巣雲山から大丸山へ
(大丸山付近からの宇佐美方面の眺め)
【 山 名 】巣雲山、大丸山
【 山 域 】伊豆の山
【 日 時 】2025年1月18日(土)
【 天 候 】曇りときどき晴れ
【 ルート 】宇佐美駅8:50→9:55林道終点→10:40巣雲山10:50→11:20大丸山→12:25宇佐美駅
☆巣雲山へ
20年も前の若かりし頃、巣雲山には登ったことがある。あの頃はしっかりした山でないと登山という感じがせず、道路歩きが長くてウォーキングの範疇だと思っていた。それにその時は登山道は一つで往復するしかなかったが、今は大丸山という所へのコースができて二つになっている。そんな山に久しぶりに行ってみることにした。

熱海駅で伊東線に乗り継ぐ。展望列車に初めて当たった気がする。結構座席が埋まっていたが、なんとか座席を確保できた。とは言っても宇佐美駅まではそんなに長い乗車時間ではないのだが。宇佐美駅で下車する。

駅前にあるトイレに寄ってから歩き出す。線路沿いを進んで踏切を渡り、道路を左に進む。これで大丸山へは後に行くことになる。しばらく歩いてから右に折れて進んでいく。電車の中からはきれいな晴れた空であったが、小田原あたりからは曇っていて、どうも山の選択を誤ったようである。雨が降るようなことはなさそうなので、その点は救いだが。左に何度か曲がって進む。途中には巣雲山を示す案内板もあった。

緩やかに登っていく。やがて民家が減り、登りもきつくなる。竹林の間の道路を進む。軽トラックが何台も先へ行くのを見る。さらに登ってカーブを何度か曲がると少し開けた感じの所に出て、民家も再び出てくる。あたりはみかん畑になっている。黄色いので、夏みかんかそれに似た銘柄なのであろう。

さきほど通って行った何台もの軽自動車はみかん畑や農地へ向かう車だったのだろう。歩行者用の細めのショートカット道も出てくる。車道を進むよりは多少近いようだ。再び車道に出てさらに先へ行く。やがて別荘地に変わる。それなりに登らされて進んでいく。途中には小さな子供を背負ったお母さんが散歩していた。さらに先へ行く。別な別荘地なのか、再び民家があるが、人の気配が少ない。すると一匹、猿を見かけた。みかんを奪いに来ているのであろう。車の下に潜りこんで隠れているつもりのようだが、しっかり見えていた。別荘地内の道路をしばらく進むとそこも終わり、さらに進むと左側にミニゴルフ場が出てくる。パターゴルフよりは少し広いようだ。もちろんこの時間は誰もプレーなどしていなかった。その先は立入禁止の表示を見る。上にも別荘地があるが、監視カメラなども設置されている。おそらく豪勢な別荘地なのだろう。ハイキングコースはその手前を左へ入っていく。しばらくは上に別荘地がある感じだったが、やがてそれもなくなり、山に入っていく。静かな雰囲気となり、進んでいくとやがて林道終点に着いた。

そこからは巣雲山に向かうハイキングコースとなる。道は悪くはない。すぐにアルミ橋を渡るが、最近新しくしたのか、まだ新しいものだった。しばらく進んでいくと左に谷を見ながらの登りになる。足元を見て考え事をしながら登っていたら、横になっている倒木が頭上にあって頭をぶつけて痛かった。

谷から少し離れたりもするが、さらに登っていくと再び谷が近づき、やがて谷の中に入る。すると「行者の滝」という表示があった。右を見ると滝があるが、この時期はほとんど水がなく、わずかに流れているだけなので、あまり面白味はなかった。

谷から離れて左へ進む。登るとわずかで石祠のあるところにでる。「生仏の墓」と案内板があり、戦いに敗れた落武者がこの地で捕らえられて生きたまま埋められたという悲惨な話が書かれていた。

すぐ近くには道路があるようでトラックなどの走行音がやかましい。しかし、道路には出ないで、すぐ近くを右へ登る。地形的なものか風が強くなり、かなり寒い。

緩やかに登っていくと、やがて草の生える分岐に着いた。右から別なコースが合流し、左が巣雲山である。風が寒くて仕方がないので、ウィンドブレーカーを脱いでパーカーに着替えた。やはり強い風が吹く寒い時はパーカーの方が安心できる。

