸かって帰ることにしよう。

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 先へ進む。すると熊注意の看板があり、木槌と木の板がある。叩いて通ろうかとも思ったが、逆に刺激そうなのでそのまま進む。特に熊がいる気配はなかった。しばらく進むとやはりガスがかかっていて霧の中を進む。進んでいくと急に明るい所に出た。そこには鉄塔があり、先にはリフトの終点らしいものが見えた。そのまま進むとリフトの終点に出るが、もう木の板が腐って落ちていて使うことはできない状態である。昔のスキー場跡でリフトは放置されたままなのであろう。

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 道は左に曲がって下っていく。草や灌木が多く、あまり良い気分の道ではない。しかし、かなり人間臭く感じる道でもある。しばらく下ると先の方に下の方の民家などがちらりと見えたが、まだ遠いようだ。

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 さらに進むと右に曲がって樹林の中に入る。するとそこにも熊注意の看板と木槌。このあたりはよく出るのだろう。先へ進むと細い道を進み、樹林の中を緩やかに下っていく。

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 静かな樹林の緩やかな下降が続く。しばらく下って右へ進んで左に折れて進むと細いがブナの森の中を緩やかに下る。やがてまたリフトの近くに出る。そこを下っていくと先に建物が見えて、初めて道標を見る。登山道と書かれていてもう雄沼は過ぎたようだ。先に出ると明るいゲレンデだった場所は草地になっている。右の建物は展望レストランだったらしい。

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 再び道標を見て進むと木や草の多い道を下る。やがて草深い道を左に進んで樹林の中に入る。右に進んでいくと比較的歩きやすい道となる。再びブナの森を通った。

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 しばらく歩いていくと急に道が細くなって右に登る。すると再びリフトの残骸を見て下に向かう。またクマ注意の表示を見かけた。さらに先に進むと以前のスキー場の看板を見て、そこからは階段で急降下、さらに道が細くなり、歩きにくい道が続く。やがてロープ場が出てきて、急降下。エゴノキがあってたくさんの白い花が落ちていた。さらに左に進んでから再びロープの急降下となるが、ロープは4、5本続いただろうか、かなり長い急降下で降りる。杉林になってちょっとホッとすると緩やかな道になる。平坦な所を歩いていると先の方の車の通行音などが大きくなった。どんどん先へ進み、下っていくと目の前に道路が出てきて、やっと登山口に降り立つことができた。

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 左に道なりに進むとスキー場の駐車場だったらしい場所をみて左右に通っている道路に出る。道標があり、左に行けば尿前の関に行けるようだ。左へ進む。左手を振り返ると降りてきたと思われる山が見えたが、上の方にはまだ雲がかかっていた。しばらく進むと左に道があり、そちらに進めば尿前の関のようだ。道に入るとここは「おくのほそ道」らしい。階段で急降下すると下を通っている道路に出る。左に行くと駐車スペースがあり、そこに入り口があり、道標もある。入ってまた階段で下る。下っている途中では山菜らしき葉を取っている人たちがいた。さらに下ると道路に出た。右に尿前の関の案内板などがある。

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 さて、先の方に鳴子温泉が見えている。約3Kmほど歩かなくてはいけない。そのまま道を先へ進むとさきほどの車道に出る。そのまま進み、橋を渡る。左手に見える山が歩いてきた花渕山などであろう。低い雲が垂れこめていた。しばらく歩道を歩いて進むと橋の手前で右に人道橋があり、そちらを渡って先に進むと鳴子温泉駅に向かう道である。民家を見ながら進み、緩やかに登ると踏切で渡って商店を見る。もう鳴子温泉駅はそれほど遠くはなかった。

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 さて、最後はもちろん温泉に浸かって帰ろう。駅で列車の時刻を見ると1時間後にあるが、それを逃すとしばらく列車がなく、次は2時間40分後である。特に急いで帰らなくてはいけないことはないので乗り逃してもよいやと思う。少し下ったあたりに見つけた旅館で日帰り入浴をお願いする。たまたま一緒に入浴した人がいたが、その人も山歩きをする人で、歩いた山々に関しての話で盛り上がった。お湯も黒湯でよく、楽しい一時であった。

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 お風呂を出て時計を見ると思ったよりも早く出たので、列車に間に合いそうだ。旅館を出て、間に合わなくてもよいかと思いながら坂を登る。駅に着くとまだ発車まで余裕があった。列車に乗り込む。のんびりと走り、古川で停車したが、新幹線には乗らず、そのまま小牛田駅まで乗る。仙台駅行きの列車に乗り換えるが、少し遅れた。仙台駅に出て、一杯やる。お土産を買い込み、新幹線で帰宅した。

 

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