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天目山、湯の沢峠、大蔵高丸、ハマイバ丸へ その1

2025081746(ハマイバ丸からの富士)

天目山へは一般登山道はありません。湯の沢峠登山口から湯の沢峠、米背負峠から林道までの間は沢に近い道になるので、やや不明な所や多少のヤブがあったりします。

【 山 名 】天目山、湯の沢峠、大蔵高丸、ハマイバ丸、米背負峠
【 山 域 】南大菩薩
【 日 時 】2025年8月17日(日)
【 天 候 】晴れときどき曇り
【 ルート 】天目バス停8:30→9:20 1369m→10:00天目山10:05→10:40林道→11:10湯の沢峠登山口11:55→12:00湯の沢峠→12:40大蔵高丸12:45→13:20ハマイバ丸→14:05米背負峠→14:35林道→15:20レジャーセンター分岐→15:40頃道路(バス乗車)

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☆天目山へ

 こう暑い日が続くと山に行く気も少なくなるが、標高が1000m以上あれば猛暑の日でもなんとかなるだろう。とは言え、大菩薩嶺などは毎年のように何度も歩いているし、ちょっと変わった所へ行きたくなった。なので久しぶりにバリコースも歩きたい。天目山はもちろん行ったことがないなと思い、調べるとあまりヤブはなさそうだ。これならば夏場でもなんとかなるのではと出かけてみることにする。

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 一本早めに甲斐大和駅で下車してバス停に行くといつもの増便が出たが、上日川峠まで乗る人だけを乗せているようで、途中で降りる人は待たされるようである。天気は良さそうだが、駅近くの山には雲がかかっていた。まあ、あまり天気が良すぎると暑すぎるので少し曇っているくらいでちょうど良いと思う。やはり甲斐大和駅の朝は涼しい。東京とは温度差が随分あるようである。さすがに日曜日ということもあるのか満杯までにはならなかったようだ。自分はすぐに降りるので前の席を確保する。温泉で下車した人がいたが、次の天目で下車する。バスの運転手は竜門峡を降りると思ったのだろう、バス停ではなく、遊歩道の入口で下してくれた。

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 すぐ先に右に栖雲寺(せいうんじ)の入口がある。緩やかに進むとすぐに本堂がある。もちろんこの時間、開いているようなことはない。このあたりにはもう何度も来ているが、初めて来たお寺である。貞和四年(1348)に開山されたという古刹。境内の奥に進むと武田信満の墓がひっそりとある。柵に囲まれているが、中に宝篋印塔などが置かれているのがうかがえた。左には別なお寺の宝篋印塔などが置かれていた。

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 戻って右へ進むと庭園に向かう細い道を進む。あたりには大きな岩や石がごろごろしている。道は木段や石段などで登っていく。途中には地蔵菩薩磨崖仏と案内板がある。だいぶ石に苔がついて見えにくいが、確かに文字や絵などが書かれているのが確認できた。さらに道は登っていく。幟のたくさん立っている道をしばらく登ると魔利支尊天の社があり、さらに登る。座禅石と書かれた大きな岩を見てさらに登り、右に休憩舎を見る。さらに登ると道路に出た。左に水道施設と思われる施設を見て先に進む。軽トラックが置かれていてあたりは果樹なのか、木があって耕作地という感じである。人に会うかと思ったが、離れた所にいるのか人を見ることはなかった。左に進むともう山である。すぐ先に尾根があるが、これは登れなさそうだ。先に取りつけそうな斜面があったのでよじ登る。左に尾根があるが、かなり高く、そのまま取りつくのはかなり厳しそうである。間のあたりが比較的登りやすそうなのでしばらく登ってみるとなんとか左に踏み跡チックなものが見つかり、それを辿って斜めに戻るように登ると小尾根に登り着いた。