結構大きな木などを見ながら進むと広い山頂に着いた。

どんよりの雲で残念である。晴れていればきれいに富士山も見えるだろう。天城山でさえ低い雲がかかっていた。

その上に冷たい風がかなり強い。二人ほど見かけた。展望台に登ったようだが、すぐに降りてきた。その後から自分が登る。お二人は先の道をそそくさと下山していった。車で来て山頂まで登ってみたという感じだろう。展望台に登るとやはり広い景色であるが、霞も多く、この天気では今一つであった。
展望台を降りると下に空間があり、ベンチなどもある。うまく強風を避けられるようになっていて、そこに座るとだいぶ楽である。この先に良い所があるか分からないので、ここで早い昼食を取ることにした。

☆大丸山へ
さて、お腹も満たされたら、さっさと下山にかかる。さきほどの分岐に戻り、そのまま先へ進む。細い道の下りになる。少し下るとおじさんに一人会った。さらに先へ行く。緩やかな道であまり大きな下りではなく、少し登り返しもある。

尾根らしき所に出ると右に道のようなものがあるが、左に進むらしい。左に進むとずっと吹いていた風が少し弱まって助かる。さらにしばらく樹林の中を進んでいくと三角点の置かれた大丸山に着く。

左に巨岩広場、馬頭観音と書かれた案内板が書かれているが、そちらへの道はかなりヤブっぽそうな道になっている。そちらへ進む気にはなれず、そのまま先へ行く。

少し下って進むとベンチなどもある広い場所に出る。芝生の上を先に進むと海の広い眺めと眼下には宇佐美の街並みが広がる。風がなければ休むのに良い場所だが、今日は寒いのであまり長居をする気にはならなかった。

先へ下り始めると海に向かって下っていくような感じの道でなかなか良い。かなりの人数のグループが登ってきたのに会った。直線的に下れば早そうだが、林道状の道は緩やかに左や右に進みながら下っていく。だいぶ下って「どっこい処」と書かれた所に着く。そこから先は林道らしくなる。砂利道の林道で少し下りにくい所もあるが、脇に歩行者用の道があり、わずかにショートカットになったりしていた。さらに下るとみかん畑近くの道となり、簡易舗装の道になる。まだそれなりに高い所にはいるが、多少は下った感じがある。しばらく進むとグランピング施設を見て舗装道路に変わる。分岐があるが、そのまま進んで、右へ曲がり、広い道を下っていく。そのあたりも植えられているのは普通のみかんではなく、大きな夏みかんタイプである。やがて民家も出てきてもう里である。どんどん下って市街の道を下る。やがて行きの道と合わさり、踏切に出るとちょうど熱海方面へ列車が出た所だった。踏切を渡り、わずかで駅に着いた。

列車の時刻を見るとしばらく待ちのようだ。せっかくなので、少し歩いて海岸へ行くことにする。子供の頃、宇佐美の海岸に何度か海水浴に来たことがある。その頃にはたくさんの商店があり、あじなどの干物が店の前でたくさん干されていたが、今は時代が変わった。天日干しはほこりなどで汚れたりするし、悪いやつが増えて盗んだりもするので、ほとんど工場で作るものとなり、そんな光景は一切なくなってしまった。海水浴客も車で来るのであろう。商店もほとんどなくなってシャッター通りに変わっていた。しばらく歩くと横に通っている車の多い通りに出て、横断歩道を渡れば先に海岸がある。石段を降りて海岸に出ると砂浜が広がっている。昔はもっと狭かった記憶がある。引き潮の時間だったのかもしれないが、随分広く感じた。

駅に戻る。体が冷えたので温泉に入って帰りたい。一駅足を延ばして伊東温泉に浸かることにした。伊東駅に出るが、自分の行きたい共同浴場は14時からである。駅でコーヒーを飲んで時間を潰してから共同浴場に行く。今回は汐留の湯に行ってみる。海岸近くにある施設で昔からの古い作りだが、安価で入浴できるので有り難い。あまり熱くはなく、ちょうどよい温度でゆっくり浸かることができた。
温まって駅へ行く。せっかくなので奮発してお土産に金目鯛の干物を買って帰宅した。
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巣雲山なつかしいです~
山頂の展望台が立派ですよね。風が強いけど。。。
伊東は共同浴場がいっぱいあるけど、ほとんど午後2時ぐらいからなんですよね~
手元のパンフレットを見ると、10か所もあるらしいです。
投稿: くま公 | 2025年2月 4日 (火) 21時16分
くま公さん、こんにちは。
冬場は風が強いことが多い山頂のようですね。自分の以前の記録にも風が強かったことが書いてありました。どうもこの山頂とは相性が合わなくて富士山が見られないです。
伊東温泉はいくつか入りましたが、15時とかからの施設もあるので、泊まりとかでないと全部攻略するのは、なかなか難しいですね。
投稿: リブル | 2025年2月 5日 (水) 19時58分