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辺室山から大山三峰山

2025020826(雪の丹沢稜線を見る)

【 山 名 】辺室山、物見峠、三峰山
【 山 域 】丹沢
【 日 時 】2025年2月8日(土)
【 天 候 】快晴
【 ルート 】土山峠バス停8:25→9:30辺室山→10:15物見峠→11:45三峰山11:50→昼食10分→13:00不動尻→14:05広沢寺温泉入口バス停

☆土山峠から辺室山

 このところ、昔歩いたシリーズになりつつあるが、土山峠へは何度か降りたことがあるものの、土山峠から登ったことがないなぁと思い、久しぶりに登ってみることにした。大山三峰山も若い頃に煤ヶ谷から歩いて登って不動尻に降りたことがあったが、記録は残っていない。通称宝尾根と呼ばれる尾根から三峰山に登った記録が残っているくらいである。辺室山を越えて三峰山まで行くとそれなりの行程になるが、一日の山としてはちょうどよいだろう。

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 最強寒波というマスコミのふれこみだが、以前ならこのくらいの温度は普通だった気がする。ただ最近は温暖化でこんなには寒くならなかったので、普段よりは少し寒いという感じだろうか。ただ、雪国でのドカ雪は、温暖化で湿雪が大量に降り注ぐ事象であり現在ならではの現象であるようだ。今までにあまり降らなかった場所にも大量の雪が降ったりして、普段の年とはかなり違う様相のようである。そのおかげか東京付近は晴天が続いている。

 さすがに一番バスに乗るほどの行程ではないので2番バスで行くことにする。本厚木駅で下車し、バス停に行く。早めにバスは来たようである。寒い外で待つよりはバスの中の方がまだ暖かいので有り難い。バスはほぼ座席が埋まった程度で出発した。飯山観音あたりでたくさんの人が下車する。土山峠で下車したが自分一人であった。

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 わずかに戻るように歩くと右に登山道が始まっている。のっけから木段のきつい登りである。その上かなり寒いし、風もある。今日は強風が吹く予報になっていたが、やはり風が強いようである。しばらく登るとモミの大木がある。随分大きな木である。その横を登っていく。それにしても今日はまったく体が温まらない。パーカーの下にフリースを着たまま登っているが、普段だと汗をかいてすぐに脱ぐのだが、今日ばかりは汗も出ない。ひたすら登っていく。尾根のような所に一旦登りつく。宮ケ瀬湖の方が樹間に見えるが、水はこのところの乾燥のせいか少ないように見えた。

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 尾根を登っていくと木の根元に石祠が置かれている。もう少し登るともう一つ石祠が置かれていた。横の木は倒れかけている。もう根本が腐り始めているので倒れたのだろう。ただ、横にも木があるのでもたれかかっている状態である。完全に倒れるまでの時間はそう長くはないだろう。

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 さらに登っていく。さすがに気温にも少し慣れたし、わずかに汗をかきはじめたので、日の当たる暖かい所でフリースを脱いでウィンドブレーカーに着替えた。さらに登っていくと右手に山が見える。鍋嵐につながる稜線だろうか。ひたすら登っているともう降りてくる人に会った。今日は寒いですねと言葉を交わす。この早い時間に降りて、さらに仏果山の方へ進むのだろうか。

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 きつい登りをこなすと広い尾根に出る。モミの木が多い尾根である。樹林の合間から主稜の稜線が見えたが、かなり白かった。

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 緩やかに登っていき、右に曲がって進む。日だまりの尾根になる。

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 数人に会う。左手には海を見ることができた。進むと辺室山の山頂であった。

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☆物見峠から大山三峰山

 山頂から下り始める。少しザレ気味なので足元に注意しながら下る。それなりに急な下りが続く。やがて目の前に大きな山が立ちふさがるように出てくる。

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 登り返しになるとやはりそれなりに大きいモミの木がある。その横を通り、壁のようなところを木段で登る。左に進んでいくとさらに大きいモミの木が出てくる。このあたりはやはりモミの大木が多いのが丹沢らしい雰囲気である。伐採や台風の魔の手を逃れて存在してくれているのが嬉しい感じである。

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 どんどん登って先に行くと雪が少し出てくるが、わずかに溶け残ったという感じである。すぐにまた土の道に変わり、先に行くと石祠が置かれている所に出る。そこから物見峠へは左へ下りになる。左手にはこれから進む三峰山のごつごつした山稜がいくつも見えていた。

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 細い道になって下る。岩場などもある。右手には白い丹沢の稜線が樹林の合間から見ることができた。崖横などを通るところもあり、注意しながら進む。やがて下っていくと峠に着く。ちょうど煤ヶ谷の方から登ってきた人がいた。物見峠からは遠くに街並みも見える。右の黒岩への道は通行止めになって久しい。林道があるから、もう修復はしないのだろう。

