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2025年7月

花の白山へ その2(御前峰、大汝峰、展望歩道)

2025072004(トンビ岩コースの雪渓からの別山)

続きです。

【 天 候 】20日 晴れ
【 ルート 】 20日 テント場5:55→トンビ岩コース→7:10トンビ岩→7:45室堂→8:40御前峰8:50→池めぐりコース→9:40分岐→10:10大汝峰10:20→10:35七倉山方面分岐→11:45室堂11:55→12:15平瀬道分岐→展望歩道→12:45アルプス展望台→14:05南竜山荘→テント場(泊)

☆御前峰へ

 4時半くらいに目が覚める。アラームは5時で、6時に出発する予定である。今日は御前峰と大汝山を歩くだけなのでそんなに厳しい行程ではないと思っていた。テントを張りっぱなしにして出かける方法もあったが、最近は悪い人が多くなり、テントが荒らされたり、盗まれたりするという事件も聞くし、行程もそれほどではないということで撤収して持っていくことにする。

2025072001(テント場のハクサンチドリ)

 さすがに昨日の暑さのせいでフライはずぶ濡れ、前を開くと水がポタポタと滴るほどであった。しかし、天気は今日もよさそうだ。のんびりと朝食のパスタを作って食べて、テントを撤収する。冷たい水も入れてトイレなどを済ませ、予定通り、6時前には出発できた。

2025072002(テント場下の雪渓)

 テント場にもきれいなハクサンチドリが咲いていたので写真を撮っておく。また雪渓を下って南竜山荘近くのトンビ岩コースに入る。上空はきれいなスカイブルーである。わずかに雲があるくらいで、今日も日差したっぷりなのだろうか。すぐに大きな雪渓に出る。まずは左に横断するだけである。少し登ると再び雪渓に出る。これも斜度はそれほどではないし、登りなのでストックを使って蹴り込みながら登れば、左にある夏道に戻ることができた。しばらく雪渓の横を登ると左に入る。さらに登っているとハクサンコザクラを見かける。やはり会えると嬉しい。もうひとつ、オウレン系のお花、もしかするとミツバノバイカオウレンなのかもしれなかった。

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 さらに何度か曲がりながら登っていくと再び雪渓に出る。これはかなりの斜度がある。少し登ってみるが、かなり表面が固い。溶けて固まってを繰り返しているほとんど氷なので滑りやすく歩きにくい。少し登った所で登りにくいので左の斜面に出てみたが、結局、ヤブで進めず、雪渓に戻る。そこでふとザックにスノーチェーンが入っていることを思い出した。この雪渓歩きのために入れて来たのだった。それを取り出して付けて、再び雪渓に出るとやはり安定して滑らずに登れる。やはり持つべきものは装備である。ぐいぐい問題なく登って簡単に雪渓を登りきることができた。

2025072005(トンビ岩)

 そこで外して先へ登る。斜度はそれなりにある登りであるが、もう上は近くなってきた。左に進んで小さな残雪なども出てくるが、たいしたことはなく登っていく。ちょっとした岩に登り着くと道標があった。さらに登っていくとチングルマが咲いている。まだ咲いたばかりという感じで初々しいやつである。ツガザクラなども見かけた。先へ進み、登っていくとトンビ岩に着く。遠くに連なる山を見ることができる。

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 先に行くと緩やかな登りとなり、歩きやすくなった。先に御前峰が見えてくるが、まだ遠い。今日も雲もない快晴、気持ちの良いスカイブルーである。足元にはオトギリソウ、さらに少し傷んでいたが、ハクサンシャクナゲを発見した。さらに進めば、御前峰が近づき、やがてまた広い雪渓に出る。斜度はあまりないのでここは残雪を踏んでもたいしたことはない。雪の上を進んでいる踏み跡もあるようだったが、左手に夏道が見えたので、そちらに向かって横断して、後は夏道を進むことにした。石ゴロの道を進んで緩やかに登っていくと先に室堂の建物が見えて来た。さらに歩いていくとお花畑が広がっている。室堂の近くではハクサンコザクラが咲きまくりである。そのほかにも室堂の近くにはお花畑が広がり、たくさんの高山植物が咲いていた。

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 室堂に到着し、日当たりがよいベンチしかないので、そこに座って休憩する。さすがに人が多いようだ。御前峰に向かうことにする。先に進むと白山奥宮の鳥居と建物がある。ザックを置いてお参りした。

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 先に進むとクロユリがたくさん咲いている。クロユリは中央アルプスなどで見ているが、こんなにたくさんのクロユリを見たのは初めてである。イワカガミやツガザクラなどもたくさん咲いていた。

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 登りがきつくなる。軽装の人がたくさん登っていくので、もちろんパスさせて登っていく。コオニユリがまとまって咲いているのも吃驚である。足元に咲くお花に励まされながら登っていくのはやはり楽しい。イワツメクサが咲いているのをみつける。

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 風が少し吹き付けると肌寒いくらいになってきた。やがて高天ヶ原という道標がある所に登り着く。半分くらいは登っただろうか。肌寒いのでウィンドブレーカーを着込むことにした。さらに登っていく。頑張って登ると御前峰に到着する。まずは白山奥宮の木祠にお参りする。

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 そして上に登れば、御前峰の標柱、少し待って写真を撮り、近くにいた人にお願いして自分も撮ってもらった。

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 素晴らしい眺めである。遠くには街並みも見えるし、近くの山々が並び、下には室堂が手に取るようだし、別山も下に見える。しばらく近くに座り込んで眺めを楽しみながら休んだ。

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☆大汝峰へ

 さて、先へ行くことにする。少し進むと先には大きな大汝峰が見える。下には池があり、これも水色がきれいである。池めぐりコースに入って岩場を下る。少し下ると右に折り返してじぐざぐに下り、残雪の池に降りていく。しばらく下ると池の近くに降りてそこが千蛇ヶ池らしい。まだ半分は残雪で埋まっている。もう暑くなってウィンドブレーカーは脱いだ。

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 右手へ進んで残雪を少し歩き、再び道を登って進む。右手に並んでいる山々は北アルプス方面の山々だろうか。

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 カール状の地形の中を進むと右に池がまた出てくる。ここも残雪が残っているが、先の山々との対比が素晴らしかった。

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 あたりにはチングルマが咲いている。先にも池があり、これが翠ヶ池だろうか。ちょっと登っていくと分岐に着いた。そこから右へ大汝峰へ向かう。

 しばらく進むと再び道標があり、そこからは急な登りとなる。

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 すると足元にはたくさんのイワカガミである。

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 さらに登るとイワギキョウとイワツメクサがたくさん咲いていた。

