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坪山 酔いどれ山行

2025041906_20250504083701(イワカガミの花園)

アルコールを摂取後に山登りをするのはリスクを伴います。

【 山 名 】坪山、西原峠
【 山 域 】山梨の山、奥多摩
【 日 時 】2025年4月26日(土)
【 天 候 】くもり一時雨
【 ルート 】御岳神社前バス停9:40→西ルート→11:10坪山11:15→12:30びりゅう館13:10→13:15郷原→14:40西原峠→15:30仲の平バス停

☆坪山へ

 坪山へは随分前に登ったことがあるが、もう記録も残っていないようだ。そのときはイワウチワがよく咲いていて、滅多にイワウチワを見たことがない頃だったのでとても嬉しかった記憶がある。記録に残っているのは鶴峠から歩いた時の記録でそれさえも17年も前の事である。あまり天気がよろしくなさそうだが、久しぶりに訪れてみることにした。

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 上野原駅から小菅の湯行きのバスに乗る。それなりに座席は埋まったが、以前のように満員とまでは行かなかった。最近はバスも人が減ったように思う。車で行く人が増えたせいなのか、そもそも山に行く人が減ったせいなのか、いずれにしてもバスが減便されるのは仕方ないことなのかもしれない。途中で降りる人も結構いて、八ツ田で降りる人が多かった。自分はもう少し乗った御岳神社前て下車するが、降りたのは自分一人だった。しかし、写真を撮っていたら、すぐに後ろのバスが来て、女性グループが降りてきた。後ろのバスの方が空いていそうに思えたので、時間があまり変わらないのであれば、そちらの方が良かったかなと思う。

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 橋を渡ると御岳神社の鳥居がある。賽銭箱があるのだが、実際の神社はどこだろうか。上に向かう踏み跡のようなものがあるが、上を見上げても神社らしい建物はない。まあいいかと左の坪山への道を登り始める。少し登ると左に道を分けるが、右に行く。少し行くと東ルートが分かれている。岩場もあるコースのようだ。以前登ったのはもちろん西ルートなので、そちらは歩いたことがない。またいつの日か来ることにしよう。右へ行く。

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 登っていると早い人が数人抜いていく。最近は早い人が本当に多くなった。自分が若干遅くなったということもあるのだろうけれど、コースタイムからするとそんなにすごく遅くなってはいないと思う。ランナーさんと若い人が増えた影響であろう。途中にはヒトリシズカをいくつか見かけた。

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 いったん登りついた所から進むと細い尾根の急登が続くようになる。ひたすらここは我慢して登るしかない。小さなじぐざぐを書きながら登るところもある。やがてヒカゲツツジという表示があるが、そこから少しヒカゲツツジのお花が出てくる。しかし、もう終わりかけ、わずかに残っているという感じである。イワウチワも葉はあったが、もうお花はほとんど終わっていた。ミツバツツジも出てきたが、これはまだこれから、少し早い感じで蕾も多い。先を行く人に追いついたり、追い抜かれたりしながら写真を撮りつつ登っていく。だいぶ登るとようやくヒカゲツツジがよく咲いているところが出てきた。

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 その先へ行くとこんどはイワカガミである。ちらほらと咲いている。ちょっと遠い所にあるものが多く、右下の斜面には咲いているのだが、これは見に行くことはできない。しかしさらに登ると出てくる、出てくる、こんなにイワカガミが咲く山だったのか。木の根の多い道で少し登りにくいが、イワカガミを撮りながら登っていく。

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 進むと今度はヒカゲツツジとイワカガミのコラボ。これもまた良い感じである。

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 さらに上に行くとさすがにイワカガミも少なくなってくる。

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 ロープの付いた岩場の急登をこなし、さらに登る。ミツバツツジを見てもう少し登ると小さな坪山の山頂だった。

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 普段ならば眺めを楽しみながら食事にする所だが、今日は下へ降りてびりゅう館で蕎麦を食べようと思っているので少し菓子を口にしただけにした。山頂近くではミツバツツジの他に、まだヤマツツジが咲いていた。

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 さて、天気も悪いので、さっさとびりゅう館に向かうことにする。そちらの道に入るとミツバツツジがたくさん咲いていたが、もう遅いくらいで花が終わりかけていてあまりきれいではないので撮らなかった。すぐに右に奈良倉山方面への踏み跡が分かれる。

