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2025年6月

焼岳へ 山頂へ編

2025062813(焼岳へ向かう)

【 山 名 】焼岳
【 山 域 】北アルプス
【 日 時 】2025年6月28日(土)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】上高地バスターミナル5:30→クマ遭遇→6:05焼岳登山口→7:45焼岳小屋7:50→8:05旧中尾峠→9:05分岐→9:15焼岳北峰9:25→9:30分岐→10:30広場→11:25中ノ湯登山口→11:45中の湯温泉13:15→13:55中の湯バス停

☆登山口へ向かうとクマに遭遇

 梅雨はどこへ行ったのか、温暖化のせいか6月末だというのにもう真夏である。こう暑いと高い山に行きたくなる。焼岳は上高地からも見えるし、一番印象的だったのは、霞沢岳から見た焼岳である。噴煙を上げているいかにも火山、去年、一時的にレベルが引き上げられて入山できなくなったが、今年は再びレベル1に引き下げられた。なので行けそうである。さらに珍しく上高地行きの夜行バスがキャンセルでもあったようで予約することができたのでこれで行こうと思った。

2025062801

 いつものようにバスタ新宿から乗り、上高地バスターミナルで下車する。焼岳に直接行くのであれば帝国ホテル前で下車した方が近いが、上高地バスターミナルからたいした距離でもないし、いつものように上高地の良い雰囲気と穂高連峰を眺めてから登ろうと思ったので終点まで乗った。上高地バスターミナルで下車すると都会の暑さが嘘のように寒いくらいである。バス中で気温16度と案内されていたが、やはり上高地の涼しさはちょっと違う感じである。登山届などを記入し、トイレに行っておく。普段だとおにぎりの朝食にしているが、バスでの移動を考えて、今日は菓子パンの朝食を取った。暑さを考えて水も念のため追加で入れておき、3Lくらい持つことになる。さすがにそこまでは飲まないとは思うが、これで準備はOKである。

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 まずは梓川に出るとやはり穂高連峰が眺められる。雪は少ないようだが、まだ沢筋にはそれなりには残っているようである。この時間は少し雲が多く、くもりに近い感じだが、今日は晴れの予報できっとかなり暑くなるであろう。川沿いの道を歩く。以前に夏に近くを歩いた時に見た水量よりも少し川の水量が多いのは、この時期はまだ雪解け水が含まれているからだろうか。しばらく歩いて左にトイレを見る。最後のトイレなので念のため立ち寄っておく。先に進むと田代橋、右に折れて橋を渡る。やはり川の水量があってなかなかである。随分前に友人と登った西穂高岳への登山口を見て、左に進む。ちょうどおじさんが一人、右から来て先を行く。

 右に建物を見てそのあたりからは焼岳がちらりと見えたが、樹林が結構多いのでなかなか良い眺めの所がない。しばらく進んでいくとちらりと焼岳が見えるところがあったが今一つである。さらに進んでいくと急におじさんが戻って来る。クマがいる、というので見てみると、確かにクマがいる。そこそこの大きさ、こちらに歩いてきそうなので、ゆっくり後ずさりする。これ以上近づいたらどうしようかと思いながらしばらく後ずさりすると向こうも面倒くさくなったのか、急に右の草むらの中に入った。しめたと思い、ゆっくりと近づくとやはり草の中から出てきそうになかったので、速足で先へ進んだ。それを見たからか、おじさんも後から追いついてきた。後ろを振り返ったが、移動したようでもう出てくる気配はなかった。こんな登山道近くに出てくるとは思わなかった。やはり早朝はクマに遭いやすい時間帯なのである。去年の尾瀬での遭遇以来の接近遭遇だった。なんか最近、クマとの接近遭遇の間隔が短くなってないだろうか。

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 先へ行くと焼岳が見える。しかし、かなり高い。あそこまで登るのは大変そうだなと思いながら先へ進むと焼岳登山口であった。

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☆焼岳へ

 登山口から先へ進むと緩やかな道が続く。あまりきつくもなく、また気温も低く、ひんやりした感じ、長袖シャツのまま登っていく。途中、沢を何度か渡る。小さくても水量があり、やはり北アルプスらしい感じである。思ったほど湿気度も高くなく、涼しいので登りやすい。やはり上高地の朝ならでは、気分よく快調に登っていく。やがてまた沢を渡る。するとそこから先は斜度が上がった。大きな石なども多くなり、段差の大きい登りも続くようになる。それでもやはり涼しいので登りやすい。やはり雰囲気の良い針葉樹林の森の中を登っていく。

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 ときどき一、二段の小さな木段も付けられていて、斜度はそれなりにあるようだ。だいぶ登るとゴゼンタチバナがよく咲いていた。どんどん登っていくとやがて左に谷を見て、ロープの付いた細い所を登る。危険というほどのところではないが、ロープを掴んだりしながら登る。すると大きな焼岳がちらりと目の前に高く見えた。さらに進むと右に進んで登り、そこからわずかに下に下る。目の前には大きな焼岳が見える。さすがに直登ではなく、右に登るようである。暑さを我慢して登っていく。左にガレた谷が見えるところに出る。

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 後ろから来た人達に数人パスされる。もう一人、パスさせようと思ったら、休憩するみたいなので自分が先に進む。やがて日差しのある場所に出る。北アルプスなので少しは涼しいだろうと今回は長袖シャツにした。少し暑いが、低山ではないのでこれで良いだろう。以前ならば多少日焼けしても良いかと思っていたが、最近はあまり日焼けすると皮膚がんとかのリスクも高まるし、女性ほどではないけど、できれば日焼けしないように長袖シャツを着るようにしている。それに最近は暑さが厳しいし、以前よりも直射日光もきつい気がするのである。

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 やがて先に桟道が見えて、しばらく登って進むとアルミの桟道に出る。それを進むが、右側にロープが付けられているので、それを軽く掴んで登る。なかなか高度感のある桟道である。先に進むと今度は鉄はしご、垂直の古い鉄はしごを登る。さらに登るとアルミのハシゴ二連続、なかなかきつい登りである。二段目は垂直で、怖くはないが、息が上がる。さらに今度は鎖の付いた登り、たいしたことはないが、一枚岩はちょっと登りにくかった。左手から岩の凹みに足をかけて登った。さらに進むと目の前の焼岳が大きく見えた。すごい眺めである。やはり北アルプスだなと思う。

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 また暑い日差しを浴びながらしばらく登る。先にアルミのハシゴが見えてくる。しばらく登るとそこに達して垂直に近いアルミ梯子を登る。やっぱりきついね。

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 再び明るい所に出て、ひたすら登っていく。右手の方の峠に向かうようだ。何度も折れて登っているとさきほど自分をパスした人に追いついて自分が先に登る。それでも軽い荷物のようなのでそのうちにまたパスされるだろう。もう随分上の方まで来たようだ。イワカガミが咲いていた。色の薄いウラジロヨウラクもあった。さらに登っていく。日差しは暑いが、長袖シャツでガードしながら登っていく。途中、登っていた人に暑いですねと話をしながら登る。何度も曲がりながら登っていくとやっと峠らしき所に登りつく。そこからは緩やかな下りになって、日陰に入って涼しくなる。少し降りていくと焼岳小屋に着いた。


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 ベンチがあるので休んでいく。やはりひんやりして気持ちがよい。さすがにアルプスという感じである。しばらく休み、クールダウンできたので先に進むことにする。

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 進むと先に西穂などへの道が分かれて、左へ登る。やはり涼しいので登りやすい。風が爽やか、やっぱり良い感じである。しばらく登ると目の前には大きな焼岳、まだかなり登らないいけないなぁと思う。樹林の中にはマイヅルソウにツマトリソウ、この時期に咲いてしまうと8月には咲くお花がなくなっちゃうなとも思う。暑いがやはり良い天気、もうすっかり夏山である。しかし、今年はどこまで気温が上がるのだろうか。夏の水不足がちょっと心配でもある。さらに登ると展望台と思われる場所に登りつく。定点カメラが設置されている。そのあたりからは左に笠ヶ岳、正面には槍ヶ岳と穂高連峰を眺めることができた。近くから湯気が出ている。草についた露が日差しで温められたものかと思っていたら、近くにいた人がわいていますねというので、見るとそれは噴気孔である。噴気を上げていたもののようだ。

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 先へ進む。右手にちらりと雪を抱く山が見えたが、あれは笠ヶ岳だろうか。

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 あたりにはアザミとニガナがよく咲いている。随分たくさんのニガナが咲いていた。

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 中にはシロバナニガナも見ることができた。

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 ザレた登りにかかる。やはり登りはそれなりにきつい。

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 さすがに夜行の疲れも出て来たようだ。なんとなくふらつくことがある。左に噴気を上げている所があり、ガスが来るとやはり硫化水素臭い。ちょっと汚物のような匂いもしてあまり気分が良くない。

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 さらにザレた所を登っていると左右どうしようかなと思った所で、かなりザレた右を選んでしまった。危ないかなと思いながら登ると足元が滑り、バランスを失う。あっ、と思ったが、やはりふらついてバランスが取れず、そのまま転倒して転がり落ちた。落ちた所に右に岩があり、頭を少しぶつける。強打はしなかったが、右手の小指が痛む。すぐさま起き上がり、怪我の具合を確かめる。小指からは血が少し出ているのですぐさま持っていた絆創膏を取り出して付ける。問題は右の頭だ。触ってみると少し痛いが血は出ていないようだ。ハンドタオルを付けるとやはり少し痛い。汗を拭く。とりあえず強打した訳ではないので、このまま登れそうだ。水を飲んで落ち着く。自分はヘルメットなどは持っていないが、こうして転倒すると、やはりこういう山ではヘルメットは必要なのかなとちょっと思った。よく見ると左手の手のひらにも血豆や擦過傷を作っていて少し痛い。後で気づくのだが、右の脇腹あたりも打撲傷を作っていた。

