嘉多山公園からアド山へ
(アド山から歩いてきた山々を眺める)
嘉多山からアド山手前の分岐までは踏み跡という感じで、手製の道標はあるものの、一般登山道とは言えません。少し迷いやすそうな所もあるので、地形図等必須です。
【 山 名 】嘉多山、アド山
【 山 域 】安蘇山塊
【 日 時 】2025年2月11日(火)祝
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】葛生駅8:55→9:15嘉多山公園→9:35嘉多山→10:30林道→10:50カガミ岩→11:25アド山11:40→12:05登山口→13:15葛生駅
☆嘉多山公園からアド山へ
久しぶりに栃木の山に行くことにする。葛生駅へはおそらく訪れたことがなかったように思う。その近くの里山だが、少し離れている。バスはあるのだが、予約が必要なオンデマンドになっていて敷居が高い。タクシーでもそんなに高額ではないが、調べたら嘉多山公園というところから踏み跡の尾根を辿ってアド山まで行けるようだ。そんなに長い歩きでもなさそうなのでそれで行ってみることにした。

葛生駅までは結構乗り換えが多い。運賃をできるだけ抑える安周りルートにしたので結構時間がかかったが、何度も乗り換えて館林から佐野線で葛生駅へ行く。田沼駅までは行ったことがあったが、葛生駅までは初めてである。さすがに二両編成の電車を終点の葛生駅まで乗ったのは三人くらいと少なかった。駅を出るとタクシーが一台止まっていた。予約だったのかどうかは分からないが、山へ行く客待ちをしていたのだろうか。このところの寒さに比べて随分暖かいようである。さっそくウィンドブレーカーに着替えた。
左へ道路を進み、車の通りの多い道路に出て、右へ進む。もちろん歩道がしっかりあるので特に問題はない。たまにお店があるものの、そんなに多くはないようである。古い建物なども残っていたり、かなりしっかりした屋敷のような建物があったりして、いかにも旧街道っぽい雰囲気があった。しばらく歩いていくと信号があり、右に車の多い通りを見て先へ渡れば静かな通りとなる。直進して進んでいくと先に山が近くなった。

目の前に階段が出てくる。嘉多山公園の階段である。トイレがあるので立ち寄っておく。階段を登って右へ行く。左にはステージと岩壁が見える。後で調べると石灰の採掘場跡に作られた公園らしい。右手から回り込んで木段を登る。少しきつい階段を登って回り込むと展望台がある。行ってみると葛生の町と近くの山を見ることができた。

樹林の中の石段を登って少し先に行くと神社がある。山に入らせてもらうことをお祈りして、その横の踏み跡を先へ進む。

しばらく進むと少し大きな木があり、根元に山神の碑が置かれている。

その先の左に案内板があるが、遊歩道らしき道が分かれている。そのまま直進する。しばし急登を頑張る。踏み跡っぽい感じもするが、途中には注意看板などもあり、整備されている道である。しばらく登って緩やかになり、明るくなる。少し進むと三角点が置かれていて、左には小さな展望用の柵がある。ここが嘉多山のようだ。柵の所に山名板が付けられていた。左には山が見えるが、低い山の連なりでどこの山なのかはさっぱり分からなかった。

先へ進む。下ってから登り返しになり、小さなギャップを越えると再び下りになる。左に道が分かれているが、アド山は先のようで左の木に板が付いていた。

直進して下る。再び道が左に分かれているが、アド山登山口という感じのお手製の案内板があり、そこから先へ行く。踏み跡という感じの道に変わる。少し登ると鉄塔を見てさらに先に行く。急な登りになってしばらく頑張るが、足元があまり良くない急登で閉口する。しばらく登ると小さなピークに着く。そこからの進路がよく分からず、少しあたりを観察する。そのまま直進すればよさそうだ。進んで見ると先にテープを見かけ、踏み跡もあるようなので下りに入るとやはり問題なかった。しばらく下ると細い尾根が続いている。ふと気づくと右手からずっと騒音が聞こえてくる。工場か何かあるのだろうか。いきなりドーンという音が聞こえたので吃驚した。尾根は踏み跡の感じであるが、そのまま進んでいけばよさそうだ。大きなアップダウンはなく、緩やかな登りが比較的続く。小さなギャップなどを過ぎて進んでいく。

どんどん進んで270mと思われる所を通過し、さらに進む。進んでいくと先の方に少し大きな山が見えたが、あれがアド山だろうかと思った。でもそれは後で知るが手前のピークだったようだ。さらに進んでギャップを過ぎて進むとうす暗い樹林の中で左右に小さなピークがある中間へ登る。左に折れてまた急登。しばらく頑張り、登るとまた小ピーク。樹林の合間から右手がちらりと見えるが、大きな採石場になっているようだ。さきほどの騒音は採石場からのものだったようである。奥へ行けば以前に登った星野の三峰山などがあるはず、広大な採石場は必要悪なのだろうか。右へ尾根があり、そちらに引き込まれそうだったが、そちらへ行けば採石場の方に近づいてしまうはず、地図を見るとやはり直進のようだ。わずかに進むと下る尾根の入口の木に古い紐があった。