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 山頂だったかここだったか忘れたが、もう廃業して時間の経つ松姫鉱泉の入浴可能というような宣伝をまだ見かけた。取り去るようなこともなく、朽ちていくのを待つだけなのだろう。

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 左に下りの道になるとミツバツツジがよく咲いている。少し下るとさらにミツバツツジかよく咲いていて、楽しい。下りは結構きついので、足を滑らせたりしないように気を付けながら撮影しつつ下る。

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 白いヤマザクラがまだ咲いている所もあり。それとの対比もなかなか良かった。だいぶ下るとさすがにミツバツツジも少なくなり、比較的地味な感じの道となる。登り返しがあって意外にきつい。天気が良ければもう少し新緑も生えたとは思うけれど、それでも悪くない感じではあった。

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 ひたすらアップダウンをこなして先に行く。たまにミツバツツジが咲いている。白いヤマザクラがきれいに咲いている所もあったが、手前の緑などで邪魔されているので写真には撮れない。目で眺めて楽しんだ。やはり登り返しが結構ある稜線の道である。

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 小ピークから下るようになってうす暗い樹林の中をひたすら下る。早足になってどんどん下る。やがて阿寺沢の表示のある分岐、しかし、阿寺沢へは踏み跡もない。登りならともかく、下りでは使えるとは思えない。まあ今はびりゅう館への良い道があるから、こちらへ降りるのが普通であろう。

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 左に折れてどんどん下る。途中には「ムンクの叫び みたいな木!」と書かれた表示のある木がある。確かにくねくねとしていてそれらしい。

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 さらに下っていく。新緑を楽しみながら細い尾根に変わるとメーター級と思われる大きな木があった。

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 その横を通ってさらに下っていく。途中にはイカリソウやチゴユリ、ヒトリシズカなどが咲いていた。

2025041920_20250504084701(これはまとまって咲きすぎでしょう。。。)

 先を下っている人をバスして下り、何度か折れて下るともうびりゅう館のすぐ近くであった。

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 下るとびりゅう館横に出る。まだ近くにはシダレザクラが咲いていて春の雰囲気だった。周りの山は新緑がきれいである。バイカー集団がいるようだった。びりゅう館に入り、天ざるそばを頼む。ついでに日本酒一合も頼んだ。出てきたのは笹一酒造の本醸造だった。出てきた天ぷらは山菜を使ったものが多く、美味しく食べることができ、日本酒もやはり旨かった。ゆず味噌の味付けのこんにゃくも柔らかく美味しかった。満足して外に出る。

 さて、バスは二時間半待ちである。ちょっと酔っているが、急に峠越えがしたくなった。郷原から西原峠まで1時間40分、のんびり登っていけばなんとかなるだろうと思った。施設を出て歩き出し、道路に出ると坪山で自分をパスして登っていき、下りでは先を歩いていた二人が後ろからついてくる。どうも自分と同じに峠越えする気になったのだろうか。きつい坂を登って先に進むと郷原のバス停に着く。右に折れて西原峠へ向かって登る。右に石仏や石碑が置かれている所があり、四面の六地蔵も置かれていた。

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 少しきつい登りを頑張る。振り返ると鯉のぼりがはためいていた。もうすぐ五月、時間の過ぎ去るのはあっという間である。最後の民家の所で道が分からず、右に進むとこれは違っていた。戻ると上に向かうように小さな道標が付けられていた。それを見て右上に登ると上に向かって道が続いていた。峠道らしくなり、山に入って登っていく。それなりに斜度があり、酒の酔いも手伝ってかなり汗をかかされる。何度も折れ曲がりながら登っていく。ひたすら登るとだいぶ高度を上げた感じ、民家などがかなり下に見えるようになった。

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 さらに登ると久しぶりの「つね泣き峠の由来」の看板を見る。今も健在であった。この先がきついんだよなとふと思い出す。やはりそれから先、まだまだ登らされて泣き言も言いたくなる。ちらりと日差しが出てまだ淡い新緑がきれいだった。