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 気を取り直して再び登り始める。ザレた登りはまだまだ続くので十分に注意しながらゆっくり登る。やっぱり自分もそれなりに年を取った。いつまでこのような山登りが続けられるのかなとちょっと思う。下って来る人が多くなった。滑りやすそうな所は注意深く登り、左に登っていく。ここまで来るともう上高地ははるか遠い所である。あんな所から登ってきたのだなという気もする。噴煙を上げる噴気孔を見ながら登る。やっぱりちょっとふらつく。どうも硫化水素の火山ガスを若干吸ったことも影響しているのだろうか。角に出るとようやく上が近くなってきたが、まだ結構登らなくてはいけないようだ。イワカガミやかなり小さなアカモノがたくさん咲いていた。さらに登るとイワカガミだらけである。アカバナヒメイワカガミもあったが、やはり普通のイワカガミが多い。

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 それでも、これでもかとたくさん咲いているイワカガミのお花畑はさすがにすごかった。この山はイワカガミの山として記憶されそうである。田中澄江さんの本にあるかなと思ったが、焼岳は入っていないようだ。昔はこの山はやはり火山のため、登山禁止だったからであろう。たくさんのイワカガミを見ながら何度か折れ曲がって登るとやっと中ノ湯方面の道が分岐している所に登りついた。

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 ここから北峰まではあと少しであろう。中の湯方面からも結構な人が登っているのが見えた。北峰に向かう登りもそれなりにきつい。やはりザレた所もあり、注意してゆっくり登る。やっぱり噴気孔があり、ごうごうと音がしている。風向きがこちらではないのであまり影響はない。しばらく頑張るとたくさんの人が休んでいる山頂に着く。

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 やはり良い眺めである。今日は本当に天気が良い。笠ヶ岳、槍ヶ岳、穂高連峰、上高地、霞沢岳、このあたりの山を一望する。やっぱり良い山である。眺めを楽しんでから、岩に座って早い昼食にする。霞が多いのは最近の高温と水蒸気の多さのせいだろう。以前のようなクリアな景色は秋でないと見られないようである。温暖化で山も変わっていくようである。

続く。

 

天下茶屋訪問とアツモリソウに会いに三ツ峠山

2025062101(天下茶屋前からの富士山)

【 山 名 】三ツ峠山(木無山、三ツ峠山、御巣鷹山)
【 山 域 】御坂山塊
【 日 時 】2025年6月21日(土)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】10:30天下茶屋バス停11:10→11:20三ツ峠登山口→12:40木無山13:00→13:15三ツ峠山→13:40御巣鷹山→14:05四季楽園→14:35八十八大師→15:20達磨石→16:10三つ峠駅

☆天下茶屋へ

 久しぶりに三ツ峠山へ行きたいと思った。以前にもたくさんのお花を見ているし、この暑さでほとんどは終わっているであろうが、それでもいくつかは見られるだろう。それに天下茶屋に行ってみたい。まだ自分は天下茶屋に行ったことがなく、できれば、そこからの富士山も眺めて見たかった。なので行くならば晴れが絶対だと思っていた。滅多に自分は飲食店には入らないが、ついでに天下茶屋でほうとうを食べるのも楽しみである。

2025062102

 天下茶屋行きのバスは最近はあまり早い時間はなく、一本だけで少し遅い時間である。バス時間に着く電車ではなく、河口湖行きの直通電車に乗ったのだが、みなさん考えることは同じようで、河口湖駅でトイレに行ってからバス停に行くとすでに長い列、増発便を出してくれるということだったが、自分は一台目のバスに乗り込んだ。それでも増発便を待つ人達は結構いたようだ。電気バスになっていて、坂にかかるとやはり少し重いようだ。混雑もあり、予定時刻よりだいぶかかって三つ峠登山口に着く。たくさん人が降りたが、自分が行く頃にはほとんどいなくなっていることだろう。増発便が到着して乗り換える人達を乗せてようやく天下茶屋に着いた。

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 目の前からはやはり富士山がきれいに見えていた。谷筋にわずかに雪が残るだけの富士山である。もうすっかり夏、やはり日差しは強烈である。写真を撮り、速攻茶屋に入る。まだお客さんが少ないが、今日はかなり人が来る予想らしい。特等席と思われる角の席を確保、そこからはしっかり富士山を見ることが出来て良い席だった。きのこほうとうにも惹かれたが、普通のほうとう(¥1250)を頼む。窓が開けてあるが、涼しい風が通り、とても爽やかな涼しさでわずかに寒いくらいである。太宰治が逗留したのは有名だが、こんな気分の良い場所に逗留したくなるのはよく分かる感じである。しばらく待つと野菜たっぷりのほうとうが来た。やさしい味である。分量もちょうどよく、ほどよくお腹に収まった。

2025062104

 茶屋を出て、さて、三ツ峠山に向かうことにしよう。まずは道路を歩いて三つ峠登山口へ戻ることにする。バス停があるが、午前中の一便しかなく、帰りに使うことはできない。道路を下っていくが、走る車は少なく、のんびりと歩ける。その上、今日は風もあって爽やかである。しかし、しばらく下って三つ峠登山口のあたりまでくるともう爽やかという感じではなくなった。やはりある程度の標高から上でないとダメなようである。

2025062105

 道路をしばらく登っていく。何度か曲がりながら登ると突き当り、左に折れて進むと駐車場があった。トイレに立ち寄っておく。先から登る。

2025062106

 林道を進みかけたが、右の踏み跡に入って少し進むと登山道に出る。いつも林道を登るのでたまには違う道を登ってみたいと思っただけである。こちらは歩いている人があまりいないらしく、人には会わない。淡々と登っていく。静かな登行がいい感じである。しばらく登るとそこそこ大きなモミの木などもあって、悪くない感じだった。その先に登ると上にガードレールが見えて、もう林道コースと合わさるようだ。少し登ると林道に出た。ちょうど人がいて、自分が登ってきたからか、登ってきたコースを下るようだった。

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 先に登っていくとグループがゆっくり登っている。案内している人が木について解説していた。小耳に聞きながら登ったがすっかり忘れてしまった。さらに登るとやはりグループが登っている。どうやら同じグループらしい。かなりの人数で登っていたようである。コロナの時は団体さんの登山がほとんどなくなってしまったけれど、最近はようやく大人数でのグループがまた登るようになったようである。途中で休んでいるので、その先に行くと人が減り、自分のペースで登っていく。途中、右などにお花畑と思われる場所があるが、しっかりと柵などでふさがれているし、この時期はあまりお花もなさそうである。先へ淡々と登って折り返して進む。だいぶ登ると道が分かれているが、先に木無山に行こうと思う。

2025062108(キンポウゲ)

 右に進む。少し進むと展望のある場所に出る。しかし、富士山はもう雲がかかってしまったようだ。

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 少し先に行くと左に入れる所がある。入って進んで見ると岩場で行き止まり、しかし、そのあたりからは街並みを眼下に見ることができて良い感じだった。

2025062110

 戻って先へ進むとまだヤマツツジが咲いていた。さらに進むと木無山、左右に道が分かれているあたりの左はお花畑のようだ。すると先の遠くにお目当てのアツモリソウが檻の中に5つほど咲いているが、無茶苦茶遠い。このために望遠レンズを持ってきたのでレンズをそれに付け替えて撮影する。でもやはり遠いのでなかなか難しかった。

2025062111

 もう少し他にないかなと少し先まで行ってみる。もうこの時間、やはり下山にかかる人に何組も会った。先まで行くともう一つ檻があったが、そこは咲いていなかった。戻って母の白滝の方にも進んでみる。緩やかに下ったが、そこも特にお花などはなく、急降下していくので諦めた。戻るとお一人、やはり望遠レンズで撮影している人がいた。その人は初めて見たと話をしていた。もう一度撮影し、満足して先へ行くことにする。

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 道を分岐まで戻り、すぐ先が三つ峠山荘、休んでいる人たちが多いが先へ進む。わずかに登って目の前に三つ峠山と岩場を見る。左手に見えているのは御坂山などであろうか。先に進み、四季楽園の建物の先へ進むと右に道が分かれている。それに入る。すぐにもう古くなって使われていない小屋を見てさらに登る。しばらく登ると木段の登り、電波塔の近くにはやはりヤマツツジがきれいに咲いていた。もうしばらく木段を登っていくと山頂に着く。

2025062113

 それなりに休んだり、眺めを楽しんでいる人たちがいた。近くに見える大きな山は御正体山だろうか。やはり堂々としたシルエットである。富士山は雲の中のままであった。

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 さて、御巣鷹山に向かう。細い道を下って電波塔を見て、先に進む。やはり電波施設のある横を過ぎてさらに下る。樹林の中に入るとやはり少し風が涼しいので良かった。さらに進んで左に道を見てさらに先に進むと再び明るい所に出る。草原に柵があり、その中ではアヤメがちらほらと咲いていた。だいぶ鹿などに食べられたのであろうが、柵で復活したようである。

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 少し登ると檻の中にアツモリソウが一輪咲いていた。さすがに咲いてからかなり時間が経っているものでだいぶ傷んでいた。その上虫が付いていた。それでも、近くで見られたのは嬉しかった。

