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2025年1月

白鳥を見に多々良沼

1/5は群馬へ。

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電車を乗り継いで多々良駅へ。朝の冷え込みはきつくて寒かったです。

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しばらく歩いて館林美術館近く。良い天気。

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川沿いに歩いていくと多々良沼に出ますが、白鳥とかいないなぁ~。

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男体山かな。日光の山が遠望できます。

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だいぶ歩いてガバ沼という所まで来ると水鳥達がいました!

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えさを撒いていたようでカモがたくさん寄ってきてました。

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これはオナガガモかなぁ。

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白鳥は餌にはつられていないので遠かったです。

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浮島弁天神社を目指して歩いていくと白鳥がたくさん集まっているところがありました。

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まだ白くなりきれていない個体もいたようです。

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浮島弁天神社でお参り。

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やっぱりカモがたくさんいました。

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しばらく歩いていくと城跡の表示。鶉古城跡という案内板がありました。元弘三年(1333)頃に築城され、天正十八年(1590)に館林落城の際に廃城となったということが書かれていました。

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3/4周くらいしたところでもうそろそろ沼とはお別れ。

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彫刻の小径に入ります。いくつも彫刻が置かれています。

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田山花袋の歌碑らしいですが、達筆すぎて読めません。

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多々良駅に戻るとなぜかたぬきの置物。

のんびり帰宅しました。

 

崇台山へ

2025010409(谷川連峰を遠望する)

【 山 名 】崇台山
【 山 域 】西上州
【 日 時 】2025年1月4日(土)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】東富岡駅9:40→上高尾→10:25登山口→11:00崇台山11:15→11:30長学寺11:35→登山口→中高尾→12:30東富岡駅

☆崇台山へ

 寒いが、良い天気になりそうだ。以前から行こうと思っていた里山の崇台山に行くことにする。以前は乗合タクシーがあったようだが、今は予約制になっていて敷居が高い。学習の森へは安中市の乗合タクシーがある。そちらは土曜日も運行で、午前中は予約なしで乗れるようだが、まだお正月ということもあり、果たして動いているのか分からない。一日の山として、上信電鉄の東富岡駅から歩いていくことにした。

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 高崎駅で上信電鉄に乗り換えて、東富岡駅で下車する。やはり良い天気である。崇台山の登山口までのルートが分かっていなかったが、地図を見る限り、左に進んで直線的に進む広い道路を進めば近そうだ。それを取ることにした。駅を出て少し歩くと広い車道に出る。信号を渡り、左折してしばらく進む。大きな店舗がいくつかあってそれを見ながら進む。大きな道路に出て、右折して先へ行く。左手に歩道があるので、そちらへ渡って歩いた。緩やかに登っていく。丘陵のような所へ出ると下り坂に変わり、また緩やかに下っていく。比較的直線的に作られているのでひたすら歩くだけである。市街地から少し丘陵地帯の感じになり、しばらくで左右に通っている車道に出る。信号を渡り、右に行く。少し進むと入口に石仏がいくつか置かれている道が分かれている。地図を見る限り、先には細い道があるようだ。山越えできるのか分からなかったが、行ってみることにした。

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 そこで左に折れて民家の間を進むと谷地のような所に出る。簡易舗装の道が続いていて、左に進んでから右に進むと谷地の奥に進んでいく。以前は畑でもあったのではないかと思われるような土地だが、今はただの荒地である。その横を簡易舗装の道は奥へと続いている。右に渡ってさらに奥に進むと舗装はなくなり、ただの山道になる。少し草が生えていたが、踏み跡がある道となる。わずかに急な登りになって少し登ると峠らしい雰囲気の所に辿りついた。

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 左右に道があるようだが、目指すのは目の前の道である。そのまま先の道を下る。たまには人が通るのか、ヤブになりそうな感じの山道だが、特に問題もなく続いている。左から右に曲がり、緩やかに下っていく。さらに進んで下ると池が見えた。看板が置かれていて、工事の時に通行できなくなるような事が書かれていた。ごくたまに地元の人が使う道なのであろうか。池の横を進んで道路に出れば、すぐ右が登山口であった。池は少し氷が張っていたようである。

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 木段を登って尾根に出る。冬枯れで日差しのある明るい雰囲気の尾根が続く。左に長学寺への道を左に分けてさらに登る。地元の子供たちか、特に何も持たないグループが降りて来た。その先でも結構人に会う。軽い里山だから、結構登る人が多いようだ。ちょっぴりきつい登りをこなすと少し暗い樹林の分岐に着く。左に学習の森への道を分けて、右へ行く。少し進むとまた分岐があり、そこから左に進む。数人に会いながら先に進むと崇台山の直下、道が分かれていて、右にトイレが50m先と書かれていたし、ちょうど行きたかったのでそちらにいくことにした。右手に巻きながら下る。あたりの森と高崎方面に繋がっている山々を見ることができる。

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 尾根に出て、左に下る道を分け、さらに進むときれいなトイレがある。中に入ると土足禁止になっているようだ。面倒だったが靴を脱いでトイレを利用させてもらう。バイオトイレのようである。トイレを出て、崇台山に向かう。

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 巻き道は戻らず、そのまま直進して登る道を取った。進んでから折り返して登り、崇台山の山頂に着いた。

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 やはり良い陽だまりの山頂である。グループで登ってきた人たちだろうか、結構な人数の人たちが眺めを楽しんだり、休憩していた。近くには榛名山だろうか、谷川連峰ではないかと思われる雪の付いた山も見られる。左へ行けば妙義山、西上州の山々を眺められる。ベンチに座って白湯を飲みながらゆっくりと早い昼食を取る。グループは下山していったようだが、時折登って来る人達がいるようだった。

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 さて、自分も下山にかかることにする。さきほど登らなかった斜面を下り、元来た道を進む。もちろんまだ登って来る人達や下山している人たちも多い。左に道を分けて右に下り、うす暗い樹林の中の分岐で一旦、学習の森方向へ進む。緩やかに下っていくと人がいて、その先の森で何か機械音がしている。見えなかったがドローンでも飛ばしていたのかもしれない。明るい分岐に出るとそこから左へ長学寺に下る。

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わずかに急な道を少し下ると右にお墓のあるところに辿りつき、左へ下ると長学寺の領域である。古いお墓が並んでいる。七日市藩重臣の墓らしい。目の前にはイチョウの木があり、「長学寺のイチョウ」という案内板がある。しかし、どうやら上部は折れてしまったようだ。後で調べると2017年に倒れてしまったそうである。案内板は平成10年のもので、それによると根回り周囲8.5m、樹高31mだったようだ。倒れる前に見たかった木である。

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 下にパトカーが一台来ていた。警察官が二人ほどいるのが見えたが、あまり緊迫した雰囲気ではなかったようである。

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 道を下ると子安観音がひっそりと置かれている。豪族の若い妻が争いを避けて妊娠中にこのお寺の石段にたどり着いたが、産気づいて子供を生み落とした。しかし、子供もろとも殺害されてしまったという悲しい話が横の案内板に書かれていた。その当時のものではなさそうだが、古いものであることは間違いなかった。

 降りて道を先へ進んでいく。右に六地蔵が置かれているのをを見て先に進んで行けば、池の所に出た。帰りは別な道を通ってみようと左の中高尾の方へ進む。のんびりと道路を歩いて右に折れてさらに進んでいく。あたりには民家が点在し、丘陵も広がっている。車道からは離れているので比較的静かな感じである。やがて車の多い道路に出て、少し左に進むと駅の方へ向かう道が分かれている。そちらに入って進むと左に進んで振り返るともう崇台山が少し遠くなっていた。最後の眺めであろう。

