霧雨の小仏峠から高尾山
(ツリフネソウ)
【 山 名 】小仏峠、城山、高尾山
【 山 域 】高尾
【 日 時 】2024年10月6日(日)
【 天 候 】霧雨ときどき霧のちくもり
【 ルート 】小仏バス停9:55→10:30小仏峠→10:55城山11:05→11:45高尾山→12:20金比羅台→道路→13:00高尾駅
☆霧雨の中を歩く
天気があまりよろしくないが、昨日とは違ってくもりの予報だったので出かける。と言っても、前日に「踊る大捜査線」の昔の映画をやっていたので懐かしくなって最後まで見てしまい、寝たのは12時近い時間になってしまったので、あまり早く起きることができなかった。なのでのんびり出発である。
高尾駅に着いてトイレに行っていたら、小仏行きのバスを乗り逃してしまった。20分に1本くらいあるので、次のバスになっても問題はないが、しばらく駅の中で待つことになった。家を出たときは雨が降っていなかったが、八王子あたりから先は霧雨のようだった。やはり山には雨の影響が強く残ったのであろう。ということで先週に引き続いて、今週も雨山行になりそうである。駅で雨具の下を付けた。湿気が多いのであまり寒くはなく、Tシャツで十分そうだったので、傘をさして歩くことにして上は着なかった。バス停に行くと駅にいた子供連れのグループも高尾山に行くようで、バス列が長くなった。そのせいかどうか二台バスが用意されたようで分乗したので、まだ座席が少し開いているくらいの感じだった。日影で子供連れのグループが下車したので、小仏まで乗ったのは数人という感じだった。
トイレに立ち寄ってから歩き出す。やはり霧雨が音もなく降っている。雨具を付けずに歩いている人もいるが、やはり何もしないと少しずつ濡れるであろう。自分は傘をさして登っていく。折り返してしばらく登ると景信山への道が分かれるが、スズメバチの巣があるようで通行止と道標に記載されていた。さらにしばらく進んでいくと林道終点になり、森の中に入る。傘はささなくてもよいかと思ってすぼめたが、やはり少し水滴が落ちてくるので、さしたまま登ることにした。この時間でも下って来る人が多い。天気が悪いから余計そうなのであろう。途中、水が出ている所はだいぶ枝などがたまっていて、あまり飲みたいとは思えない感じに変わっていたが、水はそれなりに出ていた。水を顔や首筋などに付けて少しクールダウンする。さらに登っていく。ゆっくり登っている人達をパスしてさらに登り、道が細くなって坂も急になる。やはり時折降りて来る人達に会う。少し横の木の枝などが邪魔するので、傘を少しすぼめる必要があった。それでも登っていけば、静かな小仏峠に着く。
やはり雨のせいで少しぬかるみが多くなっていた。写真だけ撮って先へ進む。城山に向かう。木段の登りが滑りやすく登りにくかった。以前に小屋のあったところを過ぎて緩やかな登りはぬかるみの多い道となる。城山手前の登りは足元が滑りやすいこともあって普段よりもさらにきつく感じた。
城山の山頂に着く。人は多くはなかったが、屋根のある所はほとんど埋まっていた。いつもの定点ポイントの近くに行くと手前の木が伐採されて広くなっていた。もちろん今日は霧で眺めなどなかった。持ってきたサンドイッチを食べた。
さて、高尾山に向かう。少し霧が弱くなった感じ、霧雨も止んだようなので途中で傘を畳んで下っていく。こんな天気でも登ってくる人も高尾山に向かう人もそれなりにいる。下りはスピードモード、歩いている人たちをそれなりにパスした。随分下って登り返しの木段となる。いつもきついと思う所だが、このところきつい山歩きが多いせいか、日差しがないこともあって普段ほどにはきつく感じなかった。それでも多少は息が切れる。登っていき、人の多い茶店を見て下ればもう高尾山の手前、最後の石段を頑張って登り、高尾山に着く。
霧雨は完全に上がっていたが、すごい混雑。時計を見るとお昼頃である。この時間に高尾山にいることは滅多にない。晴れた日よりも人が多いのではないかと思うぐらい、人だらけであった。写真だけ撮ってさっさと下る。下る人も多いし、登ってくる人も多い。前の人をパスしたくてもその先にも人がいるから結局パスできず、そのまま後ろを歩く。薬王院まで人だらけである。石段を降りてお寺を過ぎれば、道も広くなるので歩きやすくなる。男坂の石段を下って一号路を下る。高尾山口に行くとそちらも人だらけだと思ったので、分岐を直進して金毘羅台へ。
街並みを見て一息付いてから、高尾駅に向かう。そちらへの道は道標にナラ枯れの木に注意するように書かれていた。細い道はあまり歩かれていないようだ。石が滑りやすく少し注意しながら下り、尾根を下っていく。特に問題はなかったが、最後のあたりはだいぶ道が悪くなっていて、穴とまでは言えないもののでこぼこが酷く、かなり歩きにくい。さらに進むと登山道の上に大きな倒木が倒れている。倒木の上を歩くしかなく、バランスを取りながら歩くのは厳しかった。なんとかそこを抜けるともうあとわずかで民家近くの道路に出た。下ろうとするとランナーさんが登ってきた。あの倒木の道を登るのだろうか。少し下れば京王線が走っているが見える道に出る。雨は上がったので雨具の下を脱ぐが、すっかり泥が付いてしまっていた。家で洗わなくてはと思いながらザックに仕舞った。のんびりと高尾駅に向かう。20分ほど歩いて高尾山駅へ。早い時間の帰宅となった。
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最近は雨が降っていたら歩くのは中止です。
高尾山は平日でも山頂付近は混んでいます。
山頂で座ってランチは無理なようです。
投稿: 西やん | 2024年10月18日 (金) 20時26分
西やんさん、こんにちは。
強い雨であればさすがに自分も敬遠ですが、弱い雨であればそれも自然だと思っています。
雨の日はもちろん遠望は無理ですけど、雨でないと見られない景色もありますね。
最近の高尾山の混み方は酷いですね。以前では考えらない混み方です。
以前はたくさんあったお花が無くなってしまうのも残念ですが、現実なのですね。
投稿: リプル | 2024年10月19日 (土) 18時57分