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 先へ進んで登ると御巣鷹山、電波施設が占拠しているので、あまりピークという感じでもない。

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 時計を見るともう13時30分をとっくに過ぎている。そろそろ下山しなければ。この時期は一番日が長い時期だから、この時間からの下山でも問題はないと思うが、それでも自分のいつもの歩きからするとかなり時間が遅い方である。下って再びアヤメを見て先に進み、道標の所から右に四季楽園へ巻く道に入る。しばらく歩いていくと分岐に出て、四季楽園へ行く。もう14時近い。右に少し登って日当たりの良い所で水を飲む。最後に三つ峠と近くの山の眺めを楽しみ、下山にかかることにする。

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 四季楽園の横から下山路に入るが、あまり慣れていない感じのグループが歩いている。しばらく後ろを付いていたが、ようやく気づいて道を空けてくれたので、先に下った。歩きにくい急な道を下り、左に行くと岩場に出る。さすがにこのよく晴れた日、何組もクライマーさんが岩場に取りついていた。途中、岩場にクライマーさんがいたし、右に踏み跡があったのでそちらに降りかけたが、それは道ではなかった。戻って先へ行くとどいてくれた。さらに進むとまたクライマーさんがクラックに取りついていた。

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 その先はもうクライマーさんの世界からは離れたようで、人にも会わず、岩場を先へ進む。しばらく進むと神鈴権現社と書かれた看板がある。上に神社があるのだろうと登ってみる。すると大岩の下に石祠と小さな鳥居が置かれていた。

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 お参りして下る。道に戻り、先へ進むと一字一石供養塔と書かれた石碑があり、その前にケルンが積まれていた。一礼して先へ進む。

2025062121

 少し下って水の流れる谷などを見ながら進むと建物の残骸などがある所を通る。その先に愛宕尊と書かれた斜めに置かれた石碑と坂東三十三カ所観音塔と案内板のある石碑があった。

2025062122

 先へ進み、また明るい所に出る。富士山の下の方だけ見える。先へ進むと今度は親不知と書かれた案内板と大石がある。さらに先へ進んで下ると見覚えのある八十八大師に出る。だいぶ風化が激しいようだし、頭がなくなって石が置かれている石像もいくつもあるようだ。さらに下に下るとやはり頭の部分が石に置き換えられてしまっている大きな石仏があった。横には小さな石像と石碑があり、空胎上人の墓と案内板が立っていた。近くにはベンチがあり休むのに好都合である。富士山はこの時間になって再び見え始めたようだ。頭が雲の上に出ていた。ベンチに腰かけて眺めながら水を飲んだ。

2025062123

 さて、この先も長い。もうすでに14時半を過ぎている。17時までに下山できれば良いかなと思う。さて、腰を上げて下りに入る。石の多い長い下りが続く。ひたすら道をときどき曲がりながら下っていく。15時を過ぎるとさすがに樹林の中は少しうす暗く感じる所もあった。やがて下の方から人の声が聞こえる時もある。下山している人の声であろう。でも、まだ遠そうな感じである。ひたすら下っていくと少し緩んだ所にベンチがあり、そこからも富士山が見える。

2025062124

 そこでもベンチに少し腰を下し、わずかに休憩、富士山の写真を撮り、水を飲んだら再び下り始める。しばらく下っていくとやがて先を下る人達に追いつき、パスさせてもらう。それから先は何組も下っている人達がいて、結構パスして進んだ。足は快調、ちょっときついがそれでも問題なく下っていく。さすがに蒸し暑くなってきた。汗をときおり拭きながら下っていく。随分下ったと思うと下に道が見えた。しかし、それからまだ何回か折り返して下ってようやく簡易舗装の道に出る。休んでいる人達を見て通る。すぐ先に右に入るように案内板があったので、右に下るとすぐに達磨石である。下りだと裏返しなので回り込むと梵字が書かれている。大日如来を示すらしい。

2025062125

 そこから少し下って橋を渡ると林道に出る。

2025062126

 もうそこからは舗装路の歩きである。下っていくとタクシー乗り場がある。ここから携帯電話も通じるのであろう。さらに下ると左に小さな水路があり、そこにパイプがあって水が出ていた。触ってみると冷たい水、顔を洗うとクールダウンできた。さらに歩いていく。下っていくと右に公園があり、比較的新しい遊具なども置かれている。ちょうど草刈り中で何人かが草刈り機を動かしていた。さらに下っていくと山祇神社の前に出る。大きな木がある。奥の杉もなかなか大きい。無事に降りることができたので、お祈りすることにする。鳥居をくぐって先に行くと奥に神社があるがその前まではいけないようで、手前の屋根掛けされた所に賽銭箱が置かれていた。そこでお参りした。

2025062127

 さて、道路に戻り、先へ進むとグリーンセンターがある。そこから先は民家を見ながら道路を歩くが、日差しが厳しい。こういう時は長袖シャツで助かる。強烈な日差しの中を耐えながら下る。できるだけ日陰を歩きたいが、道にはあまり日陰がなかった。緩やかに下っていくとやっと橋を渡り、その先で富士急線の下をくぐる。少し先の役場の手前を右に曲がり、少し進んで右に行くとやっと三つ峠駅だった。

2025062128

 写真を撮って改札に行くと7分ほどで次の列車が来る時間。ホームに行くと待合所には結構列車を待っている人がいた。水を飲んで一息付くともう列車が来る時間、あまり待たずに乗る事ができた。大月駅で乗り換えて帰宅した。

2025062131(シロガネソウかな)

2025062132(カモメランも咲き残っていた)

 

大多摩ウォーキングトレイル 後編&数馬の切通し

2025061520(鳩ノ巣渓谷)

続きです。

☆鳩ノ巣渓谷へ

2025061519

 分岐に戻り、下っていく。やはり旅館の閉鎖されている建物を見て間を通って下ると小さな橋を渡る。すると鳩ノ巣渓谷に出る。右に小さな滝がある。上は旅館だろうか。目の前には大きな岩があり、その手前に鳩ノ巣の由来が書かれている。明暦三年(1657)に大火があった時に氷川、日原、丹波山等に用材を求めて、多摩川の流水を活用して運搬することにしたので、鳩ノ巣渓谷の上にも飯場小屋が建てられた。その飯場に祭った水神社の森に二羽の鳩が巣を営んでいて、霊鳥として愛護したということから鳩ノ巣飯場と呼ばれて、これがいつしか地名となったということだった。

2025061521

 少し先からは渓谷の眺めがある。以前にも来たことがあるが、なかなかの眺めである。やはり渓谷の眺めは良いものだ。写真を撮って堪能する。先に進むと喫茶店があり、その先で釣り橋を渡る。

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 しばらく渓谷沿いの道となり、大きな石などもあり、流れる川を見ながら進んでいく楽しい道である。遊びに来ている若者も多かった。さらに進むと白丸ダムに近づき、面白味は少なくなる。

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 どんどん先へ行くと、ダムの手前で左に曲がり、そこから階段で急登になる。かなりきつい登りで閉口してしばらく登ると登り着いた所には休憩舎やベンチがあった。

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 先へしばらく進むと白丸ダム、自分はおそらく見たことがなかったと思うので魚道を見に行く。右に進むと白丸ダムの堰堤、下には魚道を見ることができる。

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 階段で登らされて、左にはエコっと白丸の建物、もう少し先へ進んで登ると駐車場があり、右に魚道の入口がある。受付には人がいるが、無料で見学できるようである。ダムカードもあると言われたが、自分は特に興味がある訳ではないので、魚道に関するパンフレットをもらっただけで先へ進む。円形の階段を下っていく。20m以上あるらしい。随分下ると魚道の所に降り立つ。水がかなり流れている。暗いので今さかのぼっている魚がいるのかどうかは分からなかった。右へ行ってみてから戻って先へ進む。最後の方はあまり水が流れていなかったが、魚がホントに遡れるのかなとちょっと思った。出口を出ると階段のあたり、再び階段を登ってエコっと白丸に入ってみたが、特にこれというものもなく、すぐに出た。

2025061526

 さて、奥多摩駅まで頑張ろう。再び白丸ダムに降りて元の道に戻る。そこから先はしばらく通行止めになっていたところ、崖崩れがあった所らしい。細い道を歩いていると再び雨がパラパラと降り出したようだ。樹林の中なのでそのまま歩く。

2025061527

 しばらく歩いていくと沢があるところでパイプから水が流れていた。手を洗うくらいなら問題ない。その先には石仏も置かれていた。

2025061528

 さらに渓谷沿いを辿る。気温が高いせいと水温がまだ低いせいか、水面に霧が発生してちょっと幻想的でもあった。

2025061529

☆数馬の切通しへ

 やがて白丸駅への分岐に着く。せっかくなので数馬の切通しを見に行くことにする。行ったことがあったような気もするが、すっかり忘れている。こんな機会でもないと滅多に見に行くこともないだろう。雨がまたパラパラと降ってくるので、傘をさして歩いた。橋を渡る。やはり川霧の漂う多摩川を見ることができた。

2025061530

 信号を渡って先を左の道に入ってしばらく登る。カーブを過ぎると道標があり、左に折り返すように道に入る。入口は少し草が生えた感じだったが、山道に入れば普通の道である。しばらく進むと沢音が聞こえて沢を回り込むように進むと切通しの入口、案内板が立っていた。先が切通し、岩場の間を進む。元禄の頃にツルハシと石鑿で切り開いたという道である。