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 右に折れてゴルフ練習場のあたりから結構登らされる。その先は再び下り、市街地に入っていく感じ、やがて右に折れて下る。別な道に出て右に進んでいくとやがて大きな道路に出る。右にしばらく行けば今朝出て来た道に出たので、左に折れて駅へ行く。駅には駅員さんがいるので切符を購入すると久しぶりの硬券だった。しばらく待って乗り込む。高崎でお土産のこんにゃくを買い込んで帰宅した。

 

タケ山から宮地山

2025010322(タケ山展望台から江の島を眺める)

【 山 名 】タケ山、ダルマ沢ノ頭、シダンゴ山、宮地山
【 山 域 】丹沢
【 日 時 】2025年1月3日(金)祝
【 天 候 】曇り
【 ルート 】田代向バス停10:00→10:25タケ山分岐→11:20タケ山展望台11:25→11:30タケ山→11:45登り口→12:20ダルマ沢ノ頭→12:50シダンゴ山12:55→13:30宮地山→14:00田代向バス停

☆タケ山からダルマ沢ノ頭

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 そういえば以前にはなじょろ道を歩いた時に知ったタケ山はまだ歩いたことがなかった。ということで新年最初の山歩きはタケ山に行くことにした。正月ダイヤなので一番バスは運休、二番バスからは普通に運行になっている。なので二番バスで出かけることにした。小田急線で新松田駅へ。下車してしばらく寄行きのバスを待つ。駅に外国人のグループがいたが、バスが来るとまさかの寄行きにたくさんの人が乗り込んで立ち客も出るほどだった。寄付近のキャンプ場あたりでバーベキューでもやるのだろうか。しばらく乗って田代向バス停で下車する。外国人グループは降りることがなく、自分と二人くらいが下車した感じだった。

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 昨日はよい天気だったが、今日は残念ながらの天気のようだ。どんよりとしていて予想以上に悪い天気のようである。まあこんなものだろうと歩き出す。橋を渡って左に進み、以前、はなじょろ道を歩いた時と同じ道を進む。しばらく進むとなんとなく道が濡れている感じ、今朝がた、ほんのわずかに雪などが舞ったのかもしれなかった。さらにしばらく行くと見覚えのあるタケ山分岐、間違って少し進んだのを思い出す。コンクリートの壁面に双体道祖神が置かれているのも以前と変わらないが、四手が付けられていた。

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 道を登っていく。植えられた水仙が咲いていた。

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 曲がって民家のすぐ近くの道を進むと山に入っていく。茶畑などを見てさらに先に進むと登りになり、何度か折れて登ると尾根らしき所に登りつく。右に神社と書かれていたので、右に行くと木祠の神社があった。どんよりとしているのでちょっと暗いが、天気の良い日には集落を望むよい場所なのであろう。

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 戻って先に進む。廃屋と思われる家や倉庫などがいくつもあったが、その先へ行くと林道らしき道を進む。やがてその林道からも離れて登山道に変わる。

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 このあたりは時期によってはヒルが多いようだ。塩が入った壺がよく道標に付けられている。やはりこの山は寒い時期が適期であろう。しばらく登っていくと炭焼き窯跡がある。このあたりでもかなり炭焼きがされていたようだ。

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 「ヒルの猛攻に注意」と書かれた虫沢古道を守る会の道標がある。この時期にはいないよなと思いながらもチェックするが、さすがに大丈夫なようである。山腹を折り返しながら登っていく。やはりヒル注意の看板がよくある。相当多いのであろう。少し草もあり、また落ち葉も溜まっている。ヒルが好きそうな環境である。とは言え、全部掃くわけにもいかないし、なかなか難しいと思う。何度も折り返して登っていくとやっと樹林を抜けて明るい自然林に変わった。

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 尾根を登るが、登山道は直登ではなく、左右に曲がりながら登っていく。少し冗長にも思えるが、距離が長くなっても楽に登ることができるので悪くはない。随分登ると展望台に着く。

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 残念ながら稜線は低い黒い雲に覆われている。それでも海の方は見えていて、このところよく見ている真鶴半島、江の島と光る海が見えていた。わずかに日差しが出たようだ。

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 少し草の多い道を先へ進む。

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 緩やかに登っていくと左に富士見台があった。もちろんこんな日は富士山は見えず、近くの山が見えただけである。

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 先に進むとうす暗い樹林の中に入るが、一気に寒くなる。深々と体が冷える感じである。しばらく登ると先に進み、タケ山の山頂表示がある。しかし、どう見ても山頂というよりは尾根上の一地点という感じであった。

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 先へしばらく進むと大きく下っていく。途中には鉄塔があり、木段でさらに下る。

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 途中には滝の表示があったが、この時期は滝など見られそうにはない。どんどん下っていくとまた林道のような所に降り立ち、先に進むと道路に出た。

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 右へ行けば秦野峠やシダンゴ山、左は虫沢や田代向に降りる道のようである。そのまま目の前にある登山道をダルマ沢ノ頭へ向かう。木段を登ると少し草が生える道、あまり歩く人はいないようだ。もうミツマタが準備を始めていたが、まだ咲くには2か月はかかるだろう。少し細い道だが、そこからひたすら樹林帯の中をじぐさぐで登っていく。随分登ったなぁと下を見るが、まだ思ったほど登っていない。まだまだひたすらじぐざぐの道が続く。ようやく緩やかになるが、まだまだ左右に曲がりながら登る。いい加減面倒になって、途中からはショートカットして登る。直登すれば、道標の立つ山頂に着く。

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 相変わらずうす暗い山頂で長居する山頂でもない。お昼を回ってお腹も空いたが、シダンゴ山まで頑張ることにする。最初は緩やかな下りだったが、やがて少しきつくなって下っていく。さらに下ると木段の急降下となる。こんな急な所だったか。9年ほど前にシダンゴ山から高松山へ歩いたことがあるが、やはり急な道だったことが後で家に帰ってから見たら書いてあった。すっかり忘れている。ひたすら木段を下ると道路に出た。その先は現在林道工事が行われているようだ。ロープが張られているが、これは車などに対するものだろう。先へ進む。土道を少し進むと右に宮地山などへの道路が分かれている。後でそちらに入ることになるが、目の前の木段をシダンゴ山に向かう。木段の登りは相変わらずきつい。しばらく登ると女坂右で男坂は正面の階段に分かれるが、そのまま木段を登る。降りて来た女性二人に会った。さらに木段を頑張って登るとようやく木段は終わり、木の間を進むと人に会い、シダンゴ山に着く。

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 以前来た時よりもだいぶ目の前の樹木が伸びたようだ。あまり眺めがない山頂に変わっていた。どうもこの山頂は自分とは相性が悪くて、前回もあまり良い天気ではなかったが、今回もどんよりの天気となってしまった。次に来るときはもう少し天気の良い日を選ぶことにしよう。ご夫婦らしきお二人がベンチで休んでいただけで他の人はいないようだった。座り込んでさくっとパンを食べた。

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 さて、バス時刻が気になる。自分の記憶だと12時台の次は14時頃、その次は16時までなかったのではないかと思う。間に合わなくても代案は用意していたものの、できれば14時台のバスに乗れれば早く帰ることができる。ちょっと急ぐことにしよう。再び登ってきた道を下る。女坂の分岐がどこにあるのか分からず、そのまま木段を下る。ぐんぐん下ってあっという間に造成中の林道に降りた。道標を見て左に宮地山に向かう。