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 結構しんどい登り、それでも登っていくとやっと大汝峰の山頂に着く。

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 あたりは結構広い感じの山頂になっている。ザックを置いてまずは石垣に囲まれた大汝神社でお参り。無事に登れて、また安全に下れるようにお祈りした。

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 歩いてきた池めぐりコースと御前峰が大きい。

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 さすがに雲が少し上がってきたようで、反対側の方面は少し雲が多めだった。雲の向こうに見える山はどこの山だろうか。遠くには街並みも見ることができた。

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 しばらく水を飲んで休憩し、下ることにする。結構しんどくて疲れた。帰りにも別な池めぐりコースを取ろうかと思っていたが、予想外に疲れたので、そのまま室堂に向かうコースを取ることにする。先の道に入るとあまり人が歩かないようで、静かな道になる。草がわずかにかぶるくらいの感じであるが、道は続いているので全く問題はない。結構下り道が続く。少し歩きにくいが、なんとか下っていくと分岐に着く。おじさんが一人休んでいた。先に見えているのが七倉山だろうか。しばらくするとおじさんが立ち上がり、七倉山の方へ向かって歩いて行った。どこへ行くのか分からないが、先へ下るのだとすると相当な長距離の歩行である。途中で泊まるのか、七倉山まで行って戻るのか、いずれにしてもそれなりには大変だろうと思う。

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 自分はここから左の道に入る。やはり細いトラバース道だが、緩やかだが登りもあったり、道に木や石が多く、決して歩きやすいと言える道ではなく、それなりには時間がかかる。その上日差したっぷりで結構暑い。ふらふらと進んでいく。足元にはコバイケイソウやダイモンジソウ、シシウドなどが咲いている。またあまり見かけないお花はイワハタザオとかだろうか。

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 さらに進むとしおれ気味だったが、ヨツバシオガマが次から次へと咲いていた。こんなに見かけたのは初めてである。やがて雪渓に出て、それを登り、その先で進路が分からなくなる。適当に登りやすい所を上へと登っていく。なかなか登りがしんどい。やっと道らしきものを探し当て、それを登るとすぐにさきほどの大汝峰の手前の道標の所に登り着いた。ベンチがあるので、座り込んで休憩。さすがに疲れてきた。

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 先へ進む。しばらく進むと池めぐりコースの分岐に出て、そこからは先に進むとミヤマキンバイの楽園である。近くにはイワカガミも多かった。さらに雪渓を進んで再び道を進み、また雪渓。その先で池めぐりコースを分岐するが、室堂へは左の道の方が近い。雪渓を進み、そこからは登り返しになってしばらく登らされる。さらに道を進むとまた雪渓。それにしても雪渓が多い山である。溶けているので滑るので歩きにくく、そろりそろりと進んだ。その先で歩きにくいガレた所を下り、やっと室堂にたどり着いた。

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☆展望歩道へ

 ベンチに座って休憩。お昼過ぎということもあって、放送があって食事やビールを12時45分まで提供している、と案内があった。パンを食べてしばらく休んでから出発する。展望歩道を下る予定である。トンビ岩コースから登ってきた分岐に進み、そこから左に展望歩道へ向かう。

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 そのあたりもお花畑が広がっていて、なかなか良い所である。クロユリがたくさん咲いていたし、先へ行けばハクサンコザクラ、ミヤマキンバイが多い。ときおり草がだいぶ近くまで来ている細い道を進むが、そのあたりではまたヨツバシオガマなどが多かった。

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 こちらを歩く人は少ないのか、ほとんど人がいない雰囲気。静かな道である。人はいなくてお花が多いのが楽しい。しばらく歩いていくと小さな雪渓もあり、それを過ぎると平瀬道の分岐である。平瀬道は通行止となっているはずだが、ここの分岐では通行注意となっていた。いずれにしても車利用でないとほぼ利用は難しいはずなので、歩く人もいないのであろう。

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 そこから右に折れて下っていく。緩やかな下りをしばらく辿る。途中にはやっぱりイワカガミが多かった。やがて少しガスってきた。さすがにガスると少し気温が下がる。

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 道には草が少しかぶるが、イブキトラノオなどがよく咲いていた。道標かと思う木の看板があったが、注意書きの看板で、そこを過ぎると少し坂がきつくなった。じぐざぐに下ろうとすると下から登って来る人に会う。そこからは結構登って来る人に会った。今日入山した人たちが登って来る時間なのであろう。次から次へと会うようになった。やがてガスが晴れて下に水色のダムが見えるようになった。

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 なかなか急な下りの所もあり、降りて来たから暑さも増してそれなりにきつい。どんどん下っていくとやがてアルプス展望台に着いた。小さな場所で二人ほど休んでいる。スマホで電話している人がいて、仲間が熱中症で倒れたらしい。この暑さだから下はさらに暑いだろうし、日当たりもよいと倒れるのは分かる気がする。

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 先へ進んで下っていく。テント場がちらりと見えたが、随分遠い。

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 随分下ると右に進んで柳谷に出る。そこにも大きな雪渓があり、雪渓を渡らないといけないが、結構溶けている。下に沢が流れていて、崩れたりしないのかなとちょっと心配だった。

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 手前で沢で顔を洗ってクールダウンしてから雪渓に乗り、渡るとなんとか問題なく渡ることができた。先に下っていくが少しきつい下り、それでもしばらく下って行けば、水が出ている所がある。そこで顔を洗うと少しクールダウンできた。まだテント場まではそれなりにあるようだ。それでも少し緩やかになってきて、やがて木道に出る。木道をしばらく歩いていくと川の流れで遊んでいる人たちを見かけて、もう南竜山荘はすぐそこ、という所まで来た時に、はっと気が付くとストックを忘れていることに気づいた。さっきの水場で顔を洗った時だ!慌てて戻る。しかし、かなり歩いてしまった。木段を登り、さらに道を進んで登っていく。途中で出合った人にストックがなかったか聞くと、あったよということだった。やっぱりと思いながら急ぎ足で登る。登り返すとなると結構きつい道だ。さらに登っていくと女性二人が降りて来たので、ストックがなかったか聞くと知らないという。あれ、なくなったか?さらに先にまだまだ登っていくと、ふと気づくと柳谷の雪を渡った所まで来てしまった。うわ、これは登り過ぎた。再び下る。しばらく下っていくと、さきほどの水場、そこの岩にストックがしっかり置かれていた。