2025061531

先まで行って引き返した。上に登る道があり、それを登ると神社があった。大天狗神社という神社らしい。木祠があるだけの質素な神社だが、いかにも昔から信仰があった場所なのであろう。

2025061532

 往路を戻る。さすがに下りは早かった。あっという間に下って、再び信号を過ぎて橋を渡る。分岐に戻った。そこから先に進む。明るくなってきて雨は止んだ雰囲気である。傘はすぼめて手に持って歩く。

2025061533

 先へ進み、トンネルを抜けて先へいく。日差しが出てきたようで暑くなってきた。道標に従って進む。やがて見覚えのある海沢のあたりに出る。傘をさして日当たりで乾かすことにする。しばらくしたら実際に乾いたのでしまった。階段を登らされて蒸し暑い。道路に出て、先へ行く。もうここからは車道歩きが続く。川の反対側の青梅街道の方が距離は近そうだが、車の通行が多いので、こちらの方は比較的通行量が少な目で歩くにはこちらの方が良いようだ。やはり暑く、随分汗をかかされた。

2025061534

 右の道に入ってさらに学校などを横眼で見ながら進み、途中、もえぎの湯への道を右に見る。さらに進めば以前にも立ち寄ったことのあるわさびの山城屋さんがある。今日はたくさんの人が買いに来ていた。本わさび漬けを買い込む。普段駅などで買うものより、量があるので食べ応えがありそうだ。店を出て、しばらく歩くと駅近くの信号、青梅街道を渡って進めば、奥多摩駅だった。

2025061535

 ちょうど電車が一本行ってしまったところ、次の電車までは30分ほどの待ちだ。することもないのでホームで待とうと待っていたら、少し早めに列車が来る。調べたら、ホリデー快速だった。そういえば、奥多摩駅の改札近くの時刻表には臨時列車が乗っていなかったことを思い出した。前はきちんと乗っていたのになぁ。なんでもスマホの時代になってしまったなぁと思う。ホリデー快速は早いので、予想より早く帰宅できた。

 

大多摩ウォーキングトレイル 前編

2025061515(トリアシショウマがもう咲いていた)

【 山 名 】大多摩ウォーキングトレイル
【 山 域 】奥多摩
【 日 時 】2025年6月15日(日)
【 天 候 】くもり一時雨のち晴れ
【 ルート 】古里駅11:10→12:05松ノ木尾根休憩所→12:35鳩ノ巣渓谷→13:00白丸ダム→魚道見学→13:20白丸ダム→13:45数馬峡橋→13:55数馬の切通し→14:05数馬峡橋→14:50奥多摩駅

☆大多摩ウォーキングトレイルへ

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 先日山から古里駅に降りた時に、これから大多摩ウォーキングトレイルを歩きます、なんて動画を撮っている人がいた。部分では歩いたことがあるが、以前は台風の影響などで白丸ダム付近が長いこと通行止めだったし、通して歩いたことはない。相変わらず土日の天気の悪さ、朝のうちは雨が降る。昼近くなら止む予想だったし、山は無理だなと思ったが、このウォーキングトレイルならば歩けるだろうと行ってみることにした。古里駅に向かうと予想よりは早く雨が上がったようである。ただ、湿気の多さはいたし方ない所であろう。古里駅で下車する。

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 まずはしばらく道路歩き、前を女性が一人歩いている。自分と同じくウォーキングトレイルを目指すのだろうか。消防団の建物があるところを目印に、その先の分岐を左の道に入る。しっかり道標がある。緩やかに下っていく。以前に御岳山などへ行くときにも通った道である。途中には石碑や石仏なども置かれている。屋根掛けされた中にある石塔は四面に石仏が彫られているようだ。お祈りして先へ進む。

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 しばらく進むと清見滝があるが、この時期は木の枝が伸びてほとんど見えなかった。さらに進むとトイレがあるので立ち寄っておく。

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 寸庭橋を渡る。多摩川の流れが良い感じである。突き当たった所を右に折れると細い道になる。登りはしないが、登山道っぽい道で細かいアップダウン、少し歩きにくい道である。途中で先を行くさきほどの女性に追いついてパスする。

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 やがて左に曲がって沢を右に見て進むと滝に出る。左が上の滝らしい。濡れていて滑りやすそうだったが、岩の上に出ると上の滝をよく見ることができた。

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右にわずかに進むと橋の下に下の滝がある。いずれも小滝だが、このあたりは少し涼しい。

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 先に進み、さらに渓谷沿いの道を進んでいくとなかなか雰囲気が良い。しばらく進むと右に橋があるところに出る。そこから橋を渡り、沢からは離れるようだ。

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 大きな堰堤を見て右に登る。少し登ると水の出ている所があった。上には民家があるので飲もうとは思わないが、顔を洗うと少し冷たかった。

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 進むと民家への道を右に見て左に進む。そこからはしばらく登りが続く。それなりに登らされて蒸し暑さでだいぶ汗をかかされた。

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 わずかにきつい登りを登っていくと途中に危険個所により立入を禁止しますという表示を見る。以前は道でもあったのだろうか。

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 その先も道は問題なく、進んで登ると見覚えのある休憩所に出る。大楢峠の方から降りてきて、ここで少し休憩したものだ。今は御岳山から大楢峠の道はずっと通行止になったままである。裏参道のはずだが、もう通行することはできないのだろうか。

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ベンチに座って少し休憩する。近くの山と下に民家が見えるくらいであるが休むにはちょうどよい。パンの昼食とした。

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 先は簡易舗装の道となる。緩やかな下りを下っていく。樹林の中なので眺めはない。ユキノシタがこれでもかとたくさん咲いていた。

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 しばらく下っているとパラパラと音がする。雨が降り始めたのだろうか。樹林の中なのでここまではまだ雨が来ないが、しばらくするとわずかに肌に感じられた。トリアシショウマが一つ咲いていた。これを見ると夏という気がする。この暑さで咲き始めたのだろうか。しばらく進むと道路に出る。パラパラ降りなので傘をさすほどではない。そのまま無視して歩く。緩やかに民家などを見ながら歩いていくとやがて雲仙橋に出る。やはり多摩川の渓谷の眺めが良い感じである。

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 橋を渡って登ったが、青梅街道に出てしまう。これは違うぞと再び下ると民宿の前を右に進むように道標があった。

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 そこから道に入り、少し下ると分岐がある。双竜の滝は先のようだ。閉鎖された旅館の横をしばらく進むと双竜の滝がある。

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 道の右にあって落差があったが、かなり狭い感じである。

続く。

 

かみのやま温泉 新湯共同浴場「澤のゆ」

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駅から15分弱でしょうか、歩いた所にある共同浴場です。路地を入ったところにあるので、若干分かりにくいので前もって地図を見ておく必要があると思います。入浴料は500円。ちなみに写真では、右の建物の先を右に曲がった所に入口があります。

浴場はリニューアルされているのか、入口付近はきれいです。中に入るとそんなに大きくはないですが、いかにも以前からの共同浴場という感じ。でも、清潔感があり、天井も高く、悪くないお風呂です。

普通、共同浴場というと石鹸類は持ち込みが必要ですが、ここはシャンプーやリンス、ボディソープなどが置かれているので、利用しやすいです。

お湯に入るとこちらの温泉独自の温泉臭がわずかに感じられます。それがまた良い香り。とても癒される感じです。成分表などは見ませんでしたが、ネットで調べると「ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩温泉」のようです。ここはこちらの共同浴場の中でもいちばんぬるめらしいです。確かにあまり熱くなく、少しぬるめでのんびり入れます。でも、長く入るとしっかりと温まり、汗もかきました。

良い温泉でした。また機会があれば入浴したいですね。

 

三吉山、葉山へ

2025060822(ニッコウキスゲ)

【 山 名 】三吉山、葉山
【 山 域 】山形の山
【 日 時 】2025年6月8日(日)
【 天 候 】くもりときどき晴れ
【 ルート 】かみのやま温泉駅7:40→8:20登山口→9:10三吉山→9:50葉山9:55→10:20三吉山10:25→10:55登山口→11:40かみのやま温泉駅

☆三吉山へ

2025060801

 今日は昨日ほどの良い天気にはならないようだ。気温も昨日ほどには上がらない予想だった。雨はないようなので有難い。久しぶりに土日とも雨が降らない週末になりそうである。のんびり起きて宿を出て駅へ行くが、コンビニによって朝食を買い込み、駅の待合所で食べた。駅から歩き出し、線路に近い道をしばらく進む。行き止まりになるかと思ったら、細い道を通ることができて道路に出て、すぐに踏切を渡る。先には三吉山などが大きく見えている。しばらくは民家を見ながらひたすら歩いていく。やがて大きな道路があるが、それを渡り、さらに進むとバイパスがある。しかし、歩行者用の地下道が設置されているので、下を通る。反対側に出ると左に道路があるが、先に進む。もう山の麓という感じである。左に折れて進むと大きな三吉神社の表示のある鳥居があった。

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 そこから先に進むが草が多い道となる。先には民家があるのでまだマシだが、先はきっと草藪になっていそうな雰囲気である。少し登ると再び車道に出て、またその先から道に入る。そちらに入ると予想通り、草藪がかった道になっている。少し先に里宮があるが、滅多にお参りする人もなさそうな雰囲気である。