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 同じく三峰山に登るのかなと思ったが、その人は辺室山の方に向かって登って行った。自分は近道と書かれた三峰山に向かう道に入る。木段で急登が続く道である。

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 きつい登りがしばらく続く。ひたすら登るとやっと緩やかな所に出る。わずかに雪が残っていたが、左に少し眺めがあり、山や街並みなどを見ることができた。

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 先に緩やかに進むと左下から登ってきている煤ケ谷からの道と出合う。すぐ先には注意看板がある。「三峰山は地形が急峻で、道は狭く沢沿いや鎖場など多く経験者向きの登山道です。無理をしないで引き返す勇気が必要です。」と書かれている。若い頃、まだ経験も浅かった頃に登ったので、かなりビビらされた看板である。まあ、確かに厳しい道であることは間違いがないし、装備もない人が気軽に立ち入らないように遭難対策としては立てざるをえないのであろう。

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 先に進んでいくとやはり木段での厳しい登りとなる。途中、木段が壊れかけて、抜けている所もある。ロープが付いていたが、掴まなくてもなんとか登ることができた。進んでいくとやがて雪が出て来た。この先崩壊地の表示を見て先に進む。右側が崩壊してかなりの斜度の斜面になっていて、もし右側へ転落したら下まで落ちるのは間違いがない。その上足元がかなり細くなっていて、できるだけ左側を進むように歩いた。こういう所はさっさと通過した方が良いが、木の根などもあるので足をひっかけたりしないようにも注意しなくてはならない。さらに進むとまた崩壊地があるが、そのあたりからは右に稜線が良く見える。こういう所は立ち止まらない方が賢明なのだが、写真を数枚撮った。

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 先に進むと雪が増えた。雪の斜面の登りになったのでストックを取り出した。シューズチェーンなども持ってきてはいたが、使うほどではなさそうだ。もう少し進んでみているならば付けることにしてそのままストックだけで登った。前を歩いている人がいるのが見えた。しばらく登って先へ行くと左をしばらくトラバースする。先へ進むと大きな山が出て来た。ベンチがあり、前の人達に追いついたようである。

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 前の人達をパスして先へ登る。シューズチェーン付けた方が良かったかなと思いながら雪のあるきつい木段を登っていく。しばらく登ると日当たりがあるせいか雪が溶けて土が出るようになって助かる。ここの登りはかなりきついものだった。随分登ってようやく尾根に出る。そのまま進む。雪があったりなかったり、場所によりまちまちである。ストックは岩場では邪魔になるのだが、雪のあるところではあった方が良い。手に持ったまま進む。やがて鎖場が出てきて岩場を下ったりする。その先はまた登り返し、やはりアップダウンの尾根である。途中、降りてくる人に何人か会った。土道と岩場が多くなったので途中でストックはしまって手を開けるようにした。ひたすら鎖場や木段、桟道などを登って行くと狭い三峰山の山頂にようやくたどり着いた。テーブルが一つあり、一人休んでいた。三角点があるが、石はだいぶ欠けている。山頂からはわずかに合間から丹沢の稜線が見える程度である。どうもこの山頂はあまり長く休んでいこうと思わない山頂である。水を飲んで小さなパン一つだけ口に入れ、先に進むことにする。

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 不動尻への道に入るが、これもまた急峻な下りである。木段が悪くなっていて歩きにくい。細かいアップダウンで進む。もちろん下りの方が多めであるが、やがて桟道を通過するとそこからは鎖の付いた岩場の登り、なかなか厳しい登りである。久しぶりの岩場でちょっと楽しい気もしたが。ぐいと登ると岩場は終わり、少し先からは下りになる。このあたりが七沢山だろうか。休もうかと思ったが、風がありやはり寒いので先へ進む。不動尻へは右手をまた鎖で急降下するようだ。ちょっと木の枝が伸びていてその下の土がなくなっていたりするので通過に手間取った。それでもなんとか下っていく。随分急な下りをこなすと緩やかになった。日も当たるところを通過するとベンチがある。大山方面への点線コースの分岐あたりのようだ。ベンチには雪が残っていたが、端に座って昼食を取ることにした。

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 少し雲が多くなって日が陰りだしたが、風もこのあたりはあまり吹かず、穏やかな感じである。久しぶりに紅茶を入れることにした。パンをかじり、紅茶を飲んで静かな時間を過ごした。昼食を終えて下りにかかろうとするとさきほど山頂にいた人がやってきて通って行った。後から自分も下りにかかることにする。

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 下っていくとやはり少し道が悪くなっている所があるようだ。何度か折れて下るが、右手に下っていくことが多い。前を下るおじさんに追いつきそうな感じである。だいぶ下ると大きな倒木が道を塞いでいて、横を通らなくてはいけないが、少し難儀した。さらに下っていくと左手の沢が近づく。おじさんは途中で休んだのか立ち止まったので、自分が先に進んだ。どんどん下り、やがて右からの谷と合わさる。左に沢を渡る。

