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カモシカに通せんぼされる甑岳

2025092825(甑岳の山頂広場)

岩神コースはヤブ尾根になっているので、難路です。

【 山 名 】甑岳
【 山 域 】山形の山
【 日 時 】2025年9月28日(日)
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】村山駅7:25→7:55岩神コース入口→8:40岩神山→9:10追立山→9:30ハチカ沢コース分岐→10:05幕井コース分岐→10:45山頂広場→10:55三角点→11:05山頂広場11:10→11:30幕井コース分岐→11:55馬立沼→12:15幕井登山口→12:30岩神コース入口→13:35オオタ湯(入浴)→村山駅

☆岩神コースでカモシカに通せんぼされる

 自分はどちらかというと土曜日に大きな山を登って日曜日は軽い山を登って帰る方が好きだが、今回は逆パターンである。かなり長い登りになると思われたのでやはり早朝出発にする。さすがに五時台の始発電車に乗るのは厳しいので、7時の新幹線に乗ることにする。今朝は濃霧注意報が出ていたが、山形駅ではきれいな青空だった。しかし、新幹線が走り始めるとかなりの濃霧になって暗い感じの所を通過する。こりゃまずいか。さすがに昼になれば霧は上がるとは思ったが、もしかするとずっと霧の中を歩いたりすることになったりするのだろうか。心配して乗っていると少し霧が上がりつつあり、青空も見え始めたので少し安心する。しかし、甑岳と思われる方面の山には低い雲がかかっていて山はまったく見えない。果たしてどうなることだろうか。さすがにこんな早朝に村山駅で下車する人はわずかである。駅を出るとタクシーが待機していて、乗ろうかとちょっとだけ思ったものの、やはりウォーミングアップを兼ねて幕井貯水池まで歩くことにする。

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 車の通りが若干あるが、そんなに車は多くない。比較的静かな通りを先へと歩いていく。途中の大きな道をいくつか横切るともうあまり車が走ることもない。そのまま先へ緩やかに登っていく。やがて左にカーブしてさらに進んでいくと右に甑岳登山道入口と地図の書かれている看板があった。

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 そこを右に曲がって先へ進んでいく。先の山には雲がかかり、下しか見えない。やっぱり今日はダメかなと思いながら進んでいく。それでもわずかに日差しがあるようだ。大きな道を渡り、先へ進むと近くの畑の人が車を置いて何やら話をしていた。それを見ながら先へ進む。やがて直進は林道の道になるが、そちらに入る。すぐに右に石標があり、おそらくその先あたりを右に行けば古い橋があるはずなのだが、見えなかった。危ないので今は渡って岩神コースには入れないらしい。そのまま少し進むと駐車場があり、二台ほど駐車されていた。右手に岩神コース入口の表示があるが、のっけから草がかぶっている。

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 さて、どうなることかと思いながら岩神コースに入る。といきなり足を取られて転ぶ。草で見えない穴があったようだ。最初からこれだよと思いながらそこからは足元を慎重に探りながら進む。危ない感じだったが、少し進むとまともな踏み跡になっている。しかし、草は多めである。沢沿いにしばらく進むが、やはり道はかなり怪しい。進むと左から尾根が降りてきている感じの所に出て、ふと見ると右にもうすっかり苔むした小さな橋があるのが見えた。奥がヤブになっていて、橋を渡ってももう進めない状態になっているようだった。

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 そこからは踏み跡が少し分かりやすくなったのでホッとする。

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 少し進んで登ると左に進むが、平な感じの所になる。奥にテープが見え、そこに進むと下はわずかに水が流れる感じの場所である。そのあたりで踏み跡がかなり分からなくなる。あたりを見回すと右手にテープが見えたが、一見、踏み跡などありそうもない感じに見える。泥と草でよく分からないところをそちらに向かって進むとなんとか踏み跡の続きが見つかる。このあたりはかなり厳しい。その先へ行くと普通に踏み跡が続いているように見えて問題なく進んでいく。やっぱり分かりにくい道である。緩やかな道を進んでいく。しばらくは踏み跡が分かりやすかったが、やがて灌木が邪魔する道となる。漕ぐほどではないものの、下にある道を外さないように進んでいく。少し進むとまた踏み跡が分かりやすくなり、緩やかに登っていった。