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 その先はかなり藪がうるさい道になる。やはりほとんどは車利用で登山口まで行ってしまうから、下から登るような奇特な人は滅多にいないのであろう。草がかぶる道をしばらく登っていくと再び車道に出る。少し車道を進むと再びカーブの先に入口があるが、少しくらい冗長になってもとその先はもう普通に車道を登ることにした。カーブを曲がって進む。やはり道は長いが、藪の中を歩くよりはマシである。しばらく進むと右下から来ている道があったが、やはり藪っぽかったようである。さらにしばらく進むともうそろそろ登山口が近い。再び左に入れる所があり、それは樹林の中であまり藪っぽくはなかったのでそちらに入る。普通に登ると駐車場の一角、先が登山口だった。

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 左にトイレがあるので立ち寄る。元々はゴルフ場のものらしいが、登山者も使えるようだ。有難く使わせてもらう。登山口に戻り、登り始める。するとニッコウキスゲが咲いている。まばらではあるが、それなりには咲いているようだ。このあたりは金生熊野神社公園という公園になっているようである。5月下旬から咲くようで、そんなにすごいという感じではなかったが、悪くはない。登山道を登るが、あたりには散策路があり、二百円の寸志を求める看板がいくつもあって、なんだかなぁという感じでもある。散策路は草が生えたりして、あまり歩く人もなさそうな雰囲気である。無理に作ると歩かれなくなってそのまま放置された感じになるので見苦しい。神社の神主さんなのか写真入りの看板があったが、管理されているのであろう。

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 しばらく登って右を見るとやはり少し離れた所にニッコウキスゲが群落で咲いていた。さらに登っていくと公園は終わりのようでその先は樹林をしばらく登る。地元と思われる荷物を持たない若い女の子のグループが降りてきたが、三吉山まで登ったという感じではなく、きっと展望台くらいまでであろうか。少し登ると左右に通っている道に出る。

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 左へ行けば展望台だが、帰りに行くことにして、そのまま直進して登っていく。緩やかに登っていく道で樹林の中で涼しい。今日はやはりそんなに気温は高くならなさそうだ。Tシャツも普通の山用シャツで昨日のようなクールタイプは必要なさそうだ。しばらく登ると左右にある道に出て、左へ進む。しばらく進むと下からの道と合わさる。帰りはここを下ることにしよう。

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 先に進み、緩やかな道を左へ進んでいく。登らないのかなと思ったら、水場と思われる場所を通る。古いコップが置かれていたが、あまり水は出ていないようだ。さらに先へ行く。登りがきつくなる。ゆっくり登っている人をパスして先へ進むと石がゴロゴロしている道になる。かなり広い範囲で石ゴロの斜面になっている。道は踏まれているので石畳状態の所もあったが、やはり少し登りにくい。ただ、左手に眺めが広がり、かなり霞んでいるが、近くの山々を見ることができた。

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 斜めに登って行くと折り返してさらに登る。早い人が抜いていった。さらにしばらく登ると再び折り返す。もうさきほど抜いた人が下っていく。そろそろ山頂が近いなと思うと少し登ると山頂らしき所に登り着く。右には小屋があり、先には鐘楼がある。少し進むと三吉山山頂の表示がある。その先に三吉神社があった。右下には石仏がたくさん置かれている。

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 展望図が置かれていた。それによると天気の良い日には、飯豊連峰や大朝日岳が見えるようだ。また月山や葉山も見えるようである。今日はそんな展望は無理そうだ。大朝日岳の表示があるあたりにはうっすらと山の影が見えたが、それがそうだったのかは分からなかった。展望を楽しんでいると後ろからお二人ほど登ってきたようだった。

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☆葉山へ

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 さて、先に進むことにする。来た道の左に葉山への道がある。そちらに入ると少し道が細くなる。緩やかな道で樹林の中を下る。

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 少し左に曲がっただろうか。樹林の中でどこを歩いているのか分からないなと思いながら進むと明るい所に出た。日差しが暑そうだと帽子を取り出した。かぶって先に進むが、日差しが当たったり、急に雲に隠れたりと忙しい。やはりあまり良い天気ではないのだろう。日が隠れるとそれほどの暑さはなく、比較的爽やかな暑さに感じる。

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 しばらく緩やかなアップダウンで進むと先に山が近づく。右手先には林道が作られているようだ。右手の遠くには田園が広がり、またビニールハウスがたくさん見えるのが、山形らしい。登りになると急登である。ロープが付いているので、それを掴んで登るが、かなりきつい登りが続く。葉山という山は端山から名付けられたということだが、昨日の葉山もそうだったが、きつい山に葉山と名付けているのではないかと思いながらきつい登りを登った。

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 下って来る人に会って、きついですねと言うと、ここが一番きつい所ということだった。ようやくきつい所を登りきったが、まだ緩やかな登りは続く。しばらく登った所は山頂ではなく、まだ先らしい。肩透かしを食わされて、先に少し進み、再び少しきつい登りを登るとようやく山頂だった。左に葉山神社がある。この時期はほとんど眺めがなく、木々の葉の隙間からちらりと大きな山が見えたが、どこの山なのかはもちろん分からない。ここで持ってきたパンを食べることにした。

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 ふと石祠の下を見るとペットボトルが置かれているが、その中に雪があるようだ。おそらく氷になった状態でまだ溶け残っているのであろう。暑くはない山頂で日蔭が多いから、なかなか溶けないのかもしれなかった。先には道があるが、これは別な登山口への道と思われた。

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 さて、下山にかかることにする。下り始めるとさきほどのお二人が登ってきたのに会った。さらに下ってさきほどのきつい坂にかかるとかなり早い人達が登ってきた。自分一人で山頂を独り占めできたので、やはり早い時間に登って正解だったようである。さらに登って来る人に会う。やはり来る人はそれなりにいるようだ。その後はしばらく人に会わない。遠くには田んぼやビニールハウスが見える。

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 再び緩やかなアップダウンで進み、樹林の中に入る。三吉山への登りは行きもそんなに下った感じではなかったのでそれほどではないだろうと思っていると、やはり多少の登りはあったものの、たいしたことはない。来た人に会って先に進むと三吉山の山頂に戻った。

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だいぶ人がいるようだ。神社にお参りして、早い下山とする。

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 登ってきた道を下っていく。やはりまだ登ってくる人たちに会う。石ごろの斜面はやはりかなりの広さである。しかし下りは早い。人に会いながらどんどん下っていくと樹林に入り、水場を見て先へ行けば、分岐に出る。そこから下に下る。何度か折り返して下ると展望台に出た。

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 確かに展望が広がっているが、この時期は木が邪魔して、やはり山頂からの眺めの方が良かったのは間違いがない。それでもきっと空気の澄む時期にはきれいな眺めが楽しめるのであろう。

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 左の道を取って歩いていくとまた人に会った。少し進むと行きに通った分岐に出た。右に折れて木段を下って登山口へ降りていく。再びニッコウキスゲを見ながら下り、登山口に出た。

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 また駐車場の所から道を下って道路に出る。まだ11時過ぎ、帰りはできるだけ道路を歩くことにする。ちょっと長いが、この時間は比較的車の通行は少ないので特に問題はない。随分下って、最後だけは鳥居をくぐろうとそちらに入って下り、鳥居を通ったところで一礼した。

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 後はのんびり駅へ向かう。歩いていると途中、右手に弘法大師の石像が置かれている所があった。地元の方が信仰されているのであろう。お花も置かれていた。川を渡ると朝もいた鳥がずっと立ち止まっている。餌とか探しにいかないのだろうか。あるいは川で餌が取れるからわざわざ動かないのだろうか。さらにしばらく歩いていくと駅に着く。もちろんお風呂に入ってから帰宅したい。駅から離れるが、昨日入った共同浴場は日曜日は午前中から営業しているはずである。行ってみるとお昼頃だったせいか、誰も入浴しておらず、お風呂を一人占めである。誰もいない温泉ほど良いものはない。お湯もきれいだし、ゆっくりとわずかにぬるめのお湯に浸かって山の事を思いながら入浴した。

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 さて、パンは葉山の山頂で食べたのだが、若干お腹が空いた。駅前に食事処があったようなので駅に戻って行ってみる。ちょっと混んでいたが、天ぷら蕎麦を頼むとかみのやま産のお蕎麦らしい。かなりコシのあるお蕎麦であった。駅のコンビニで土産物を買い込む。福島あたりに出たいと思ったが、やはり普通列車は少なくて米沢止まりばかりで遅くなってしまいそうだ。諦めて新幹線で帰宅した。

 

葉山(長井)へ おけさ堀&下山編

2025060732(残雪を踏んで奥の院へ)

続きです。

☆奥の院へ

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 さて、奥の院に行くことにする。降りて右の道を進めばよいようだ。そちらの道に入って少し進むと右手に草地の広場が見える。帰りに立ち寄ってみることにして先へ行く。少し先で右に道を分ける。道標の標柱に大朝日岳と書かれている。25年ほど昔、朝日連峰を縦走した。当時はまだフィルム写真の時代だったし、家を探しまくればその時の写真なども見つかるかもしれないが、どこへいったやら。大朝日岳はもうわずかな記憶しか残っていない。自分などが歩けるような道ではないと思われたが、行ってみたい気がしなくもなかった。

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 先に進むと大きな雪渓に出る。平に近い感じなので、ストックで歩けば特に問題はない。倒れている木を避けて歩き、少し雪渓から普通の道になって、再び雪渓を進み、しばらく先へ進むと大きな雪渓からようやく普通の道になる。するとミヤマスミレだろうか、群落で咲いていた。

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 先へ進むと緩やかな下りになり、しばらく下る。鞍部近くになると左に大きな雪渓を見るが、そこには出ない。あたりにはピンク色の濃いムラサキヤシオツツジがよく咲いていた。

