真名井北稜から川苔山 前編
(シロヤシオ)
真名井北稜は一般登山道ではありません。
【 山 名 】真名井沢ノ頭、曲ヶ谷北峰、川苔山、エビ小屋山、赤杭山
【 山 域 】奥多摩
【 日 時 】2025年5月18日(日)
【 天 候 】くもりときどき晴れ
【 ルート 】北川橋バス停6:40→7:00取りつき→7:55 710m→8:55 1002m→9:30 1168m→10:00真名井沢ノ頭→10:25曲ヶ谷北峰→10:35川苔山10:40→10:50分岐→11:20エビ小屋山分岐→11:25エビ小屋山→11:30分岐→957m→12:10赤杭山→12:40古里駅分岐→13:15登山口→13:30古里駅
☆真名井北稜へ
また今週も土曜日は雨である。日曜日はかなり蒸し暑くなる予報だったが、雨はなさそうである。ふと最近奥多摩に行ってないなと思う。シロヤシオを見たいなという気もするし、川苔山付近にはシロヤシオがあったはずである。最近は温暖化で時期が早まり、もう遅いかもしれないと思ったけれど、少しは咲き残りを見られるかと出かけてみることにした。真名井北稜は登ったこともあるし、下ったこともあるが、もう18年も前の事である。どんな尾根だったかすっかり忘れているし、下りの赤杭尾根も下部はズマド山などを去年歩いたが、川苔山付近から歩いたのはこれまた随分前のことである。久しぶりに歩きなおしてみようと思った。
蒸し暑いので早めに登ってしまおうと一番電車で出かける。川井駅で下車し、バス停に行く。清東橋行きの行きのバスは乗った覚えがない。歩いても良いのだが、ちょうど接続するバスがあるようだ。駅から石段を下って青梅街道に出て、右に曲がったところに行くと奥多摩駅行きのバス停はあるが、清東橋行きのバス停はない。青梅街道沿いにあるようだ。青梅街道に出て奥多摩駅方面に少し進むとバス停があった。わずかに待つと誰も乗っていないバスがやってきたので乗り込む。北川橋で下車した。

左の道に入る。かなり湿気が感じられるが、さすがにまだ7時前で気温はあまり高くはない。今日はどのくらい暑くなるのだろうか。点在する民家を見ながら歩いていく。しばらく歩いて右に真名井橋を見る。左の林道に入るとすぐに山の中という感じになる。ゲートがあり、その先が取りつきだった。今日は暑さに備えてクールタイプのTシャツを着てきた。長袖シャツを脱いでTシャツで登る事にする。

踏み跡を登り始める。なかなか急な登りがしばらく続く。白い花はガクアジサイだろうか、道の横に随分咲いていた。それが終わると樹林帯に入るが、倒木などがあって下を抜けたりしなくてはいけなかった。まだトラバース気味に登っていく道は続き、ようやく尾根に出た。巡視路のポールが立っていた。

それにしてもやはりまだ湿気が多い。もう随分汗をかかされた。水を飲む。今日は水の消費量が多そうだ。尾根を先へ進む。しばらく登って先へ行くと道は右へ巻いている。それを素直に辿っていくと鉄塔の下を通った。さらに進み、尾根へ戻って先へ行く。どんどん進んでいくと少し伐採されている所を登る。上に送電線が通っているので影響しないように多少伐採したのだろうか。左手に見える尾根は赤杭尾根だろう。こんもりした山は赤杭山だろうか。

淡々と尾根を登っていく。ほとんど無風に近い。こういうときこそ風が吹いてほしいと思うのだが、そうはいかないようだ。緩やかに登っていくと710mと思ったら、もう少し左でわずかに進むとそこに710mの表示が付いていた。惣岳山と書かれていた。最近はマイナーピークでも山名が付けられることが多くなった。ヤマップやヤマレコなどの影響だろうか。しかし後で宮内敏雄氏「奥多摩」を見るとしっかり惣岳山と記載されていた。

先に進んでいく。しばら進むと再び鉄塔を通る。進路が少し分かりにくかったが、右へ進めばよいようだ。一旦右へ進んでからまた左に進んでいく。やがてカヤトが出てきて、右が植林、左は樹林の間という感じの道になる。踏み跡はしっかりしていて、特に問題はない。緩やかな登りがしばらく続いたが、やがて急な登りになる。ピークへは登らず、左の踏み跡を辿るとトラバースの細い踏み跡を辿る。ちょっと注意しながら進むと尾根に戻った。そこにも巡視路のポールが立っていた。樹林の尾根を辿って登っていく。そこそこきつい登りが続く。尾根が少し細くなったりするが、先に行くと急なピークがあるが、これは右へ巻いて進む。先へ行くとヤマツツジがよく咲いていた。