 良かった。ホッと一安心。やっぱりこんな忘れ物をするようだと自分も年だなぁとちょっと思う。また同じ道を降りるのはかなり苦痛であるが、まあ、これは自分の失敗なので致し方ない。ようやく木道に出て、しばらく歩けば、やっとテント場への道に出た。右に進んで南竜山荘で今日も受付をする。さすがに昨日ほどの混みはないんじゃないかなと思うが、どうなるか分からない。昨日と同様に1000円をを入れて、テント場に向かう。ちょうど若い学生のグループもテント場へ向かう所でラジオを鳴らしているのか音楽が流れてきた。再び雪渓を登ってテント場に行く。やはり見た所、まだ余裕があり、遠くない所に張った。予想通り、今日は少な目なようだ。テントを張り終えたら、水場に行って冷たい水をがぶ飲み。やはり美味しい水は有り難い。それにしても比較的軽い行程だと思ったら、予想外に疲れる行程だった。やっぱり白山はなかなかきつい山だなと思う。

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 今日も焼酎で乾杯。今日は昨日と違い買ってきたそのままの黒霧島なので、芋が香る焼酎であった。美味しい水と合わせるとこれもうまい。今日のつまみもサービスエリアで買った富山の白エビを使った柿の種。これもなかなか良かった。まだ少し日差しがあるが、夕方になるとガスが出て、室堂あたりにかかっていた。ただ、時間によっては上がったりして、変わり方が忙しい。日差しが遮られると涼しいのだが、また日が当たったりする。7時をすぎて、少し眠くなってきたので、シュラフに入る。明日はバスに間に合わせるために3時起き、4時出発としたいと思っていた。この時間に出れば、余裕でお風呂にも入れる想定である。明日も天気は良いことを祈りながら寝る。さすがに今日はテント場を探し回るような人は来なかったようだった。

花の白山へ その1(観光新道から南竜山荘)

2025071907(ササユリに会えた)

【 山 名 】白山(御前峰、大汝峰)、油坂ノ頭、別山、御舎利山
【 山 域 】白山
【 日 時 】2025年7月19日(土)~21日(月)祝
【 天 候 】19日 晴れ
【 ルート 】19日 別当出合8:35→10:00分岐→観光新道→10:40仙人窟→11:40殿ヶ池避難小屋11:55→13:20黒ボコ岩13:25→14:05南竜分岐→14:35南竜山荘→テント場(泊)

☆観光新道からテント場へ

 初めて白山に行くことにした。何度か計画したりはしたのだが、やはり遠い山である。できればお花の時期に行ってみたかったこともあるし、バスの便は少なく、自分が行くならば三連休しかないと思っていた。しかし、室堂の小屋を三連休に予約するのはかなり困難、やっぱりテントしかないだろう。テント場は予約不要なようである。松任駅というところからもバスがあるようだが、前日宿泊が前提の早朝しかないし、金沢からのバスも早朝にしかなく、これもほぼ前泊かかなりの早朝に着く夜行バスでないと乗るのが難しい。バスは定員制かつ予約はない。その上、水曜日に足をひねったか何かして右足を曲げると少し痛む。当日には多少回復したものの、歩けるのか不安である。という障害だらけで果たして行けるのかどうか不安がかなりある状態で出発する。

2025071901

 夜行バスで早朝の金沢駅にほぼ定刻に到着、すでにバス停には登山者の行列が出来ていたが、見る限りは乗れそうな雰囲気である。6時のバスには乗れなくても6時15分のバスには乗れそうである。天気はよく、絶好の登山日和であるが、相当に暑くなりそうだ。しばらく待つとバスがやってきたが、やはり一台のみ、先頭から乗っていき、自分の番が来る頃にはかなりザックが積まれた状態、大丈夫かなと思っていたら、乗務員さんが数えてきますということで間が空いたが、戻ってきたところ後8名とのことで、問題なく乗り込むことができた。座席を確保するとまだ数席空きがあったが、他にいた人は次のバスを待つようだった。これで障壁はクリア、無事に行けることが分かって安心する。バスはビル街を過ぎると普通の街並みになるが、思ったよりも近くに山が見える。やがて郊外という感じになり、進んでいくと道の駅に到着し、10分ほど休憩があった。そこから先は山に入っていく感じ、上り坂が続き、いくつかの停留所を経由したのち、どんどん山中へ入ってダムを見たり、トンネルをくぐったりしながら先へ進み、さらに先には渓流を左に見てさらに走り、ようやく白山らしい山がちらりと見えると市ノ瀬に着いた。2190円だった。

2025071902

 トイレに行ってから登山届を記入しておく。そんなことをしていたので、最後になってしまったようで、別当出合行きのシャトルバスのチケット1000円を購入して乗れるか聞くと、乗れるということでなんとか最後の一人で乗り込む。別当出合までは時間的にはそれほど長くはないが、歩くと2時間はかかるようだ。途中には歩いているグループがいるようだった。別当出合で降りて、休憩所があったのでそこで支度をする。水は2Lのペットボトルを買って持ってきた。しかし水場で水を500mlのボトルに入れて飲んでみるとなかなか美味しい水である。それならわざわざ買って持ってこなくても良かったなとちょっと後悔した。

2025071903

 さて、出発する。大きな鳥居をくぐり、右手に砂防新道へ向かう橋を見て、観光新道の表示がある左の道に入る。すぐに登りになり、どんどん登っていく。いきなりカラフルなクガイソウが咲いている。先へ登っていく。やはり暑いが、このあたりは樹林で日差しが遮られているのでまだマシである。少し登るともう降りてくる人に会う。この先、たくさんの人に会うことになった。登っていくと水が流れている。顔を洗うと冷たい水である。また登り始めだが、休みたくなるぐらい冷たい気持ちの良い水だった。顔を洗ってわずかにクールダウンして先に進む。ひたすらの登りが続く。石段も多く、段差が大きい所もある。ここはひたすら登るしかない。なんとか右足は大丈夫そうだ。たまにくきっと怪しいときがあり、痛みは来そうだが、なんとか持ちこたえている。不安だが致し方ない。途中には喜市郎坂という表示があった。

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 さらに登っていくとやがて樹林が少なくなり、左右に曲がりながら登るが日当たりが良くなってしまう。下を見るとまだそんなに登っていない感じで、やはりきつい坂である。右手には別山などの山稜がきれいに見えていて、随分高い。先もかなり高い所まで登らなくてはいけないようだ。右手に道らしいものがあるが、砂防新道らしい。