 しばらく進んでいくと先に何かいる、と思ってよく見るとカモシカである。こちらとまともに目があった。自分は何度かカモシカに会ったことがあるが、今までは近づくと大抵ゆっくりと逃げてくれた。今回もそうなると期待していたが、近づいてもどいてくれない。お願いだからどいてよ~、と声を出したり、手を振ったりしてみるが、何やってんだよ、みたいな顔で動じない。横にある草を食べたりしている。さすがにどいてくれない所を無理に近づいて蹴とばされたり、ツノで突進されたりしたら大けが、間違えれば死ぬかもしれない。こりゃ撤退か?どうするか思案する。そうだ、動いてくれないのであれば、巻けばいいじゃないか、とひらめいた。熊だったら逃げるしかないが、さすがにカモシカならば危害を加えなければ襲ってくることはないだろうと思う。上を見てみるが、木の多い急斜面でとても登るのは無理である。下はと見ると斜面になっていて、ちょっと厳しいが、なんとか進めなくはなさそうだ。もうこれしかないと斜面を右斜めに少し降りる。木を掴んで左に進む。ふと見上げたら、さきほどのカモシカがこちらを覗いていて、また目があった。襲ってこないでくれよと思いながらそのまま先へ進む。気配はなかったが、数歩進んだ所で左上を見るともうカモシカの姿は音もなく消えていた。これなら大丈夫だろうと右上に這い上がろうとするが、やはり木が多く、斜面もきついので厳しかった。なんとか登山道に這い上がるともうカモシカの姿は全く見えなかった。

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 先へ進むが、念のためにたまに数回後ろを振り返る。しかし、カモシカの姿が見えることはなかった。良かったこれで大丈夫だろう。安心して道を進む。樹林の中を進んでいくと右下に林道が見えた。道標があり、来た方に幕井貯水池、先に岩神コース(難路)と記載されていた。おそらくそこで林道に降りれば小松沢観音の方に行くのだろうが、とてもそんな余裕はない。のっけからまた枝藪のかかる道というより踏み跡を登る。進むと左右に曲がりながら登っていく踏み跡になる。ふと右下を見ると観音のものかどうか屋根のある小屋のようなものが見えた。曲がりながら登っていく。しばらくきつい登りをこなすと岩神三所権現跡という道標が立っていた。

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 右にわずかなスペースがあるだけで岩場があるくらいだった。そこからはさらに踏み跡が細く、怪しくなったが、なんとか続いている。岩場にロープが垂れていて、それを登ったりする。かなり斜度があり、息も上がる。その上、日差しが照り付けてちょっと暑くなる。さきほどまでの雲は上がったような気配である。天気は良くなりそうだが、今日もそれなりに暑くなるのだろうか。やはり何度も曲がりながら踏み跡を外さないように登っていく。そんな登りがしばらく続き、ようやく一段落した所に木に板が付けられている。読めなくなっていたが、先にももう一枚あり、そちらは幕井貯水池などを示しているものだった。上から降りてくると少し曲がっているので間違わないように付けられたものだろう。

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 少し斜度が緩んだ登りになるが、まだまだ登らされる。その上、蜘蛛の巣攻撃が始まる。山にいる小さいやつなので顔とか手に当たらない限りはそれほど影響はないが、結構多かった。こんな所を登るやつは滅多にいないだろうから、まあ、これも当然なのだろう。枝藪も多く、ルートファインディングまでは必要ないものの、道を外さないように気を付ける。大きな倒木もあり、乗り越えるのにちょっと力を入れる必要のある所もあった。そんな踏み跡を登っていくとようやく岩神山に登り着いた。古い山名柱が立っている。ヤブ山である。

 先に進む。やはり先もまたヤブっぽい道が続く。かなり枝藪が濃い所もあるが、なんとか踏み跡は続いている。それを辿ってひたすら進んでいく。だいぶ進んで登ると「貉頭」と書かれた標柱を見る。