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先を登るとあまりかからずに奥の院に着く。何人もの人が休んでいる。先には朝日連峰の山々を見ることができる。右手に見える山がなかなかかっこいい。祝瓶山らしい。あちらの山々ももちろんまだ雪がそれなりに残っているようだ。ここで昼食を取ることにした。

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☆オケサ堀へ

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 まだ12時にもなっていないが、この先も距離が長い。昼食を短時間で済ませて先へ行くことにする。往路を戻る。数人に会った。再び雪渓を進み、道に戻って分岐を過ぎるとさきほどの草地が左にあるので行ってみる。山上にこんな草地が広がっているのは不思議な感じであった。道に戻って少しで再び山頂に着く。もう来ることもないであろう。そこから下山を開始する。

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 少し下るとさきほどの分岐、行きには気づかなかったが、草岡勧進代と白兎を示す金属プレートが木に付けられていた。そこから右の道を進む。やはりこちらも少し進むとまた雪渓、その先も何度も雪渓を進む。雪の重みでだいぶ枝が道に邪魔していたり、つたのようなものがあって進むのが大変な所もある。それでもなんとか進んでいく。

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 緩やかな下りの所が多い。細い道が続く。何度も何度も雪渓を過ぎて進み、途中には新緑のきれいな所もあった。さらに進んでいくと少し登るが、そのあたりも雪渓があって道の続きがどこにあるか分からず、少し右往左往して探してみると、やっとその先の道らしきものがある。そこも雪があって道なのかどうなのか微妙な感じだったが、少し進むとテープを見つけたのでやはり道だと認識できた。やはり残雪期は難しい。進んでいくと少し登って「朝日軍道 藤原峠」と書かれた案内板を見る。

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 右にテープが垂れている。先に三角点があるらしい。なんとなく行ってみようという気になった。そちらに入るとえぐれたところに倒木があって進みにくかったが、倒木を乗り越えて先へ行く。藪の中にテープがあるのでそれを追う。結構な藪でやっぱり止めておけば良かったかなと思いつつも足は進む。高みらしき所に登り着き、おそらくこのあたりにあるはず、と思ったところのわずか先に三角点が藪の中に埋まっているのが見えた。自分もわざわざこれを見るだけにこんな藪の中を歩いてくるなんて馬鹿だなぁと思う。戻る道もテープを頼りに藪の中を戻った。

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 さて、道を先に進む。緩やかな下りが続くが、左右に曲がりながら下っていく。やはり残雪があり、雪解け水が流れている。先に進んでいくと雪はなくなるが、しばらく水が流れていた。さらに下ると右に道を分ける。道標があり、昭和堰と書かれていたが、わざわざそのために見に行くつもりはなく、そのまま先へ進む。さらにどんどん下っていく。このあたりはひたすら道を追うだけである。随分歩くとやっと勧進代分岐に着いた。

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 どうしようかと思ったが、まだ13時にもならない時間、結局、おけさ堀の方へ向かうことに決めた。事前に調べた限り、あまり歩かれていない道である。果たして歩けるのだろうか。近くの木には「朝日軍道 荷物改メ平」と書かれている。こんな山の中で荷物を本当に改めたのだろうか。本当にやっていたとすると、このあたりに2人くらいで寝泊りしないと毎日登ってくるのも無理があるだろう。いくら戦の多い時代とは言え、かなり辛い任務であったろうと思われる。

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 そんな事を考えながら先の道に入るとやはり歩く人が少ないせいか、少し細くなり、草がかぶる感じ、それでも思ったほど悪い道ではなく、問題なく進んでいける。やはりムラサキヤシオツツジが咲いていた。さらに進むと嘉永堰という表示がある。嘉永という名前に惹かれるが、もちろんこれもパスである。

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 もうさすがに雪渓はないだろうとストックをしまって進むと広い雪渓が出てきたのには呆れた。

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 しょうがないなと再びストックを出して進む。あたりからは眺めがあり、遠くに田んぼや民家が見えたが、少し斜度のある雪渓で、滑ったりすると左に転落するので、右上に右上にと進んだ。すると下に道の入口があったが、そこへ降りるのも斜度がある。ストックを突きながらかかとを蹴りこんで、滑らないように少しずつ下った。道に降りるとホッとした。先へ下っていくとやはりきれいなブナの森を通過する。

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 そんなに長くはなく、やがて樹林の中をどんどん下っていく。しばらく下ると少し道に倒木なども増えて歩きにくくなるものの、比較的分かりやすい道が続く。ひたすら道を追って進んでいくとやがて大きく下っていく。沢音が近づいてそろそろおけさ堀かなと思うと大きな倒木があったりして道が歩けず、横をなんとかすり抜けたりするような所もあった。それでも道は続いていて先へ行くとおけさ堀と思われる所に着く。

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 しかし、左の先が水路を渡らなくてはいけないのだが、橋はなく、曲がった木があるだけである。その先にさきほどから見る「朝日軍道」の表示があるので、そちらに進みたいのだがその木に乗って左から行くのは無理そうだ。右に降りて見ると沢を飛んで渡ることができたので、問題なく「朝日軍道 種子島鉄砲払ノ森」と書かれた所に出ることができた。

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 随分な山奥という雰囲気である。果たして無事に帰る事ができるのだろうかと思われるくらいの所である。水を飲み、一息ついて、先へ進むことにする。先に進むとすぐに倒木が邪魔している。木をまたいだりしながら通ると普通に道が先に続いている。右下にはさきほどの川が流れている。こういう道は先へ行くと崩れていたりするんだよなと思ったら、やはり左へカーブするとかなり細くなっていて、右下に転落しないように気を付けながら進む道だった。そこを過ぎて進むと左右に曲がりながら下っていく道となる。

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 良い道だが、かなり冗長に感じる道でもある。途中には水が流れて歩きにくい所も一部あったが、概ね問題なかった。やがて右手に滝が見えると左にロープの付いた急下降になる。右の先が崩れたので新たに道を付けたという雰囲気がありありと感じられた。少し下ると最後は下りにくかったが、なんとか元の道の続きに出る。右に行くとやはり崩落した跡があり、その先に滝が見えた。

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 さらに下っていくとだいぶ草が多くなってくる。踏み跡もさらに細くなってきた。やはり沢に近い道は荒れていることが多いんだよなと思いながらやはりひたすら左右に曲がりながら下る。すると左に進むようになったが、明るい所に出たせいかかなり草が生え、道も分かりにくくなっている。そらきた、ルートファインディングしながらでないと進めない道となる。踏み跡を探しつつ、先に進むと急に道がなくなる。こりゃまずいかと思ったが、ザレた感じの所を下に向かう。その右に向かえば再び道が見つかって助かった気分になる。再び左右に曲がりながら下るが、さきほど以上に歩きにくい道となり、踏み跡に近い感じになる。それでもなんとか続いていて、ひたすら踏み跡を追って下る。しばらく下るとまた明るい所を右に進む。草で道が分かりにくいが進むと沢に出る。どうやらこの沢を渡るようだ。しかし、倒木があって非常に渡りにくい。その上、その先に道があるのかどうかもよく分からなくなっている。沢水で顔を洗うとなかなか冷たかった。

 なんとか倒木の上に乗ったりして流れの先に渡るとわずかな踏み跡があるように見えた。かなり怪しいがそれを少し下る。しかし、どうも道っぽくない気もする。もしかするともう少し上に向かって道があるのかと思い、少し戻る。しかし、上へ向かうような踏み跡は見当たらない。やはりこれを先に進むしかないようだ。沢の反対側を見ても道があるようには見えない。これは遭難二歩手前くらいになってきたぞ。しかし、やはりこれを進むしかないと進んでみると少し進んだ所で右の木に「朝日軍道 米沢領長井草岡へ出、是ヨリ会津御城下迄二十余里、桧原越にて御通行」という表示があったのを見てホットする。

2025060751

 その先は折り返して道は下っていた。

2025060752

 テープを見かけて少しホッとするが、その先はまた沢で行き止まりである。どうすりゃいいのさとあたりを見回すと、下の左にテープを見かける。その先に道があるようだ。一旦沢に降りて先へ行く。石を伝って飛んだりしてそこへ行くと道になった。しばらく進んで折り返し、下るとまた沢で道は終わる。その先の道が分からない。ここは下にテープも見当たらない。反対側に道があるのかと思い、かなり滑りやすい石もあるところを無理矢理飛び石で渡ったが、やはりそちらに道はなさそうだ。スマホ地図に頼るとやはり沢の左岸に道がありそうである。再度飛び石で戻り、わずかに下流に下る。あまり下ると沢を下る羽目になり、これは遭難に繋がりそうで無理はできない。少し壁沿いをへつって下り、左上に這い上がると、なんとなく踏み跡があるように見えた。少し進むとテープを見かけて狂喜する。後で考えるとおそらく沢の中を下るのではなく、もう少し上に踏み跡があったのだろうと思われた。草で見つけることができなかったのであろう。そこからはなんとか踏み跡を辿って進み、左へしばらく進んでからまた右へ折り返して下っていく。やがてまた沢に出るが、右手に大きな堰堤がある。反対側の下にはロープが付いているので、対岸に渡る所のようだ。沢に降りて沢を渡る。そこでまた顔を洗う。しかし、さきほど洗った時よりはだいぶぬるかった。