2025071905

 まだまだ登りは続き、ひたすら登る。上部になると登りはさらにきつくなってくる。降りてくる人に頻繁に会う。それでもやっと分岐に登りついた。

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 分岐から左の道はさすがに通る人は少ないようで細い道になっている。ほとんどの人は別当出合へ降りるのであろう。その先もかんかん照りの道で厳しい。斜度もきつい道が続く。しばらく登っていくとシモツケソウが咲いていた。さらに登っているとなんとササユリが咲いているではないか。この厳しい暑さの中で、少ししょぼくれ気味ではあるが、道横に咲いているのには吃驚した。

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 それにしても暑いこと。ピーカンで雲もなく、スカイブルーが広がってかんかん照りは結構きつい。水を随分飲んでいるようだ。それでもたまに乾いた風がわずかにあり、ちょっぴりだけ涼しく感じられるのは良い感じである。先は随分高い。先へ進んで振り返るとたくさんの近くの山々が並んでいる。途中ですれ違った人があれは荒島岳かな、みたいな事を言っていたが、後で地図を見る限り、違うようであった。さらに先に進むとニッコウキスゲがちらほらと咲いている。また少し進むとタカネナデシコも咲いていた。花の写真を撮りながら進むと足がなかなか進まない。やがて岩の下をくぐるとそこに仙人窟の道標があった。

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 先へ進んでちょっとした岩を過ぎると、今度はシモツケがたくさん咲いていた。

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 さらに進むと餓鬼ヶ咽と書かれた岩場を通る。ちょっと突出している岩をのど仏に見立てたのだろうか。

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 そこから少し下って登り返しになると「この先火口から2km圏内」の標柱が立っている。白山も火山なのである。ザックを下して水を飲んでいる。後ろから早い人が来たので道をゆずろうと思ったら、その人もそこで休憩したので先へ進む。登りがきつくなってきた。登っているとヨツバシオガマが咲いていた。ただ、暑さのせいか少ししおれ気味なやつが多かった。随分登ったなと思う頃、ようやく先に避難小屋の建物が見えたが、まだ遠い。しばらく登っていく。

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 さらに進むと残雪である。だいぶ溶けているので、少し渡っただけだが、表面は溶けて凍ってを繰り返しているのでなかなか固い。すぐに道に戻って登っていく。もう少し頑張るとようやく殿ヶ池避難小屋に着いた。ベンチがあるが、日差しがかんかん照り、吹く風は涼しいのだが、さすがに日差しの中で休む気にはならず、避難小屋の入口の日陰に座り込んで休憩とし、持ってきたパンを食べた。

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 下には池があるようだ。上から降りて来た人が何か動いていると話をしていたのが聞こえて来た。池はだいぶ干上がってはいたが、降りていくと確かに池があって、何かいるようだった。マットが設置されている。外来植物を防ぐためのものらしいので、マットをしっかりこすってから先に行く。

2025071914

 登っていくとカワラナデシコ、ハクサンフウロ、ニッコウキスゲなど花が尽きない。しかし、先の山は随分高い。キンポウゲも咲いている。さらに登っていくとイブキトラノオ、テガタチドリなどが咲いている。日差しは暑いが、ここまで登ってくると風が爽やかになってきた。

2025071915

 やがて「馬のたてがみ」と表示のあるところを過ぎる。まだまだお花は多い。するとマツムシソウを見かける。さらに進むとだいぶ見ごろを過ぎてはいたが、ハクサンフウロとともにハクサンシャジンが咲いていた。

2025071916

 さすがに木段登りはきつい。まだ先が高い。やっとそれを登って進むと左手に大きな岩を見て、その下を進む。石が積まれている所があり、ここが蛇塚らしい。少し残雪があり、溶けた水がわずかに流れていた。先へ行くとイワカガミやキバナノコマノツメが咲いていた。

2025071917

 少し進むと今度はシナノキンバイだろうか。あまり数は多くなかったようだ。

2025071918

 さらに進んで登ると人の多い分岐に出る。そこが黒ボコ岩だった。右下から砂防新道を登って来た人たちが多数休んでいる。これから室堂に登るのであろう。日差しが暑いが、少し休憩する。岩の上に登って写真を撮っている人たちがいるが、わざわざそんな事をしなくてもとちょっと思う。それに足を滑らせたら大けがでは済まないだろう。

2025071919

 今日の最高点はここまでである。ちょっと上に登ってエコーラインを下っても良いかなと思ったが、ごく普通に下へ降りて南竜分岐からテン場へ向かうことにする。下へ降りていくとやはり登って来る人が多い。しかし、お花の数も負けじと多い。テガタチドリが固まって咲いていたのやコオニユリも見かけた。

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 ズダヤクシュも見かける。しばらく下ってときおり沢に近くを通る。沢の水で顔を洗うとかなり冷たくて気持ちが良かった。少し下った沢でも手をつけてみたが、もうそんなに冷たくない。やはり上の方が冷たいようである。しばらく下るとグループがサンカヨウがあると言って声を上げていたので見に行く。きれいなサンカヨウにはなかなか会えないので貴重である。

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 するとキヌガサソウまで咲いていた。

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 さらに下っていくと分岐に着く。登録有形文化財という表示がある。甚之助谷第二号谷止工というもので大正4年に施工されたものらしい。

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 そこから左への道は細い道でこんな道かよとちょっと思う。

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 そちらに進むと石段でしばらく登らされる。普通のトラバース道だとばかり思っていたので、ここで登り返しは結構きついなと思いながらしばらく登ると普通に横に進む道となってホッとする。右手には別山への山稜が近い。一番左にあるのが油坂ノ頭だろうか。そこへの道が見える。結構登らないといけないのだろうな。やがて先にテント場が見えてくる。もうかなりのテントが張られているようだ。進んでいくとエコーライン分岐に出るが、ロープで塞がれている。見ると通行止の表示である。良かった、これを下ることにしていたら、通れない所だった。もう少し先へ進んで緩やかに下っていくと南竜山荘に着く。テント場受付があり、石段を登らされて右の建物に入る。無人受付になっていた。1人1泊1000円なので、記入した用紙とともに料金を封筒に入れて箱に入れた。

2025071925

 テント場に向かう。いきなり広い雪渓である。こんなに暑いのにこんなに雪があるとは本当に吃驚である。かなり溶けてはきているが、それでも十分に残っている。足元が滑るのでちょっと登りにくい。途中にはポールが立ててあるので、その近くを目印に登っていく。雪渓が終わり、石段を登るとテント場に着いた。

 テント場はすでにかなり数が張られた状態、なかなか空いている所がない。すでに建物の脇など張れそうな所にはほとんど張られている状態である。こりゃまずいな張るところあるかなと一番奥まで行ったが、普通の場所はほとんど空いてなかった。草がだいぶ伸びている所がなんとか張れそうだ。無理矢理張ることにする。斜めっているが、頭を上にすればなんとかなりそうだ。テントを張ってようやく落ち着く。それにしても日差しが暑い。少しは陰ってくれないかなと思うが、そういう時に限って雲もないし、ガスも出ない。炊事場に行くと水が出るが、冷たい水である。これは有り難い。しかも美味しい水であった。たっぷり入れておく。