 初めての道だが、舗装された林道である。特に面白味もないが、足早に歩くには良い道である。ちょっと急ぎ気味に進む。下りなのも足が前に出やすいので急いでいる時にはちょうど良い。ときどき曲がりながらだいぶ下ると左手の先に山がちらりと見えた。あそこへ行くのだろうか。さらに下っていくと先に鉄塔が見える所で舗装路と分かれて直進して山道に入る。鉄塔に下を先に進むとさきほどシダンゴ山の登りの時に会ったと思われる女性二人が前を歩いていたのに追いつく。パスさせてもらって先へ進む。少し先に右に作業道と思われる道が分かれているが、左の道を進む。少し行くと登りになり、結構急な登りとなる。足元に落ち葉があるので少し滑りやすい登りでもある。鹿柵なのか左にはフェンスを見る。しばらく進むと小ピークに出る。下に置かれている道標に「タコチバ山」と手書きで文字が書かれていたが、そんな名前なのだろうか。

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 先に進み、下っていく。歩きやすいのでリズムを取りやすい。速足でぐんぐん下った。その先はまた登りになり、しばらく登った所でフェンスが目の前に出てきて、道標は右を示している。右に進むと下って山腹を巻いて進み、しばらく行くと左に曲がって登る。やがて尾根に出たが、まだ左へ戻るように進む。だいぶ回り込んだ所に道標があって、右に田代向への道を示していた。そのまま直進する。少し行くと宮地山山頂の表示があるが、実際のピークはもうわずかに先のようだ。樹林の中を少し進むと樹林を切って材木が置かれたような所がある。このあたりが山頂であろう。写真を撮って戻る。

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 このペースならば14時きっかりに降りられそうな雰囲気である。バスの分までは覚えていなかったが、14時過ぎているはずなので、14時に降りられれば十分に間に合うだろう。それでも今まで同様に少し速足で下る。しばらく下ると木段が出てくるのであまりペースは上がらなかったが、気持ちだけ早い感じで下る。しばらく下ると道路に出た。

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 やはり十分に間に合いそうだ。そこからはあまりペースを上げずに下った。少し下ると民家が出てきて、さらにお茶畑なども出てくる。道路をさらに下って曲がって下っていくと集落の中を通り、さらに左に降りれば、橋に出る。これは行きに通った橋である。それを渡れば、もうバス停である。バス停で時刻を見ると20分後だった。しかし、記憶に無かった15時台にもバスがあるようだ。なんだそれならばそんなに急がなくても15時のバスに間に合えば十分だった。バス停の椅子に座ってしばらくバスを待つ。ふと見るとはなじょろ道の由来が掲示されていた。しばらくで寄行きのバスが通っていく。今朝のバスで一緒だった外国人のグループがまた乗ってくるのかなと思っていたが、ようやく来た新松田駅行きのバスには数人が乗っていたものの、外国人のグループは乗っていなかった。新松田駅に出て、快速急行で帰宅した。

 

高川山から松葉コース

2024123006(きれいに富士山が見えた)

【 山 名 】高川山
【 山 域 】御坂山塊
【 日 時 】2024年12月30日(月)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】初狩駅7:55→8:20男坂分岐→沢コース→8:50女坂合流→9:20高川山9:30→10:10田野倉駅分岐→10:30道路→10:55田野倉駅

☆高川山へ

 最後くらいはきれいな富士山が見たい。ということで定番の高川山へ行くことにした。そんなに早朝出発とはしなかったが、列車を乗り継ぎ、初狩駅で下車すると結構寒かった。高川山に向かう。やっぱり寒い。深々と冷えた空気が体を冷やす。右に進んでガードをくぐり、先を進んで左に折れる。お寺があるが大きな木が立っている。巨木ではないが、かなりの大きさだと思う。横並びの六地蔵が置かれている。その横にも石仏が置かれていた。

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 先へ進んで登るが、やっぱり寒い。この寒さはやはりマイナスの気温ではないかと思われた。上り坂を登っていくが、体が温まらない。フリースも着たままでそのまま進む。しばらく登って左から右に進み、山麓まで入っていく。だいぶ進むとようやく山に入った感じ、車が一台置かれていて、下ってきた人がいたようだ。早朝の富士山を眺めに登ったのだろう。挨拶を交わして先へ行く。少し行けば男坂を分岐するが、今日は歩いたことのなかった沢コースを登るのでそのまま直進する。

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 沢には水は流れていなさそうだったが、冷え込みは厳しい。それでも登っていくと斜度が上がり、さすがに体も温まってきた。ようやくフリースを脱いでパーカーだけにする。林道という感じの道が随分奥まで続いている。途中には玉子石を見る。

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 ひたすら道を追って登っていく。だいぶ登ってようやく林道が終わり、沢沿いの登山道らしい道を登る。しばらく登ると谷から離れて左へ登る。そのあたりは少しきつい。

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 降りてきた人に会う。何度か折り返して登り、左へ進む。途中、少し道が悪くなっている所があって、ロープが張られている所があり、落ち葉で足が滑ってずり落ちそうになってビビる。少し慎重に歩かねばならないな。先へ進んでいくと女坂と出会う。

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 普通の道をしばらく辿って登っていくと男坂の道と合わさる。そのあたりからは少し山が邪魔するが、富士山がきれいに見えていた。先へ登る。風が少し吹いてきてまた寒くなった。それでも駅から歩き出したときのような寒さはない。山頂までは結構近かったイメージがあるが、登ってみるとそれなりにはある。道の横には少し笹の生えた感じがまたいい雰囲気である。わずかにきつい感じの道をしばらく登っていくとやがて明るい山頂に着く。

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 やっぱり正面には富士山だ。左からわずかに雲が伸びているが、すっきりとした眺め、昔と違って霞がかかるのは仕方ない所であろう。写真を撮り、満足した所で岩場に座って食事にする。朝は早朝に食べたのだが、時間的に昼食なのか朝食なのかよく分からない食事になった。

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 さて、早いが下山とする。今日は田野倉駅に下山予定である。山頂を後にして少し進むと狼煙台跡と表示のある所がある。大きな倒木があった。先へ進んで下ると右に田野倉駅や禾生駅への道が分岐する。今日はもう少し先の分岐から田野倉駅に下る予定である。目の前の小ピークへ急な登りをこなし、そこからは大きな石などもある下りとなる。急坂だしロープも付いている所のある下りである。のんびり下った。明るい尾根を先へ行く。

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 後ろから人が来たのでパスさせる。ときおり急な所もあるが、概ね歩きやすい。先に見えるのはむすび山であろう。今日はそこまで行く気はなかった。どんどん先へ進んでいくと再び後ろから人がやってくるのでやはりパスさせる。やがて見覚えのある少し急な下りとなる。しばらく下ると道標を見て、もう少し先に進むと田野倉駅への分岐である。さきほど抜いていった人が少し先を歩いていた。石仏を見に行ったのだろうか。

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 分岐から右に降りて左に折り返し、少し進むと馬頭観音が岩のある所に置かれている。石仏は三体あり、右の石に馬頭観音と書かれていた。

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 緩やかな下り道をのんびり下る。まだ時間も早い。午前中で終わるのは確実であろう。少し下ると大きな岩があり、近くの木に弁慶岩と書かれているが、岩の上にイシと書かれていて、どちらが正しいのかよく分からなかった。