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 先は高いがなんとか登って行けそうで安心する。さすがに登ると暑い。昨日は雨が降ったのか湿気も多い。汗をたっぷりかかされる。少し登ると踏み跡っぽいものが見つかる。右から来ているようだ。それでもかなりの登りである。しばらく登っていくと踏み跡が左へ分かれている。尾根をそのまま辿るか迷ったが、左の踏み跡を進むことにする。しかし、しばらく進むが、これは登っていかず、そのまま左へ行ってしまうようだ。やはり尾根を進んだ方が間違いなかった。右にUターンするように踏み跡があったので、それを辿って右へ尾根に戻ろうと登るが、途中には倒木などもあって登りにくかった。なんとか尾根に戻って再び登っていく。登る人もいないのかあまり踏み跡はない。ひたすら足の力に任せて登るだけである。暑いのでのどが乾き、途中でザックを下して水を飲んだ。そのまま登っていくとようやく少し斜度が緩み、さらに登っていくと1369m点と思われる所に登り着いた。樹林の中で眺めもなく、靜な場所である。そこにあった木の根本の皮が齧られて裸になっていた。シカのせいだろうか。特にあたりには山名板などは見当たらなかった。水を飲む。

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 先に進む。緩やかに下ると大きなギャップが見えてくる。しばらく進んで下ると鞍部に出て、そこからの登り返しがきつい。左手に斜めに登る踏み跡のようなものも見えたが、右手に登る方がよさそうだ。そのまま右へ登るとやはり先に進んでいけそうである。かなり足元がきつかったが、なんとか登る。すると今度はまた左手が広くなっていて、先に斜面が見える。ここも右手が登れそうである。そのまま進んで登る。高度を上げてきたせいか、暑さが収まり、少し登りやすくなってきた感じになる。なおも登っていくと尾根が少し細くなってきて、分かりやすい尾根になる。

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 やがて小ピークに登り着いたが、まだ手前のようだ。少し下ってから再び尾根を進んでいく。急に冷房のスイッチを誰か入れた?と思うくらいにひんやりとした空気に包まれて登りやすくなった。どうも一定の高さを越えると空気がひんやりしてくる。それ以下とそれ以上で気温が随分違う層が1000m~1500mの間にあるようだ。さらに進んでいくと再びギャップのような所に出るが、その先には後ろ向きの杭が立っている。何が書かれているのだろうと進んでみると、境界見出票だった。

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 さらに進んでいくと細い尾根は下降になってしまう。何かおかしいと振り返ると左手に大きな山が見えている。地図で確認するとどうやら左の支尾根に誘い込まれてしまったようだ。仕方なく登り返す。しばらく進むと左手に尾根の続きが見えて、向こうから来た時に少し右に曲がらなくてはいけなかったようだ。このあたりはきちんと地図読みしていないと自分のように誘いこまれるので、注意が必要だ。正しい尾根に下ると再び鞍部に境界見出票が裏返しで立っていた。そこから登り返す。それほどきつくはなく、しばらく登っていくと山頂らしい場所に登り着いた。

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 そのあたりにはマルバダケブキがたくさん咲いていた。松浦氏の本で見ていた写真と随分違っているようだ。月日が経って伐採されたあたりの木も再び育ったためだろう。わずかに切り開かれたような感じで少し光が差し込むくらいである。

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 三角点があるはずなのだが、あたりには見当たらない。少し先に進むと御料局三角点と思われる石標が見つかった。あたりには山名板のようなものはまったく見当たらなかった。少し水を飲んで休憩した。

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☆湯の沢峠へ

 さて、先に進む。尾根が広がって進む方向が少し分かりにくいが、そのまま進めば良いようだ。緩やかな下りで進んでいき、左に尾根を分けるが、そのまま右の尾根を進む。さらにしばらく進むと今度は右にも尾根があるが、それは見送って左へ下る。少し急な下りで木が邪魔したりするが、しばらく下ると林道に降り立つことができた。

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 林道は使われていないようで草が伸びている。しばらく先に進む。左に眺めがあるが、中日川峠とかそちらの方だろうか。右に入れそうな所があり、先にカーブミラーがある。取りつきはこのあたりだろうと見当を付けたが、念のためカーブミラーのあたりまで行ってみる。やはり取り付けそうな所はなく、戻って取りつく。