 テントの中は暑いので、近くの建物の陰で少し休んだ。暑いがテントに戻り、持ってきた焼酎を飲む。ウィスキーはこのところ高いし、どうも濃い目に作ってしまうせいか胃がやられることが多いので、最近はもっぱら焼酎である。とは言え最近は焼酎もそれなりに高くはなっているが。麦焼酎はほんわりした味で、冷たい水で割るとなんとなく今日の気分に合った。つまみは行きのバスが立ち寄ったサービスエリアで購入したホタルイカの煮つけである。そのまま口に入れて噛んだら目が固くて歯が痛んだ。まずいと思って、それ以降は目を取り出すことにした。普段だと塩分が気になるが、水を大量に飲むこういう暑い日は、補給できてちょうどよいだろうと思う。ちょっと多いかなと思ったが、酒とともに結局全部平らげてしまった。後はすることもない。日が陰るとさすがに少しひんやりしてくる。夕食のカレーを作る。アルファ米の白米とお湯を注ぐだけでできるフリーズドライのカレーだが、以前にも食べて美味しかったものである。美味しく食べることができた。酒の酔いと夜行の疲れもあってシュラフに入るとあっという間に寝てしまう。ふと目が覚めるともう19時過ぎ、トイレに行きたくなって出るとすごく寒い。長袖シャツにウィンドブレーカーまで着込んだが、それでも寒さに慣れていないのでがたがたと少し震えるくらいに寒かった。再び寝たが、夜遅くなってテント場を探しに来る人がいる。21時過ぎにも一人やってきたようで、隣にテントを張ろうとしたようだが、さすがに草だらけの上に通路だし、斜めっているので、さすがに諦めたようで他へ行ったようだった。後はぐっすり寝ることができた。

続く。

 

霧の浅間尾根、払沢ノ滝へ

2025071205(霧の道)

【 山 名 】数馬峠、一本松、人里峠、浅間嶺、浅間嶺展望台、時坂峠
【 山 域 】奥多摩
【 日 時 】2025年7月12日(土)
【 天 候 】霧ときどきくもり
【 ルート 】仲の平バス停8:15→9:00分岐→9:20数馬峠→10:10一本松→10:55浅間嶺→11:00休憩所11:05→11:10展望台→12:10時坂峠→12:35払沢ノ滝分岐→12:45払沢ノ滝→13:05払沢ノ滝入口→13:55荷田子バス停

☆浅間尾根へ

 天気も悪く、あまりやる気も出ない。しかし、数日前の大雨で久しぶりに気温が低下し、この気温ならば奥多摩でも楽しめるはずである。毎度のことではあるが、普通に浅間尾根を歩くことにした。軽めに歩こうと逆コースの仲の平から歩き出しとした。7時過ぎの数馬行きに間に合うように家を出た。問題なく乗り継いで武蔵五日市駅で数馬行きのバスを待つ。今日はそれほど人も多くなく、座席も空席があった。どんよりとした空で山には霧がかかっている。今日はくもりの予報で雨はなさそうだ。歩くには問題なさそうである。途中で降りていく人が多く、もちろん仲の平で下車したのは自分一人であった。

2025071201

 どうも浅間尾根を歩く時は以前からこの仲の平への道を降りたり、登ったりするのが好きである。以前はメインコースだったと思われるが、最近は浅間尾根登山口を利用する人が多く、仲の平のこの道を使う人は少ないようだ。直登気味の道で面白味はないと考える人が多いのかもしれないが、自分的にはここを使うのが一日の山としてはちょうどよい感じに思える。入口横の民家はもう無住なようで入口は相変わらず草が多い石段だが、少し踏まれている。アジサイがまだ咲いていた。

2025071202

 のっけから蜘蛛の糸攻撃である。ただ、ジョロウグモのような強烈なやつではなく、ごく普通の山にいるクモの糸なので手刀で切れば問題ない。その先もときどきあるが、霧のせいかしずくが付いているので発見しやすいので有り難かった。少し登ると山に入り、急な道を登る。以前と少し道が付け替えられた感じで左の小さな涸れ沢の横を急登してから右に登る。霧でぽたぽたとしずくがたまに落ちてくるが、それほど多くはないので無視して登る。その先も少しきついが、自分のペースで登っていける。やはり霧が少し濃い感じである。

2025071203

 下を見ながらどんどん登っていく。杉林が終わると左へ少し進んで、再び急登、さらに見覚えのある岩などが出てくる急登をしばらくこなすと風張峠の方から続いている尾根の分岐に登りついた。

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 そこから右へ浅間嶺に向かう。やはり霧が濃く、しずくが落ちてくる頻度が増えたようだ。しずく避けに帽子をかぶった。緩やかな道は以前と同様に歩く人はそんなに多くはない感じ、静かな道が良い感じである。霧で眺めもないので淡々と進んでいく。やがて数馬峠に着く。もちろん石仏は健在である。下へ向かう道があるが、そちらを示す道標はなくなっていた。

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 戻るような感じに左に降りていく。やがて右に進んで下って行くと林道に出た。

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 先を再び登山道に入る。歩く人が増えるようで良い道になっていた。しばらく進んで下ると見覚えのあるベンチなどのある分岐、草にかくれるように石仏が置かれている。

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 右へ進むと岩場にも石仏がある。比較的新しいものであるが、それでも少し年月を経て風格が出ていた。先へ進むと初めて人に会った。さらに進むと猿岩があるが、そこに置かれた案内板はもう読めなくなっていて、誰かがマジックで「猿岩」と書いたものだけが読める感じだった。

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 先へ進んでいく。藤倉分岐を通過し、さらに歩いていくと石仏のある一本松分岐、せっかくなので一本松にも立ち寄った。

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ホワイトアウトなので三角点がぽつんとあるだけだった。

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 戻って先へ行く。人里分岐の石仏にも挨拶し、さらに進むと伐採地の横の道になるが、以前は何もなかった所にフェンスが出来ていた。植えた幼木が鹿などに食べられないように作ったものらしい。今は草地だが、いつかはまた元のように樹林に戻るのだろうか。

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 随分進んで尾根道との分岐、特に急ぐ必要もないので、もちろん尾根道を行く。途中の小さな石祠を見て、さらに淡々と進んで登ると浅間嶺に着く。少し雰囲気が変わった感じがした。