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 そこからは樹林の中を下っていく。急な所はなく、やさしい下りである。しばらく下って先へ進んでいると一人女性が登ってきた。ラジオをつけているようでクマ避けの代わりだろうか。先に進み、大きな朴葉がたくさん落ちている所を下る。樹林の中を下れば道路に出た。

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 のんびり道路を下る。先に見えるのは九鬼山に続く稜線であろう。高速道路の下を抜けて先へ進む。T字路に突き当たる前にふと右を見ると神社があるようだ。立ち寄ってみる。稲村神社という神社のようだ。地元の方と思われる人たちが数人集まっていて、正月の準備だろうか。鳥居を入ると右に大きな木がある。稲村神社のエノキという表示板があり、幹囲3.8mという巨木である。ノーチェックだったのでこれは意外だった。オオムラサキの食草となっているらしいが、オオムラサキがこのあたりを飛ぶことがあるのだろうか。ちょうど準備が終わった所のようなので、来年も健康で山登りができるように神社でお参りした。

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 あとは駅に向かってのんびり歩くだけである。明るい陽射しを浴びながら気分もよく駅に向かう。桂川を渡るが、この時期でも結構水量があるように見えた。今年は秋に雨が多かったので、この時期になっても水量が減らないのかもしれない。車の多い道路に出て駅への道に入れば、すぐに駅に着く。

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 列車はしばらく待ちのようだが、高尾直通の電車のようである。午前中で終わったどころか、11時で終了である。さすがにこの時間に下山してきたことは初ではないだろうか。しばらく待ってきた電車は外国人が多かった。大月駅で近くにいた外国人にスマホを見せられて何か聞かれる。高尾行きかどうか知りたかったようなので、たかおと頷く。フランス人という感じだった。早い帰宅となった。

 

蓑毛、岳の台から三ノ塔

2024122811(富士山には雲がかかっていた)

【 山 名 】岳の台、二ノ塔、三ノ塔
【 山 域 】丹沢
【 日 時 】2024年12月28日(土)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】蓑毛バス停7:45→9:00ヤビツ峠→9:30岳の台9:35→10:05菩提峠→11:00二ノ塔→11:20三ノ塔11:25→三ノ塔尾根→12:25牛首→13:20大倉バス停

☆岳の台へ

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 ヤビツ峠は何度も行っているが、大抵、塔ノ岳を目指すことが多く、岳の台は訪れたことがなかった。ということで行ってみたいと思う。ただ、塔ノ岳まで行く気はなく、かと言ってヤビツ峠までバスで入ってしまうと軽すぎるように思えたので、蓑毛から歩くことにした。先週に続いて小田急線に乗り、秦野駅で下車してバス停にいくとヤビツ峠行きはすでに行列ができていたが、蓑毛行きのバスは待っていたものの、さすがに登山者は自分以外には一人だけ、地元の人が数人という感じだった。しばらく乗った蓑毛で下車する。

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 トイレに立ち寄ってからヤビツ峠を目指す道に入る。先の方で工事をしているようでクレーン車が下ってきた。その横を登っていく。沢沿いの道はかなりの寒さで身が引き締まる寒さである。急な道でしばらく登ると右に道を分ける。蓑毛越に向かう道であろう。ヤビツ峠は左である。目の前にはお寺がある。左に進むと道脇にはお地蔵さんが置かれているが、寒そうに見えた。

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 先へ進むとさらに登りがきつくなる。しばらく登っていると左に案内板があり、あたりに宿坊が10数軒あったことが書かれていた。大山詣が下火になってなくなったようである。確かに段々状に石積みが右に見えるが、今はもう草が生えたり木があるので、夢の跡という感じである。車が通っていくが、工事関係の人の車のようだ。さらに登っていくとまだ寒いが体がやっと温まって汗をかきだした。フリースを脱いでパーカーだけにする。さらにしばらく登ると工事をやっている所に出る。新しい感じの堰堤も見えた。ここ数年の台風や大雨の影響があったのだろう。先へ進むとわずかで手製の道標のある春嶽堰堤というところに出る。簡易のアルミ橋があり、特に問題なく渡ることができる。もう一つは以前からの木橋と思われるが、それを渡る。

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 左に道を見て上に登る。登山道らしくなる。少し登ると右へ行く道があるが、これは違いそうだ。左に登っていく道を進む。たまに折り返して登っていく。沢から離れたせいか、さきほどまでの冷気は感じられなくなり、普通に暖かい気温に感じるようになる。途中でパーカーを脱いでウィンドブレーカーに着替えた。上へ行くと日差しも当たるようになった。日差しの中を歩くとさすがに暖かい。さらに進むと分岐があり、バス停は左のようだ。左へ進むと道路に出た。

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 目の前には木段があり、岳の台への道が始まっている。右がヤビツ峠のバス停などがある場所だが、わざわざ行く必要はなかった。そのまま木段を登り、岳の台に向かう。最初はきつい木段だが、少し登ると緩やかな登りとなる。樹林の中をしばらく登っていくと小ピークに休憩小屋がある。特に眺めもなく、あまり休む人もいなさそうな雰囲気である。

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 先に進むと鉄塔の先に大きな山が見えるが、それが岳の台だろうか。左手に進んでから下って少し進み、登っていく。カヤトの多い道を進む。左に曲がって先に進み大きな山稜が目の前に見えるが、直登ではなく、右へ登る。尾根に出て左へ登っていけば岳の台の山頂に着く。

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 ベンチがいくつかあるが、結構木が多く、眺めはない。あまり高くはないが、展望台があるので上がってみる。やはり大山が近い。三つのコブは三峰山だろうか。樹林の向こうに富士山が見えたが、雲がかかっているようである。今日もダメなようだ。

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 展望台から降りて、特に休むような気もしないので水を飲んだだけで先に進むことにする。

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☆菩提峠から三ノ塔へ

 下りになると富士山が樹林の合間からちらりと見えるのだが、きれいに見える所はなかなかないようだ。先には大きな山が見えているが、あれが三ノ塔だろう。かなり下ってしまう。せっかく登ったのにと思いながら下り、だいぶ下った所でようやく樹林の合間からなんとか富士山を撮ることができたが、やっぱり雲がかかっていた。

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 さらに下って鞍部付近まで行くと左を示している木の看板がある。菩提風神祠と書かれていて、左へ行ってみると石祠が確かに置かれていた。

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 戻って先へは登りとなる。ここもなかなかきつい登り、しばらく頑張る。やっと小ピークまで登ると先に菩提峠と思われる所があり、車が駐車しているのが見えるが、直接には行けないようだ。道は左に曲がり、先へ緩やかに下っていく。やがて右に曲がって明るい尾根を進むと左にパラグライダーの発信基地と思われる所がある。ちょっと雲が多くなってしまったが、富士山も見え、左には箱根の山が並んでいるのが見えた。

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 さらに先に進むと急な下りになり、菩提峠に降りる。

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 結構な台数の車が止められていた。ここまで車で入れば、稜線まではかなり近いのであろう。左には林道があるが、そちらではなく、先に「日本武尊の足跡」と書かれた木柱と道がある。そちらに入る。しかし、樹林の中に入ると踏み跡が錯綜している。勝手に歩き回った感じでどこが正しい踏み跡なのか分からなくなっている。適当に上に向かい、歩きやすい所を探しながら登る。しばらく登るとようやく踏み跡が収束してきて、だいぶ分かりやすくなる。左右に曲がりながら登るが、上に行くにしたがって結構きつい登りとなる。ひたすら登っていくとかなりきつい斜度でロープの付いた所もある。やはり丹沢の登りはきついな。