やがて壁のような登りになる。1002mへの登りであろう。落ち葉が溜まり、踏み跡が分かりにくい。木を掴んで登ると右に踏み跡を見つけて辿るとプラスチック階段が埋め込まれていた。しかし、少し辿るとそれも分からなくなり、木を掴んで直登する。ここはたっぷり汗をかかされた。少し左めに進んでから右に登るとそこが1002mのピーク、新蔵指ノ丸と書かれた山名板が付いていた。この山名は岩根常太郎氏の「奥多摩渓谷」の「奥多摩地名發音表」によると「シンゾーザスノマル」と読むらしい。

少し尾根が細くなった。先にピークが見えるが、あれが1168mのピークだろうか。まだまだ登らされるようだ。しばらく進むとシロヤシオが咲いていた。

昨日の雨に打たれた感はあったが、それでもまずまず咲いていた。なんとか間に合ったようである。ここ数年はシロヤシオは終わっていることが多かったので、会えるとやはり嬉しい。落ちた花もまとまるときれいである。写真を撮って先へ進む。しばらく細い尾根を進むと急登になる。かなりの急登で踏み跡も薄く、斜面をひたすら登った。先へ進むと露岩が出てきた。写真を撮っていたら、なんと後ろから登って来る人がいた。こんな尾根で人に会うこともマレだが、後ろから抜かれることもマレである。かなり早い人のようで、どんどん登っていくのを見送った。

後からのんびり登っていく。ヤマツツジなどを見ながら登っていくと1168mのピークに登り着く。ここは雁掛ノ峰という山名板が付いていた。これの読み方は「カリカケノウラ」である。

すぐ先にミツバツツジが咲いている。先へ進むとシロヤシオがよく咲いていた。

天気が今一つなのが残念ではあるが、やはり咲いているのは有難い。写真を撮って進む。踏み跡の脇には苔があってよい雰囲気の尾根を進む。

しばらくは緩やかだったが、まだそれなりの登りになる。するとまたシロヤシオが咲いている。少し天気が良くなったようで日差しが出た。やはりシロヤシオは晴れた日に見るのがよい。しかし、先に行くとまた曇ってしまった。

進むと満開のシロヤシオの木があった。次から次へと出てくるシロヤシオの木、やはりお花は良いものである。足が止まってしまい、なかなか進めなくなってしまった。しかし、残念ながら写真にはうまく撮れなかった。やはりこればかりは見るしかなかった。満足して先へ進む。二重山稜のような地形を右に見て、さらに先へ登る。左手を登っていく。またシロヤシオが多く、そのあたりも楽しい登りだった。やがてシロヤシオも少なくなってもう少し登るとあっけなく真名井沢ノ頭に登り着いた。

長いので続く。
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リブルさん、こんばんは。
この日、私もシロヤシオ狙いで奥多摩に行くつもりだったのですが、もう終わっちゃっているだろうなという予想と、なにより、大気の状態が不安定で、発雷確率が高いエリアになっていたため、早朝になって予定を変更して、富士急行線沿線に変更してしまいました。
7年前のGWに訪れたことがありますが真名井北稜もシロヤシオがたくさんありますけれど、そのあと川乗山山頂手前のあのトウゴクとシロの競演地帯がとても素晴らしく、今でも時々思い出してしまうほどです。
投稿: ゴン太 | 2025年5月22日 (木) 20時22分
ゴン太さん、こんにちは。
前日も結構激しい雨が降ったし、終わっているかなと思いますよね。下の方はだいぶ花が落ちてましたが、なんとか間に合った感じでした。この日はホントに6月以降みたいな蒸し暑さでした。
川苔山周辺はシロヤシオが多いですね。分岐から肩に向かう途中の木はミツバツツジもシロヤシオもなかなかでした。おそらくゴン太さんが見た木と同じでしょうね。晴れていればと思いますが、今年は8週連続、土日のいずれかは雨が降っているようです。仕方ないですね。
投稿: リプル | 2025年5月23日 (金) 19時39分