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 そこから少し下ると富士浅間天神と書かれた屋根掛けされた石祠がある。きれいなもので最近置かれたもののようだ。横にある木祠は潰れていた。やはり山も少しずつ変化があるなと思う。

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 しばらく下ればトイレの横に出て、休憩舎に着く。どうせ展望台のベンチは濡れているだろうから、ここで昼食を食べることにする。小さな菓子パン一つだからあっという間に食べた。

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 さて、先へ進む。前は広場から登る道もあった気がするが、草にうずもれている。右に行って上川乗への分岐の所から左へ登る。少し登れば展望台であるが、だいぶ明るくなったものの、まだホワイトアウトだった。休まずそのまま先へ進む。

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 夏草が繁茂がすごい状態になっていて、トンネルに近い状態の所もあった。まあ、先日のあの暑さの中を登る人も少なかっただろうから分からなくもない。緩やかに下っていくと下草がきれいな感じの所があった。先へ進んで松生山の分岐から左に下っていくと分岐に出て、右へ進む。しばらく進むとやはり左が大伐採地になっている。ここまで来ると少し霧が上がり、少し下の集落が見えていた。小岩あたりの集落だろうか。

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 さらに先へ進み、下っていく。やがて谷に向かって下り、沢沿いになるので沢で顔を洗うと少し水が冷たかった。さらにしばらく下っていくと一軒家がある。もう何もやっていないが、ザックなどが置かれている。クラウドファンディングの表示があったが、里山再生のためのもので、この一軒家のためのクラウドファンディングではないようだ。

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 降りようとすると子供連れのグループが前を行く。少し下の沢でたくさんの子供連れが遊んでいた。何かのイベントらしい。先へ進むと道路に出て、のんびり歩く。もう止めてしまった休憩所からは御前山が見えるはずだが、やはり上は雲の中のようだった。しばらく道路を歩いていく。たまに車が登ってきた。いつものように左に折れて時坂峠に行く。外国人が二人ほどやってきたのに会った。最近は奥多摩のハイキングコースでも外国人を見かけるようになった。さらに進めば時坂峠に着く。相変わらず吹き上げて来た風が通り抜けていて涼しい。いつものように石仏と石祠に挨拶する。峠の手前には石碑があり、もう顔がなくなっていて胴体だけの石仏が置かれている。道路なのが残念なのだが、このあたりの雰囲気はいつ来てもよいものである。

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 登山道を降りていくが、以前よりも道が良くなって歩きやすくなった感じである。しばらく下って道路に出て、民家横のショートカットに入るが、そこはさすがに歩く人はほとんどいないようでだいぶ藪化していた。それでもなんとか道型は残っていたので、それを追って下ると再び道路に出る。その先はまた道標のある道なので、歩く人も多く、特に問題なく下っていく。この時間、登って来る人にまだ会う。沢を見て下り、石段を降りて道路を進めば、もう払沢ノ滝の駐車場、せっかくなので行ってみる。トイレに立ち寄ってから先に進み、遊歩道を右へ行く。やはり夏のせいか観光客が多い。しばらく進むと忠助淵、結構水量があるようだ。

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 先へしばらく進み、左に園地を見てさらに進めば払沢ノ滝、以前に台風の後に見たときほどではないものの、やはり先日の雨の影響があるのか、それなりに水量があって見応えのある感じであった。

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やはり滝風があり、涼しかった。しばし眺めながら休んだ。

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 下っていき、バス停に向かう。まだまだやってくる観光客に会いながら進み、バス停に行くと10分ほど前に行ったばかり。13時台はバスのない時間で一時間待ちである。しょうがないな、歩き足りないし、もう少し歩くかと道路歩き。暑い日だと嫌になるが、今日はそれほど暑くもなく、晴れてもいないので、特に問題はない。なんか9月の終わりころのような雰囲気の中をひたすら歩く。途中で立ち止まろうかと思いながらも結局、ずっと歩いて荷田子まで行く。一人おじさんがバス待ちしていた。さすがに足が痛くなってきたし、もう15分くらいでバスが来る時間だったので、ここで打ち止め。左上に屋根掛けされた所に木のベンチがあったのでそこに座ってしばらく待った。バスが来たが増発便は人が多く、立ち客がいる感じだったが、次の定期便は座席が空いていたので座ることができた。武蔵五日市駅に出て、帰宅した。

 

伊豆高原の湯

城ケ崎からの帰りは温泉へ。

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伊豆高原の駅から歩いて5分くらいでしょうか。少し上り坂を登って右に曲がるとすぐにありました。

入浴料は1200円。

内湯は少し熱め。塩素臭が若干感じられましたが、それほど強くはなく、人の多い施設なのでしっかり塩素殺菌されている方が安心ですね。お湯はアルカリ単純泉のようです。

露天風呂もいくつかあり、熱いお湯とわずかにぬるめのお湯と選べます。日射しは暑かったけど、露天風呂の椅子に座ってまったりしていると風がわずかに涼しいのはやはり東京とは違う所。暑さに疲れたこともあって長い間座ってしまいました。自分はやらなかったけど、泥がおかれていて、体に付けることもできるようです。女性の美容に良いかな。

海風で体がべたついていたので、汗を流してすっきりして帰ることができました。

駅から近いので、機会があれば、立ち寄っても良いかなと思いました。

 

城ケ崎へ 城ケ崎自然研究路編

ピクニカルコースからの続きです。

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しばらく道路を進むと連着寺。ヤマモモの木が有名なようですが、どこにあるか分からず。暑くて探す気もありませんでした。

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境内には結構大きな木もあって、悪くない雰囲気。

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先に進むと自然研究路の入口。

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少し進むと右に石食いのモチノキがあると書かれていたので行ってみました。特に下の部分なんか確かに石を食べてますね~。

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先に進むと建物があり、左には海が見えます。遠くの荒波にもまれている岩は俎(まないた)板と案内板があり、それによると流罪になった日蓮大聖人がこの岩に置き去りにされたと書かれていました。ホントの話だったら酷いですね。

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その先の道がよく分からず、半信半疑で進むと道標があって問題ないことが分かって良かったです。しばらく進むと海に突き出た所があり、やっぱりスカシユリでしょうか。いくつも咲いていました。

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結構、樹林の中を進む地味な道が続きます。細かいアップダウンもあり、日当たりのよい所に出ると暑いです。

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「にちょう」と表示のあるところ。亀裂があり、海がどどーんと打ち付けていたようなので、近くへ行ってみたけど下は深すぎて見えず。転落したらしゃれにならないので、戻りました。