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 随分登ってようやく稜線が近くなってきた雰囲気があるが、まだまだ登りは続く。左手に相模湾が見えるようになってきた。そのせいかどうか風も少し出て来たようで少し寒くなる。後ろから早い人が登ってきた追い抜いて行った。海の方を見ると左に飛び出ている部分は真鶴半島だろうか。その向こうに小さな島が見えるが、初島であろう。

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 きつい道を登っていると先を子供連れの親子が登っている。パスさせてもらって登る。まだしばらくはきつい道が続いたが、やっと二ノ塔尾根に出る。

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 そこから右に登る。日差したっぷりの明るい尾根で暖かい。でも登りはきつい。降りてくる人たちに結構会った。左手には大きな三ノ塔が見える。しばらく頑張ると人が多く休んでいる二ノ塔に着いた。

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 もうすっかり富士山は雲の中である。目の前の三ノ塔が大きい。水を飲んで先へ進む。木段の下りである。前を歩く人たちにパスさせてもらって先に降りる。登り返しになり、ひたすら木段を登る。最近は表尾根を随分登ってないが、前よりも足にかかる負担が随分きつくなっているのかなと思う。人が多いので仕方ない所はあるのだが。二ノ塔から三ノ塔は思ったほどの距離ではなく、のんびり気分で登っていくと三ノ塔に着く。休憩小屋もあるが、外のテーブルで休む。塔ノ岳が見えているが、ここから見るとかなり遠い。こんなにきつい道だったかな。何度も歩いた道だが、表尾根を縦走する気力もなくなってきているのかもしれなかった。

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 それにしても風がやはり寒い。今日もパンをさくっと食べる。向こうには大山と右手には江の島が見えていた。今日の最高点はここまでである。まだ時間は早いが三ノ塔尾根を下ることにする。

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 三ノ塔尾根は以前に歩いているが、もうすっかり忘れている。分岐からそちらに入るとものすごく寒い。うす暗い樹林の中だからかと思ったが、そうではなく、下から寒い風が吹き上げてくるからのようである。地形的なものなのだろう。下って標高を落とせば暖かくなるだろうとそのまま下る。若いカップルが登ってきたのに会ったが、女性の方はきつそうだった。ランナーさんが時折後ろから下ってくるのでパスさせる。よく使われるコースのようである。しばらく下ると見覚えのある場所を下り、右に行くが、かなり道が荒れている。木段なども補強したりしているが、やはり踏み跡が錯綜している所があり、降りるのに少し躊躇したりしたところもあった。少し右に降りるようになってどんどん下り、さらに下っていく。少し緩やかになって下りやすくなり、ひたすら先へ進むと左に曲がるあたりからは谷の眺めがある所がある。どうも谷の眺めは好きである。いかにも山に来ているという感じがするし、民家などが全く見えないと山深さも実感できるからである。

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 作業道らしき草の生えた道に出るが、そのまま登山道は先に進むように表示がある。先へ進んでいくと民家がだいぶ近くなった。ランナーさんが二人来たのでパスさせる。右へ下る。しばらく進むと尾根にはロープが付けられていて、右に降りていく。左に折り返して下り、しばらく下ると道路に出た。そのあたりが牛首であろう。

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 林道をわずかに進むと右に道が分かれている。写真を撮ろうとザックからカメラを出していたら、林道を二人ほど登ってきたが、さきほど自分をパスした人たちだった。ここだと目の前の登山道を登っていった。どうやら間違って林道を進んで戻ってきたようだった。後から自分もその道に入って登る。比較的緩やかな登りでしばらく進み、平な所を通って先へ行くと鉄塔の下を通る。明るい道だがだいぶ草が蔓延る道をしばらく下り、さらにしばらく下っていくと林道に出た。

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 もうそこで登山道は終わりのようだ。林道をのんびり気分で下る。左に道を分けてさらに先に下っていくとカップルが散歩していた。さらに下れば公園の入口、右にそちらへの階段に入る。もう大倉は近い。階段を下ると落ち葉でハート型が作られていた。落ちたモミジのピンク色が混じるので遊びで作ったのであろう。

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 左にベンチがあるところがあり、そこに座って水を飲みながら少し休憩した。さらに石段を下るとまたハート型があった。さらに下るともう風の吊橋の手前、吊橋を渡る。先に進めば大倉のバス停である。

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 時間を見ると10数分後のようだ。トイレに行ってからバス停で座って待つ。まだ早い時間だが、降りてきた人は多く、バスが来ると座席は一杯で立ち客も出るくらいだった。秦野駅に出て、時間が早かったのでドーナツ屋に入ってドーナツとコーヒーで少し落ち着いてから帰宅した。

 

経ヶ岳から仏果山へ

2024122226(宮ケ瀬湖の眺め)

12/22は丹沢へ。

【 山 名 】経ヶ岳、革籠石山、仏果山、高取山
【 山 域 】丹沢
【 日 時 】2024年12月22日(日)
【 天 候 】晴れときどきくもり
【 ルート 】半僧坊前バス停8:30→10:00経ヶ岳10:05→10:25半原越→11:05革籠石山→11:45仏果山11:50→12:20高取山→13:15宮ケ瀬ダム13:30→14:10半原バス停

☆経ヶ岳から仏果山

2024122201

 丹沢に行くことにした。仏果山に行ったのはもう随分前なのですっかり忘れている。今回はまだ歩いていなかった宮ケ瀬ダムへ歩いてみたいと思った。新宿から小田急線で久しぶりに本厚木駅で下車した。少し早めに着いたので、しばらくバス待ちになる。かなり寒く、駅のお店の扉があるところで少し待ってからバス停に行った。宮ケ瀬行きのバスは結構行列が出来ていたが、さすがに半原行きはそれほどの人ではなかった。しばらく乗った半僧坊前で下車する。他にも数人の女性グループが下車した。支度を整えていると、女性グループが先に進む。わずかに進むと右に曲がるように道標がある。寺の入口になっていて山門があるのでそれを通る。田代半僧坊と表示がある。すぐに次の道に出ると目の前はこれまた大きな山門である。勝楽寺に立ち寄ってみたい気もしたが、左に折れて細い道を行く。

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 少し進むと橋に出て左にあった川を渡る。車の多い道路に出るが、こちらも右に細い道があり、先に進む。左の道路がカーブになると道標があり、そこからは林道になるようだ。女性グループが立ち止まったので先に行く。林道は荒れていて、徒歩には問題はないが車が入るのは無理に思える。進むと右に小さなボックスがあり、ハイキングコースの案内などが置かれているようだったが特にもらう必要はなかった。川沿いの道に入ると深々と冷えた空気が冷たかった。橋を渡り、先へ進んで行く。しばらく進んで行くとなんと猿が出てきた。他の猿は見当たらず、離れ猿なのだろうか。のんびり歩いていたのを見ていたら急に振り向いて目線が合ってしまった。一瞬、やべっ、と思ったが、特にこちらに向かってくるような事もなく、普通に自分が来た反対方向へ歩いて行ったので安心する。後で女性グループは大丈夫だったかなと思ったが、先へ進んだ時に女性の話し声が聞こえて来たので問題なかったのだろう。民家までそんなに遠くはないが、自然が豊かと言うべきか。登って一つ堰堤を越え、下って先へ行く。さらに進むと道が沢を渡り、左に離れて登るようになる。女性グループの声が聞こえたが、追いつかれる事はなく、そのまま登っていく。少しきつい登りが続く。しばらく登ると右にいくつか枝分かれしているそれなりの大きさの木があった。