細い尾根を下るが、しばしの間少し足元に注意が必要な下りだった。下るとそれほどでもなくなり、先へ行くとやがて林道に降りた。

右にアド山を示す看板があり、少し行くと3つくらい案内板が付けられていた。そこから登るが取りつきはかなり細い。少し登ると岩などが出てくる。道は楽しいが、岩場は少し注意が必要だった。難しい所はなく、先に進んでいく。相変わらず右の広大な採石場が視界に入り、あまり気分は良くない。さらに岩場を進む所がある。ロープなども付けられていた。

さらに先に進み、小さな岩の所に「かえるいわ」と木片に古い文字が書かれていた。見たけどあまりかえるらしくないなと思いながら先へ行く。さらに進む左に曲がるが、古い錆びた金属板の道標があった。もう少し進んで登ると岩が出てきて横を通過するとかがみ岩の表示があった。

せっかくなので登ってみる。やはり近くの低い山々が並んでいたが、やっぱりどこの山か全く分からなかった。

先へ進む。岩の道になり、このまま先に進んで大丈夫かなと思いながらも岩の上をアップダウンで進む。なんとか問題なく歩けるようで安心しながら先へ進むと上にポールが立っている所が見える。手前の岩場もちょうど足場があって登れるので登って見ると小ピークに着く。ベンチもあった。そこからはアド山がよく見える。右手には奥まで広大な採石場が見えてしまうのが残念である。

そこから先は進めないようだ。少し戻って再び岩を降りると右に降りる急な道にアド山と書かれた板が木に付けられていた。巻いて進むのだろう。急降下して右にいく。足場の悪い道を少し進むとトラバース道が終わる。振り返ると目の前は大きな岩場の崖になっていた。先へ進む。もうそろそろアド山が近くなってきただろうと思いながら進むとしばらくで尾根に出る。

手製の道標があり、左に道が分かれている。林道に降りる道であろう。右に進む。しっかりした道になるかと思ったが、そうでもない。そんなに歩く人は多くはなさそうだ。しばらく進み、明るい尾根を進んでいくとやがて先に大きなアド山が見えて来た。しかし、壁のようにも思える。かなりの急登になりそうだなと思いながら進むと右に登る。しばらく登ると小ピークに「アド山城峰狼煙台跡」と書かれた案内板が立っていた。さらに先に進んで登る。

右側が開けた所があり、右にこんもりした小ピーク、採石場、街並みなどを見ることができた。こんもりした小ピークも採石場の一角、そのうちには切り崩されてしまうのかもしれなかった。

先へ進み、やはり大きな壁のようなアド山へ取りつく。ロープの付いた急登を登る。足場も悪く、ロープがなかったら躊躇する登りである。しばらく頑張って登っていく。だいぶ登ると右に安全に歩けそうな道があったのでそれを進んで右から回り込むと登りつく。自分が歩いた方には「うかいろ」と書かれた板が付けられていた。安全に歩ければ別に問題はない。そのまま先へ行くと少し進んで初めて人に会う。やはり人に初めて会ったと話をしていた。少し先が山頂だ。

左に見えているのは歩いてきた山稜であろう。木が置かれているのでベンチに座って眺めを楽しみながら昼食にした。

さて、先に下ることにする。少し下ると大きな石祠が置かれていた。

一礼して急な所を下るとさっそく空掘が出て来た。写真を撮っていたら、一人登ってきた。

少し下ると右手にわずかな平地がある。二の廓かなと勝手に想像する。さらに急な所を下っていく。また空掘がある。いかにも城跡らしい。小さなギャップには石が置かれていたりした。さらに下っていくとまた空掘がある。随分空掘が多いようだ。

明るい尾根になって左下にはお寺も見える。さらに下ればフェンスが出てきて、やがて行き止まり。開けられるようになっていたので開けて通る。しっかり閉めて下ると道路である。すぐ下は左に大きなお寺の駐車場になっていた。

道路を少し進むと石碑や石仏などが並んでいる。六地蔵も置かれていたが、かなり風化しているものだった。何度か曲がって進み、道路に出る。歩いて葛生駅に戻ることにする。歩道はないが、車の通りはさほど多くはなかった。ただ、たまに大型トラックが通っていくのがちょっと怖い。しばらく歩いてから左に折れて脇道に入ると静かな集落の中を通る。先に進んでから左に折れて道路を登ると嘉多山公園内の道路に出る。上には登らずに右へ進んでいくと武道館の建物があり、さらに先にいくと遊具などが置かれているところを通る。左には静的保存された機関車が置かれていたが、残念ながら石垣の工事中でカバーがかけられていて見ることはできなかった。今朝登った石段に出て、石段を降りて駅に向かう。大通りを進んで葛生駅に着く。

時刻表を見ると7分ほど前に行ったばかり。次の列車は一時間近く待ちである。することもないので自販機でジュースを買って、ホームのベンチで飲みながら待つ。すると発車の30分も前なのに列車がやってきた。乗り込んで随分待たされた。館林駅などで乗り継いで帰宅した。
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