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先へ進むとホタルブクロ。白が多かったです。

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どんどん先へ行くと「いがいが根」という場所。涼しいときなら休んでいきたい所だけど、日差しも暑くてとても休む気にならず。

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先へ進んだけど、良い休憩場所がなく、結局、途中で石段に腰を下ろしてパンを食べました。先へ進むと随分海からの高度があるようです。

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途中には石仏が置かれていました。

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やっと先がちょっと見えるところがありました。

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少し下って進む所は海風が吹き付けてわずかに涼しいので立ち止まって少し休憩。

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「びゃくび」という所にはハマカンゾウがたくさん咲いていました。

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こういう顔の動物いそう、と思った岩。

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対馬の滝展望台とあったので行ってみましたが、水は涸れているようで滝は見られなかったです。幻の滝らしいです。

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さらに進むと大淀・小淀というところが下にあるようです。どうしようかなと思ってましたが、観光客のファミリーが下っていったので、自分も行ってみることにしました。

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岩場を急な道で下ると岩の多い所に出て、進むとこれが大淀でしょうか。

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近くには荒波がすぐそこまで来ています。

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こちらは小淀かな。子供が潜水してました。

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岩の造形がすごい感じ。

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再び登って先へ進むと大きな橋立吊橋。

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こちらも高度感ありあり。ちょうど人がおらず、吊橋一人占め。

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先はまた登らされたりして、地味な道をひたすら進むとやがて民家横に出て、もう港の近く。さらに進めばゴールの八幡野漁港に到着。日陰に座り込んだけど、そこも下が熱かったです。

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港から駅へ向かう道は上り坂が多い上に日差したっぷり。アスファルトの反射熱が真面目に厳しい道でした。駅近くの温度表示は32度でしたが、それ以上の気温に思えました。駅前のスーパーのところにあった自販機でやっぱり麦茶を買って飲みまくり。やっと伊豆高原駅に到着して終了でした。

 

城ケ崎へ 城ケ崎ピクニカルコース編

たまには山から離れてみるのも良いかなというのと、シーサイドウォーキングに行きたくなったので、城ヶ崎海岸へ。

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城ケ崎海岸駅はウッディーな雰囲気のよい駅。しかし、降りるとすごい湿気と暑さ。やっぱり海沿いの湿気は半端ないですね。

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ピクニカルコースに向かいますが、左に折れてしばらく歩いていくとこじんまりした富戸港。

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分岐に戻って先へ行くと城ケ崎ピクニカルコースの石標。

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少し歩いて分岐を左に入ると魚見小屋が保存されています。江戸時代から昭和30年代までぼら漁がおこなわれていて、ボラを監視するための小屋のようです。

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ぼら納屋。やっていれば何か食べようかと思っていましたが、残念ながら10時半頃でしたので、まだ営業していなかった模様。11時からのようでした。30分待ってもよいけど、この先長いし、遅くなると暑さが厳しそうなので先に進むことに。

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再び、遊歩道を先へ進みます。やはり暖地性の木などがあって、いかにも伊豆の雰囲気。

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暑い暑いと言いながら先へ進みます。結構細かいアップダウンがあります。砲を模したものが置かれていましたが、黒船防備砲台跡。沼津藩の水野氏が黒船の防備のために大砲を置いたもののようです。

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これは何のお花でしょうか。

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海沿いらしい感じの歩き。

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ハマカンゾウがよく咲いていました。

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だいぶ歩いて外国人の観光客に多く合うようになると、門脇の吊橋。下を見ると結構高さがありますね。

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吊橋を渡って先へ行くと門脇灯台。先にこれから歩く海岸線が見えますが、遠いなぁ。

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スカシユリと思われる花が咲いていました。

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これで城ケ崎ピクニカルコース終了。

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フラワーガーデンの前に出ました。自販機が近くにあったので麦茶のボトルを買ってがぶ飲みしました。

続く。

 

中の湯温泉旅館

焼岳の帰りは中の湯温泉で立ち寄り。

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入浴料は800円。予想外に早く降りられたので12時からということで少し待ちました。

内湯はぬるめな感じ。浴槽は二つに分かれていましたが、この時期のせいかどちらも温度はそれほど変わらず。暑い日ですので、このぬるめが良い感じです。内湯からも霞沢岳と思われる山が見えました。


お湯はあまり強くはないですが、自然な香り。単純硫黄泉のようですが、硫化水素らしい香りは内湯では感じられなかったです。よくみるとごく微量の湯の花があるようでした。

露天風呂に入って見るとかなり熱め。清掃時間であまり人が入っていなかったこともあるのでしょうか。お湯はかけ流しと思われます。一応、お湯をもんで入ってみましたが、やはりあまり長くは入っていられませんでした。かき回したこともあって内湯よりは湯の花があるのが見えましたが、こちらも微量でした。硫化水素の香りがほんのわずかに感じられました

宿の人も後から来て気づいたのか、水で埋めるようでしたが、もう自分は待ってられないので、のんびり内湯に浸かって上がりました。

休憩所は窓が開いているだけなのに座っていると涼しい。やはり山の湯ですね。

もう一度訪れることは自分には難しいですが、いいお湯でした。

 

焼岳へ 下山編

2025062831(槍ヶ岳、穂高連峰、上高地の眺め)

続きです。

☆中の湯へ下山

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 しばらく休んで下山にかかることにする。やはり下りも足元が悪い下り、ほんのわずかに下ると左の石に下山と書かれた道があり、そちらを少し下る。再び登りの道と合流して右上にある噴気孔を見る。湯気の量はそんなに多くはないが、あたりの岩が黄色に変色しているのを見るとかなりの硫化水素が含まれているのであろう。

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 しばらく下れば分岐に下りつく。そこからははるか下の方まで人が登っているのが見える。ここから随分下らないといけないのだなと思う。

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 下りに入り、少しトラバース気味に右へ下る。岩も多く、ゆっくり下る。しばらく下って行くと右下に小さな火山湖が見える。

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 振り返ると上にはやはり噴気孔があり、これはかなり激しく噴気を噴き出していた。中の湯からは続々と人が登ってくるようだ。目の前には南峰があるが、崩れる危険があるので登山禁止になっている。古い道標らしき木切れが下に落ちていた。

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 そこから下る。日差しがかんかんと照りつける。それでもまだこのあたりは標高があるので風が爽やか、しかし、下へ行けばかなり厳しいのだろうなと思う。それにしても随分な人が登ってくる。こんなに登ってくる道だとは知らなかった。中の湯登山口まで車で入れば、それほどではないからなのかもしれないが、それでも、山頂までは結構な登りだと思う。次から次へと人に会いながら下る。ところどころ立ち止まって水を飲んだ。やはり直射日光の強さはかなりである。水をそれなりに飲んでおかないとまずいであろう。もちろん長袖のシャツを袖まで止めて、日焼けを防ぐ。