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 そこから左に登る。少し登ると上に伐採された感じの土地を見てその横をじぐざぐで登る。浮石が多く、歩きにくい。さらに登ると林道に登りついた。右に少し進むと再び登山道の入口があるが、少しきつい登りとなる。風も少し吹き、樹林の中は寒い。こちらの道もやはり浮石が多いので滑りやすく、注意しながら登る。何度も小さく折り返しながら登っていくと尾根に出るが、強く風が吹き付けてきてこれまた寒い。薄手のジャケットでは寒く、パーカーを着込む。

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 結構きつい登りが続き、やっと登りついたところは山頂かと思ったら経ヶ岳の山頂はまだ先である。途中にはベンチがあるが、こんな寒い日は山頂でもないこんな所で休む人も少ないだろう。先へ進んでさらに登る。しばらく頑張るとやっと左に道が分かれるが、これは以前歩いたことのある荻野高取山や華厳山などからの道である。わずかに進むと開けた所に出て、そこが経ヶ岳の山頂である。無線をやっている人がいた。目の前には丹沢の稜線の山々が並んでいた。

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 先に進む。少しの間は緩やかな小さなアップダウンで進むが、やがて下りになる。経石がある。弘法大師が経文を収めた穴があり、これがあるから経ヶ岳と呼ばれるようになったということが案内板に書かれていた。

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 先に進んで下っていく。明るい尾根だが、かなり下るところもある。それなりに大きな木があってこの時期は葉が落ちているのでその大きさもよく分かる。

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 左側が開けたところがあり、展望図が書かれていた。正面には大山がよく見え、左手には光る海が見えていた。

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 先に進み、やがて左に木段で大きく下っていく。うすら寒い暗い樹林の中を下ると車が駐車されている半原越に着く。

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 すぐ先にまた登山道が始まっているのでそこからまた登るがここもきつい登りが続く。鹿柵があったようだが、もう扉しか残っておらず、意味がないようである。尾根に出れば、右に進んで少し登りも楽にはなるが、引き続き登りが続く。たまに人に会う。だいぶ登って進むと左にリッチランドへの道が分かれるが、歩く人はあまりいないようで踏み跡も若干怪しくなっているようだった。さらに先へ進むとなかなか大きなモミの木を見る。しばらく進んで今度は下っていく。空気が冷たく、少し雲が多くなって日差しも陰ったようでさらに寒い。鞍部で土山峠への道が分かれている。右には大きな山稜があり、そこへ向かうようだ。なんとなくこのあたりは見覚えがあった。

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 少し進むと斜度のかなりある登りとなり、結構きつい。風も少し強くなってきた。風に吹かれながら登っていくとさらにきつくなる。やっぱり丹沢の登りはきついなぁ。ひたすら登らされるとやっと革籠石山の小さな山頂に着く。ただ、あまり山頂という感じではなく、山稜の続きみたいな感じの場所である。左に折れて先にはさらに高いピークが見える。

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 先に進んでさらに登る。しばらく登ってピークに着くが、それはまだ仏果山ではない。もっと先である。進むと尾根が細くなってきた。また小ピークがあるが、そこには案内板があり、山岳修験者のはなしという案内板であった。このあたりの山を49日間かけて修法していたということだった。明治維新で廃止されたそうである。さらに尾根が細くなる。右下には川が見えるが、中津川の流れであろう。

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 さらに進むと行き違いも神経を使う道となる。一か所は左右ともに切れ落ちていてかなり高度感がある所がある。ただ、その先は岩場の登りとなるものの、登りであればロープなども付いているし、特に危険というほどの登りではない。下りの人は少し大変かもしれない。登り切って先へ行くともう仏果山はすぐそこである。風が強くなり、強風が吹く。左に高取山などへの道が分かれているが、そのまま先へ行く。すると仏果山の山頂である。

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 黒っぽい雲に覆われて風が強い。これじゃお昼はもう少し下ってから食べようと近くにいた女性二人は下山にかかるようだった。展望台の階段の下に座り込んで昼食にしたが、風は相変わらず吹き付けていた。持ってきたたまごサンドを取り出すが、ザックの中で潰れてしまって食べずらかった。周りにいた人たちもそそくさと休憩を取りやめて先に進んで行く人が多かった。

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 自分も簡単な食事を済ませて先に進むことにする。再び分岐に戻り、そこから右へ高取山に向かう。下り始めると強風の洗礼を浴びる。時には耐風姿勢にならないといけないぐらいに強い風が吹き付ける所もあった。地形的なものもあるのかもしれないが、冷たい風で厳しかった。パーカーのチャックはあごのあたりまで上げて風が入らないようにした。この天気でも歩いている人は多く、こちらにやって来る人が多い。宮ケ瀬湖の方から入山して来た人たちであろう。進むとまだまだたくさんの人に会った。ときおりパスさせてもらいながら進み、やがて宮ケ瀬越に着く。まだこの時間でも登って来る人がいるようだった。

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 高取山に向かう。再び登りとなる。明るくなって日差しが戻ってきたようだ。するとさきほどのような寒さもなくなった上に風も若干弱くなり、多少ホッとした感じで登っていく。後ろから追いついてきた人がいるようだが、自分を抜くほどのペースではないようだった。先へ行くと広い所に出て、そこが高取山の山頂、ベンチがいくつもある。

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 右手には家などの眺めが広がる。先の方にはビル群も見える。手前は丘陵地帯である。ベンチに座って眺めを楽しみながら水を飲んで少し休む。展望台もあるが、登って見る気には特にならなかった。風が穏やかで有り難い。さきほどの仏果山の山頂とは随分違う山頂であった。

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 さて、ここから先は初めてのコースである。道標を見ると宮ケ瀬ダムサイトまで2.1Kmのようである。支度を整えてそちらに進む。

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 少し細い所を下る。ロープも付いているが特に危険というほどの所でもない。すぐに登り返しとなって小ピークまで登る。すると左下に宮ケ瀬湖がだいぶ近づいた。まだしばらくは細い尾根を進むが、小ピークに出ると斜面を下るようになる。一人やってきたのでパスさせる。斜面の下りはそれなりの斜度でぐんぐん下る。冬枯れの道は好ましい雰囲気である。左手には樹林の合間から宮ケ瀬湖が見えている。もうお昼過ぎだが、この時間でも一人登って来る人に会った。だいぶ下ると少し平な感じの所を進む。さらに先に進むと緩やかに下り、広い眺めのある所に出る。ベンチも置かれていて、宮ケ瀬湖のブルーと青空、丹沢主稜の山々の眺めが良い所だ。写真を撮って眺めを楽しんだ。

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 再び下る。樹林の中をひたすら下ると宮ケ瀬ダムの上に出た。

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 そこからは左に折れて小さなじぐざぐで急降下するのだが、この道が滑りやすくいやらしい下りである。ここは凍結などしたら絶対に歩きたくないと思う所で、ロープは付いているものの、ひどい道だった。ひたすらじぐざぐで下る。やっと水面が見えてきて、すぐ近くまで下るとわずかに進んで橋に出る。そこはもう宮ケ瀬ダムの堰堤近くだった。