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 近くには岩が少しあるくらいで、なぜこのような名称が付けられたのかよく分からない。左手に進むが、まさに踏み跡の感じになり、道を追うのに必至になる。倒木もあって邪魔されたりするし、ヤブも多い中を左に右にと踏み跡は曲がっているので注意しながら進む。なかなか骨の折れる道である。気温も上がってきたようで少し暑い。そろそろ追立山だと思うが、また少しヤブが濃かった。なんとか進んでいくと急にヤブから出て追立山に着く。山名板はもうほとんど読めない感じになっていた。下には三角点がある。三等三角点のようである。

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 水を飲んで先へ進む。わずかな間ヤブが少なく、このあたりはヤブが少ないのかなと思って進んでいくと緩やかに下る。するとまたヤブが出てきた。急に左手が開けた所に出る。

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 立ち止まって見ると先に見えているのが甑岳だろうか。右から回り込んで登るのだろうけど、随分遠いなという感じである。そこから尾根が分かれているように見えたので地図で確認すると右に進むのが正解だろう。右に進むがやはりヤブっぽい道が続く。さきほどよりも枝藪が濃くなる。足元も見えない所があり、少し慎重に進まないといけない所もあった。進んでいくと急に下りになるが、枝藪が下を隠しているので吃驚した。枝藪を払いのけるとロープが付いている急降下になっていた。ロープを掴んで降りる。その先もまたヤブである。しばらく進んでいくとやはりヤブ道が続く。薄い所もあるが、このあたりはそれなりにある。直進することが多いので、あまりルートを探す必要はないが、心配になってくる。やがてかなりの濃さのヤブの道になる。これはさすがに閉口する。早く抜けてくれと思いながら下の踏み跡を外さないよう、ヤブの中をかき分けながら進むとようやくそこを通過できた。

2025092812(通ったヤブ道を振り返った所。)

 振り返るとパッと見はとても道があるように見えない。先は樹林の中であまりヤブがなかったので一安心。しばらく登ると道標の立っているヤブのない場所に出た。

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 そこがハチカ沢コース分岐、右下に向かってよい道が続いているのが見えた。こちらは普通に歩かれている道のようだ。難所を抜けてホッとする。そこからは普通の登山道という感じになってヤブもなく、安心して歩ける道となった。比較的緩やかなアップダウンだが、長い道である。やがて八ノ坂という標柱の所から急登が始まる。ロープの付いた急登をこなすと終わったかと思ったが、少し先に再びロープの付いた急な登りとなった。やはりそれなりに登らされるなと思いながら登っていく。さらにまた先へ進んでいくと今度は「苦楽の坂」と書かれた標柱を見る。青い感じのパイプみたいなものが埋め込まれた階段になっていて急登である。それをこなして登ると右側が開けている展望の良い場所に出る。

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 見晴し台という標柱が立っているところからは、なんとなく見覚えのある船形連峰などの山が見えた。右後ろも眺めが広がっていて、遠くの街並みなども見ることができた。

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 先に進んで登るとそんなに遠くはなく、分岐の手前に出て、先に標柱が見え、そこに降りると分岐だった。

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 さて、まだここから山頂までは一時間くらいかかるので、まだまだ登らされるはずである。先へ進み、やはり登りになる。随分天気が良くなり、青空が気持ち良い。しかし、日差しが照り付けるところが多そうな道なので、持ってきた長袖のクールシャツに着替えた。風があまりないのでそんなに気持ちがよい訳ではないが、多少は違うはずである。先に進むとやはり少し日が差すところが多かった。まあ、この時期なので日差しは夏ほどは強くないのが多少マシではあるが、それでも、それなりには暑い。しばらく進むと足元に小さなママコナが咲いていた。

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 さらに進むと翁松という標柱がある。後ろにある木が松なのかと思ったが、松には思えなかった。山頂まで900mらしい。

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 しばらく進むと先にようやく甑山の山頂部と思われる山が見えてくる。まだそれなりに高いが、随分近くなってきた。一人降りてくる人に会った。先へ行くと徳内坂という標柱がある。

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 そこからもそれなりの登り、きついというほどではないものの、しっかりと登りである。このあたりまで登ってくるとやはり昨日の瀧山と同様にわずかに葉が色づいていた。

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さらに登ると左側が開けてきれいに見えるところがある。歩いてきた村山駅からの市街地がよく見えた。