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 結構きつい下りがひたすら続く。足は大丈夫だが、またすっ転んだりしないように注意しながら下る。さすがに下の方まで降りると暑さを感じる。それでもまだ低山よりはかなりマシか。さらに下っていくと横はあまり見えなくなり、ひたすら道を追って下る。たまに左側がちらりと見えると雪渓があるようだ。さらにしばらく下るとやはり左が見えるところに出た。

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谷沿いに雪渓があるが、この暑さでかなり溶けているようでもう沢底が出ている所も多い。それでもまだ雪が残っていて、やはり北アルプスらしい感じである。

2025062839(咲き残りのムラサキヤシオツツジ)

 木段なども交えながら下ると、小さな広場のような所に出る。日差しが暑いので少し樹林で日陰になっている所に入り、振り返るともう焼岳が随分高く、遠くなっていた。それにしても良い天気で青空である。

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 先へ進んで樹林の中を下っていく。さすがにもう樹林の中なので、袖を上げても良いだろうと袖をまくると少し涼しい。やはりまだこのあたりは少しひんやりとして風が若干涼しいようだ。さきほどよりは人が減ったが、ときおり登ってくる人に会う。そろそろこの時間だと日帰りはちょっと厳しいのではないかと思うが、それでもまだたくさんの人に会う。そんなに小屋に泊まるとも思えないし、何時に下山するのだろうか。しばらくは緩やかな下りが続いて、足の負担もそれほどではなかった。途中わずかに平坦になっている所で水を飲む。さらに先に進んでいくとちょっと登り返しになる。結構きつくて足にきた。登った所で一休み。随分下ったように思えるけれど、樹林の合間から先の山がちらりと見え、まだかなりの高さにいることが分かる。休んでいると一人、先へ下っていった。

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 少ししてから自分も先へ進むと、また急な下りとなる。たまたまだけど、ちょうどよい所で休んだようである。ひたすら下りが続く。こちらから登るのは大変そうに思う。まだまだひたすら下りが続く。わずかに緩やかになったかなと思いながら下るとまたきつくなる。左右に曲がりながらの大下りとなる。先には遠くに山が見えたが、飛騨の山だろうか。どこの山かさっぱり分からなかった。さらに下ると途中にはブナと思われる大きな木があったが、ちょうど下っている人をパスした所で立ち止まるのは難しそうだったので写真は撮らなかった。まだしばらく下りが続き、下を走る車などの音が聞こえるようになった。そろそろ終わりが近いなと思っていると右に進んでから左に折り返す。すると下に道路が見えた。再び折り返して右へ進んでいく。緩やかな山道になって、左下にはちらちらと道路が見える。風があって爽やかな道をしばらく進むと登山口の表示があり、さらにその先に進むと道路に出るが、たくさんの車が置かれていて、登山口の目の前まで車が駐車していた。

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 先に道を下りたいが、その道はどこにあるのか分からない。道路を下ろうかとも思ったが、ここはかなり冗長な道なのでできれば登山道を下りたい。左右に道を探すと車と車の間を抜けるとなんとなく道っぽいものがあるが、単に水が流れるようなところにも見える。これで良いのかと入ってみるとやはりこれが道のようだ。かなり細いので、戸惑うが、それでも下へ続いている。少し下ると埋め込まれた木段があってやはり道だった。踏み跡に従って下っていくと問題なく、道路の横に出る。さらに下へ続いてはいるようだったが、そろそろ道路を歩いた方が無難に思えたので、左に出て道路を下る。やはり冗長な感じの道で、かなり左へ行ってから折り返して右へ行く。進んでいくと中の湯温泉の看板がある。右に道を登る。左に駐車場を見て、坂を登ると旅館の建物で、左に階段を登ると玄関である。見ると日帰り入浴は12時からのようである。時計を見ると後15分くらいなので、始まるまで待つことにした。スマホで帰りのバスを予約する。今は新島々行きのバスは完全予約制になってしまって面倒である。電波は届いていたので問題なく予約できた。よさそうな時間のバスはすでに予約でいっぱいだったのでかなり余裕のある時間のバスを予約した。しばらく待つと時間になり、入浴をお願いする。柔らかいお湯で内湯がぬるめ、露天風呂は熱いお湯だったので、内湯でのんびり浸かり、霞沢岳などを見ながら入浴した。

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 さて、バス停に向かう。まだこの時間だとバス停に着くのはかなり早そうである。以前は道路横に下山路があったようだが、今は歩く人もなく、なくなっているようである。普通に道路を歩いて下る。やはり長い道路だが、樹林が多く、あまり日が当たらないし、やはり吹く風は意外に爽やかで、暑いという感じではないのが有り難い。車の通りもときたまだし、歩道はないが、道路の幅がかなりあるので特に問題なく下っていける。下の方へいくと沢音が聞こえてきて、やがて下から車の爆音が聞こえてくるようになる。安房トンネルを飛騨に抜けるルートだから、走る車も多いようだ。やがてその道路に出る。右手に見えるのは安房トンネルの入口である。左に折れて下っていく。しばらく下ると左に沢があり、かなりの水が流れている。涼しいかと思ったが、そうでもなかった。さらに下れば中の湯のバス停が見えてくる。梓川の流れが橋の上から眺めた。近くにある卜伝の湯は入浴できないのが残念である。ネットで調べるとあたりが崩落したらしい。

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 バス停に行くが、日当たりもあり、座るところもないので釜トンネルの手前の中の湯売店に行ってみる。準備中の札がかかっていて、やっていない。入口に座って時間を潰す。ここにいるとさすがに釜トンネルから吹いて来る風が冷たく、ウィンドブレーカーを着込んだくらいだった。さわんど行きのバスは頻繁に通る。どれもかなりの客が乗っていて、車で来る人達のいかに多いことか。ようやく時間近くになってバス停に行き、新島々行きのバスに乗り込む。スマホを見せようかと思ったが、名前を呼ばれたので答えただけであった。座席は自由になっていて、すでに空いている列はなく、通路側の席で空いている席に座らせてもらった。このバスはさわんどを過ぎると安曇支所前、新島々しか止まらない。観光客向けのバスになっているようである。新島々で乗り換える。スマホ予約は松本までにしたので、すでに料金は払ってある。スマホを見せると料金支払済の切符をくれた。のんびり乗って松本駅で下車する。土産物や弁当などを買い込み、いつものようにのんびりと各駅停車で帰宅した。

 

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