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 右に歩けば堰堤に出る。さらに右に水とエネルギー館という建物があり、入ってみる。ダムの事を説明した写真や解説などが展示され、子供なども楽しめるように体験的なものも用意されていたが、自分はさらっと見ただけとした。建物を出て、インクラインという乗り物に乗ってみようと思っていたが、行ってみるとこの日は強風のために運航中止となっていて残念だった。少し先にあるエレベーターは乗ることが可能だったが、まだ時間も早いので歩いて降りることにした。

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 そのまま堰堤を先に進む。確かに強風が吹き、帽子が飛ばされるかと思ったが、今日はつばのない毛糸の帽子なので問題なかった。堰堤が終わった所で右に進み、道路を下る。途中で右にあいかわ公園という表示があり、そちらに入る。公園の道をしばらく下っていくと先にこんもりした丘があり、良い雰囲気だったが、下へ降りるのは左の道だった。

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 道を下っていくと建物があり、さらに左に進んで別の建物がある。バス停に向かうにはその建物の裏手へ進むと良いようだ。道があるのかよく分からなかったが、そのまま進むと下へ向かう道路がある。車などは来ないようでしばらく下ると落ち葉がたくさん溜まっていたが、折り返して下ると登って来る人がいたので歩行者には使われているようだ。やがて民家のある場所に出て、しばらく歩くと半原への道が分かれている。そのまま直進して道路に出たが、バス停は少し離れているようだ。それにそのバス停からのバスは一時間に一本である。半原まで10分くらいのようだし、半原からは2系統あるので30分に1本くらいはあるはず。半原まで歩くことにする。住宅地をしばらく歩いていくと川沿いの道に出て、右に大きな橋を渡れば半原に着く。

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 バスまでは20分ほどの待ちである。ベンチでしばらく待ったが、少し早めにバスはやってきて乗せてくれたのでバスの中で待つ。空いていたが、愛川大橋から結構登山者が乗ってきた。本厚木駅に出て、帰宅した。

 

八千代温泉 芹の湯

ということで御場山の帰りは芹の湯へ。

2024121417

入浴料は700円だったかな。

お風呂は木をふんだんに使ったいかにも山の湯という感じのお風呂。

泉質は見なかったけど、ネットにある情報だと含二酸化炭素泉-ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉だそうです。

10人も入れば一杯な感じのお風呂ですが、注がれているお湯は熱いかと思ったら、ぬるいお湯。冷鉱泉だから沸かしているのでしょうね。
でも、とっても柔らかいお湯でぬるつきがたっぷりあって吃驚。
これはとても美人の湯です。きれいな女性を連れてきたいと思うぐらい良いお湯です。(^^;

自分は滅多に温泉施設で飲むようなことはありませんが、バス待ちの時間が長いので、風呂上りの生ビールを頼みました。マス焼きとみそおでんを頼みます。普通のおでんではなく、こんにゃくのみの味噌おでんです。でもこんにゃくは地元産なのかとても柔らかく美味しかったです。マス焼きはだいぶ時間がかかりましたが、時間潰しにちょうど良かったです。こぶりのマスでしたが、焼きたてはとっても美味しく頂けました。

自分には再訪するのは難しいですが、記憶に残る良いお湯でした。

 

御場山へ

2024121418(妙義山の眺め)

【 山 名 】御場山
【 山 域 】西上州
【 日 時 】2024年12月14日(土)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】初鳥屋バス停9:25→10:20林道分岐→10:35登山口→11:05御場山11:15→11:30登山口→林道分岐→12:30初鳥屋→13:00芹の湯→芝ノ沢バス停

☆御場山へ

 久しぶりの西上州。最奥の御場山に行くことにする。やはり以前のこの時期に日暮山に行ったときに想定外の雪で厳しい思いをしたので、今回はしっかり雪装備でストックやチェーンスパイクを用意した。その上、強烈寒波が来て風も出るという話だったので、それに備えた装備とした。

2024121401

 一番電車で出かけて高崎駅から上信電鉄に乗り換える。乗った時はそれほどの人ではなかったが、途中から学生がたくさん乗り込んできて一杯になった。学生が駅で大量に下車すると電車内はがらんとし、結局、下仁田駅まで乗ったのは自分一人だったようだ。なので初鳥屋行きのバスも自分ひとり乗り込む。下仁田付近は特に雪などなかったが、車が走っていき、本宿を過ぎてさらに奥へ行くと少し路面がウエットな感じ、今朝あたりちょっと降ったのではないかという感じになる。さらに進んで初鳥屋が近づくと路面に雪が残る。やはりスノーハイクになりそうである。やっぱり終点の初鳥屋に着くと雪がわずかに積もっていた。

2024121402

 先へ歩き出す。前回来た時と同様にやはり迫る山の眺めがいかにも山間の集落らしい。それなりには寒いが、バスの中が暑いくらいに暖かかったのであまり寒くはない。風もそんなにはないようだ。それでも手袋は外せない気温である。しばらく歩いて日暮山への道の分岐を過ぎ、前回少し時間を潰した公民館を見て先へ進む。道の雪は今朝降ったようで凍ってはいないので問題はない。しばらく進むと高立の一本岩が見え、そこから左に御場山へ向かう。以前は高立から荒れた道を登って林道に出ることができたが、今は通行止になっている。今でもたまにそんな所を登っている記録も見かけるが、安全登山が第一、無理にそんな所を登る必要はないし、雪が付いた今日はなおさらである。林道を歩いて登山口に向かうのが正解だろう。

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 林道に入るとさすがにわずかに雪が増える。せっかく持ってきたのでストックを使うことにした。風が吹くと結構寒い。ただ、登っていると汗をかきだしたのでフリースは脱いでパーカーを着てちょうど良かった。道には轍の跡が残っている。雪が降った後に入った車がいるようである。右下に川を見ながら先へ進む。折り返して登るようになると樹林が多い所は雪がなかったりもした。先へ進むと右や左に円形の鉄製の構造物がある。近寄らなかったので何のためにあるのかよく分からなかった。何度か折り返して進むと先に御場山の一部が見えてくるが、難攻不落の要塞みたいな岩場になっている。こちらからは登ることはできないので反対側から山頂に向かうのである。

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 やがて目の前まで行くと左に曲がって先へ進む。切通しのような感じの所を進むと明るい所に出る。それまで風が結構吹いていたが、ここは風が少し凪いで日差しもあってポカポカと暖かであった。さらに先へ進み、左に道を分ける。まだしばらくはそのまま進んでいく。樹林の中で木に付いた雪が日差しでわずかに溶けたのか、ちらほらと舞う。まるでダイヤモンドダストのようにきらきらと日差しに輝き、きれいな光景であった。進むとやっと林道分岐に着く。御場山へ向かうのは右のようでしっかりと看板が立っていた。

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 そちらに入るとわずかに雪が増える。少し斜度があり、足元が少し滑る感じもあった。ストックを活用して登っていけば特に問題はない。無雪期には草も生える林道らしいが、雪でそんな雰囲気はあまりなかった。何度か折り返して登っていく。樹林の中を登ると右に登山口を示す看板があった。

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 さすがにこの先は急登になるようだ。今回初めてチェーンスパイクを持ってきた。夏のうちに安売りで買ったものである。説明書は持ってこなかったので最初付け方が分からなかったが、たぶんこうだろうと付けてみたら問題なく付けられたので助かった。