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 しかし、その後、急に天気が悪くなって黒雲になってきた。うす暗くなる。しばらく登るとさすがに足が音を上げてふとももが吊る一歩手前ぐらいにわなわなと震えた。これは無理だとザックを下して休憩する。するとさきほどの二人組が抜いていった。わずかに休むと少し足も回復したので、あまり負荷をかけすぎない程度に登っていくことにする。随分登ってようやく三頭山への道が左に分かれる所に出た。右の数馬方面と書かれた方に進むが、やはりまだそれなりに登らされる。途中には大きな倒木もあり、避けて進まなくてはいけなかった。その先に進むともうわずかで西原峠に着いたが、かなりうす暗い感じである。さきほどの二人が少し休んでいたようで、下り始めて去っていくのが見えた。

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 雨が降りそうな気配でもある。バス時間を調べると15時過ぎにあるようだが、今からでは間に合いそうもない。次のバスは16時過ぎである。それで帰ることにしよう。下り始める。しばらく下るとぱらぱらと音がする。やはり雨のようだ。今日はそんなに降り続く予報ではなかったし、通り雨だろうとは思うが、どうなるか分からない。急ぎ足で下っていく。しかし、雨は止む気配はない。それに随分気温が低くなり、ちょっと寒い感じにもなった。しばらく下った所で雨具の上だけ出して着た。フードもかぶり、どんどん下っていく。ひたすら下っていくが、やはり雨は本降りのような雰囲気になってきた。これは傘が良さそうだとザックに入れてある傘を取り出して開く。低山は強風に吹かれたりしなければ、小さい傘の方が楽である。ただし、手を使うので、転倒などに気を付ける必要があるが。晴れたりしていれば途中で写真を撮ったりして時間がかかるのだが、今日はそんなに余裕はなかった。下っていると雨に降られて落ちていく桜吹雪に遭う。風の桜吹雪はなんども経験済みだが、雨の桜吹雪は初めてである。しかし、感傷的になっている場合ではなかった。スピードモードでひたすら下る。途中で支度をしているさきほどの二人をパスしてさらに下る。ぐんぐん下ると明るい所に出て、折れて下ると民家の横を通り、道路に出た。

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 しかし、やはり通り雨だったようである。雨はぽつぽつに変わり、止みそうな気配である。やっぱり通り雨だったかと思いながら道路をのんびり下る。やはり桜や植えられた花がよく咲いていて、まだまだ春の気配が残っていた。

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 もう時間的にはバスに間に合わなそうだ。かと言って温泉に入浴するのも次のバス時間を考えると難しそうだ。のんびりバス待ちするしかないかと思いながら下っていく。どんどん歩いて車の走る道路に出る。右に行くと一人おじさんがバス待ちしていた。西原峠からかと聞かれたのでそうですと答えると雨が結構降ってきたので取りやめて降りたと話をしていた。バスは5分後のようである。間に合うとは思っていなかったが間に合ったようだ。反対側てバス待ちしているとさきほどの二人が降りてきてバス時刻を見ていた。すると右からバスがやってきたのでおじさんとバスが来ますよと声を掛けたら、乗らないようである。温泉に入るのか、車で来ているのであろう。天気が悪いせいか、バスは空いていて、途中からもあまり乗ってこなかったので座席が埋まるほどではなかった。武蔵五日市駅から帰宅した。

 後でスマホの軌跡の累積標高差を見ると1300mを超えていました。少し多めに出るはずなので多少差し引いても、1000m以上の登りとなったことは間違いないようです。

 

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コメント

リブルさん、お久しぶりです。
記録を見ると私が坪山へ行ったのも17年前でした。
昨年、鶴峠へ行った時は坪山のイワウチワの時期と重なり、バスが満員でしたよ。
温暖化の性か、年々開花が早くなっているように思います。
それにしても、一杯やってから峠越えをするとは、流石?リブルさんですね。
私は昨年に引き続き、丹沢を歩いています。
西丹沢から檜洞丸に登り、犬越路へ下る途中の岩稜でコイワザクラの群生に出会いました。

たまびとさん、こんにちは。
内容的にこちらの方がよいと思われたため、コメントを移動させてもらいました。

夏の厳しい暑さは誰でも分かりますけど、以前から山に登ってお花を見ている人ならば、この時期でも温暖化が進行しているのが良く分かりますよね。間違いなく早くなっていると思います。今年は珍しく、平年並みに戻ったという感じでしょうか。

丹沢もいいですね。自分はコイワザクラ、ほとんど会えたことがなかった気がします。そのうちにと思いながらもなかな足が向かないみたいです。

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