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 桟道は壊れていたが、水量が少ないので特に問題はない。右に渡ってさらに下っていくともうないだろうと思っていた鎖場で岩場を少し下る。まだしばらく沢沿いの道を下っていくと、広場のような所に出た。右手にはたくさんのベンチが置かれている。休んでいる人たちもみかけた。不動尻の広場である。上流にはミツマタの群生地があるようだ。

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 そこからは林道の道路歩きとなる。やはりミツマタが準備中、後1か月もすれば咲くのだろう。

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 林道を下っていくと後ろから車が何台も通って行った。しばらく進むと先の方で車がバックしているのが見える。一台車がいて、服装を見るとハンターさんのようだ。鳥獣駆除の幟を土山峠で見かけたが、やはりこの時期ハンターさんが入山しているようである。進むと坂になるが、やはり路面が一部凍結している。さきほどいた一台が横を通り、坂にかかったが、やはりタイヤが空回りして登れないらしく、戻ってきた。先に自分が通る。歩くのであれば、凍結していない所を通ればよいだけだが、車だとそうはいかないのである。先に進んでしばらくするとさきほどの車が通って行った。さらにしばらく進むとトンネルに出る。

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 久々の隧道である。あまり長くはないが、真っ暗である。ヘッドライトを取り出して点けて入ろうとしたら、ライトが消えた。電池がないのかといじっていたら付いた。接触が悪くなっていただけのようである。冷たい空気のトンネルの中を通る。先になんかあるなあと思っていたら、さきほどの車だった。右には広場があり、たくさんの車が置かれていてハンターさんが集結していたようである。

 先へ歩いていく。時間があれば鐘ヶ岳にも登ろうかと思ったが、天気も曇ってしまったし、もう13時なので止めておく。このあたりはなかなか山深い感じの林道である。下っていくとゲートがあり、歩行者は左を抜けられる。林道を淡々と下っていく。たまに登って来るごく普通の人がいるのだが、どこへ行くのだろうか。どんどん歩いて明るい所に出ると民家も出てくる。のんびりした雰囲気の所である。右には川がある。しばらく進めば広沢寺温泉の分岐、大きな駐車場を右に見て、左に石仏や石碑などが置かれていた。

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 先へ道路を下っていくとバス道路に出る手前で左に入る小道があり、バス停への近道のようだ。そちらに入ってコンビニの横に出る。左に進むと広沢寺温泉入口のバス停がある。伊勢原行きの便もあるようだったが、本厚木行きに乗ることにする。コンビニに立ち寄って買い物をしてから再びバス停に行く。少し待って本厚木行きに乗り込んだ。乗っていてふと思う。今日は宮ケ瀬ハイキングパスを買ったのだが、この路線、宮ケ瀬とは関係ないから使えないじゃん。計算したら、本厚木駅までの往復と土山峠までのバス料金を考えると80円損したようだ。普通にSUICAで乗れば良かったとちょっと失敗。まあ本厚木までのバス代もそんなに高くはないので財布が痛むほどではなかった。

 

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登山(丹沢・湘南)」カテゴリの記事

コメント

丹沢はかなり歩いていますがこのコースは歩いたことがありません。
不動尻のトンネルは歩いた記憶があります。
いつも持ち歩いているマグライトをつけて歩きました。
今はクマも出るのではないでしょうか。
もう、体力がなくて歩けそうにありません。

西やんさん、こんにちは。

丹沢でもこのあたりは少し奥になりますね。辺室山あたりはそれなりに登山者に会いましたが、比較的地味な山域です。

不動尻のトンネル歩かれたことがありますか。
丹沢で真っ暗なトンネルをもう随分歩きました。今はLEDに変わって昔のヘッドランプではないので、玉が切れる心配もないのでそれほど怖いとは感じなくなりましたが、昔は真っ暗なトンネルは何があるか分からず、ホントに怖かったですよ。(^^;

1月下旬、まだ雪が積もっていないので丹沢主脈を縦走してきました。
登山者の少ないルートを選び、焼山登山口から蛭が岳へ登り、蛭が岳山荘で一泊、
翌日は、丹沢山から丹沢三峰を経由して宮ケ瀬湖へ下山しました。
どちらも長いルートでしたが、登山者も少なくブナ林が残る静かな山歩きを楽しめました。
焼山の登りで、シカとは違う動物の気配(藪の中を歩く音)を聞きましたが、
後日、その近辺で登山者がクマに遭遇していました。


たまびとさん、こんにちは。
雪のない時でよかったですね。この日なんかだと稜線を歩くのは大変だったと思います。

焼山あたりでも熊がいるのですね。変なコースをときどき歩くから注意しないとですね。

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