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 そこから登り始めるが、左にわずかに登ると尾根に出る。すると下から強風が吹き上げてくる。あっという間に手が凍える。薄手の手袋では役不足である。慌ててザックから厚手の手袋を出して付けるがなかなか温まらない。それでもやはり安心感はあった。斜度が上がって急登をゆっくり登る。踏み跡はよく分からないが、木にピンクテープが付けられているのでそれを追う。少し登った所で右に行く踏み跡を辿ったが、これはどうもおかしい。ピンクテープも付けられていない。どうも左へ登るのが正解な気がしてきた。左へ無理にトラバースする。斜度がきつくかなり危なかったが、なんとか左へ行くとやはり先にピンクテープを見かけ、踏み跡らしきものもあった。そこへ降りて細い踏み跡を登る。左に左にと踏み跡を辿って小さな谷状の所を過ぎて登るとまた踏み跡が怪しくなる。上にピンクテープがあるので適当に登りやすい所を探しながら左に右にと登っていく。しばらく急登をこなしていくと今度は右手が登りやすいようだ。右に登るとわずかな踏み跡が見つかり、それを辿って登る。ようやく上が明るくなり、もう頂上は近いものと思われた。

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 もう少し頑張るとほぼ登りついた感じ、わずかに先に行くと右手に眺めが広がっている。振り返ると木に御場山と付けられていた。左手奥に妙義山と思われる山の眺めがやはり西上州らしい。

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 右手にはやはり山々が並んでいる。少し寒いけれど座り込んで眺めを楽しみながら、いつもの簡単なパンの昼食をさくっと食べた。

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 さて、さっさと下山することにする。時間的にはお昼のバスには微妙に間に合わなさそうだが、どちらにしても15時台のバスで帰ることにしていたのでどちらでもよかった。急降下に入り、下っていくが、果たしてこちらで良いのかよく分からない。でもピンクテープがあるので有り難い。スパイクに雪がだんごになってくっついたりするので、適当に足を振り上げると丸まった氷が取れた。適当に下ると自分の足跡が残っていたりしたので問題ないことが分かる。でも、ときどき登ってきたのとは違う所を下ったりもした。さすがに急降下だけに下りは早い。急斜面の最後の所はどのように下れば良いのか少し考えたが、なんとか降りることができた。後は適当に下ると林道に降り立つことができた。

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 もう大丈夫だろうとチェーンスパイクは外す。後はのんびり下ろう。林道を下り始めて何度か折れて下った所でいきなりすっころぷ。ちょっとスピードを出してしまったから足元が滑ったようだ。腰を打ってしまい、少し痛い。やっぱり気を付けないとね。それからは少し慎重に下る。斜度があるような所もここぐらいなので、その後は転ぶような事はなかった。下っていくと再び林道分岐を過ぎる。もう気分もよく快適に歩く。風も収まり、あまり寒くはない。ただ、さきほど転んだ時に左手を突いたので、手袋が濡れて小指あたりがかじかんで痛い。右手の手袋の中に小指を入れると少し和らいだ。下っていくと再び明るい所を通り、さらに先に進んで行きに御場山の岩峰が見えた所に出る。すると左手は日暮山だろうか、先の方に鉄橋があり、車が走っているのが見えた。軽井沢への道路であろう。あの山の先はもう軽井沢である。やはり群馬の奥にいるんだなと思う。

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 さらに林道を下っていく。わずかに滑ったりもしたが、どんどん下って折れ曲がり、左下に川を見れば、もう終わりである。ストックはいらないだろうとザックに括り付け、軽い気持ちで歩けば、橋に出る。最後の高立の一本岩の眺めを楽しむ。もうおそらく来ることもないだろう。見納めである。

2024121414

 帰り道は道路の雪はさすがに少し溶けている。まだ残っているところもあったが、日当たりのよい所はまったく雪がなかった。集落を通る道は登らされるので通らず、そのまま先へ行って登り、右へ行く。初鳥屋のバス停に戻ったが、もうバスはいなかった。その時はまだ来てないのかと思ったが、後で調べたらすでに出発した後だったようである。

2024121415

 そのまま先へ行く。以前にもここは歩いているが、左に大きな岩壁を見ながら進む。落石が怖いが一応鉄製のネットがあるので多少避けられるはずである。とは言え、反対側の川側を歩くようにした。さらにしばらく下っていくと芝の沢のバス停がある。帰りはここから乗る予定である。芹の湯の看板があり、そこで左に曲がって先へ行く。少し行くと左に折れて山へ入っていく感じの道を進む。道なりに進んでいくと山の中という感じになり、こんなところに温泉があるのか、と思いながら進むとたまに車が通っていく。合っているだろうと先へ行くとカーブを曲がり、少し開けたところに建物があるようだ。近づくとそこが芹の湯だった。

2024121416

 入浴する。風呂上がりにビールを飲んだが、まだ時間が早い。バス待ちさせてもらうことにした。しばらく入口近くのソファーで地図などを見て時間を潰し、少し前になった所で出発することにする。ちょうど入ってきた人は温泉の人と知り合いなのか、近くで事故があった話をしていた。

 温泉を出て、往路を戻り、バス停へ行く。先に行くと遠くにパトカーらしき車が見えた。すぐ近くでの事故だったようだ。バス停に行き、しばらくバスを待つが、かなり寒い。目の前に公民館らしき建物があり、その前に石碑があるので見に行った。小さな石仏と石碑が道路とは反対側を向いて置かれていた。しばらく待つと初鳥屋行きのバスが通っていき、またしばらくして駅行きのバスがやってきた。もちろん乗客は自分一人である。少し進むとさきほどの事故でやはりパトカーが二台くらい来ていた。自損事故のようで、どこかに突っ込んでしまったらしい。どうやら昼間溶けた雪がこの時間は薄っすらと凍り始めているようだ。バスもそのあたりはゆっくりと走っていた。先へ走っていけば、乾いた路面になって普通に走るようになる。途中で地元の人が一人乗ってきたが、本宿で降りたのでその先はまた一人だった。駅で下車し、駅に入るともう7分くらいで電車が発車する時間、その次は一時間後になってしまうので、お土産を買う暇もなく、切符だけ買って帰りの電車に乗った。やはり途中からたくさん人が乗車したようである。高崎駅でお土産を買い込んでから帰宅した。

 

池上七福神

皆様、今年もよろしく。ということで毎年恒例、七福神巡りは今年は池上七福神をチョイス。

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きれいな池上駅が歩き出し。

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まずはしばらく歩いた布袋尊の曹禅寺でお参り。七福神巡りの地図をもらいました。

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駅近くに戻り、さらに歩いて毘沙門天の微妙庵でお参り。

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その次の本光寺までが結構距離があります。暖かい陽射しを浴びながら歩いていたら、ちょっと汗もかきました。大黒天です。

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池上梅園の近くに出て、さらに歩いて弁財天の厳定院でお参り。

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裏手に回って坂を上りますが、結構きついこと。池上本門寺の裏手に出ますが、後で地図みたら登らなくてよかったようです。

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本門寺の右手へ回り込むように歩いて妙見堂に向かいますが、これは手前の照栄院。

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奥に進むとまたきつい石段。

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石段の途中には水仙が咲いていました。

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ということで妙見堂でお参り。

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樹老人はこちらの小さな木祠の中にありました。

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石段を下りてしばらく歩き、恵比寿天の養源寺でお参り。

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最後は本門寺のすぐ手前にある本成院。福禄寿が置かれていました。

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せっかくなので池上本門寺にもお参り。

2025010215

五重塔が良い感じでした。

今年は快晴の天気の中歩けました。これできっと今年も良い年になるでしょう。
去年は元旦から地震とか、夏は大雨とかいろいろありましたが、今年は平穏な年になると良いですね。

 

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