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 先に進み、しばらく登っていくと広い場所に着いた。そこが山頂広場のようだ。女性二人が眺めを楽しんでいた。自分は水だけ飲んで三角点へ向かう。後でここで昼食にすることにしよう。

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 細い道はもうきつい登りはなく、緩やかに進んでいく。先にこんもりした所が見える。あそこに三角点があるのだろう。少し先でまた一人戻ってきた人に会った。先へしばらく進むと左に道が分かれている。こちらからも下山できるようだが、駅が遠いようだ。もう少し先へ緩やかに登って進んでいく。左手に進んでから右に曲がると三角点があった。

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 周りは木などに囲まれていて眺めはない。写真を撮って戻ることにする。

 往路をしばらく戻る。特に来る人もない。淡々と戻って山頂広場に出るとさきほど三角点に向かう時に会った人が休んでいるだけだった。自分も石に座り込んで昼食にする。コンビニで買ったパンだが、これは美味しいもので満足だった。さて、再び来ることもないであろう。ゆっくりとあたりの眺めを楽しんでから下山にかかることにする。まだ11時過ぎ、だいぶ余裕のある時間である。下山した後は山形駅の近くの以前に立ち寄った温泉に行こうかと思っていたが、この時間なら駅からかなり遠い温泉に歩いて立ち寄ってみようと思う。

☆下山

 山頂から下りに入るとやはりそれなりに登ってきたのだなと思う。しかし、体も軽くなった感じ、どんどん下っていく。先の方から鈴の音が聞こえて、さきほど山頂広場で休んでいた人が先に下り始めたので、その人だろうと思う。下っていくと追いついたのでパスさせてもらって先へ下る。徳内坂の表示を見て先へ行き、どんどん下っていく。さきほど行きに山頂部が見えた所に辿りつき、振り返る。最後の山頂部の眺めを楽しみ、再び下り始めた。下っていくと樹林の中に入った所で、こんな所下ったかなとちょっと不安になったが、自分の記憶から抜けていただけで先に進んだら見た覚えのある所を通ったので問題なかった。さらに進むと分岐に出た。

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 水を飲んで右の道を下りに入る。緩やかに下って行く感じ、思ったよりも歩きやすい。やはりこちらを往復する方が一般的だなと思う。しばらく下るとサラシナショウマがよく咲いていた。その先はちょっとうす暗い樹林に入る。しばらく進んで右へ行き、左に行くと栗平へようこそという表示を見る。先に進むと再び下りになるが、杉林の中をどんどんと下っていく。比較的緩やかな下りである。途中で一人登ってきた人に会った。タマゴダケと思われる真っ赤なキノコが生えていた。

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 さらに下っていくと少し急な所もある下りとなる。プラスチック階段も埋め込まれている。どんどん下ると標柱のある所に下りついた。見ると馬立沼と書かれている。近そうなので行ってみることにする。踏み跡のような細い道を数分登ると樹林の合間から少し沼が見えた。わざわざ近くまで行く気にはならなかったので、戻ることにする。

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 再び道を下っていく。少し下ったあたりに踏み跡が分かれている所があった。どちらに行けば良いのか少し迷う。しかし、右は下に棒のようなものがあり、左の方がよさそうだ。左の踏み跡を選択して下るとそのまま道は続いていて、問題なかったようだ。途中でまだ登って来る女性二人に会う。この時間からだと山頂は14時近くなりそうだが、車で登山口まで来ているのだろうし、この天気なら大丈夫であろう。急な下りがしばらく続いたが、やがて沢音が聞こえてきて、沢が流れている所に出る。苔蒸したベンチも置かれていた。ザックを置いて顔を洗うと冷たい水だった。水は登山道が橋になっているのか、下を流れている形になっていた。

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 その先へ下っていくが、何度か水の流れを横断する。水が豊富な谷のようである。途中には右手にパイプから水が出ている所があった。手で掬って飲むと天然の水だった。だいぶ下ってきたなという感じになってきたが、それなりにまだ下りは続く。やがて再び沢音が聞こえて左に谷が出てくると橋が下に見えた。近づくと木橋だが、それなりにはしっかりしていそうである。それを渡れば、もう林道だった。ここが幕井登山口であろう。