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 ロープをつかんで登ると、踏み跡が下に向かっている。それを下っていく。ちょっと石が多い。遠くには田んぼが見えてそろそろ終わりが近いはずなのだが、さきほどまでの道を考えると油断はできない。慎重に下っていく。水が流れている所も多いが、渡ったりしながら進む。左手にテープを見かけてそちらに行くのかとちょっとだけ思ったけれど、ここは右手を下る方が正解だとスマホの経路案内が示していた。そのまま右手に向かう踏み跡を下る。草がやはり多い所があるが、なんとか踏み跡を辿って下っていく。ふと左を見ると堰堤があり、さきほどのテープはやはりだましのテープであった。踏み跡が分かりやすくなり、下っていくとやがて広場のような所に出た。左には大石と書かれた石と短歌の書かれた標柱がある。ここが大石大明神らしい。

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 やはり沢近くの道は分かりにくいことが多いが、やっぱり地方のマイナーコースは東京近辺の山と難しさが一段違うようだ。無事に降りられて良かった。手前は草になっているので、遠くから一礼して無事に降りられたことを感謝してお祈りした。

 先に進む。林道を下っていく。もう分かりにくい所もなく、緩やかな道を下っていく。しばらく下ると民家なども出てくる。どこかで大音量で音楽を流しているのか、遠くから何かの音楽が聞こえてくる。歩いている間、しばらく聞こえていた。ひたすら道路を下っていく。駅までは随分遠い。2時台の後は3時台はなく、4時台の列車だったと思う。それに乗れればよいと思っていたので、たぶんこの時間なら間に合うであろう。

2025060755

 道路に出て、草岡新町への表示があったので、そちらの道を辿ろうと進んだが、やはり先は草深くなっていたので諦めて戻り、車道を下ることにする。沢の近くの道路を左に進んでさらに右に進んで緩やかに下っていく。樹林から出ると民家が立ち並ぶようになるが、さすがにこのあたりの民家か敷地が広い。そんな中を下っていくと車が時折通っていく道路に出た。おそらくバス停があるのだろうけれど、平日ならともかく、土日はほとんどバスなどないだろう。探す気もなく、駅に向かうことにする。左に折れてしばらく進んだ所で少し行き過ぎたが、スマホ地図で見たあぜ道に入る。左に曲がってからは田んぼの中を一直線に進む。駅は果てしなく遠い。

2025060756

 やはり少し日差しも暑い。あぜ道から道路に出て、左に進んでからまた右に折れて道路をひたすら進む。大石大明神からもかなりの距離を歩いているせいか、少し足が痛くなってきた。途中で森のある神社とか公園とかあれば、と思うが、そんなものはこのあたりにはないようだ。ひたすら歩くとやっと線路に出た。左に進むとすぐに踏切、駅は反対側にあるはず、と踏切を渡ってから右へ折れて先へ進む。近代的な建物を見ながら先に進むとやっと駅の近く、突き当りを右に折れれば、古い駅舎の羽前成田駅であった。

2025060757

 16時過ぎの列車まで30分ほどの待ちのようだ。もう2Lの水のペットボトルもほとんど空に近い状態になっていた。自販機すらないようである。駅舎の中には昔の料金表が掲げられたままになっている。東京都区内まで4500円、急行料金は上野まで1100円と書かれていた。おそらく古き良き昭和の時代のものと思われた。「急行」という言葉はほとんどなくなってしまって今では死語に近い。もともと「特急」は「特別急行」の略のはずだが、これが当たり前になってしまっている。来年はJRも運賃の値上げが予定されているし、鉄道もバスも客がますます減り、減便や廃止が増えるこの頃、行ける山も少なくなってきたのが寂しい気がする。そんなことを考えながら列車を待つ。この駅は韓国あたりのドラマで使われたようでポスターが貼られていた。

2025060758

 ようやく来た列車に乗る。やはり乗る人は自分くらいだったようだ。先の駅からはやはり学生も含めてそれなりに人が乗ってきた。赤湯で乗り換えて、今日はかみのやま温泉に泊まる。激安宿なので宿に温泉はなく、近くの公衆浴場に行く。柔らかいお湯で気分が良い。食事処は少なく、飲み屋さんはいくつかあったが、なんとなく入るのに気が引けたので結局、食事はコンビニで済ませてしまった。長時間歩行と夜行の疲れもあってあっとい間に寝てしまった。

 結局、この日は20Km近く歩いたようです。おけさ堀から下は歩きにくいので草深い時期は迷わないように注意が必要です。

 

葉山(長井)へ 山頂へ編

2025060729(新緑と残雪の山頂付近)

オケサ堀から先の道はかなり分かりにくい所も多く、経験者向けだと思います。

【 山 名 】葉山(長井)
【 山 域 】朝日連峰
【 日 時 】2025年6月7日(土)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】白兎駅7:55→8:40登山口→白兎コース→11:20葉山山頂→11:40奥の院11:45→11:55葉山山頂→12:40勧進代分岐→13:15オケサ堀→14:20大石大明神→15:35羽前成田駅

☆葉山(長井)へ

 山形にはいくつかの葉山があるようだ。もちろん自分はそれらの山々は歩いたことがない。かなりきつい山のようだが、ちょっと行ってみようという気になった。久しぶりに土日とも雨の予報はなく、良い天気になりそうだ。少し暑くなるかもしれなかったが、まだ盛夏ではないので、さすがにそこまでのことはないだろう。今回も夜行バスを利用した。横にいた若者がスマホをずっと夜中も見ていたりするので、ぐっすりとは寝られない感じだった。山形駅には定刻に着く。わずかにひんやりという感じである。

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 近くのコンビニで朝食などを買い込み、駅へ行って奥羽本線の始発に乗る。しばらく乗った赤湯で下車する。山形鉄道フラワー長井線は、駅で切符を買うのかと思ったら、そうではなくて列車内での清算になっていた。乗務員不足で今年の4月から減便されているようである。鉄道の乗務員はすぐには養成できないのでなかなか厳しいのであろう。ホームへ行くと一両の気動車が停車している。後ろ乗り、前降りになっているようだ。乗り込むと結構学生が乗っていた。途中からもたくさん乗車してくる。しばらく走った南長井という駅まで来ると学校がそこにあるのか、ほとんど下車して車内は空いた状態となった。数駅乗った白兎駅で下車する。もちろん降りたのは自分一人であった。

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 田んぼの中にぽつんとある小駅である。階段を降りると先の方には山が並んでいるが、ほとんど同じ高さになっていてどこが葉山の山頂なのか分かりにくい感じである。道の先に見えるわずかに高そうな所がおそらく山頂なのであろう。小さな駐輪場の横にトイレらしい建物があったので扉を開くとやはりトイレだった。有難く立ち寄らせてもらう。建物は古く、汲み取り式のようだが、きれいに使われているようである。すっきりして先に進む。まずはまっすぐ山に向かって歩いていく。

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 風が少しあり、まだこの時間はあまり暑いという感じはしない。ただ、やはりこの好天だと日中はかなり暑くなるのであろうと思われた。途中で右に曲がって進むと歩こうと思っていた道は車の多い道のようなので少し戻ってそのまま元の道を進む。しかし、先の横に通っている道もトラックが何台も通っていくのが見えたので、車道を歩くよりはと右に曲がり、細い道を左に曲がってあぜ道のような道をしばらく歩いた。やがて横に通っている車道に出る。少し右に進むとため池の手前に葉山登山口を示す看板が立っていた。

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 そこから細い道に入る。急に山の中に入っていくような雰囲気の道である。やはり日差しが暑く感じられるようになってきた。急激に気温が上がっているようである。しばらく進むと右に史跡か何かあるようだが、300mと書かれていて行く気にはならず、そのまま先へ進む。樹林の中に入るとわずかにひんやりとした感じである。どんどん歩いていくと左右に通っている道路を越える。先へ進もうとしたら、大型トラックが来て、さきほど歩いた道に曲がって進んでいたりするのを見る。自分が歩いている時でなくて良かった。すぐに左には小さな鳥居があり、奥に木祠が置かれていた。鳥居には山の神と書かれていた。事故などないようにお祈りしておく。

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 さらに進んでいくと駐車場を見る。このあたりが登山口だろうか。右には大きな案内図があり、どうやらキャンプ場などもあるらしかった。

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 先へ進むと再び車が駐車されている所があり、ちょうど人がいた。先へ進みかけたが、もしかしてそこが登り口かなと見たら、鳥居がある。危なく行きすぎる所であった。

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 大きな鳥居には葉山神社と書かれている。横には葉山参道と書かれた石柱も置かれていた。

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 鳥居をくぐって登り始めるとやはりそれなりに木段できつい登りである。しばらく登って小さな峠のような所に登り着く。左に八祥神と書かれていたので左へ行くと石祠が置かれていた。

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 戻って先へ進む。先には十二神祠という表示もあったが、どこにあったのか分からなかった。

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 細い道の登りは緩やかに見えるが、長い登りが続く。途中にはギンリョウソウが固まって咲いていた。

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 先へ登っていくとやはり歩く人は少な目な感じの道、それでも悪くない道である。登っていくと小広い所に登り着く。まだ休んでいこうという気にはならない。奥の結構太い杉の根本にはやはり石祠が置かれていた。

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 淡々と登り道は続く。少し暑いがまだこのくらいなら我慢できる暑さである。登っていくとウラジロヨウラクがあったが、色が薄い。日蔭に近い場所のようだから色があまり付かなかったのだろうか。

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 さらに登っていくとヤマツツジをちらほらと見るようになる。そういえば山形駅の近くでも植えられたつつじがきれいに咲いていた。やはり東北らしく、気温が少し違うようである。そんなことを考えながらひたすら登っていく。だいぶ登ったかなと思った頃、わずかに眺めがあるとまだまだ序の口、遠くに田んぼが見えたが、高さがそんなに高い所ではないことが分かる。