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 しばらく登っていくと左は林道で擁壁になっている。落ちたらシャレにならないので注意して進む。樹林の中に入るが、わずかに踏み跡があるようだ。しばらく進むと小ピークで右に曲がり、さらに進んでいく。

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 再度ピークが出てくるが、これは手前を左に進む。昔の山道っぽい雰囲気の踏み跡を進んでいく。また右に曲がって下ったのち、ギャップを巻いて進み、下っていくと鉄塔があるが、倒木が塞いでいる。左にテープがあり、踏み跡があったのでそちらに入ったが、木の枝に邪魔されて歩きにくかった。縫いながら下るとなんとか林道に降り立つことができた。

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 林道をしばらく先に進むとゲートがあり、脇は草が多かったがなんとか通り抜ける。休憩舎があるが、使うような人はいるのだろうか。左の林道は使われているようだ。そのまま直進の林道を湯の沢峠登山口へ降りていくことにする。

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 先に進むと日差しがあるので長袖シャツを出して着る。直射日光は強いが、風が吹くと少し涼しい。コオニユリが咲いていた。写真を撮っていたら、すぐ目の前なのに、なぜかクロアゲハがとんできた。手の届く距離なのに、蜜に飢えていたのか、それとも絶対に捕まらないという自信があったのだろうか。もちろん自分は捕まえることなど考えてはいなかったが。ひとしきり写真を撮ることができた。

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 長い林道を下っていくと標高を落とすので暑くなってきた。車が後ろから一台通ったが、これは山梨ナンバーで地元の車だろうか。その次には対面から一台車が通ったが、これは東京のナンバーで登山者だろうか。随分歩いて、ようやく湯の沢峠登山口に着く。

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 そこから左に湯の沢峠へ向かう。初めて歩く道である。少しの間林道っぽい道を進み、左に建物を見て、その先に左に工事をしているのか先にブルドーザーが置かれた工事用の道を見るが、草の生えた道を直進すれば良いようだ。そのまま進むと沢沿いの道となり、小さな沢を渡って進む。だいぶ夏草が伸びて、ちょっとヤブっぽくなりつつあるが、道は続いている。樹林の中なので長袖シャツはいらないだろうと脱いだ。さらに進むと再び左からの小さな沢を渡る。沢水を顔に付けるとそこそこ冷たかった。さらに先に進んでいくといかにも沢沿いの道、再び日差しが入って暑いので、長袖を着る。右に木橋のようなものを見る。渡るのかと思いつつも先へ行くと道標があり、湯の沢峠は先のようである。

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 再び樹林の中なので長袖を脱ぐ。少し行くと渡渉になる。石があるので、それを使って渡る。少し進むとまた渡り返す。それからは何度も沢を渡り返して登っていく。左や右から来ている小沢を渡るのは入れなかったが、数えただけでも6回以上渡り返すことになる。赤テープなども付いているので、分からなくなりそうな所はそれを目印に登る。だいぶ登ってきたと思う頃、先にガードレールが付いている。

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 なんのためにこんな山深い所にガードレールがあるのか、以前は車も走らせようという考えもある林道に近い道だったのだろうか。

2025081720(苔がきれいだった)

 さらに登っていくと水量が少なくなってくる。左に沢が分かれる。木橋があるが、壊れている。使わなくても石の上を歩けば問題なかったが。先へ進むとさらに少なくなり、斜度も少し上がって登っていく。やがて水音があまり聞こえなくなり、水も少なくなったようだ。やがて右にわずかに水が流れるくらいになり、そのあたりが源頭なのだろうと思われた。左に登るとパタンという音が聞こえてきて、なんだと思っていたら上に古い避難小屋が見えた。もう随分前に泊まった小屋である。左には車が見えていて、何台も駐車されているようである。音は車のドアの音だったようだ。避難小屋の前に登り着いた。

2025081722

続く。

 

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