大多摩ウォーキングトレイル 後編&数馬の切通し
(鳩ノ巣渓谷)
続きです。
☆鳩ノ巣渓谷へ

分岐に戻り、下っていく。やはり旅館の閉鎖されている建物を見て間を通って下ると小さな橋を渡る。すると鳩ノ巣渓谷に出る。右に小さな滝がある。上は旅館だろうか。目の前には大きな岩があり、その手前に鳩ノ巣の由来が書かれている。明暦三年(1657)に大火があった時に氷川、日原、丹波山等に用材を求めて、多摩川の流水を活用して運搬することにしたので、鳩ノ巣渓谷の上にも飯場小屋が建てられた。その飯場に祭った水神社の森に二羽の鳩が巣を営んでいて、霊鳥として愛護したということから鳩ノ巣飯場と呼ばれて、これがいつしか地名となったということだった。

少し先からは渓谷の眺めがある。以前にも来たことがあるが、なかなかの眺めである。やはり渓谷の眺めは良いものだ。写真を撮って堪能する。先に進むと喫茶店があり、その先で釣り橋を渡る。

しばらく渓谷沿いの道となり、大きな石などもあり、流れる川を見ながら進んでいく楽しい道である。遊びに来ている若者も多かった。さらに進むと白丸ダムに近づき、面白味は少なくなる。

どんどん先へ行くと、ダムの手前で左に曲がり、そこから階段で急登になる。かなりきつい登りで閉口してしばらく登ると登り着いた所には休憩舎やベンチがあった。

先へしばらく進むと白丸ダム、自分はおそらく見たことがなかったと思うので魚道を見に行く。右に進むと白丸ダムの堰堤、下には魚道を見ることができる。

階段で登らされて、左にはエコっと白丸の建物、もう少し先へ進んで登ると駐車場があり、右に魚道の入口がある。受付には人がいるが、無料で見学できるようである。ダムカードもあると言われたが、自分は特に興味がある訳ではないので、魚道に関するパンフレットをもらっただけで先へ進む。円形の階段を下っていく。20m以上あるらしい。随分下ると魚道の所に降り立つ。水がかなり流れている。暗いので今さかのぼっている魚がいるのかどうかは分からなかった。右へ行ってみてから戻って先へ進む。最後の方はあまり水が流れていなかったが、魚がホントに遡れるのかなとちょっと思った。出口を出ると階段のあたり、再び階段を登ってエコっと白丸に入ってみたが、特にこれというものもなく、すぐに出た。

さて、奥多摩駅まで頑張ろう。再び白丸ダムに降りて元の道に戻る。そこから先はしばらく通行止めになっていたところ、崖崩れがあった所らしい。細い道を歩いていると再び雨がパラパラと降り出したようだ。樹林の中なのでそのまま歩く。

しばらく歩いていくと沢があるところでパイプから水が流れていた。手を洗うくらいなら問題ない。その先には石仏も置かれていた。

さらに渓谷沿いを辿る。気温が高いせいと水温がまだ低いせいか、水面に霧が発生してちょっと幻想的でもあった。

☆数馬の切通しへ
やがて白丸駅への分岐に着く。せっかくなので数馬の切通しを見に行くことにする。行ったことがあったような気もするが、すっかり忘れている。こんな機会でもないと滅多に見に行くこともないだろう。雨がまたパラパラと降ってくるので、傘をさして歩いた。橋を渡る。やはり川霧の漂う多摩川を見ることができた。

信号を渡って先を左の道に入ってしばらく登る。カーブを過ぎると道標があり、左に折り返すように道に入る。入口は少し草が生えた感じだったが、山道に入れば普通の道である。しばらく進むと沢音が聞こえて沢を回り込むように進むと切通しの入口、案内板が立っていた。先が切通し、岩場の間を進む。元禄の頃にツルハシと石鑿で切り開いたという道である。

先まで行って引き返した。上に登る道があり、それを登ると神社があった。大天狗神社という神社らしい。木祠があるだけの質素な神社だが、いかにも昔から信仰があった場所なのであろう。

往路を戻る。さすがに下りは早かった。あっという間に下って、再び信号を過ぎて橋を渡る。分岐に戻った。そこから先に進む。明るくなってきて雨は止んだ雰囲気である。傘はすぼめて手に持って歩く。

先へ進み、トンネルを抜けて先へいく。日差しが出てきたようで暑くなってきた。道標に従って進む。やがて見覚えのある海沢のあたりに出る。傘をさして日当たりで乾かすことにする。しばらくしたら実際に乾いたのでしまった。階段を登らされて蒸し暑い。道路に出て、先へ行く。もうここからは車道歩きが続く。川の反対側の青梅街道の方が距離は近そうだが、車の通行が多いので、こちらの方は比較的通行量が少な目で歩くにはこちらの方が良いようだ。やはり暑く、随分汗をかかされた。

右の道に入ってさらに学校などを横眼で見ながら進み、途中、もえぎの湯への道を右に見る。さらに進めば以前にも立ち寄ったことのあるわさびの山城屋さんがある。今日はたくさんの人が買いに来ていた。本わさび漬けを買い込む。普段駅などで買うものより、量があるので食べ応えがありそうだ。店を出て、しばらく歩くと駅近くの信号、青梅街道を渡って進めば、奥多摩駅だった。

ちょうど電車が一本行ってしまったところ、次の電車までは30分ほどの待ちだ。することもないのでホームで待とうと待っていたら、少し早めに列車が来る。調べたら、ホリデー快速だった。そういえば、奥多摩駅の改札近くの時刻表には臨時列車が乗っていなかったことを思い出した。前はきちんと乗っていたのになぁ。なんでもスマホの時代になってしまったなぁと思う。ホリデー快速は早いので、予想より早く帰宅できた。
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白丸ダムの魚道見学は休日と夏休み期間中です。
平日は休館になっていては入れません。
数馬の切通、のみと焼いて水を掛けて急冷で岩を砕いたらしいです。
すごい努力ですよね。
投稿: 西やん | 2025年6月23日 (月) 22時03分
西やんさん、こんにちは。
そうですね。4月から11月の土日と7月半ば~8月のようです。
この日は日曜日でしたので、見ることができました。
昔は人海戦術しかなかったとは言え、人間の知恵は偉大ですね。
投稿: リブル | 2025年6月24日 (火) 19時45分