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 さらに登っていくと細いがブナの森に出る。わずかにひんやりする。やっぱりブナがあるからひんやりするのか、ひんやりするからブナがあるのか、いつも分からない。随分汗をかかされたので持ってきたクールタイプのシャツに着替えることにした。長袖なので日差しも防げるし、このところ暑い山で重宝している。やがて先に行くとロープで道がふさがれている。先に倒木があるようで道が付け替えられたようである。そちらの道に入るが、きつい登りで登らされてなかなかしんどい。しばらくその道を登るとやっと元の道に復帰する。しかし、そのあたりからは斜度の上がった登りが続くようになった。少し明るい所にはアカモノが咲いているのを見ることができたがわずかだったようだった。

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 さらに進むと左側が開けた所に出た。そこから見る稜線は遥か高い。まだまだ登らなくてはいけないなぁとげんなりする。

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 気温がだいぶ上がってきたようである。先に登っていくと再びブナの森、明るい雰囲気で風が吹き抜けて涼しかった。

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 しかし、それも長くは続かず、少しきつい登りで樹林の中を登っていく。一旦明るい所に出そうな感じ、手前で一呼吸休んでから先に行く。やはり日当たりの良いところはちょっと暑い。もう下って来る人に会った。ここから先はずっと日当たりのよい道になってしまうのかなと思ったが、そうでもなく、少し進むと再び樹林の中に入ったので安心する。なおも先へ進んでいくとやがて踏み跡が二つに分かれているように見えた所に出る。左を進んだのだが、これは失敗だったようだ。登りがきつくなり、少し大きな枝などもあったり、ちょっと歩きにくい。

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 右の方で鈴の音が聞こえたが、人はいない。先を歩いている人がいるのかなと思った。さらに歩きにくい道をしばらく登って右に出ると良い道に出た。下にも道が続いている。どうやらさきほど二つの踏み跡があったと思った所からここまで、古い道の跡を登ってしまったようだった。どうりで歩きにくい道だと思った。

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 まだきつい道は続く。少し登ると右に小岩がある所を通る。青空が見えるところで少し立ち止まって水を飲んでわずかに休んだ。再び登り始める。また斜度が上がり、かなりきつい道を登らされる。ロープが付けられているような所もあるが、掴まなくても登る事はできた。しかし、少しずつ登っていくしかない。ひたすら登っていくとまたブナ林、太い木は見かけないけど、やはり東北の山らしく、根本が曲がったブナなども見受けられた。やがて登っていくと下にちょろちょろと水が流れている所に出る。水場が近いのかなと思ったが、そうではなく、先に白いものが見えて、それが残雪であった。えぐれた谷状の地形となり、そこに残雪が溶け残っている。そこから水が流れ出していた。だいぶ溶けているので歩きにくい。そろそろ残雪エリアが続きそうなので、このために用意したストックを取り出す。念のためにシューズチェーンもザックに入れてきたが、これは傾斜のきつい所用で使うことはさすがにないだろうと思う。

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 先に進むと一度雪がなくなるが、再び雪が出てくる。横にはショウジョウバカマがよく咲いていた。

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イワナシも咲いていた。さらに進むと雪が溶けかかっていて、足元がズボッと落ち込んでしまい、両足ともに雪の中に埋まってしまったりした。足を持ち上げるのに苦労する。これだから残雪があるときついんだよね。それでもなんとか先に進む。雪の重みで木の枝がかなり倒れていて、それを踏み越えたりするのも時間と労力がかかる。先へ進むと雪が少なくなって歩きやすくなる。するとイワウチワが咲き残っていた。葉が大きいので日本海側に多い、オオイワウチワだろうか。この時期にイワウチワに会えるとはやはり残雪のお陰である。

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 多少緩やかにはなったものの、それでもそれなりには登らされる道が続く。それでも随分登ってきた感は出てきた。すると半分に割れた、壊れかけた案内板があり、阿弥陀の滝と書かれていたものらしい。

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 先の右奥に行くと確かに滝が見える。残雪が上にも下に見え、やはり雪解け水なのであろう。あたりの木は新緑という感じの色できれいである。でも、そろそろ上が近くなってきたみたいである。

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 先に進む。またしばらく登っていくと左に進むところに「鉾立の水」という木の看板がぶら下がっていた。水場は上だろうか下だろうか、ないなぁと先に行くと小さな広場になっている。左に少し眺めがあり、田んぼがもう随分遠い。だいぶ登ってきたようだ。

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 先が水場っぽい。ザックを置いて先に進むとわずかに下って右に沢が流れている。足場が悪いので注意して右に行くと穴のような所から水が湧いていた。パイプから出ている水を救うと雪解け水かかなり冷たい。飲んでみるとなかなかの水だった。

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 慎重に戻って先へ進む。またすぐに残雪が出てくる。やはり残雪が多く残る山なのだなと思いながら先へ進む。登りはあまりなくなり、どちらかというと平坦に近い道、その代わり、残雪が溶けてだいぶ道に水が溜まっている。閉口して横などを進んでいくがどうしても足を水に少し付けないと進めない所もあった。また残雪が出てきて、雪渓を進むところもある。そのままの方向へ進めば、先に続いている道の入口に問題なく出ることができた。何度かそんな所を進むとやっと分岐らしき所に着く。そこを右へ進む。わずかに木道があったがすぐに終わり、先へ進むと石のある道を進む。先に山荘と大きな木の社が見える。手前が葉山山荘、木の社が葉山神社であった。

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 ちょうど三人ほどがそのあたりにいた。社は二つある。登って社にお参りする。社の裏に行くと新緑の森で、残雪も見ることができた。

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続く。

 

高尾山から城山往復

2025060101(セッコク)

【 山 名 】高尾山、城山
【 山 域 】高尾
【 日 時 】2025年6月1日(日)
【 天 候 】くもり
【 ルート 】高尾山口駅9:40→10:55高尾山11:00→11:40城山11:50→13:55高尾山口駅

☆高尾山から城山

 また今週も土曜日は雨で出かけられなかった。どうも日曜日というとあまりやる気が出ない。本当は早朝出発して別な山に行こうと思っていたが、結局、のんびり起きた。ということで高尾山に行くことにする。京王線に乗り、高尾山口駅で下車する。今日はちょっと人が多い感じである。まずは少し歩いてケーブルカー駅の近くにあるセッコクを見に行く。しっかりと咲いていた。

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 歩き出して三号路に向かおうとしたら、稲荷山コースは通行止めになっていた。そういえば4月に来た時にも通行止めだったのを思い出した。あれからずっと通行止めになっているようである。このため6号路もずっと登り専用になっているようだ。

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 先に進んで6号路の方に向かうとやはり歩いている人が多い。以前にGWに来た時にこんな混雑だったことがあったがそれ以来の人の多さである。パスしながら歩いたが、琵琶滝を過ぎて先に進むともう人だらけで抜くことも滅多にできなくなった。途中の木に咲いているセッコクも見ることができた。

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 数珠つなぎ状態になって登っていく。沢から離れて登り、その先の階段もずっと数珠つなぎである。ようやくベンチがある所に登り着いて列が終わる。右に山頂への道も人だらけ、山頂はすごい人だった。今日は丹沢さえも雲の中で、相模湖付近の山しか見えなかった。

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 一丁平付近まで歩いて、そこから戻ろうかと思う。さすがに奥高尾への道に入るとさきほどまでの人混みではないが、それでも歩いている人はそれなりにいた。階段道をどんどん下っていく。それにしても横の藪がだいぶ伸びた。やはりロープで制限した意味がすごくあったように思う。途中にはアヤメがぽつり咲いていた。

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 さすがに昨日の雨でぬかるんでいる所があり、歩きにくい所もあった。一丁平まで来たが、なんとなく足が先へ進んでいた。展望台はパスして右の巻き道を進む。それなりに頑張って登っていくと城山に着く。やはりここも人が多く、多くのベンチが埋まっていた。やはり富士山どころか丹沢の山でさえも雲だった。

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 今日はここから再び高尾山に戻ることにする。一丁平まではそのまま階段道を戻った。さすがに帰りは展望台に立ち寄っていく。以前よりもだいぶ木が伸びて、あまり眺めが楽しめない状態になっていた。そろそろ切らないと展望デッキの意味がない気がする。

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 その先、トイレの横から左の道に入る。以前よりも歩きにくいし、藪がだいぶ伸びてきて細い道になっている。もうこの道を歩くのであれば、階段道を歩いた方が良いかなと思うぐらいである。下りもえぐれて歩きにくい所が多かった。一度道に戻るが、再び左の道へ入る。こちらは以前とそれほど変わってはいない。いつもながら緩やかな登りが続いて地味にきつい。高尾山直下に出たが、人だらけの山頂へ再び行く気にはならず、左の道をとって巻いた。

 のんびりと高尾山口駅へ歩く。2号路を下って降りていく。この道がこんなに混雑しているのは初めてなような気がする。結構人をパスしながら下って高尾病院の所へ降り立てばもう終了である。高尾山口駅に出る。足元が泥だらけ、駅前の水場でごしごしと靴を洗って泥を落としてから京王線に乗り込んだ。

その他見たお花たち:

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ホシザキイナモリソウ。牧野富太郎氏が高尾山で発見したそうな。

2025060122

ムヨウラン。今年はたくさんありました。枯れているようにしか見えないよね。

2025060123

イナモリソウは群落で咲いていました。

 

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