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 林道を下っていく。しばらく下ると一台車が止まっていた。林道歩きはやはり長く感じる。単調で面白くもない。ひたすら林道を歩いていくと行きに車の止まっていた駐車場に着くが、もう車は二台ともいなくなっていた。左の岩神コースの入口を見るとよく歩いたなという気になった。

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 さて、先へ進み、樹林から出る。先の方に大きな山が見える。葉山らしい。たぶんバスでは行けない山でタクシー利用になるが、駅からかなり遠い山である。行くようなことが果たしてあるだろうか。

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 スマホで温泉の場所を確認すると車なら10数分である。しかし、歩くと相当な距離がありそうだ。まあ、まだお昼過ぎ、なんとかなるだろうとまずは村山駅に向かって往路を歩く。やはりかんかん照りなので長袖で良かった。わずかに風があると秋の気配だけはあるが。延々と往路を戻り、村山駅近くの大きな道で左に曲がって進む。少し歩いた所から左を見ると甑岳が大きかった。さきほどまであの山頂にいたのだなと思うと感慨深かった。

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 歩道を歩いていくが、やはり遠い。しばらく歩いた所から右に曲がり、次の道を左に折れて歩いていく。市民バスのバス停が途中にあった。平日であればバスがあるようだが、土日はもちろん運休である。普通なら駅からタクシーに乗るのだろうなと思いながらもひたすら歩く。やがて東根市に入る。こちらは山形付近のバス会社のバス停があるが、これも平日のみである。病院などへ行く高齢者が乗るだけだろうから、仕方ないことだ。随分歩くと左に病院を見る。近くのバス停からは仙台行きのバスが出ているようだった。さらに先へ行く。やっと目当ての東根温泉のオオタ湯があった。

 入浴する。熱いお湯でさっぱりした。しかし、ここから駅までがまた遠い。おそらく東根駅の方が近いと思われるが、新幹線は止まらないので本数が少なくなる。やはり村山駅に戻る方が良さそうである。ということで、歩き出す。やはり随分遠いが、さきほど歩いた道なので行きほどには感じなかった。それでもやっとのことで駅近くの交差点を曲がり、駅に着く。もう雲が出ていたようであった。駅に入ると残念ながらちょうど普通列車が行ったところ。これならば東根駅に出た方が良かったかな。次の新幹線までは1時間待ちとなった。山形駅に出る。物欲が出て、お土産などをたくさん買い込んでしまった。寿司とお酒を買って車内で打ち上げ。やはり10月直前のせいか、隣に人が来ることはなく、ゆったりできた。

 

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コメント

リブルさんこんばんは。
またまたすごいところを歩かれたのですね。
カモシカもかなり大きいからそんなところで出会ったら、私なら逃げて帰りそうです。
黒いから一瞬熊かと見間違えません?熊には遭遇したくないけど、こればかりは運ですからねぇ・・・

岩神コースはヤブなんですか!
私はよく山形へ行くときに「やまがた山」というサイトを見て、登れそうなところを探すのですが、
甑岳のページにも距離は長いとは書いてありましたがルート紹介もありそんなに大変とは思いませんでした。
自分にはとても歩けそうもない山でしたね、ちゃんと調べないと、と勉強になりました。

cyu2さん、こんにちは。

すごくはないですけど、やはり難路、道も怪しい所があり、ヤブありとこの手の道を歩いた経験がないと少し厳しい道だと思います。とは言え、実際にルート探索したのはそんなに多くはなく、上はヤブとの闘いでしたが。ちなみにそんなヤブの中に大きなジョロウグモの巣もあって、下くぐったりもしました。

カモシカは髭が長くて白く、髭おやじみたいな感じでした。滅多に人に会わないから興味を持ったのか、それとも自分がいる方に行きたかったのかもしれません。

事前にネットで調べておきましたが、やはり岩神コースは敬遠する人が多くて、自分が下山した道を往復する人が多いようです。そちらの往復なら、道も良いので問題なく歩けますよ。

駅から歩くと道路もそれなりに登り道なので、行きだけでもタクシーを使えば短くなります。.自分が歩いて30分で着きましたから、タクシー乗っても2000円くらいで行けるのではないでしょうか。天気の良い日にどうぞ。

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